かかと週一日記 7月第1週
もう第2週だが。

先週末は忙しすぎて、時事ネタをおっかけるどころか、ロクに新聞もニュースも見てないので、世の中から取り残されぎみです。

<大阪&宮崎知事騒動について>

そもそも橋下さんもそのまんま東さんも、主張は保守系統の人ですわな。本来は自民党に近いはず。
例えば橋下さんは、小泉純一郎元首相の支持者で、彼が後継に指名した安倍さんなんぞよりもよほど後継者っぽいことをやっていると思うんですよね。

まぁ、それはともかく、彼らの人気と知名度にあやかって、もはや節操という言葉をロンギヌスの槍のごとく月軌道に乗せてしまった(多分回収不能)自民党が手を伸ばしているわけですが、東さんには足元を見られて「総裁候補にする気ある?」とかのたまわれ、また首長連合を目指す橋下さんに「マニフェストでセンセのご主張を聞きますから、えへへ」と揉み手で迫るも案外冷たくあしらわれている感じ。

ま、予算の黒字化を目指すといって大勝したはずの選挙公約を、首相が替わったからといって簡単に撤回して赤字を増やしまくる自民党の「嘘つきぶり」を見せられた直後ですから、簡単に信じられませんわな。

<地方分権ってなんすか>

そもそも、橋下氏も東国原氏も主張は「地方分権」で一致している。「地方分権」ってなぁに? という方にちょー簡単に私の解釈を述べると、

「税金を国家じゃなくて、もっと地方自治体に分けやがれコノヤロウ」

ということ。
まぁ、これまでは何かを行政が造ろうと思ったら、国にお伺いを立てて、予算を半分以上出してもらって、それでやっと道だのハコモノだのを整備していたわけですが、それを地方の考えで国にお伺いを立てることなくできるようにするんだ~。と。

もちろん、道だのハコモノだの以外にも、医療とか教育とか、あらゆる分野でやれることをもっと地方でできるようにせい! というわけです。

これに反対するのは、予算を奪われる中央各省の官僚のみなさまです。

何故反対するのか。仕事が減るんだからいいじゃないかと怠けるのが大好きな私なんかは思うわけですが、官僚のみなさんは同世代の受験戦争を力強く勝ち進み、いわば「日本の頭脳」を自認しておられる方々。
税金を我が物のように使い、「日本を導いていくのだ!」という余計なお世話が大好きな方々。
当然、自分たちよりも偏差値が低い地方の小役人どもに予算と権限を与えるなど、言語道断。日本の頭脳である我々が愚かな地方の自治体、ひいては国民を導いていくのが当然である

と、こういうわけです。

まぁ、明治以降続くわが国の官僚システムは、世界でも怖ろしいほど優秀なその頭脳をフルに生かして、合法的に税金を自分たちの生涯の食い扶持にしていくシステムを作り上げていきました。
霞ヶ関に予算を集中させて国家を上から見下ろしながら導いていくという日本の政治体制を確立させました。

このシステムの凄いところは、官僚は官僚自ら優秀な官僚を雇う。つまり、国民の大多数とは無関係なところで国家政策を練る人物を生産し続けていることにあります。「本来国民の代表である」政権のほとんどの大臣は、彼ら官僚の言語明瞭意味不明で巧みな篭絡術で主義主張を官僚化させられ、国会答弁ではトーダイホーガクブなんかを出ている(すなわち、議員よりはるかにアタマのよい)官僚の書いた一部の隙も無い文章を読んでいるだけ。(これはテレビなどで見ると一目瞭然)
彼らに楯突いた人間は、例えば小沢一郎や渡辺善美のようにどっから掘り出してきたかわからないスキャンダルで潰される

まさに蟻の巣のような「真社会性」を持っている生き物のように、自己防衛となわばり争いにおいて見事なシステムをくみ上げています。

と、まあ実際内部に居たわけでもないのですが、簡単に書くとこんな感じです。

<で、なにがどうなってるんですか>

これを崩したいのが、橋下氏や東氏なんですな。

彼らはいわゆる「税金で飯を食っている」人たちのお世話にならずに知事に当選し、(あるていど)強力な権限を生かして、国の予算配分システム、つまり官僚システムに反抗中

官僚の力を奪う=予算を地方に分配する=地方分権

とまあこういう式が成り立つわけです。

だから、そのまんまさんが「国政に入ることは宮崎のためになる」というのは間違ってませんよね。
(ただし、一人でどこまで反抗できるかはひじょーに疑問)

橋下氏が「地方分権をマニフェストに織り込んだ政党を支持する」と表明したのは、自分の影響力を計算し、国政に入らずして自らの主張を国政に反映させるという良く考えられたウルトラCです。

今、彼らの行動は注目されています。
選挙の近い今、メディアを使って圧力をかけ、じわじわと地方分権への道筋をつけていこうという狙いです。

小泉元首相が「官から民へ」をスローガンとし、あの道路公団や郵政公社を民営化に追い込むなど、改革第1弾として効果を上げましたが、今度は知事や首長が「中央から地方へ」をスローガンにいよいよ改革第2弾へ進む。やりたいことは同じで、明治以来の官僚集権制度をぶち壊すこと

小泉劇場は橋下劇場、東国原劇場とその主人公を変えて続行される。そのように思います。
しかし、改革派知事たちがこうもやすやすと政権与党を揺さぶることができるのは、小泉氏が自民党内の基盤を5年間かけてガタガタにしておいたからです

彼は有言実行、「自民党をぶっ壊して」いたんだと思います。図らずも、知事たちをアシストしている。

すでに骨を抜かれてしまった自民党の、その総裁の座に座りたくて座りたくてたまらんかった麻生現首相がいかに滑稽なピエロであるかということはわかっていただけると思います。

この顛末、見届けたいですね。

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by the_kakato_otoshi | 2009-07-07 14:45 | K-1

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