日本よ、恐怖せよ!! インパクトを残したのはキシェンコとペトロシアン ~K-1 MAX Final~
残酷な現実と、明日への予感。新戦力で生き残ったのは誰だ?

とりあえず簡単な感想です。

▼世界トーナメントFINAL16
●佐藤嘉洋(フルキャスト/名古屋JKファクトリー/2008年世界ベスト4)
VS
○ドラゴ(アルメニア/ショータイム)

2ラウンドを見ていない(飛ばされた)ので、大きなことを言えませんが3ラウンドで佐藤は勝ったと思ったのでしょうか?

確かに、他の試合ならあれで判定勝利になるかも知れない。
だけど、今回はメインイベントで、ほぼローキックでしかダメージを与えていない状態、しかもドラゴは負けまいと必死に踏ん張って痛めている足を使って、蹴りを出している。

確かに、佐藤はブアカーオを倒した。ブアカーオより強い。それは事実です。だけど、ドラゴはブアカーオより強い。単にそれだけの事実だという気がします。

延長戦は気迫が違った。さすがにドラゴ。人生、本当の意味で死ぬほどのめにあった男は違う。これは普段戦っている「Jt's Showtime」のようなワンマッチじゃない。それを知っている。勝っても負けても面白い試合をすればいい普段のドラゴじゃない。使い分けているのかもしれない。勝負をする日と、そうでない日を。

「戦争で行方不明の兄」なんていう現代の日本ではフィクションでしかないような言葉をリアルで持っている男は違う。ドラゴ天晴れだ。


▼世界トーナメントFINAL16 
○ニキー“ザ・ナチュラル”ホルツケン(オランダ/ゴールデングローリージム)
VS
●シャヒッド(モロッコ/ゴールデンチーム)

テレビ放送なし。公式hpによれば判定でホルツケン。


▼世界トーナメントFINAL16 
○アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシング オランダ/2005&2007年世界王者)
VS
●リーロイ・ケスナー(オランダ/チーム アーツ/アファファ/2009年オランダ王者)

倒れ際に膝を出して容赦なく若い相手を削っていくサワー。
攻める時の手数がまさにマシンガンと言ってもいい。半端じゃないですよ。

ケスナーはアーツ一味なだけあって、ガンガン前に出るスタイルでしたね。
最後まで立っていたケスナーは見事だけど、やはり実力差がありすぎました。こういうマッチメイクはある意味では仕方ないのかもしれないけど・・・・・・。
ただ、将来性はあるかと言われると、どうだろう? キシェンコは20歳のときもっと強かったはず。


▼世界トーナメントFINAL16 
○ブアカーオ・ポー.プラムック(タイ/ポー.プラムックジム/2004&2006年世界王者)
VS
●アンドレ・ジダ(ブラジル/ユニバーシダデ ダ ルタ)

1ラウンドはびっくり。ジダの強烈なパンチが火を噴きましたね。ブアカーオはふらふらになって、もうダメかと思いましたが、2ラウンド目に突如復活。最後はムエタイのテクニックで圧倒しましたが、不安の残る試合。
ジダは相当練習してきたんでしょうけど、惜しかったですね。
私は常々、MMAファイターがK-1で勝つには1ラウンドで倒すしかないと言っていますが、やはりそのような試合になりました。時間が経てば経つほど不利になりますからね。


▼世界トーナメントFINAL16
○アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ/2002年世界王者)
VS
●長島☆自演乙☆雄一郎(魁塾/2009年日本ベスト4)

私は試合が決まったときからミスマッチだと言ってきましたが、やはりそのようになりました。今絶好調でブアカーオやサワーとやっても勝てるんじゃないかというくらいトップにまで戻ってきたクラウスに、K-1でまだ1勝しかしていない新人が勝てるわけがない。HAYATOとは違うんです。クラウスなんです。

結果論ではないです。魔娑斗とHIROYAと同じくらいの違いがあるんです。そんなこともわからないのかな。長島のいいところも消すし、クラウスのいいところも出ない試合でした。これはもったいない。腹立たしいです。


▼世界トーナメントFINAL16
○山本優弥(全日本キックボクシング連盟/青春塾/2009年日本準優勝)
VS
●イム・チビン(韓国/KHANジム/2009年アジア王者)

非常に噛み合ったいい試合でした。両者の実力が拮抗しているからこそ、このような面白い勝負になる。
クラウスVS自演乙、サワーVSケスナーがミスマッチだと言い続けてきたのは、結局あまりにも実力差がありすぎる試合は一方的に終了する可能性が高いので、選手にとっても興行にとっても非常にもったいないんです。谷川さん今回は反省してほしいなぁ。

チビンはワンミスが……でしたね。
そして山本はやはり根性がある打たれ強い選手でしたね。
個人的にはチビンは好きな選手なんで残念ですが、まさかこの試合の後佐藤が不覚を取るとは思わなかったので、もし山本が負けていたら日本人がすべてベスト16で姿を消す羽目になったんですよ。そう考えると、あのバックハンドブローはMAXにとって重要な一撃だったんだな、と。


▼世界トーナメントFINAL16
○アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ/キャプテンオデッサ)
VS
アルビアール・リマ(カーボヴェルデ共和国/チームスーパープロ ビーストオブザイースト)

テレビでは一発目。
これは戦前の予想では拮抗したいい試合になると思っていました。

しかし・・・。

強すぎる。キシェンコ。身体が一回り大きくなったような気がしました。パワーが1.5倍くらいになったんじゃないですか? どういう修行をしてきたんだ? リマがなすすべもなくぶっ飛ぶなんて。

あれを止められるのは、サワー、クラウス、ペトロシアンくらいじゃないでしょうか。優勝候補の一人ですよね。


▼世界トーナメントFINAL16
○ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア/サトリ・グラディエートリイウム・ネメシス)
VS
●ジャバル“チンギスハン”アスケロフ(UAE/WMC キャンプ ラマイ/2009年北欧準優勝)

実はペトロシアンは日本ではどうかなーと思っていたんですが、強すぎますね。ダメージらしいダメージを全く受けずに、コンテンダーアジア3位のアスケロフを完全KOじゃないですか。想像以上ですよ。

いやまったく実力差がありすぎる。笑っちゃうくらい。
でも、これはマッチメイクの責任ではないでしょう。初登場の選手同士ですからね。MAXはこの選手を迎えたことでまたひとつ進化してしまいました。
ペトロシアン対クラウス、ペトロシアンVSキシェンコ……ああ、夢が広がる(笑)。



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by the_kakato_otoshi | 2009-04-21 23:16 | K-1

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