インドから初めてFinal16へ! 金泰泳も大奮闘。 ~K-1 WGP ASIA GP観戦記~
試合を一通り、観れました。感想を。

「K-1 WORLD GP 2009 IN SEOUL ASIA GP」
2009年8月2日(日)韓国・ソウル ジャンチュン体育館


▼第1試合 K-1 ASIA GP 1回戦(1) 3分3R(延長1R)
○金 泰泳(正道会館)
VS
●孫 武(中国/北京盛華国際武術クラブ)


2R終了後、タオル投入。

もう40歳? の金ちゃんの初戦。相手は体格的には金ちゃんと同程度の体格の中国人選手。
金ちゃんのローキックのキレは素晴らしく、とてもその年齢とは思えないほど。パワーはないけど、空手らしいローキックとボディへの攻撃で老獪なファイト見せ、相手を戦闘不能に追い込んだその試合運びはさすがの一言。

▼第2試合 K-1 ASIA GP 1回戦(2) 3分3R(延長1R)
●ユ・ヤンレ(韓国)
VS
○佐藤 匠(極真会館


延長判定

イグナショフに善戦したヤンレと佐藤は激しい打ち合いになり、延長戦まで続く。延長戦で佐藤のパンチがヒットし、ヤンレがダウンしました。う~ん。ヤンレは悪い選手ではないが、もっとすっきり勝てなかったのだろうか? 佐藤選手。

▼第3試合 K-1 ASIA GP 1回戦(3) 3分3R(延長1R)
●パク・ヨンス(韓国/KHAN GYM)
VS
○シング“心”ジャディブ(インド/TOWIN)


2R KO

ヨンスは蹴り技こそ多彩なんですが、とにかく打たれ弱い。この試合も優勢な場面を幾度か作り出すものの、相手の結局パンチに耐えられずうずくまってしまい、KO負け。3月のWGPで試合が流れてしまったシングはその鬱憤を晴らすK-1初勝利をKOで飾る最高のスタートを切りました。とにかくこの選手の特徴は195センチの恵まれた身長ですね。

▼第4試合 K-1 ASIA GP 1回戦(4) 3分3R(延長1R)
○ソン・ミンホ(韓国/KHAN GYM)
VS
●洪 太星(極真会館)


3R判定

ミンホは身体に締まりがないが、韓国選手らしい根性がありますね。一方トライアウトにも参加した太星は一回り小さい印象。ミンホの頭から突進するスタイルを突き崩せず、印象点で負けてしまった。

▼第5試合 K-1 ASIA GP リザーブファイト 3分3R(延長1R)
○KOICHI(/バンゲリングベイ・スピリット)
VS
●坂下裕介(チーム・クラウド秋山道場)


判定。坂下の出血が原因で試合途中で判定になる珍しいケース?

▼第6試合 スーパーファイト 62kg契約 3分3R(延長1R)
○チョン・ジェヒ(韓国/Busan Taesan)
VS
●キム・テファン(韓国/木浦ファイティング)


判定。ジェヒは先日のMAXでKIDをKOした選手。テファンは高校生だとか。試合は見てません。

▼第7試合 K-1 ASIA GP 2009 トーナメント 準決勝戦(1) 3分3R(延長1R)
○金 泰泳(正道会館)
VS
●佐藤 匠(極真会館)


結論から言えば、延長判定2-1で金ちゃんが勝ったんですけど、期待した佐藤選手は正直残念。金ちゃんは佐藤のガードが甘いボディをミドルキックで狙い、確実にダメージを与えていくという試合展開。これは、2007年の香港大会で藤本選手を下した時と同じような作戦でしょう。
佐藤はローキックを連発。40歳とはいえ、伝説と呼ばれた空手家相手にローキックを主軸にした試合展開はどうなんだろう。パワー、体格では完全に勝るはずなのに、下から崩していかなければならない必要があるのでしょうか? このあたりは当事者の作戦なので、素人が何を言っても始まらないのですが。。。。

延長戦ではさすがに金ちゃんは疲れてしまっていましたが、佐藤も有効な打撃を与えられず、わずかに印象点の差が出たのかな・・・・。

▼第8試合 K-1 ASIA GP 2009 トーナメント 準決勝戦(2) 3分3R(延長1R)
○シング“心”ジャディブ(インド/TOWIN)
VS
●ソン・ミンホ(韓国/KHAN GYM)


1RKO

ミンホは初戦こそ体格を生かして勝ったものの、その体格を生かせないより大きな相手にはなすすべなし。ローキックを効かされてゲームオーバー。

▼セミファイナル(第9試合) スーパーファイト 3分3R(延長1R)
●グーカン・サキ(トルコ/チーム・レベル)
VS
○パベル・ズラフリオフ(ウクライナ/SAFARI/Team MMA BUSHIDO)


3R判定

1Rの後半で、サキはローキックを蹴った瞬間? 怪我かなにか? で、腰を折りダウンを宣告されました。その後は立ち直り、アジア勢の数倍のスピードでズラフリオフに襲い掛かるものの、相手もなかなかの選手。サキの足を狙い、うまく立ち回って3ラウンドまでダウンを奪わせず。結局サキは決定的な差を見せられず、判定で敗れる波乱・・・・・。9月の開幕戦までに足の状態はよくなるだろうか・・・・?

▼メインイベント(第10試合) K-1 ASIA GP 決勝戦 3分3R(延長2R)
●金 泰泳(正道会館)
VS
○シング“心”ジャディブ(インド/TOWIN)


3R判定

金ちゃんは3試合目なのにまだまだ元気で、シングを闘争心むき出しのファイトで攻めたて、会場を沸かせましたね。しかし、シングとの体格差は埋めがたく、ひざ蹴りなどが次第に当たり始め、最後は金ちゃんのスタミナ切れでクリンチが多くなる試合展開に。Jネットワークの王者であるシングが優勝。

<総評>

インド出身の選手でFinal16まで残るのはMAXを含めても初の快挙。これを達成したシング選手にはまずおめでとう、と。
しかし、一番闘争心を露わにしていたのは、40歳の金ちゃんだったのが残念です。なんで、こんなにアジアの選手はおとなしいのだろう? 韓国人選手は根性はあるのですが、指導者がいないせいか、技術的には拙い。イム・チビンやイ・スファンのようなMAXの選手が、韓国内ではいかに貴重かを思い知らされます。
期待した佐藤匠選手は頑張ったのだと思いますが、アジアレベルのトーナメントで、武蔵や藤本、前田慶次郎がいないという千載一遇のチャンスを必死に取りに行こうという姿勢が欠けていたように感じるんですよ。
まったく、なんなんでしょうね。このトーナメントを見た後であれば、武蔵が非常にアグレッシブな選手に思えてきますよ。

グーカン・サキは怪我が心配です。しかし、相手のズラフリオフは今回とてもシェイプされていて、スピードのあるサキに対しての対策を取れていたと思います。ウクライナ出身なので、同じ国に今度8月のトーナメントに出るラシェンコがいますから、推薦枠で開幕戦に入れるかどうかは厳しいところですが、もう一度見てみたい感じです。

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by the_kakato_otoshi | 2009-08-03 00:13 | K-1

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