HDNetコメンテーターが語る その2 「ベストファイターは誰?」
昨日の続きです。

HDNetコメンテーターが語る、K-1のこと。アメリカ格闘技のこと。
第2ピリオドはK-1のベストファイターをアメリカ人に解説しています。

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-K-1は昨年の決勝戦で犯したバダ・ハリの反則に、より重い罰を与えるべきと思いますか? アメリカのスポーツ機構であれば、もっと長期の出場停止が与えられたと思います。しかし、バダ・ハリは3週間後にダイナマイトに出場しました。

Schiavello 「とても議論の多い点だね。どのような罰であれば、十分だったろうか? とても主観的な問題だ。彼はグランプリを失格になり、5000万円をフイにした。ヘビー級のタイトルを剥奪され、すべてのお金を奪われたんだ。私は十分な罰を受けたと思っているが、長い期間の出場停止を与えるかどうかは確かに議論の余地があるね。しかし彼は、レミーとK-1、そしてファンに謝罪をした。ファイターとしての名声も傷つき、自分の行動の結果を感じたはずだろう」

-私たちはまたアメリカでK-1のイベントを見られるのがいつになると考えていますか?

Schiavello 「2010年、K-1はアメリカ本土でイベントを再び開催する計画をしているよ

-あなたはK-1のベストファイターを誰だと見ていますか?

Schiavello 「MAXも含めるとすれば、魔裟斗、次にアルトゥール・キシェンコがベストじゃないかというのが私の意見だね。ヘビー級に限れば難しいね。ボンヤスキー、アーツ、シュルト、そしてハリのすべてにその資格がある。彼らは『四天王』と呼べるよね。
ハリはK-1ではないがアムステルダムでシュルトを1分でぶっ倒した。印象深い試合だね。シュルトがあんなふうに負けるのは見たことがない。
ワオ! 非常に難しい質問だよ。
私はこの4人すべてが「ベストファイター」だという根拠を示すことができるからね! 
ハリと言いたいが、アーツのような打たれ強さを持っていない。アーツと言いたいが、ハリに負けている。シュルトと言いたいが、昨年のソウルでアーツに負け、今年ハリにもやられてしまった。
となると、レミーと言えるだろうね。多くのKOを奪っているし、実際彼は堅実だ。ディフェンスは穴がなく、試合も魅せるし、美しい

-トップファイターとして魔裟斗、それからキシェンコについて言及されましたが、アメリカのファンには親しみがない選手です。二人に対し、どんなことを期待すればよいでしょうか? 7月13日の試合で。

Schiavello 「まずは魔裟斗について話そう。地球上でのベストファイター、パウンドフォーパウンドをリストアップする際、魔裟斗を含めないわけにはいかないだろう
驚くべきアスリートにして、コンプリートファイターなんだ。ボクシング技術もベストだし、速い、スマート、そしてラバのようなキックを打つ。見た目にも美しい。
近くでフットワークやタイミング、攻撃にカウンターの能力を見ればいい。セフォーも、アーツも、ベルナルドも、階級を超えたベストファイターに魔裟斗の名を挙げている。
2007年のブアカーオ戦を見てくれよ。私が一番好きな試合だ。どれだけ彼が素早いか観られるよ。まるで早送り再生しているようなんだ!
去年のタイトル獲得時には2試合でダウンを喫したけど、強固に勝ち残った。ジョン・ウェイン・パー(オセアニアの超有名選手)が「魔裟斗が再び優勝した瞬間をずっと忘れないだろう」と、このように私に言ったよ。
7月13日は、彼の引退ロードの第2弾では、ファン投票で選ばれた川尻と戦うんだ。第1弾はHIROYAとのエキシビジョンマッチ。最終章は大みそかにMAXの2009年王者と試合をする予定だよ。川尻との試合は、特に最初の1、2分はクレイジーなものになるだろうね。川尻には試合開始直後の数分で、馬のように攻めてほしいね。投げたりね。その方法しかないよね。
魔裟斗は3ラウンドかけて彼を深い海に沈めるようにするんじゃないかと予想している。

アルトゥール・キシェンコは、天才だ。ウクライナの貧しい家に生まれて、ムエタイをはじめた。それは、彼の家族と周囲と、自身の人生を一変させたんだ。
もし、今年彼が優勝できるならば、K-1史上最年少の王者となる。キシェンコは22歳で、アーツは23歳のときに初優勝しているんだ。記録を塗り替えてしまう可能性があるってことさ。彼は多くて、本当にあれだけのパワーを誇りながら70キロを維持できていることに驚いているんだよ。いやらしいキックに、残酷なパンチ、タイトな守備、そして勝とうという意思を持っている。
あのキックとレバーへのパンチは圧倒的だ。彼は非情に徹するんだ。アルビアール・リマをKOしたときはまさに戦慄だったね。完璧な制裁だよ。
キシェンコは7月13日はサワーと対戦する。サワーは2度王者になっているんだけど、最も穴のないファイターなんだ。この二人の戦いは凄いことになる。
ワオ! 鳥肌が立ってきたぜ!」

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7月13日のFinal8直前のインタビューなので、時期的にずれているのはすみません。
もっと早く翻訳すればよかった。スキャベロさんは英語圏の人らしい、言葉の巧みさとわかりやすさを持っているので、読んでいて楽しいし、日本人も海外ものファン(彼は仕事だけど)は同じような気持ちを味わっているんだなと思って、うきうきしますね。

とはいえ、一番気になったのは、2010年K-1がアメリカ本土での開催を計画していること。UFCブームに乗じてMMA(ダイナマイトUSA)で攻め込もうとしたことがありましたが、やはりFEGの本分はK-1。
誰がお金を出すのかは知りませんが、計画がうまく進むことを期待します。結局スポンサーうんぬんもそうですが、アメリカのファンがそれを望むかどうかも含めて、今後の展開には注目です。

ロッドマンやモートンをいくらMMAで並べてもダメだってことにはもう気が付いていると思いますし、
後は潜在的オーディエンスをどれだけネットや放送で拾えるか、ですよね。この辺はやってみないとわからんでしょう。
というか、もうMMAはUFCが勝った。はい、以上。終戦。格闘技でアメリカを狙うなら、MMA「ではない」ものを見せないと。少なくとも、それが最低条件になったってこと。K-1が成功するかどうかは別の話だけどね。

スキャベロは魔裟斗をベストなファイターに挙げていますが、魔裟斗が他の日本人ファイターと一番違う点は、そのスタミナ、持久力にあると思っています。4ラウンドまでフルに打ち合ってもバテない自身があるから、あれだけの動きができるのでしょう。それに、少々殴られた程度ではびくともしない首の強さも特筆ものですよね。

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by the_kakato_otoshi | 2009-07-20 00:28 | K-1

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