山本優弥繰り上がりで、イム・チビン不敵に笑う? 8試合を読む ~K-1 MAX Final16~
日本王者にまでなったボクサーが滝に打たれていて、事故で滝つぼに落ちて亡くなったという信じがたいニュースが。
そもそも、ボクサーって滝に打たれるんですね。
空手ってイメージありますけど。。。。


いよいよ、K-1 WORLD MAX 2009 World Championship Tournament FINAL16まで1週間をきりました。今回もWGP横浜大会同様予想GPを行いたいと思いますが、その前に今大会の見所をチェックしていきたいと思います。

■K-1 WORLD MAX 2009 World Championship Tournament FINAL16
4月21日(火) マリンメッセ福岡 開場16:00 開始18:00


<FINAL16/K-1ルール/3分3R延長1R>
山本優弥(日本/青春塾) 2009年日本代表決定トーナメント準優勝
イム・チビン(韓国/KHANジム) 2006年・2008年・2009年MAXアジアGP優勝


欠場の小比類巻に代わってFINAL16の権利を得た山本優弥。本人も喜んでいるでしょうが、一番喜んでいるのは対戦相手のイム・チビンに違いありません。韓国紙のインタビューに「一度勝っている相手。今回も準備すれば勝てる」と答えています。
イム・チビンは小柄で、本来は60~65キロで戦っていてもいい選手。MAXが出来たことで増量して70キロ級に挑戦してきました。

韓国内ではイ・スファンに並ぶ強さを持っているものの、日本では魔裟斗、コヒ、城戸と日本人相手に勝ち星ナシ。今回で4度目の挑戦になります。これまでの相手に比べると、山本は体格的にも差がなく、チビンにとってはやりやすい相手ではないかと思われるのです。格闘技がブームになり、日本型の興行が行われるようになったのはここ数年の韓国は選手層が少なく、スパーリングパートナーもいない環境の中で、イム・チビンは一人韓国のキックを背負って戦ってきました。その執念が、アジアGP決勝でのあの劇的なKOに繋がったのでしょうね。

試合の見所ですが、2人とも根性を売りにしたファイター。日韓の意地の張り合いが期待できそうです。

<FINAL16/K-1ルール/3分3R延長1R>
佐藤嘉洋(日本/フルキャスト/名古屋JKファクトリー) 2006年・2007年日本代表決定T優勝
ドラゴ(アルメニア/チームSHOW TIME) 2006年MAX決勝戦第3位


あれだけ昔騒いでいた海外キックヲタが最近めっきり静かになってしまい、コアなファンからも見放されぎみのドラゴ。それもそのはず、昨年は8戦4勝と勝率が5割に落ち込んでしまったからです。今年に入ってディレッキーにも敗れ、負けが混んでいます。
その原因は毎年10戦近くするという、連戦に継ぐ連戦による疲労、それからKO負けを何度かもらったことによって打たれ弱くなってきたことが挙げられています。しかし、我流とも言える変則的な戦い方は健在で、一発の強さは失われていません。

対戦相手の佐藤嘉洋は魔裟斗へのリベンジの権利を得るために負けられない戦いになっています。
残念ながらコヒとの「次世代日本人エース決定戦」はお流れになりそうですが、昨年魔裟斗はFinal8でこのドラゴと戦いました。判定ながら魔裟斗は圧勝だったのですが、そのくらいの差をつけて勝たないとならないでしょう。ドラゴは佐藤の得意なローキックを結構受けてしまう選手ですしね。

見所は佐藤の長い手足からくる攻撃を掻い潜ってドラゴが懐に侵入できるか。それと、魔裟斗戦の最後で止まった佐藤のスタミナが今回は持つのかという点でしょう。

<FINAL16/K-1ルール/3分3R延長1R>
ブアカーオ・ポー.プラムック(タイ/ポー.プラムックジム) 2004年・2006年MAX決勝戦優勝
アンドレ・ジダ(ブラジル/ユニバーシダデ・ダ・ルタ) MMA枠


この試合は見所うんぬんの前に、「赤と黄色」の戦いが始まったタイからブアカーオが出国できるのかという問題があります。

それをクリアした上での話しになりますけど、見所は一点。ブアカーオの調子がどこまで戻っているのか? ということです。
K-1vsMMAという観点で語れば、MMA選手がK-1選手にK-1のリングで勝つにはなるべく早い時間帯に一発当てないとならないということです。そうしなくては、2007年に魔裟斗の足を壊した地獄のローキックがジダの足を蝕むことになるでしょう

<FINAL16/K-1ルール/3分3R延長1R>
アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ)2002年MAX優勝
長島☆自演乙☆雄一郎(日本/魁塾)2009年日本代表決定T第3位


このカードを組んだ意図がわかりません。
自演乙の相手が、何故にあえて絶好調のクラウスなんだろうか。
やるなら、同じ謎の拳法っぽい(笑)ドラゴやMMAのジダのほうが噛み合う試合になると思うんですけど。ファン投票で選んだ選手を、ほぼ勝ち目のない王者にぶつける理由が見つからない。なんで?

と、言ってても仕方ないんで、見所を挙げますが……自演乙の入場かなぁ?

<FINAL16/K-1ルール/3分3R延長1R>
アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシング オランダ)2005年・2007年MAX優勝
リーロイ・ケスナー(オランダ/チーム アーツ/アファファ)2009年MAXオランダ予選T優勝


これも上と同じ。
わざわざチーム・アーツから出てきた新星を世界最強のサワーに当てるのは凄く疑問符
ケスナーについては情報が少ないのでちょっと言えることが少ないんですけど、レベルの高いオランダ予選を勝ち抜いた実力は嘘ではないと思いますので、楽しみですね。サワーはそういう選手の光を消してしまうので、なんとも言えませんが……。

で、私はサワーが優勝候補だと思ってます。

<FINAL16/K-1ルール/3分3R延長1R>
ニキー“ザ・ナチュラル”ホルツケン(オランダ/ゴールデングローリージム)2007年MAX北欧予選T優勝
シャヒッド(モロッコ/ゴールデンチーム) 初出場


この試合はきっと福岡のファンはほとんどわからないだろうな(苦笑)。
でも、こういうカードを組んでくれること自体は嬉しいし、いい事だと思います。

ホルツケンはいまをときめくGGの選手で、2008年以降絶好調。
最近、欧州の油っぽい連中をKOで下して殺傷能力を高めています。以前のFinal16でブアカーオになにもできずに負けてしまったあの頃とは違うんじゃないかと思いますよ。
185センチという、佐藤嘉洋の高さすら消してしまう体格が最大の武器になると思います。また、真っ向打ち合いにも応じる気の強さは特筆すべきものです。

シャヒッドはバダ・ハリと同じモロッコ出身の選手で、主戦場はオランダ。本名はChahid Oulad ElHadjというスペルなんですが、シャヒッド・オラド・アラフ、シャヒッド・オラド・エルハジなどいろんなカタカナ表記があるので、めんどくさいから「シャヒッド」にしちゃえ! みたいなノリで名前が短くなったのかな。
昨年11月のドラゴ戦では2Rあたりから優勢に試合を進め、相手をコーナーに追い込んでラッシュする様はまさにモロッコ人らしいファイトスタイル。

意外なことに2人は初顔合わせ。このFinal16で最も予想の難しい試合です。

<FINAL16/K-1ルール/3分3R延長1R>
アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ/キャプテン オデッサ)2008年MAX準優勝
アルビアール・リマ(カーボヴェルデ共和国/チームスーパープロ ビーストオブザイースト)初出場


キシェンコの出来を見る試合
リマは一応強豪ですが、サワーとそん色ない試合をするキシェンコの敵ではないでしょう。

<FINAL16/K-1ルール/3分3R延長1R>
ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア/サトリ・グラディエートリウム・ネメシス)初出場
ジャバル“チンギスハン”アスケロフ(UAE/WMC キャンプ ラマイ)2008年MAX北欧予選準優勝


イタリア最後の大物」ペトロシアンのK-1デビュー戦。
ムエタイリアリティショー「コンテンダーアジア」3位のアスケロフが最初の相手に選ばれました。
ペトロシアンは異名が「The Doctor」。静かに相手をマットに眠らせてしまうことからこの名がついたようですが、特筆すべきはその戦績。58試合行って負けたのがわずかに1試合なんです。
イタリアでのK-1ルール大会では常にメインイベンターであり、人気を博していることが伺えます。
また、ペトロシアンはオランダ系ファイターが多い今大会にあって、キシェンコと並び別地域からの参加となりますので、ほとんどの相手とは初顔合わせになるところも魅力です。

で、多くのコアファンが注目するペトロシアンは一体何がそんなに強いのかということについてですが、
まずこの人サウスポーなんですよね。サウスポーはそれだけで有利と魔裟斗も言っていますし。
それから、攻撃ももちろん良いのですが、なんといっても防御が優れているんだと私は試合を見ていていつも思います。致命的な一打を絶対受けないのです。そして目がよいから、カウンターが入る。トータルで見て優れたファイターだと思います。
ただ、3ラウンド渾身で打ち続けないといけないK-1本戦ではその良さが発揮されるかどうか、注目です。

相手のアスケロフは魅惑のアラビアンファイター(ロシア生まれだけど)。
大降りのフックとか二段膝蹴りとか、そんな感じの技を使う印象があるんですけど、いまいち記憶に残っていません。。。。

何事もなければペトロシアンが有利かと。


以上、予想の参考にでもしていただければ幸いです。
ちなみに、かかとおとし杯予想GPでは上記8試合のみを対象とさせていただく予定です。ご了承ください。

それから、魔裟斗とHIROYAのスパーリング? エキシビジョン? とか、全く興味がないんでここではほとんど扱わないと思います。

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by the_kakato_otoshi | 2009-04-14 11:10 | K-1

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