K-1 WORLD MAX 2009 日本代表決定T を選手別に評価してみる。
かかとおとしももう4年目なんで、
自分的にマンネリ化を免れるためにいろいろやってみたいと思ってます。
17年目のK-1はさぞかし苦労が多いでしょう。(比べるなバカ)

さて、スーパーファイトは結果しか知らないので語れないのですが、昨日テレビに出た選手についてイタリアのスポーツ新聞のように採点と個別の評価を。今年から全大会やります。
得票はブログ主の独断で。得点は10点満点。

1)長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾) 採点:9.0

K-1に新風を吹き込んだ功績は大きく、いわゆる「格闘ヲタ」の内なる世界から飛び出したパフォーマンスは秀逸。コスプレイヤーとしての矜持を試合で見せ、敗戦後一瞬映った号泣する映像で多くの共感を呼び込みました。
戦い方は荒削りですが、魔裟斗、谷川氏にも好評の「縦拳」や、打った後に止まらないパンチの回転力は魅力です。下手にキックボクシングを覚えず、今の感じで戦ったほうがいいと思います。
私が心配なのは、必要以上に注目されてしまい、中途半端な状態で強豪との試合を組まされたりすることです。
見たい選手だけど、しばらくはもう少し小さなキックの大会で「勝ち」と「価値」を積み重ねたほうがいいです。

・・・・・・ただ、そうはならないだろうな。
FEGお得意のダイナマイトでMMAをやらせるような馬鹿げたことをしないことを祈ります。いくらスター不在のDREAMが視聴率要員に頼んできても、少なくとも年内は断るべきです。
一部の格闘ファンはMMAとK-1異種格闘技戦を「殻から飛び出すこと」と考えている節がありますが、それは結局格闘村内部での話であって、全く殻から飛び出すことには当てはまりません。そんなことでは格闘技の普及には決して寄与しないのです。K-1がK-1であり続けることが、格闘技の普及に貢献できる唯一の道と思います。MMAとの交流は傍流の範囲でよいのです。

頼むよ。谷川さん。

2)HAYATO(フューチャートライブ) 採点:5.0

HAYATOはつまらない小細工に出ず、打ち合いに応じて長島を輝かせました。
確かに、負けはしたし、惨敗ともいえる内容ですが、彼なりに男を見せたと思います。プギャーとは言わなかったですね。

3)TATSUJI(アイアンアックス) 採点:3.5

何発もパンチを入れているのに、一向に相手には効いていない様子。
最後にダウンをもらってしまうあたり、集中力が持たなかった印象です。
判定になることはわかっていましたが、もう少し一発に重みがないと。。。。正直、レベル的には他の選手に比べて成長の跡が感じられませんでした。試合に説得力がない。2年連続で準優勝した強豪なんですが、これではもうK-1は呼んでくれませんよ。

4)山本優弥(青春塾) 採点:9.0

パンチもらいすぎ、意識飛び過ぎ、膝打たれすぎ
でも、感動した。優勝してれば、文句なしの10点だったんですけどね。
準決勝はラッキーな部分があったけど、1回戦は実力勝ちでしたからね。決勝戦はこれ以上ないほどに熱いファイトでした。ダメージが酷いと思いますが、小比類巻戦で見せた根性は凄い。
かかとおとし妻が今朝「山本をFINAL16には出してあげられないのか」と私に聞いてきました。そのくらいのインパクトはありましたよ。

山本については、昨日の感想でかなり書いてしまったので、ここで取り上げることは少ないのですが、やはり一夜にして評価を一変させ、話題になるという「K-1流トーナメント」本来の魅力ではないでしょうか。
だって、昨日の21時までの山本と、昨日の23時からの山本では、周囲の評価から、ファンの評価から、本当に一変したと思いますよ。

昨日ブログめぐりしていて、(私の場合、大会後は格闘技ファンのブログよりも一般の視聴者の素人の視点のブログしかほとんど読まないんですけど)あるボクシング関係者の記事でこの大会について書かれたものを見つけました。
「山本を見て、ボクシング業界に危機を持たない関係者は消えろ」
って。
著名選手の試合を多く放送することじゃなく、
名勝負の積み重ねだけが、格闘技を変えていくのですね

5)日菜太(湘南格闘クラブ) 採点:8.5

とはいえ、一番世界に近いのは、この湘南の大学生だと思いました。
ここまでキックを多用し、使いこなす選手はいないでしょう。もし、魔裟斗、佐藤、コヒ以外にもう一人だけ日本人を出してもいいなら、私は迷わずこの日菜太を推薦します。

まず、ハートが強い。普通ならカチカチになっていいはずの大舞台。1万人の客が見守る中、張り詰めた空気をしょっぱなから持ち込み、城戸を膠着させました。不必要な打ち合いに行ってダウンを取られなければ、骨折もしなかったでしょうが、そこはさすが王者・城戸としておきましょう。
先日のコメント欄には「サムゴーのよう」と書かれていましたが、K-1で言えば、かつて武田幸三vsブアカーオ戦でブアカーオが徹底的に左ミドルを打ち込み、武田の右を封じた試合を思い起こさせました。
日菜太の目標は、同じ年で世界第2位のアルトゥール・キシェンコだそうです。昨日の試合を見る限り、あながちただのハッタリではないでしょう。いずれ、2人は戦うときがくるような気がします。
将来に思いを馳せさせる選手ですね。

6)城戸康裕(谷山ジム) 採点:5.0

試合後のインタビューで、城戸は「この大会が大きなプレッシャー・ストレスになっていた。今は終わってホッしている」と述べました。魔裟斗が解説で言っていましたね・・・・・・「チャンスで前に出られない」と。
チャンスで前に出ないのはリスクを背負いたくないからです。圧倒的に自分の力が上回っており、リスクを取れない相手であれば、それでもいいのでしょうが、この日の対戦相手はリスクゼロで勝てる相手ではなかったのでは・・・・・・。と、素人考えではそう思えます。

おそらくは、周囲に連覇連覇と言われ、自分でもその気になっていたけど、いざ試合が始まると負けた時のことを考えての恐怖感がブワっと襲ってきたのではないでしょうか。想像ですけど。
去年はイケイケで負けても一切失うものはなかったのですが、2年目は敗戦で失うものが出来てしまった。これが、今回城戸が連覇できなかった最大の理由ではないかと思うのです。必要以上に守りに入り、カウンターでしか攻撃をかえせなかった消極性が、決定的に勝機を遠ざけたのでしょう。日菜太の骨折で、準決勝に進出したときには、右腕も使えなくなり、ハートも折れてましたからね。

7)小比類巻太信(BRAVI RAGAZZI) 採点:6.5

どうなんでしょうね。優勝したのは「結果」であって、内容的には「いつものコヒ」でしたね。変ったのは名前だけ
長島の職業は「コス」プレイヤーだけど、この男の得意技はアンディに「あいつ、ダッセェ!」と試合中に酷評された「コス」いクリンチ。いまじゃもうなかなかやる人もいないクリンチから後頭部を叩くセコい攻撃。城戸戦では相手がダウンした瞬間、サッカーボールキックに行く卑劣攻撃(ダウンした相手にワザと追い討ちをかける反則スレスレの行為で、コヒの得意技でもある)。
バダ・ハリのようなあからさまな反則ではないですが、いずれもK-1が是正しようと意欲を見せている行為をすべからく行っています。
そして、山本戦の3R、あの「油断」。最後のマイクでは「少しでもみんなに元気を与えられれば」という空気を読まない発言もプラスされ、果たしてこの男の優勝を喜んでいるK-1ファンってどのくらいいるんだろう? と、疑わざるを得ませんねぇ。

さらに言えば、一見様。つまり「自演乙がいるからK-1見た」とか、「裏番組で見るものなかったからK-1見た」っていう人たちに、「小比類巻が出るなら次も見よう」って、言わせる戦いをしたかね?
してないよ。

8)アンディ・オロゴン(ナイジェリア/チームオロゴン) 採点:4.0点

そもそも体重オーバーですからね。
猛省してほしいですけど、それ以上に対戦相手がツイてなかったですね。もっとノビノビ戦える相手のほうが、アンディの持ち味は生きるはずなんですけど。捨て台詞がよかった。
「コヒルイマキはK-1ルールに向いていない」
同感の人、手を上げて。ハーイ

番外)魔裟斗&谷川EP

この2人は仲がいいなぁ。ボケの谷川にツッコミの魔裟斗って感じで。
谷川EPはこれまで、高田本部長や石井元館長とコンビを組んできたわけですが、一番相性がいいような気がする。谷川EPのプロデューサーとしての主観発言を、魔裟斗が競技者視点の発言でフォローする感じがイイ。アンディ戦と山本戦では、その2人が揃いも揃ってコヒを酷評していたのには、かなり笑えました。

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by the_kakato_otoshi | 2009-02-24 14:09 | K-1

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