かかとおとしのK-1アウォーズ MAX編
年末の大イベントWGP決勝戦も終わり、あとはダイナマイトでお茶を濁すのみとなった日本格闘界ですが、今日は
「輝け! かかとおとしのK-1アウォーズ2008」。
前半はMAX編です。
この企画が終わったら、次は今年一年間を振り返ってみることにします。それまでお付き合いください。

<最優秀MAX外国人選手> アルトゥール・キシェンコ

まず、外国人選手で最も活躍したと思われるのは、アルトゥール・キシェンコ選手。魔裟斗vs佐藤の影に隠れましたが、アンディ・サワーを下した実績は欧州でも評価されています。
決勝戦の魔裟斗戦でも歴史に残る死闘を繰り広げており決してスパッツが禁止されたから勝ったとは思いません。いまさらですが判定のことを言えば、かかとおとし的には今年の優勝はキシェンコだと思っています。

<最優秀MAX日本人選手> 魔裟斗

MAXにこの部門は必要かどうか迷いますが、あえて選定すれば彼をおいて他にないでしょう。
体型や顔つきは日本人ですが、日本人離れした打たれ強さ。そして、ハングリー精神はMAXでも際立っています。さすが「MAXの王様」です。佐藤戦で魅せた凄みは、MAX7年の歴史のハイライトとも言えるものでした。
また、解説者としてWGPシリーズに呼ばれることも多くなり、それがまた好評です。

<最優秀MAX初登場選手> 城戸康裕

新人王は文句なく、城戸でしょう。イム・チビン戦、HAYATO戦他、安定した試合をすることができる選手です。もう少し精神的に強くなれば、もっと上を目指せるのかも知れませんが、MAXの上位陣の壁は厚いのであと数年は必要でしょうね。
あの佐藤とて、王者経験者に勝つまでにあれだけの時間を費やしたのですから。

<MAXベストKO勝利> 佐藤嘉洋(VSブアカーオ・ポー.プラムック)

この試合はMAX史上に残る番狂わせとして、後世に語り継がれることでしょう
決勝戦の注目度が増したのも、佐藤のこの試合の影響だからです。
あの難攻不落のブアカーオがゆっくりと倒れ行く様は、一つの時代の節目を感じさせました。
格闘技以外にも才能を見せる2009年の佐藤嘉洋には、要注目です。

<MAXベストバウト> 魔裟斗vs佐藤嘉洋

あらゆる意味でこの試合に2008年のMAXは集約されていたのでしょう。男と男の生きる様が交差する特異点だったと思います。試合内容については、いまさら語るまでもないので割愛しますが、日本人同士の試合がK-1の歴史でこれほどまでに重要な意味を持ったということ自体が始めてのことだったと考えます。特にMAXは欧州人気が高いので、オランダに魔裟斗・佐藤が登場すれば凄い反響になるんじゃないでしょうか? MAX海外進出も視野に入っている2009年。「日本発」の格闘技の意味を改めて考えさせられる名勝負でした。

<MAX編総評>

TBSとFEGが共同主催する格闘技は、MAX、DREAM、K-1甲子園、Dynamite!!の4種類あります。テレビコンテンツとしての格闘技の優位性が崩れる中、このままこの中の「すべてが生き残っていく」と考えるほうが無理がある。悲観的な考え方ですが、そんなことを考えてしまいます。
MAXは70キロ限定の格闘イベントという非常に特殊なものです。ボクシングのような細かすぎて伝わらない階級制度を持たないK-1ですから仕方ないのですが、時代のスターが常に70キロから出るとは限らない。第2の魔裟斗が出てきたとしても、その男が70キロではないかもしれない。
そんな時に、MAXはどういう道を歩むのか。60キロという新しい試みがスタートしたのも、そうした未来への不安を少しでも緩衝したいという意思の表れでしょう。また、K-1甲子園もMAXの日本人のレベルを少しでも上げるために、格闘技の才能を持つ10代に格闘技を続けさせるための動機を与えるのが目的です。
こうした企業側の様々なリスク回避策が実を結び、MAXが魔裟斗後も続いていくことを願っております

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by the_kakato_otoshi | 2008-12-15 11:37 | K-1

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