ピーター・アーツ、辞める気ゼロ。「20回目のグランプリに出場する! 4度目の優勝を勝ち取る覚悟だ!」
衰えぬ闘志。
覚めぬ熱狂。

K-1戦士として17年目(!)を迎える「生ける伝説」ピーター・アーツが、K-1について、そして自身について様々なことを語りました。
インタビュアーは、アメリカの格闘技サイトです。インタビュー時期は去年だと思われます。
長いので、多少抜き出します。

http://www.mat-magazine.com/mat/content/view/6434/2/
より。

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--K-1グランプリの後、調子はどうだい? 怪我はしていない?
「もちろん、結果には極めて失望した。だが、ラッキーなことに怪我はなかったんだ」

--2008ファイナルをどう評価できるかな? 負けた理由、リベンジの可能性はある?
「後から言っても仕方ないだろ。とにかく試合の瞬間、俺の心はどっか別のところにあった。全くキレがなかったし、積極性もなかった。まさしくそれが必要だったのにね。残念ながら、12月6日はそういう日だったんだ」
--
(中略)

--K-1グランプリ決勝戦、バダ・ハリvsボンヤスキー戦はどう思う?
「やはり、(あのまま戦い続けても)レミーは大差をつけて、ポイントで勝ったと思うよ。バダの行動の理由はわからないな。彼はいい選手だし、あんなことをする必要はなかったから、非常に残念だ。スポーツとしてK-1の周知理解はこれほど育ってきているし、あの瞬間まで決勝トーナメントはエキサイティングで面白かったのだから」

--あのダブルビジョンはシミュレーションであり、怪我などしていないと非難する人がいます。そして、勝利を「盗んだ」のだと。けれども、レミーはジャッジのカードによって勝利しました。もし、あなたがボンヤスキーであれば、戦い続けたか?
俺なら、戦い続ける……が、それが理論的な行動かどうかはわからないが……」

--バダ・ハリvsシュルトを想像してほしい。この試合はどうなる、そしてシュルトに勝つためにはバダはどうすればよい?
「誰にとっても、セーム・シュルトと戦うのは多くの問題を抱えることになる。簡単じゃない。もし、ボクシングを中心に戦えばバダ・ハリにもチャンスはあるだろう。そうしなければ、彼は負ける。ハリと戦うことになれば、シュルトはモチベーションが上がることだろう。なにしろ今年はグランプリファイナルの権利を失っているからね。間違えなく、激しい試合になる」

--レミーとバダのリマッチならば?
「わからんね。ワンマッチであれば、違った結果もあるだろう

--これまでのキャリアで、最も忘れられない試合は?
アンディ・フグとの勝負の思い出は、未だに俺を熱くさせるんだ

--リマッチについて語ろうか。ベテランファイターとの対戦なら、誰とリマッチをやりたい?
「ふ~む。もう、K-1にベテランはほとんどいなくなったからなぁ。俺にとっちゃ、みんな新しい選手だよ

(中略)

--ウォッカがアルコールの中で最も好きだという噂は本当?
「ガハハハハ。・・・・・・実は、本当なんだ。ウォッカは大好きさ

--以前のインタビューでは、あと3、4年は戦えるということを言っていたけど、それはまだ変らない? トレーナーへの転進を考えたことは?
「俺の契約は、あと1年半で切れる。そのときにより良い方向を考えるつもりだが、俺はさらに2年間契約を延長するつもりなんだ。俺は、20回目のK-1グランプリファイナルの場に立ちたい。1993年から絶えることなく、8人のファイナリストとして参加している。絶対に4度目の優勝を勝ち取る覚悟だ」

--K-1選手は多くがオランダから出ているけど、あなたの友人はその中にいるのかい? そして、誰を尊敬している?
「そうだな。ステファン・レコ、ジェロム・レ・バンナ、ハリッド“ディ・ファウスト”、それからレイ・セフォーは友人だね。そして俺は、すべての選手を尊敬しているんだ」

--これまで起ったバックステージでの裏話とかあれば教えてくれない?
「これってことはないんだが、昔はもっとリラックスした空気があったんだよ。みんなでジョークを言い合っていた、雰囲気がね。・・・・・・今は状況が違うよ。大きなビジネスになったんだ」

--若い選手について、どう見ている?
スポーン、サキ、ジマーマンはこれからのK-1のビッグネームになるね」

--チームアーツのメンバーでこれからスターになっていく選手はいる? ムラッド・ボウジディとか? リコ・ヴァーホーベンやヘスディ・ガルジェスのようなまだ知られていない野心的なファイターについてはどう思う?
「最近、俺はトム・ハーリックの元で練習を始めたんだ。そこで、ガルジェスとはスパーリングをするつもりだ。よくは知らないんだが、凄い才能を秘めていると聞くよ。彼には未来が有り、K-1は新しい選手を必要としている」 

--タイロン・スポーンというスターが現れたけど、彼は下の階級から体重を上げてきている。
スポーンにヘビー級でチャンスはあるのかな?
「スポーンには大いなる才能がある。まずは新しい階級に慣れないといけないが、偉大なファイターになる可能性をもっていることは、疑いの余地がない

--ボブ・サップや他の巨人選手がはびこっていたK-1についての個人的な見解を聞きたいな。K-1は現在、それらを排除しているように見えるのだが。
「個人的には、このようなK-1の変革を好ましく思う。戦うこととは関係ないが、(巨人選手によるエンターテイメント志向は)グローバルな視点から見て、K-1の評判を損なうだけだった。だが今、K-1は別の方向に向かっており、俺はそれを歓迎しているんだ

--ミスター・アーツ。またお話できて嬉しかった。次の試合でも頑張って。

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今、オランダでは、K-1ルールの興行でアムステルダムアリーナに2万人を毎年集めるようになり、そして、K-1を超えるプロモーションを目指す「It's Showtime」というイベントがあります。
これは、アーツなくしては出来なかったことだと思います。

読んでいて、「アンディ・フグとの勝負の思い出は、未だに俺を熱くさせるんだ」という言葉に、危うく落涙しかけました(笑)。危ねえ危ねえ。

そして、20回目のグランプリに出場し、4度目の優勝を成し遂げるという大目標。
伝説は、過去のものではなく、これからも積み上げていくのです


にしても・・・・・・やっぱあんたすげえよ。


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by the_kakato_otoshi | 2009-01-31 11:52 | K-1

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