これで、全予選が終了しました。
もうすぐ公式でアップされると思いますが、決勝あと「半歩」で敗れたイ・スファンの試合後のインタビューは悲愴なものですね。
キック人生を賭けて臨んだ試合、これだけの劇的な敗戦で大学卒業後どうするのかわかりませんが、試合直後は「こんな気持ちは生まれて初めて」「無条件でリベンジする」と宣言。
韓国代表のイム・チビンにエールはありますかという記者の質問には、全く無言だったようです。
よほど悔しかったのでしょうね。
チビンはもう6ラウンド戦っており、スファンは2ラウンドで決勝に上がっていました。すべての戦況はスファンに有利で、しかもダウンを2回奪った上での失神KO負け……無理もありません。
準決勝のキム・セギ戦で、膝を連続で3発打ってしまったものの、審判が反則を取らなかったというケチがつきましたが、決勝戦の逆転勝利でこのマイナスイメージを帳消し。
イム・チビンのコメントをまとめると、
「イ・スファンのリベンジ要求は、時が来れば応じる。世界大会では当然、優勝を狙うための練習のスケジュールを組む。トーナメントで一日3試合は地獄だが、MAX決勝戦は最大2試合だ」
と、本気で優勝を狙う考えを明らかにしました。
イム・チビンは4度目のベスト16出場。今年こそ、突破なるでしょうか。
さて、これでK-1MAXファイナル16は、
<カード発表済>
ブアカーオ(タイ)
アルバート・クラウス(オランダ)
佐藤嘉洋(日本)
ジョルジオ・ペトロシャン(イタリア)
アンドレ・ジダ(ブラジル)
長島☆自演乙☆雄一郎(日本)
ドラゴ(アルメニア)
アルビアー・リマ(カーボベルデ)
<予選勝者>
リーロイ・ケスナー(オランダ)
イム・チビン(韓国)
小比類巻太信(日本)
<実績上位>
アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ)
アンディ・サワー(オランダ)
以上13名はアクシデントでもない限り確定かと。
ということは、残り3名。
魔裟斗が出るのか出ないのかわかりませんが、
谷川氏のコメントなどなどから推測すると、、、、、
ジャヒド・オラド・アラフ(モロッコ) :谷川氏が候補として上げる
ムラット・ディレッキー(トルコ) :谷川氏が候補として上げる
魔裟斗(日本) :出場検討中
山本優弥(日本) :魔裟斗欠場時は出場か?
ザバール・アスカロフ(UAE) :谷川氏が候補として上げる
ニキー・”ザ・ナチュラル”・ホルツケン(オランダ) :谷川氏が候補として上げる
マーカス・エバーグ(スウェーデン) :昨年のK-1スウェーデン大会70キロ級トーナメント優勝
ユーリ・メス(オランダ) :昨年10月、小比類巻太信をKO。
のうちから3名かな?
難しいねえ。。。。
日本でのテレビ放送を考慮すると、魔裟斗は出場してほしいところでしょうが、無理やりモチベーションの低い状態では出ないでしょうし、現在のところはマラソン待ちの状態ですね。
今回MAXはカタールの有名テレビ局である「アルジャジーラ・スポーツ」などでも放送するので、中東の選手が必要になるかもしれません。そうなりますと、ザバール・アスカロフはかなり可能性が高いでしょう。
また、ドラゴを倒し「ショータイム」の70キロ王者になったディレッキーはぜひとも囲いたいところ。
イケメンで若くゴールデングローリーという後ろ盾があるホルツケン、日本代表決定Tで勇躍した山本、コヒをKOした「狂犬」メスも魅力的。
いや、難しいね。
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