魔裟斗が興奮「強い! ダニエル・ギタはバダ・ハリとやっても・・・・・・」~K-1 WGP in Tokyo~
フジテレビNEXTでの、観戦記です。

■K-1 WORLD GP 2009 IN TOKYO FINAL16 QUALIFYNG GP
8月11日(火)東京・国立代々木競技場第二体育館 開場17:00 開始18:00


<第1試合 リザーブファイト K-1ルール 3分3R(延長1R)>
●「格闘技にもイラン旋風」プリンス・アリ(イラン/イラン大誠塾)
○「ゆうきと読みます」悠羽輝(日本/和術慧舟会DUROジム)

二人とも大したレベルの選手ではありませんでしたが・・・・。

<第2試合 世界最終予選GP 1回戦(1)>
○「惨劇を呼ぶ回転風車」メルヴィン・マヌーフ(オランダ/マイクスジム)
●「地獄へ誘うボディブロー」ラマザン・ラマザノフ(ロシア/チーム ミスターパーフェクト)

ラマザンはかなり硬い。ローに弱いマヌーフを知っているようで、下段から組み立てようとするが、マヌーフの爆発力の前に沈黙。。。。頭部へのパンチでKOされてしまったことで、物語が動き出す。。。。。

<第3試合 世界最終予選GP 1回戦(2)>
○「ルーマニアのカタパルト」ダニエル・ギタ(ルーマニア)
●「大英帝国のホープ」ジョン・ラブ(イギリス/タズジム)

強豪アレックス・ロバーツが怪我で欠場。相手はイギリス出身無名の20歳ジョン・ラブ。案の定、全く問題にせず勝利しました。最後はテンプルへの左フック。解説の魔裟斗は「しょっぱなのローキックのカットを見ただけで、相当強いことがわかった」と発言。圧倒的な勝利で1RKOでした。

<第4試合 世界最終予選GP 1回戦(3)>
○「2009年未知との遭遇 in ウクライナ」セルゲイ・ラシェンコ(ウクライナ/キャプテン)
●「ドラキュラ伯爵日本上陸」セバスチャン・チオバヌ(ルーマニア/ローカルコンバットチーム)

チオバヌはボクシングを基本にした選手。対するラシェンコは強烈なミドルキックが特徴です。
ラシェンコのキックがばちん! ばちん! とチオバヌの脇腹を赤く腫らすも、根性で向かってくる「ドラキュラの息子」。ラシェンコは全くと言っていいほどテクニックが身に付いておらず、膂力だけで戦っている感じでした。チオバヌはキックを蹴られ過ぎてパンチに力が入らず、フラフラのラシェンコを攻められず。。。
判定でラシェンコ勝利。しかし、ちょっと物足りない。

<第5試合 世界最終予選GP 1回戦(4)>
●「未完のスーパーオランダ人」リコ・ヴァーホーベン(オランダ/チームリコ)
○「フランスのスパイダーマン」ブリース・ギドン(フランス/メジロジム/Le Banner X tream Team)

ピーター・アーツ2世」の名はまだ早いと思ったけど、やっぱり早かったヴァーホーベン。
ギドンは長い手足でうまく距離を取ってリコを寄せ付けない。徐々に差が開いて、結果的に最後までギドンペースでした。
せっかく数日前にホーストのインタビューを翻訳して、リコを売り出そうとしたかかとおとしの立つ瀬がない!

<第6試合 世界最終予選GP 準決勝(1)>
●「ゆうきと読みます」悠羽輝(日本/和術慧舟会DUROジム)
○「ルーマニアのカタパルト」ダニエル・ギタ(ルーマニア)

マヌーフの怪我、ラマザンのドクターストップで出番が回ってきた悠羽輝。しかし、初戦で全く無傷のギタのパワーとテクニックの前にぼろ雑巾のようにくちゃくちゃにされてしまう。
ロバーツの交代といい、マヌーフの怪我といい、すべてがギタにいいように回っている。。。。。ルーマニア国民の後押しを感じますね。東欧の英雄が決勝に進出!!

<第7試合 世界最終予選GP 準決勝(2)>
○「2009年未知との遭遇 in ウクライナ」セルゲイ・ラシェンコ(ウクライナ/キャプテン)
●「フランスのスパイダーマン」ブリース・ギドン(フランス/メジロジム/Le Banner X tream Team)

テクニックでもスタミナでもスピードでもギドン。しかし、ラシェンコには圧倒的なパワーがある!
こつこつとダメージを与えてラシェンコの体力を削っていくものの、一発のボディ、一発のフックでギドンをノックアウトに追い込んでラシェンコの勝利。古い話で恐縮ですが、アダム・ワットvsマーク・ハント戦を思い起こさせました。ウクライナの新星、おそるべし!!!

<第8試合 スーパーファイト K-1ルール 3分3R(延長1R)>
○「改名そして改名」京太郎(日本/チーム ドラゴン/第2代K-1ヘビー級王者)
●「極真世界2位」ヤン・ソウクップ(チェコ/極真会館)

極真勢の初参戦にしてはしっかりとK-1スタイルに対応してきたソウクップ。テイシェイラよりも攻撃的だ!
1Rはソウクップが派手な足技のオンパレードで攻勢に試合を進めましたが、2Rに入ってからは前田憲作の指示で距離を詰める京太郎。マヌーフ戦で見せたカウンターパンチでダウンを奪います。盛り上がる会場。3Rもアグレッシブなソウクップでしたが、ポイントを取られた焦りからか、スキが生じました。そこを京太郎は見逃さず、必殺のカウンタージャブ!
極真世界2位の実力者を失神KOで下し、ついに日本人待望の「倒せる」ヘビー級選手が誕生した!

<第9試合 スーパーファイト K-1ルール 3分3R(延長1R)>
○「地球最強の親父」ピーター・アーツ(オランダ/チーム アーツ)
●「さまようよろい」西島洋介(日本/AK)

ピーター・アーツはである。
しかし、今日は対戦相手の西島もだったと思う。

師匠ハーリックとともに入場した伝説の男アーツは、序盤からチャクリキ仕込みのローキックを連発
耐える西島。耐える西島。耐える西島。
絶対に倒すとばかりに「ランバージャック」すなわち木こりの斧のようなローキックを西島の腿に、内股に、容赦なく打ち込む鬼軍曹のアーツですが、今日の木は小さくても硬い!
3Rに入り、尚も耐える西島に対し、完全にムキになった伝説の男はこれでもかと斧をふるい、最後にはついに西島がマットに沈みました。

試合後、アーツは西島を絶賛。魔裟斗も谷川EPも西島の根性を褒め称えました。
異種格闘技戦らしい、独特の雰囲気でしたが、アーツは最後までリスペクトの気持ちを持って戦っていたように思えます。

<第10試合 世界最終予選GP 決勝戦>
○「ルーマニアのカタパルト」ダニエル・ギタ(ルーマニア)
●「2009年未知との遭遇 in ウクライナ」セルゲイ・ラシェンコ(ウクライナ/キャプテン)

勝てばFinal16。ここまですべて1RKOで勝ち上がってきたギタと、時間がかかっているラシェンコの勝負は試合前からすでに目に見えていました。ギタは序盤から説得力のあるローキックでラシェンコの足を刈り取り、3度のダウンを1Rで奪って優勝。

魔裟斗が試合中に興奮気味に「強い!」と叫び、試合後には「上の選手とやってもいい勝負ができる。バダ・ハリやエロジマンとでも勝負になる。こんな選手が出てきた。これからが楽しみ」と語るなど、相当お気に入りの様子。

リザーブ含めた10人のなかで、圧倒的にレベルの違いがあったギタの試合ぶりは、大きなインパクトを残しました。惜しむらくはマヌーフとの試合が見れなかったこと。しかし、魔裟斗も断言したように、Final16で誰と当たってもおそらくは勝負になるでしょう。10月にシュルト戦が決まっているので、彼以外との開幕戦になりそうですが、とても楽しみです。

全体の感想ですが、私のMVPは京太郎です。ついに倒せる日本人が出てきたことに、私も興奮を隠せません。
ダニエル・ギタは全く実力を出し切っておらず、その実力が明るみに出るのはソウルでの開幕戦まで待たなくてはならないようですね。
アーツは調整試合にしては時間がかかりましたが、きっちり西島を沈めて9月に向けて上々のスタートと言えるでしょう。
その他のトーナメントメンバーでは、やはりラシェンコが強いですね。野性的で、魅力があります。ヴァーホーベン、ラマザノフらはK-1のトップ戦線で戦う器ではまだまだないようです。

いろんな意味で、今の勢力図が明らかになった大会。
試合も塩分薄めでかなりよかったです。

いい大会でしたね。
やはり大会の質は規模だけではなく、選手の頑張りや成長が必要です。

私が優勝が絶対条件としたダニエル・ギタが実際に優勝したことにはホっとしました(笑)。

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by the_kakato_otoshi | 2009-08-11 23:26 | K-1

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