FEGコリア代表インタビュー「TOTOの導入と地上波進出は成し遂げなくてはならない宿題だ」
戦極がニューイヤーイベントやるんですってね。変な片意地張ってないで、一緒にやれよって思いますが。。。。

http://sports.media.daum.net/nms/general/news/mma/view.do?cate=23791&type=&newsid=1525162

FEGコリア代表チョン・ヨンスのインタビューです。Final16に向けて、そしてK-1の韓国での状況などについて語っています。長いので、全文の翻訳はしませんが、インタレスティングな部分だけ抜き出してお伝えします。マジ長い。

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- K-1プロモーターがすることは大きく言ってなんですか?

▲選手管理と発掘、そして大会を開くことだ。 そしてK-1ファイナルを除いた国内で開かれるK-1大会の代診、そして国内選手たちの試合は99%私が運営している。
その他にも韓国選手らのK-1出場、シュートボクシングなど他キックボクシング大会に韓国選手らを出場させられるように調整する部分もある。

-対戦を組む基準はどんなものですか?

面白さだ。もちろん、以前にはそんなことを理解できなかった。過去にイム・チビンが魔裟斗と競技する時、日本にわざわざ行ったのにイム・チビンが判定で負けてしまった。
それなりにチャンピオンを相手によく戦ったと考えたが、競技が終わって日本の関係者に非難されたよ。
韓国で最も強い選手の試合があの程度か」という話だ。
日本で当時望んだ試合はマイク・ザンビディスと山本KIDの試合が好例だった。
壮烈に打ち合って一方がKOすることが最高の終わり方だ。イム・チビンの試合以後考えが変わった。
私が管理するイム・チビンやイ・スファンにも壮烈に戦えとの話をよくする。
そのような面で2007年キム・セギとヴァージル・カラコダの試合は満足しているマッチだった。(かかと注釈:KOでキムの勝ち)

- 2000年代初期石井館長がマッチメイクを作るスタイルと、現在の谷川プロデューサーのマッチメイクには差があります。石井館長は武道の面を強調するが、谷川プロデューサーはショー的な面を強調して、批判を受けたりもします。

▲考え方次第だが、谷川スタイルのマッチメイクは理解できる。ドラマ「ドリーム」のような場合PPL協賛まで入れたが、視聴率が出てこなくて、苦戦している。日本の格闘技も視聴率が重要だ。ゆえに、コアなファンが見ればあきれるような対戦があることもある。
だが専門家たちは理解しなければならない。結局、この産業が「スポーツと娯楽」という別れ目で、二種類を両方とも持って行かなければならない。一般大衆のための対戦もあって、熱いファンらのための対戦もある。格闘技というものの発展を低下しない程度に、この二種類は適切に調整するべきだ。

-脱税疑惑で収監された石井館長が最近出所しました。 相変らず影響力があるのでしょうか?

▲この部分はFEG内部的な話であり、私は詳しく知らない。だが、完全に一線から退いてはいないことは知っている。ある程度の影響力はあるようだ。そして、私が感じたのは石井館長のリーダーシップだ。重厚なカリスマを前面に出して、君臨してくスタイルではなく、身近に選手たちに近付き、激励をする。ピーター・アーツやジェロムのような選手が石井館長に「ボス」と挨拶するのを見るが、やはりそうなのではないか。

- K-1の人気が以前と同じではないですよね。ケーブルtvの視聴率記録を塗り替えたチェ・ホンマンに対する人気もかなり落ちました。この部分に対してどう思いますか?

チェ・ホンマンがK-1の人気に少なからず寄与した部分はある。韓国で「K-1=格闘技」という公式を成立させたのもチェ・ホンマンの役割が大きかった。だが、今はその影響力が落ちた。
ひとまず韓国で誰と誰が戦うといえば「国会議員かK-1か?」と、なるのではないか。初期に他種目選手たちがきて、大衆化に寄与をしたとすれば、今は2段階に行かなければならない過渡期だ。今は純粋な格闘家、良い選手たちを発掘して引っ張っていかなければならない時期だ。イム・チビン、チョン・ジェヒ、イ・ソンヒョン、イム・スジョンのような選手たちをマーケティングして一緒に引っ張って行かなければならない。ヘビー級にもユ・ヤンレが自己の役割を充実していてくれなければならない。
去る8月6日”K-1アジア予選”もそういう意味で作った大会だ。

-新しいスターはどんな選手を想定していますか?

▲日本は魔裟斗中心でK-1MAXを運営することができるように、国内でも十分に可能だ。イム・スジョンのような場合は認知度が上がるならば、それ自体だけでも女性の大会を作ることもできる。もちろん、それ以前に今回のような大きい大会に出場させて、認知度を上げなければならない。その他にもイ・ソンヒョンをはじめとして若くて良い選手たちがたくさんいる。見守っている。

- K-1の世代交代がなかなか進まないですね。原因が何でしょうか?

▲毎年の同じ選手たちが8強トーナメントを戦っているからだ。
事実、チェ・ホンマンをはじめとして、既存選手たちに依存した放送局や大会自体も反省をしなければならない。少し大変だが、新しい選手を育成する計画だ。9月大会が終わればイ・スファン、イム・チビン、ソン・ミンホはオランダに訓練のため送る計画がある。
それでも、既存の選手たちはとても長く活躍しており、あまりにも強い。経験の差も大きいと思う。

-最近UFCの人気が高まっている。 これにともなう危機感はありますか?

▲世界的に見ればUFCの人気は高い。だが、国内に目を向ければK-1のほうが、総合格闘技よりもう少し大衆的だ。大衆的という事は、地上波放送が可能だという意味だ。韓国人には立って戦うK-1が合うと思う。そのうち地上波にも進入しなければならないがまだ単発性イベントという限界がある。
単発性イベントだからスポンサー捕まえにくい。過去に、チェ・ホンマンとシュルトの試合がMBC地上波で放映されたことがあることではある。釜山でしたK-1カーンの大会は地域限定の地上波、PSBで放映した。

- K-1の人気がどこまで持続すると思いますか?

永遠に人気があるスポーツなんかない。キム・イルのプロレス、パクラオチュウ(?)時期の高校野球、パク・チョンパル、チャン・ジョングのプロボクシング、一時期の大学バスケットボール、イ・ドングク、コ・ジョンスがいたプロサッカーなどは、スターの力で一時だけの人気を得ていた。しかし今は昔だ。もちろんK-1の人気も長引くと思っていない。その下降曲線を緩やかにしなくてはいけない。しかし、すでに一度頂点をとったが急下降に入り込んだのではない。また上昇曲線を作ることができると考える

-最近、戦った選手たちがギャランティーを受けることができなかったり支給が遅れると言っています。一部ではK-1が近い将来、門を閉めるというデマまであります。

▲それは認める。資金的な面が難しいのは事実だ。支給が遅れたりもする。だが、門を閉めたりするなどということは、ただうわさだ。現在、フィールズやソフトバンクらのスポンサーによって難しい状況を突破しようと努めている。状況は良くなるだろう。

-最近ドラマ「ドリーム」の視聴率が低くて、だいぶ苦戦しています。

▲悩みは多い。主人公キムの最後相手のはずだったシリモンコルが最近逮捕されてしまったのは残念だ。私がタイまで行って、発掘した選手で、K-1とも縁を結んだ選手だ。実力もあるし、印象も悪党イメージがあって、最後のチャンピオンで出演する予定であったのに結局失敗に終わった。キムの相手はアルバート・クラウスが決定された。

-シリモンコルは過去通訳がファイトマネーを持って逃げる事件がありませんでしたか?

▲シリモンコルとの関係は良かった。 タイ人の通訳はファイトマネーを持って逃げ、インターポールに手配された。事実、私たちとは関係がない部分だが、再度ファイトマネーを支給したんだ。それだけ互いに信頼があった。

- K-1はイム・スジョン(女子選手)を押している感じです。どんなプランを持っていますか?

▲過去、相撲やボクシングなど他種目選手たちをたくさん連れてきた。もちろんチェ・ホンマンは成功したケースだ。現在、女子の試合に多くの関心が集まっている
イム・スジョンやハムソヒのような選手たちはキャラクターが良い。日本でもまだ女子選手らの大きい大会はしていないため、韓国で先に始めてみることもできる。
ひとまず、大きい大会に彼らを多く出場させて、顔を知らせることが優先だ。

-多少敏感になる質問です。国内K-1大会が韓国格闘技界の特定のラインにだけ形成されたという批判があります。審判の場合や選手の供給がそうです。 これに対してはどう思いますか?

▲そのような話があるということは知っている。多少改善する必要性はあるとみる。 皆分かるように、私は格闘家でない。芸能人マネジメントをしたり、サッカー選手管理をしていた。 今でも勉強中で、知らないことも多い。仕事をしながら、信じられる人に請けてもらいたい。選手需給や審判らのラインが構成されたが、それは私の資産であり財産だ。そして審判団は、国内で最も進行が上手だと認められる人たちだ。
これからはもう少し広いところまで関与したい。

-話題を切り替えてみましょう。 国内で開かれるK-1大会のチケットの売上はどうですか?

▲大会により、試合により違うがファイナル16はたくさん売れる。1万枚以上は売れている誠意を尽くしてイベントを作って、チケット価格も適当な線で策定して、規模に合うように大会を開けば観衆らはたくさん訪れると思う。 最後の目標はスポーツTOTOだ。

-具体的にどんな計画ですか?

▲かなり以前から考えてきたことで、今でも多角的に調べてみているけれどK-1が結局国内で成功して、チケットをたくさん売るためにはスポーツTOTOにならなければならない。
射倖性という非難があり得るが、収益金の一部を社会に還元して、一定部分は良いことに使えば良い。現システムを整備して、スポーツTOTOシステムを作ればK-1にさらに多くの人々が入ってくると思う。まだ解決しなければならない問題が多いがTOTOを実現することができるように最善を尽くしている
そのようになるならば今後の予測は変わると考える。

-選手の入場曲に多くの気を遣うそうですが。理由はありますか?

私が管理する選手たちの音楽は、直接選ぶ。イム・チビン、イ・スファン、イム・スジョンなどの音楽は私が曲を選んだし、音楽のタイミング、登場タイミングまでみな決めた。もちろん入場曲を持ってこなかった外国選手たちの曲も持ち出して準備する。 その他ラウンドの間の音楽、判定を待つ時、その音楽も重要だと考える。
「英雄本性」主題曲は最後まで残しておいた曲なのにイム・スジョンに与えたよ。
釜山(プサン)の大会で、イム・チビンによる映画”友人”のパフォーマンスも私が企画したことで、客の反応は熱かった。音楽に神経を多く使うほうだ。

-過去には芸能人マネジメントをしましたね。芸能人と格闘技選手たちの差異点は何ですか?

▲芸能人らが気分が悪く感じるかも知れないが……。
格闘技選手たちはクリーン(Clean)、フレッシュ(Fresh)、シンプル(simple)だ。運動選手たちと仕事をするということは何か良い仕事をするという感じがある。代わりの満足感を得ている。

-代わりの満足ですか? 運動選手の夢があったのですか?

▲選手出身ではないが、体育教育課を出た。種目は水泳だった。 息子がサッカーをして幼稚園の時から小学校を行って、ずっとサッカーをさせた。当初サッカー選手に育てようとした。
アン・ジョンファン(かかと注:元韓国代表MF)をマネジメントをする時、イタリアとフランスを行き来して、ヨーロッパ側ネットワークがうまくいっている。 それで息子もパルマの少年チームに入れて、サッカーをガッチリさせてみようかと思う遠大な夢があった。幼いが大会で優勝も何度もした。
だが、その考えを今は完全に捨て去った。選手より、スポーツと関連したことを生活の中に溶かして活動をすることが、幸せだということが分かったからだ。

-イム・チビン、チェ・ヨンスなど所属選手たちが海外試合を出て行くときはセコンドで同行しますね。理由があるのですか?

▲事実試合的な側面で私がすることはない。 しかし必ず同行する。
私の選手たちが試合をつまらなくすることは嫌だ。序盤にダウンをさせれば、大体逃げ回っても勝つが、そんなことではいけない。それで「最後まで戦いぬくんだ」と、要求する。
また、ダウンを取られてセコンドから「起きるんだ!」といえば、立ち上がってくれる場合がたびたびある。

もちろん2007年開幕戦でパク・ヨンスの場合は違った。バンナに一撃でやられ、倒れる瞬間パクと目が合った。しかし、起きろと目をむいてすごむことはしなかったんだ。起きても、勝ち目はなく、より凄惨に終わるほかはない状況だった。

-最後にK-1ファンにメッセージはありますか?

スポーツTOTOに関すること、そして地上波進出は必ず成し遂げなければならない宿題だ。ファンも批判的な見解だけではなく、愛情を持って競技を楽しんでくれれば嬉しい。

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韓国人ファイターや、FEGコリアの戦略などについて面白い話です。
日本の事情についても触れています。
韓国は芸能界が酷い状況(麻薬、自殺、枕営業・・・)なので、芸能プロをやっていたチョン・ヨンス代表にとってはまだまだ格闘技は綺麗な世界(?)なのかもしれません。
あと、アン・ジョンファンのマネジメントをやっていたというのは知りませんでしたね。
話を聞く限り、やっぱり頭がいい、キレ者な感じです。
ただ、運営にはまだまだ苦労しているみたいですが。


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by the_kakato_otoshi | 2009-09-14 18:51 | K-1

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