ステファン”ブリッツ”レコ(ドイツ)vsジェロム・レ・バンナ(フランス)
実に10年ぶりとなる試合が組まれました。
2001年仙台で行われたK-1サバイバル2001。
レコとバンナは5ラウンドの激闘を戦い抜きました。
1〜3Rはほぼ互角、4Rの終盤に珍しいバンナの左ハイキックでレコがダウンを奪われます。
5Rはレコが押しますが、ダウンは取れずに判定でバンナ。
大熱戦だったのを覚えています。
意外にもそれ以来10年ぶりの再戦。
場所はスイスです。
バンナにとっては昨年9月に京太郎と戦って以来のK-1ルールマッチ。
最近は若手の登竜門的な扱いになっていましたが、今回の相手は同じベテランです。
レコは衰えが激しくトップクラスにはついていけなくなり、
ラウル・カティナスやアンダーソン・シウバにもKO負けを喫しています。
ここ最近ではグローリーワールドシリーズでかなりの格下であるはずのウェンデル・ロシェにもTKOで負けており、名のあるキックボクサーとしてはかなり苦しくなってきました。
かつての獰猛さが鳴りを潜めたジェロム・レ・バンナと、加齢によって自慢のスピードが衰えたステファン・レコ。お互いが最大の武器を失っている状態での再戦。
ファンとしては複雑なものがあります。
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