魔裟斗の後継者の作り方 ~K-1 Final4~
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<K-1ファイナル4・見どころを突く> 第3回 魔裟斗の後継者の作り方

今回のMAX、一方では「魔裟斗の挑戦者決定戦」となりつつあるFinal4と、「魔裟斗の日本人後継者査定マッチ」となりつつあるスーパーファイト。私は魔裟斗ファンではなく、ただのK-1ファンなので、単なる一選手が、試合に出ても居ないのにここまで大きく影響を与えている現状はちょっと食傷気味なのですが、まぁそれだけ貢献した選手でもあるので仕方ないのかと反面思ったりです。

さてさて、

今回、日本人vs外国人(佐藤vs城戸除く)そして、K-1甲子園がOPマッチで組まれていますが、
彼らの中に果たして魔裟斗を継ぐものはいるのか、検証しましょう。

今回、FEGさんが用意してくれた「後継者候補生」達は、
城戸康裕、小比類巻太信、長島☆自演乙☆雄一郎、渡辺一久、HIROYA、日菜太の6人です。(佐藤は「佐藤嘉洋」という地位をすでに築いており、「魔裟斗の後継者」とは違うと思いますので、省きました)


まず、魔裟斗がスターであった要素というものを挙げてみます。

1)競技力
2)ルックス・カリスマ性
3)演技性
4)ネバーギブアップ精神


これらがどの項目でもレベルが高かったのが魔裟斗という選手だと思います。そしてこれは、あらゆるシーンで「スターの条件」となる項目です。

1)競技力

ファンの中には「競技力さえあればいい」という競技原理主義者もおりますし、それを「違うな、間違っているぞ」と言う気は全くないです。ただ、唯一無二の項目というよりは、「スターになるベースとして、持っていてもらわないと困る」という項目であるとのスタンスを取りたいと思います。なので、まず一番に上げさせてもらいました。当然、目標とされている魔裟斗についても、2度の王者という形でこれを証明しています。

今回FEGさんがプッシュする5名のうち、小比類巻が最も競技力を備えていると見るのが適切でしょう。
そして、ケスナーを倒し外国人相手にも戦えることを証明した城戸。次いで、城戸を倒し、チンギスハンにもほとんど勝ちかけていた日菜太。

競技面からのみ考えれば、この3人しかいまのところ残らないということになります。特に日菜太は、この面しかいまのところ特筆すべき点がありません。

2)ルックス・カリスマ性

ルックスというのは、別にイケメンじゃなくてはいけないってことではなくて、雰囲気や佇まい含めての総合的な見た目です。カリスマ性はそれプラス、他人やメディアの関心を惹きつけることができるかどうか、という具合になります。

その意味では、様々なメディアの関心をすでに牽きつけている長島☆自演乙☆雄一郎がぬきんでていることになります。渡辺一久は言動含めて、下っ端のチンピラ風であるところが災いし、格闘技ファンには一目置かれていても、もう一つメディアの関心を得られていない気がします。

露出は比較的あるはずのHIROYAもこの面では伸び悩んでいる印象は拭えません。

小比類巻、城戸、日菜太と、競技力はある3人も格闘技界隈以外の関心を集めるには至っていないと思います。

3)演技性

つるじょあのおっちゃんのようなことを言うようでアレですが(知らない方はスルーしてください)、すなわち「自己プロデュース能力」と置き換えてみましょうか。

この面では、とにかく自分を売り込もうとしすぎている渡辺一久が多少スベり気味なのを除いても、自演乙の能力が抜きん出ていることは言うまでもありません。今回も、K-1参戦のない中国人ファイターというイジリにくい相手を使って、「10億人アニメっ子政策」や「検定受けたDVDを買え」などと自らキャッチフレーズ、戦いのテーマを設定するなど、その頭の冴えは目を見張ります。
「普段努力なんてしてねーよ」という空気を出すことも彼は得意です。イチローといい、石川遼といい、普段の猛特訓などおくびにも出さない。これは近年のスターの条件と言えるでしょう。

いきなり魔裟斗戦を要求したり、イム・チビンなら片足でOKだったとのたまうなど、徹底的にナルシストキャラ、KYキャラを貫く小比類巻太信もある意味では抜きん出ているといえますが、彼の場合計算なしの「天然」である可能性が高く、演技性という意味では疑問符がつきます。

そのほかの3選手は何を喋っても、あまりにも正直に語るので、この面では気をつかっていないように思います。HIROYA君の場合は「言わされてる感」がありすぎて、ちょっとかわいそうになるほどです。

川尻選手との試合で関心を集めたように、時には思ってもいないことを言ってみるなど衆目を集める手段としての演技性というのは、賛否はあれどすべてを否定されるものではなく、むしろ魔裟斗は積極的に活用しておりました。
この面でも彼は高い適応力を見せていたと言えるでしょう。

4)ネバーギブアップ精神

試合で人の心を打つのは、ひとえにこれだと思っています。
昨年の魔裟斗の準決勝、決勝が大いに心を打ったのは、双方が最後まで諦めずに頑張ったことだと思います。この面で、これまでの実績上致命的なのが小比類巻ではないかという気がします。
試合中に勝ったと思ってガッツポーズしたり、リードしてると油断したり、試合終了直前にKO負けするなど、枚挙に暇がありません。
・・・と、他にも佐藤がドラゴに延長で競り負けたり、日菜太がチンギスハン戦で試合終了間際にダウンを奪われたりするなど、日本人ファイターで逆転の粘りを見せる選手はなかなかいません。
魔裟斗はネバーギブアップ精神が非常に強かったと思います。気の強さと言ってもいいでしょう。
準決勝に出場する山本優弥選手がこの項目では一番なのかな、と思います。


と、上記のようにいろいろと考察してみたのですが、
結局すべてを兼ね備えた選手がおらず、あっちが立てばこっちが立たずの状況のようです。
特に、実力面で魔裟斗に匹敵できる選手がまだいないのはもちろんですが、
人気の面においてもまだまだこれからの選手ばかりです。
「長島☆自演乙☆雄一郎がベスト4に入れるくらい強くなったら最強かな」
と思ったり思わなかったりですが、
「ただひとりのスターの座」を求めるのではなく、
「MAX日本代表」のような集団的スターチームのようになっていくのが現実的なのかな~と思います。
そもそも後継者なんて必要なのかな? 簡単に後を継げる者が出てくる程度の存在なのかな、魔裟斗っていう選手は。という感じもしますし。

だから、国別対抗代表戦、やりませんか? こんな感じのメンバーで。
70キロ3名、60キロ2名くらいで、K-1MAX「オランダvs日本」とか。昔やってた「空手vsキック」を髣髴とさせるような、ですね。
すべてを兼ね備える者がいないなら、チームの中での個性って生かされると思いますよ。










・・・・・・・・さて、サイモン・ルッツのインタビューどうしようかなぁ。MAX景気に水を差すのもどうか・・・だし。
読みたい人、いる?


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by the_kakato_otoshi | 2009-10-23 15:01 | K-1

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