ルーマニアでK-1、開戦間近! トーナメント徹底分析
ブロガーK : 不規則な就業形態に疲れているが、赤と青のグローブを見ると口だけ元気になる。愛知県出身。

レディーL : 聞き手の女性。特に格闘技に興味はないが、芸能界入りし格闘中継のゲストとして、リングサイドで観戦してみたいと思っている。北海道出身。

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ブロガーK(以下K)「今日は口語口調で書くために、対話形式でやってみます。さて、間近に迫ったK-1ルーマニア大会。これはK-1ファンとしては要注目の大会ですよ!」
レディーL(以下L)「そもそも、ルーマニアってどこにあるの?」
K「え……東欧」
L「だから、それどこらへん?」
K「うーん。多分、沖縄よりも遠いよ」
L「……ちゃんと教えなさいよ」
K「えっと、ヨーロッパの東の方の国で、いわゆる東西冷戦下ではソビエト連邦の影響下にあった社会主義国家であったが、1989年ルーマニア革命で民主化し、2007年にはEUに加盟。スポーツ面では他の欧州の国と同様サッカーが非常に盛んだが、K-1で活躍するダニエル・ギタは国民的知名度を……」
L「……わかった。もういい」
K「で、そのルーマニアの首都ブカレストで開かれるのが、今回のK-1WGPinブカレスト。すなわち東欧予選なんですね」
L「どうしてルーマニアでK-1を?
K「もともと、ルーマニアではK-1のテレビ放送はあったんだね。で、ローカルコンバットという格闘技興行が出来て、ダニエル・ギタやカタリン・モロサヌらを中心としてルーマニア国内で興行を重ねていったんだ。
 そのローカルコンバットが、今回の主催者として本家K-1を開催することになったというわけなんだよ」
L「K-1の名義貸し大会?」
K「いや、K-1を主催するFEG社も今回の主催者に名を連ねているから、外目には共同開催という形になるんだね。ただ、イベントを取り仕切るのはあくまでもローカルコンバット。すなわち、ルーマニア側だ」
L「あれ? いままでもK-1が海外でイベントやってたよね?」
K「うん。オランダやオーストラリア、ラスベガスなどでやっていたね。ただ、これまでの興行はFEGの現地法人か、もしくはテレビ局やFEGそのもの……つまり日本側が主催者だった。その辺が微妙に違うんだ
L「……ま。どうでもいいか」
K「……観る分にはね」
L「で、ルーマニアは何が美味しいの?」
K「知りません。さ、先に話を進めよう」
L「えー……不満!」
K「今回はルーマニアではじめておこなわれるK-1ワールドグランプリ(=ヘビー級)の大会なんだ。それだけでも非常に意義のあるものなんだけど、メンバーも非常に豪華なカードが揃っていて注目されている」
L「手元の資料によると、アレクセイ・イグナショフ……レイ・セフォー……」
K「そう。2000年代のK-1を彩った名選手が参加するし、若手のWGPの常連になりつつあるエロジマンも出場することになったんだ! ベスト8ファイターの出場で、ルーマニアはさらに盛り上がるよ」
L「ふーん。でも、大半は知らない名前! そもそも読みにくい。【いおぬっといふてぃもあいえ】とか」
K「その辺もいろいろ解説してみよう。まずは、トーナメント表を見てください」

5月21日 K-1 WORLD GRAND PRIX in Bucharest  ルーマニア・ブカレスト
セバスチャン・チオバヌ(ルーマニア) vs ダニエル・サプロション(エストニア)
マイティ・モー(アメリカ) vs ローマン・クレイブル(チェコ)
アレクセイ・イグナショフ(ベラルーシ) vs ミンダウガス・サカラウスカス(リトアニア)
セルゲイ・ラシェンコ(ウクライナ) vs フレディ・ケマイヨ(フランス)


L「……みんだうがす、さからうすかす……」
K「3回続けて言ってみて」
L「チャレンジする前から噛むの決定済。やるだけ無駄」
K「トーナメント準々決勝第1試合、セバスチャン・チオバヌvsダニエル・サプロション!」
L「……このカードで盛り上がれるのは世界広しといえどもKさんくらいでは?」
K「別に盛り上がっているわけではない。とにかく、選手を紹介していこう」

セバスチャン・チオバヌ(ルーマニア) vs ダニエル・サプロション(エストニア)

K「まずは地元ルーマニアのチオバヌだ」
L「……顔がおっさんくさいというか、なんか垢抜けない
K「まぁ、否定できない。この選手はトーナメント出場中唯一、ルーマニア出身の選手なんだ。彼にとってはホームスタジアムだし、結果が期待されるだろうね。去年実は来日していて、世界最終予選にエントリーしたが初戦でラシェンコに負けてしまった。僅差の判定ではあったんだけど……」
L「うーん。日本で言うところのどんな選手?」
K「パンチャーだし、一昔前の天田ヒロミ的なポジションかなぁ」
L「微妙すぐる……」
K「世界最終予選では、ドラキュラのコスプレで入場したりしてる」
L「……一体なぜ」
K「ルーマニアはドラキュラの出身地なんだよね。いわば郷土愛のようなもんじゃない? 日本人が侍コスで入場するようなものかな」
L「アキバ系の選手が東方プロジェクトコスで入場するのと関係ある?」
K「大きく見れば郷土愛というカテゴリーで一致するかも(汗)。
 対戦相手のダニエル・サプロションはエストニア出身の選手で、エストニア予選トーナメントを優勝してここに駒を進めてきたんです」
L「まずそもそもエストニアという国がよくわからないし」
K「その辺の説明はググってくれたまへ。サプロション自体はキックが得意な印象があるなぁ。エストニア予選の決勝戦もキックでKOしてたし」
L「……なんでそんな試合観てるのよ……」

マイティ・モー(アメリカ) vs ローマン・クレイブル(チェコ)

L「マイティ・モーは、チェ・ホンマンをKOした人ね」
K「そうそう。豪快なフックでKOの山を築いた、K-1にとって印象的なファイターの一人です」
L「最近は見ないよね」
K「K-1に出場するのは結構久々だね。ただし、総合格闘技の試合を今年日本で行っているし、ファイターとしては継続していたんだ」
L「腕太すぎ。腹太すぎ」
K「復活を期するのは、イグナショフだけじゃないってことですね。対戦相手のローマン・クレイブルは今大会最大のくせ者。ダークホース的存在だ」
L「へ~」
K「去年のK-1collizionファイナルトーナメントで8人のトーナメントを勝ち抜き、優勝している。過去にもダニエル・ギタやアレクセイ・イグナショフを倒しているし、実力的にはかなりあると言われているんだ」
L「ふぅ~ん」
K「表舞台で戦ってきたモーと、裏街道の実力者の典型のようなクレイブルの試合は、両者の生き様がどう出るのか楽しみな試合だよ」
L「zzz……」

アレクセイ・イグナショフ(ベラルーシ) vs ミンダウガス・サカラウスカス(リトアニア)

L「ミンダウガスサカラウスカスって3回言ってみてよ
K「ミンダウガスサカラウスカスミンダウガスサカラウスカスミンダウガスサカラウスカス……歯がカチカチ言うな(笑)」
L「ミンダウガスサカラウスカスリトアニアって3回言ってみてよ」
K「ミンダウガスサカラウスカスリトアニアミンダウガスサカラウスカスリト……(涙」
L「格段に難易度があがる!」
K「この早口言葉野郎は、リトアニア予選で優勝したんだ。はい、紹介終わり」
L「イグナショフはこないだバダ・ハリさんにコテンパンにやられった人ね」
K「イグナショフの悪口を言うと、コメント欄に熱狂的なファンから撤回しろ、消去しろ、いい加減にしろとわけわかんない要求してくるから、控えた方がいい……ふっふっふ」
L「昔はあんなに強かったのにね……って大した知らないけど、そうなんでしょ?」
K「……人はみな、身体を永久に保存しておくことはできないんですな。いつかアリスターの身体も萎む。
 同時に、闘争心とか、モチベーションとかもずっと高いままを保つことはできない。
 一部の格闘ファンにはそれがどうしてもわからない人がいて、成績が悪くなった元トップファイターが数年ぶりに帰ってきたりすると、強かったときのことだけ思い出して”復活、復活”と騒ぐんだけど、そういうファイターに限ってほとんど復活することはない。消えていったときよりも、なお悪くなっていることがほとんどだ。これが現実なんだね」
L「山本KIDみたいに?」
K「そうそう。クルム伊達公子が特例過ぎるんだ(笑)。シューマッハもどうなることやら」

セルゲイ・ラシェンコ(ウクライナ) vs フレディ・ケマイヨ(フランス)

K「あ~鳩を飼いたい
L「某国首相?」
K「違うよ。ラシェンコの夢は、鳩をたくさん買って、鳩でビジネスをすることなんだって」
L「へぇ~。可愛らしい夢ねぇ」
K「いや、鳩は高価で、繁殖させれば十分ビジネスになるらしいよ。案外しっかり者なんじゃないかな」
L「あたしも鳩で一山当てよう!」
K「幸夫人のように……」
L「なんかそれ違う」
K「……えっと、対戦相手のケマイヨは今大会の優勝候補筆頭
L「え? イグナショフとかモーじゃないの?」
K「数年前ならね。時代は変わるんだ……おそらく、その二人は優勝候補どころか、1回戦すら危ない。なにしろ、ケマイヨは昨年イグナショフとクレイブルを倒しているんだ。しかも2試合ともKOで」
L「このトーナメントのなかでは、上位ってこと?」
K「そう。1回戦のラシェンコは難敵だけど、今の勢いがあればあっさり勝ってしまうかもしれない。準決勝の相手は倒しているイグナショフか、中堅どころのサカラウスカスだと考えれば、決勝に行くのは50%以上の確立でこのケマイヨだと思いますねぇ。以前K-1にチョロチョロ出てきてたころよりも筋肉が分厚くなって、相当パンチ力が上がっている印象」
L「ふぅ~ん。顔はなんとなくイケメンになりそうな気もする。ファッション次第で。体つきはさすが黒人選手だけあって、凄いね~」

優勝予想

L「で、ケマイヨ優勝候補ってことでいいわけ?」
K「ケマイヨが大本命。逆ブロックからはマイティ・モーとクレイブルの勝者が上がってくるだろうね。モーが勝なら早い段階でのフックだし、モーはローキックをほとんど蹴らないから、クレイブルが勝った場合はあまりダメージがないだろうから」
L「でもさ、このトーナメントって普通のK-1ファンはイグナショフとかモーを楽しむものなんじゃないの?」
K「現実を知るがいいさ……」
L「ひねてるなぁ」
K「次回へ続く」

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by the_kakato_otoshi | 2010-05-14 11:45 | K-1

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