魔裟斗の引退会見と、澤屋敷の引退示唆発言。
魔裟斗の引退会見について。

4月1日という報道する記事の信憑性が落ちる日にあえて会見を行った理由を聞きたいところですが、
魔裟斗が冗談で引退するとは言わないでしょうから、本当に引退するのでしょう。

思えば、最近長島☆自演乙☆雄一郎選手が「自己プロデュース」という言葉を使って多方面で活躍していますが、この魔裟斗選手ほど「自己プロデュース」に長けた男はいないでしょうね。
自分を印象付けることを常に忘れない。常に客を意識した発言とパフォーマンスと、その一方でWGPシリーズでの的確な解説振りも評価されています。

会見では4月にHIROYAとエキジビジョンマッチ。7月に武道館で1戦。そして12月のダイナマイトで引退試合をするとのことです。
12月のダイナマイトは今年のMAXのチャンピオンとできれば5ラウンドで完全決着をつけたいとのこと。

これが、魔裟斗と谷川EPが交渉を重ねて得た結論なんでしょう。

7月の武道館での試合は、MMAの川尻という話が出ていますが、貴重な魔裟斗の試合の一つをそんな結果のわかりきった相手に使ってしまうのはもったいない気がします。
スポーツ選手としての格が魔裟斗と川尻では違いすぎる。知名度不足の感もあるDREAMの選手を出して少しでも知名度を上げたいFEG側の思惑も見て取れますし、そもそも誰も知らないようなMMAの選手が天下の魔裟斗に対戦要求なんて分不相応。日本代表決定Tで城戸と日菜太とコヒを倒して優勝したというならまだしも、下り坂のキックボクサー一人倒した程度で何を……。
MMAファイターを相手にするなら、山本KIDクラスの大物が相応しいでしょう。

7月はともかく、12月はMAX王者と対戦ということで、非常に楽しみです。これで今年のトーナメントには「ロード・トゥ・マサト」という合言葉が出来ましたね。
佐藤嘉洋はこれが魔裟斗と戦う最後のチャンスになるでしょうから、是が非でも優勝したいでしょう。。。
でも、個人的には魔裟斗が最もこだわっていたアンディ・サワーと3分5ラウンドが見たいです。

あと2試合しかできないというのなら、佐藤嘉洋とサワーの2人と試合をして欲しいというのが、自分の偽らざる気持ちです。
ただ、まぁ日本人の格闘ファンが川尻戦を見たいというのなら、それはそれで仕方ないでしょう(泣)。大変もったいなかったという気持ちだけが残ると思いますよ。

魔裟斗は今後K-1に関わる仕事をするのでしょうか?

以前から私は「魔裟斗プロデューサー待望論」を唱えています。ぜひとも谷川EPは後進に道を譲ってとりあえずの院政を敷いてもらい、魔裟斗選手を口説き落として表に据えて欲しいと思っています。
これだけ「自己プロデュース」能力が高い男が、果たして他人やイベントをプロデュースする立場になったときにどれだけの仕事ができるのか? それがすごく気になります。

いずれにしても、MAXにとっては一大転換期を迎えることになります。日菜太、自演乙のような新しいスター候補生も入ってきていますし、魔裟斗抜きでも盛り上げていけるような環境を整えていってほしいと思っています。


さて、WGPに目を移しますが、相変わらず年間スケジュールが発表されません。
谷川EPが口にした限りではスウェーデンGPと日本GP、アジアGPを行うようなことを言っていましたが、まだまだわかりません。
そんな中、先日グラウベにKO負けを喫した澤屋敷が試合後に引退を示唆するコメントを発しました。

確かに、ここ最近の澤屋敷はダウンが多く、グラウベ戦も危ない負け方をしていました。
バンナに勝ってしまったことで、過度の期待を受け、さらに日本人最強決定戦で藤本祐介をあっさり倒してしまったものだから完全にエースとして扱われるようになってしまいました。
しかし、アーツの壁に跳ね返されてからわ武蔵、モロサヌ、バンナ、グラウベと連敗街道。ダウンを奪われるシーンが多くなりました。

谷川EPはグラウベ戦を次に繋がると評価していましたが、私は全くの逆の意見です。いまの状態でこれ以上試合をしても難しいと思います。理由は経験です。WGPに出場するほかの選手に比べて、経験が少なすぎます。前田会長の作戦は確かに毎度核心を突いているのですが、経験を積んでいないので遂行しきれていない印象を受けるのです。
K-1初登場を果たしたタイロン・スポーンは23歳ですでに80戦以上もしていました。アンディ・サワーも20代半ばにしてすでに100戦の戦績を誇っています。こうした人間離れした猛者を相手にしなくてはならないK-1の世界で、一度負のスパイラルに陥った状況から抜け出すのは厳しいと思います。

もし、まだ本人が続けるのであれば、J-NETやK-1ジャパンGPのような舞台で、怪物じゃない人間を相手に経験を積んで欲しいと願います。人間相手に戦績を残し、そしてまた怪物退治に挑んでほしいです。


K-1を担ってきた男と、K-1を担いそうになった男の「散り際」にまつわる話でした。


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by the_kakato_otoshi | 2009-04-02 10:53 | K-1

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