と、小馬鹿にしていたムエタイヲタの諸君は、タイ王国が全面バックアップする「タイファイト」でテレビ中継を考慮して3ラウンドで行われたことををどう思うのでしょうか(笑)。
8月7日 タイファイト 東京・有明コロシアム
◯ファビオ・ピンカ(フランス)vs大和侑也(日本)● 判定
◯ブアカーオ・ポープラムック(タイ)vs 牧野智昭(日本)● 2RTKO
●ヨーセングライ・フェアテックス(タイ)vs白須康仁(日本)◯ 判定
◯ヨハン・リドン(フランス)vs郷野聡寛(日本)● 判定
◯スッドサコーン・ソー・クリンミー(タイ)vsTOMOYUKI(日本)● 判定
◯サイヨーク・プンパンモアン(タイ) vs高 修満(日本)● 判定
さて、ニコニコ動画で生放送、タイ本国でも生放送された「タイファイト」。
ショータイム王者ヨハン・リドン、K-1MAX王者ブアカーオ、そして”裏最強”ヨーセングライといったK-1ファンにもおなじみの選手が登場しました。
中でもブアカーオは出演した映画「YAMADA」の衣装で登場し、タイ本国でのテレビ放送を意識している様子でした。
そして「KO」をこよなく愛する日本のファンのために、この大会唯一のKO勝利で大歓声に応えることができたようです。
ショータイム王者リドンは持ち前のテクニックで郷野聡寛を翻弄し、見事に勝利。伊達に王者を名乗っていないことを証明しましたね。
しかし、この日の主役はやはりヨーセングライを倒した白須康仁でしょう!
ムエタイファイターにしては戦い方がK-1ナイズされたヨーセングライはヨーロッパでも有名な選手であり、ブアカーオに並ぶ強豪として恐れられています。ジョン・ウェイン・パーなどの大物にも勝利しているほどです。正確無比な戦い方から「コンピューター・ウィザード」と呼ばれています。
そのヨーセングライに、白須はなんと1ラウンドにカウンターでダウンを奪うと、そのダメージから立ち直れていない相手から2度目のダウンを取りました。
ヨーセングライの反撃は苛烈を極めましたが、1Rのポイントを守りきって白須が大金星。
まさかまさかの大アップセットで世界のムエタイ地図を塗り替えました。
白須康仁選手の格闘技人生は、これで間違いなく変わったと断言できますね。
http://twitter.com/Ebi_Knight←ツイッター
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