ルーマニア大会で見えてきた、現在のヘビー級ファイターの勢力図
ルーマニア大会の興奮覚めやらぬK-1ですが、
この大会から見えてきた東欧系ヘビー級ファイターの勢力図をちょっと考えてみたいと思います。

しかし、以下はあくまで個人的な見方です。
それをご勘案できない方は読まないほうがいいと思います。

~~~~~~~~~

まず、この大会に出場した選手の中で、WGP横浜大会に出場したのはイグナショフです。

イグナショフはバダ・ハリを相手にかなりの大差をつけられて負けてしまいました。

バダ・ハリ>>>>イグナショフ

大雑把にこうしておきます。

今回、イグナショフはサカラウスカスを全く寄せ付けずに圧勝。ケマイヨとはほぼ互角の勝負でした。
また、ケマイヨはラシェンコに判定勝利。イグナショフとサカラウスカスほどの差はなかったと見受けられます。ケマイヨはクレイブルをKOするなど実績的にはラシェンコを大きく上回ります。

バダ・ハリ>>>>イグナショフ=ケマイヨ>>ラシェンコ>>サカラウスカス

あくまで大雑把にこんな感じにしておきます。

イグナショフとは逆のブロックからはチオバヌが上がってきました。(サプロションに1R秒殺KO)

準決勝の相手モーは、初戦でクレイブルにローを受けており、それがチオバヌに有利に働いたことは間違いないと思います。
決勝戦では、6ラウンド戦ってきたケマイヨに敗れましたが、内容的にも「何度やっても結果は変わらないのでは」と思わせるものがありました。
チオバヌは昨年、日本で行われた「世界最終予選」で準々決勝にてラシェンコに敗れていることからも、ケマイヨとはかなり差があるのでしょう。

バダ・ハリ>>>>イグナショフ=ケマイヨ>>ラシェンコ≧チオバヌ>>サカラウスカス=サプロション

さて、ここで問題はマイティ・モーに1回戦で敗れたローマン・クレイブルの扱いです。

クレイブルは過去、ダニエル・ギタやイグナショフに勝利しています。しかしながら、今回は豪快にモーの剛腕でKOされてしまいました(汗)。
モーは「当たれば勝ち」「当たらなければ負け」という選手なので、相性の面が強く、クレイブル戦もKO勝利ながら「なんどやっても勝てる」というほどの差ではなかった印象。しかし、クレイブルの実績を考慮しても、マイティ・モーの現在のチカラがラシェンコやチオバヌに劣るとは考えにくい。
ファイトスタイル的に安定感がないというのが正しい評価でしょうが……最大限能力を発揮できたとして、ここらへんに入るでしょうか。
(ディフェンスできるはずのクレイブルがモーに負けたというのは、軽く驚きでした。しかし、クレイブルはポトラックにもKO負けを喫しており、どーやらパンチャーに弱いようですね)

バダ・ハリ>>>>イグナショフ=ケマイヨ=マイティ・モー(最大値)≧クレイブル>ラシェンコ≧チオバヌ>>サカラウスカス=サプロション

これでトーナメントに出場した8名はすべてこの表の中に入りました。

スーパーファイトに入った選手を観てみましょう。

まずルーマニアの英雄候補、カティナスです。今回彼はカーター・ウィリアムズを軽くTKOしています。
最近ではレコやポトラックに勝利するなどいい試合をしていますが、昨年の欧州予選ではサメドフに完敗しています。

サメドフ>>カティナス≧ポトラック>>レコ>カーター

もう一人難しいのが、カタリン・モロサヌ。今回エロジマンに10秒で秒殺されましたが、あまりに当たり所が良すぎたのと、ストップが若干早かったため(日本なら続行だったでしょう)、選考試合にならず。
去年末にマイティ・モーとほぼ互角の打ち合いで延長まで戦い抜いた試合をしており、実力的に同レベルはあると思いました。

またこのモロサヌ、ケマイヨと戦って1勝1敗。澤屋敷純一を1RでKOするなど、ただの色物ではありません。

バダ・ハリ>>>>イグナショフ=ケマイヨ=マイティ・モー(最大値)=モロサヌ(最大値)≧クレイブル>ラシェンコ≧チオバヌ>>サカラウスカス=サプロション

この辺に入ります。

ここからは多少推測が多くなりますが、
カティナスはモロサヌやケマイヨほどの実績はなく、一歩落ちてラシェンコレベルと推測します。(昨年の欧州予選などでサメドフをものさしとする)

二つの表を合体してみましょう。

バダ・ハリがちょっと抜けているので、ここでは外してしまいます。

サメドフ>イグナショフ=ケマイヨ=マイティ・モー(最大値)=モロサヌ(最大値)≧クレイブル>ラシェンコ=カティナス≧ポトラック≧チオバヌ>>レコ≧サカラウスカス=サプロション>カーター

こんな感じになります。

今回のルーマニア大会のメンバーを俯瞰すれば、だいたいこのような力関係が言えるのではないでしょうか?

若干乱暴な表になりますが、これが正しいかどうかは、これからの彼らの戦いが証明してくれるでしょう。


東欧のレベルはオランダのK-1トップファイターと比べるとまだ差があると思いますが、
今回のルーマニア大会をきっかけに切磋琢磨して強化されていけば数年後には大きく勢力図が変わる可能性がありますね。


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by the_kakato_otoshi | 2010-05-24 16:07 | K-1

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