<トーナメント準々決勝>
イム・チビン vs クオン・ミンソク
キム・セギ vs シュ・エン
ノ・ジェギル(K.MAX) vs 渡辺雅和
イ・スファン vs ムングントスズ・ナンディンエルデン
<リザーブファイト>
オ・デュソク vs キム・ソンウク
<スーパーファイト>
チェ・ヨンス vs 我龍真吾
イ・チンジン vs TBA
優勝候補は昨年のアジアGP王者イム・チビンと、一昨年の王者イ・スファン。
チビンは元来下の階級の選手ですが、MAXに始めて上がった韓国人選手としてずっと活躍しています。開幕戦にも3度出場しており、魔裟斗、小比類巻、城戸と日本人選手に3連敗していますが、韓国内では有力選手です。
体格的にMAXに適しているのは、イ・スファンでしょう。180センチのMAX階級にしては大きな身体から繰り出される力強い攻撃で、先日もアルバート・クラウスに一歩も引けを取らない戦いを演じました。
この2人のどちらかが優勝すると思いますが、
侮れないのはアジア随一のブルファイターであるキム・セギでしょうか。カラコダをKOしたことで注目された選手で、技術よりもハート、どれだけダメージを受けてもガムシャラで最後まであきらめないタイプです。日本トーナメントで活躍した山本あたりと試合をすれば、名勝負必至ですね。
日本から参戦する渡辺雅和は全日本キックボクシングウェルター級6位の選手。
中国、モンゴルから一人ずつ参戦ですが、おそらくは主催者も良くわかってない選手でしょう。
モンゴルのムングントスズ・ナンディンエルデンは、何か早口言葉の類かと思いました。
参加選手のうち、イム・チビンとノ・ジェギル(K.MAX)については、韓国でのインタビューを翻訳したものをアップしておりますので、興味のある方は読んでみてください。深い内容のインタビューだと思います。
K-1アジア予選に挑む男たちの肖像
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日本代表、小比類巻。オランダ代表、リーロイ・ケストナー。アジア代表の座を掴むのは誰でしょうか??
そのリーロイ・ケストナーですが、この選手は実はアーツの元で練習しているらしいのです。
昨年はチームアーツのサロ・プレスティを送り込み、スティーブルマンズに圧殺されてしまった苦い経験をバネにして、アーツのMAX進出第2弾という感じでしょうか。
ただ、先日のオランダ予選のプロモーターはアーツ本人であり、
準々決勝で判定勝利した際には、最初ジャッジが対戦相手の勝利を宣告したあと、
しばらく中断があって、ケストナーに変更になったという事件があったそうです。
結果的に読み上げる際に間違えたということだったようなんですが、
一部オランダのファンの間では、アーツとそのジャッジの関係を指摘する人もいるらしく、
あまりスッキリしない結果ではあります。
これと似たようなことは記憶に新しく、昨年のMAX準決勝、魔裟斗vs佐藤戦において、
リングアナのボンバー氏が一瞬間を置いて判定結果を発表したことで、
一部のファンが判定への疑惑を口にしていましたね。
どこの国でもそういうことはありますが、
主催者は疑惑を持たれるようなミスは極力避けていかないとなりません。
「判定に文句があるならKOで勝てばいいんだ」と、どっかのバッドボーイなら言いそうですが(笑)。
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