いまさらですが、K-1 63キロ級1stRoundの感想
なんだかいろいろと前エントリーが荒れたようです。

でも、荒れたように見せかけてアンチコメントは一人の自作自演であることをエキサイト様より報告いただいておりますので、特にここでそのことについて語ることは避けようと思っています。

で、今日のお題は「ついに観たMAX63キロ以下級旗揚げ戦」です。

<K-1 in 63>

キックファン、格闘技ファンにとってはある種の「ついにたどり着いたゴール」だったのかもしれないけど、
K-1という名前では初めての出来事です。つまりスタートです。

なんでも「初めて」は大事で、例えばK-1という名前、そのもののスタートである93年のK-1グランプリは衝撃的な波乱と、新キャラクター登場の連続で、大会を未来につなげました。

MAXのスタートである2002年の日本代表決定Tでは、順当に魔裟斗が優勝したものの、小比類巻太信からダウンを奪ったMMAファイター須藤元気や、プロレスラー村浜らの登場で個性的な男たちが一気に名を挙げましたね。世界大会ではアルバート・クラウスが登場し、これによって魔裟斗とのライバルストーリーが始まりました。

今回のJCBホールは、どうだったのでしょうか。前評判は高く、期待もされていましたが、私の印象は「これはK-1なのか?」というものでした。正直。

<K-1なのか?>

人数を絞りきれず試合数が膨らみ、KOもわずかに2試合。KO率の低さは問題ではないのですが、やはり参加人数の多さ。PPVは放送時間ギリギリだったと言いますから……。

なんでしょうね。

何か引っかかるのは、選手がどうとか、試合内容がどうとか、そういうものではなくて……。

残念ながらスケールが小さい。

K-1のウリは、良くも悪くも「世界最大の立ち技格闘技イベント」というスケールのバカデカさにあるわけで、「ここから世界最強が生まれる」という大きな感性が魅力だと私は思うわけです。

階級が絞られた70キロ=MAXでは、魔裟斗や小比類巻という「おそらく世界レベルで戦えるんじゃないか」と思われていた選手が存在していたことで、日本代表決定戦であってもそのスケール感はがっちりと維持されてきました。

<世界を感じさせるスケールがなかった>

今回の63キロではやはり「世界への夢」を乗せられた選手がいたか? というと難しい。
確かにいろんな団体やタイトルの垣根を超えて日本のトップ選手が集結したんだと思います。
そこまでこぎつけたファンの後押しと、主催者の手腕は高く評価されるものなのでしょう。

しかし!
何故かそこに大きなスケールを感じなかった。私の思う「K-1らしさ」は希薄でした。というか、あまり見えてきませんでした。

もうひとつ。

単に強い弱いの問題だけでなく、本来のK-1のウリは何度も書くようにその大きさだと思うわけです。
世界は広い。ゆえに、初めて観たような選手がとんでもない大物を食ったり、どこの馬の骨ともわからない奴が誰も知らない戦い方で正統派の有名選手を突如下す。

例えば、古い例ですがパトリック・スミスがフグを倒したり、シカティックが佐竹をKOしたり。
須藤元気が小比類巻からダウンを奪ったり、山本KIDが衝撃的な登場をしたり、ボブ・サップが3タイムス王者を食ったり。
そんな「未知との遭遇」。宇宙的な番狂わせや、全くバックボーンの違う戦士たちが一つのリングで邂逅する瞬間こそが、K-1の魅力であると申し上げたい。

今年の63キロ級でいえば、渡辺一久vsDJtaikiが一見塩試合であるにも関わらず注目されたのは、「何が起こるかわからない」というK-1らしい期待感があったからでしょう。

どういうわけか、今回のK-1MAX63キロ級にはそれがなかった。と、思う。

<異質こそK-1>

試合を観ても、キックボクサー同士の質の高い「試合」ではあったのかもしれないけど、「なんだこれは」「こいつはなんなんだ」というサプライズ、スケールの大きさが感じられなかった……。

MAX初期で言うところの武田幸三や須藤元気、山本KID。そんな「異質なる雰囲気」を纏ったオーラと魅惑のファイターがそこにはいなかったのではないでしょうか?

このままではおそらくダメでしょう。
しかし、ダメなのは今回だけであるかもしれません。

谷川氏も「トーナメントになればまた雰囲気が変わる」と期待しますが、確かにその通りでしょう。K-1はワンデイトーナメントによって不確実性のドラマが加わってこそ、サバイバルゲームとしての魅力が表現されるイベントです。

63キロ級にとっての正念場は、7月の代々木第一。
ここでのトーナメントでこの階級の行末が見えてきます。

<最後に>

各試合に関しては、
特に印象に残ったのは上松vsジェヒで、もちろん勝った上松も見事なんですがジェヒの根性というか、突進力は素晴らしいし、実にK-1的な魅力あるファイターだと思います。他の日本人トップファイターを凌駕する試合をしましたね。
期待した才賀紀左衛門は、途中でバテましたね。
ちょっとスタミナをどうにかしたほうがいいかも。素質は高いと思うんですが……。
大月vs松本も熱い展開でよかった!

誤解なきよう言っておきますと、各試合は結構面白かったんです……
総評としては以上になります。

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・今日のまとめ

<結論>
K-163キロ以下級旗揚げ興行は、K-1らしくなかった。

<理由>
1 世界最強を名乗れる(可能性がある)選手がそこにいたか?
2 これまで全く観たことがないような、新しい可能性に出会えなかった。

<展望>
7月のMAXで、真価が問われる!
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by the_kakato_otoshi | 2010-05-06 12:18 | K-1

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