<67kg以下級トーナメント準々決勝>
ケム・“T.T.”・シッソーンピーノーン(タイ)vs横山茂之(日本)
モサブ・アムラーニ(モロッコ)vsオシネ・ベノウィ(アルジェリア)
イム・チビン(韓国)vsファビオ・ピンカ(フランス)
イブラヒム・シアホー(モロッコ)vsアレッシオ・アンジェロ(イタリア)
<70kg以下級トーナメント準々決勝>
ブアカーオ・ポー・プラムック(タイ)vsハキム・シャイビ(モロッコ)
ミケーレ・ピスチテロ(イタリア)vsハフィド・エル・ボウスタティ(モロッコ)
ヨス・バラダス(ポルトガル)vsヴァージル・コロッサ(南アフリカ)
アブラハム・ロクエニ(スペイン)vs西川 智之(日本)
タイ王国が力を入れて「脱・賭博競技のイメージ」を進めるムエタイ。
K-1流のトーナメント制、そして3R制を導入し「見て楽しい競技」を目指しています。
日本のムエタイファンからすれば、
「K-1などムエタイに比べれば遊びのようなもの」との意見がよく聞かれましたが、
この国家を挙げたムエタイのK-1化をどう解釈しているのでしょうか。
さて、
先日は日本の有明で行われたタイファイトの本国版が行われます。
昨年も行われましたが、67kgと70kgのトーナメントの1回戦。地元タイ代表はそれぞれケム・“T.T.”・シッソーンピーノーンとブアカーオ・ポー・プラムックです。
ケムはラジャダムナンスタジアムの元王者であり、「S-1」や「プロムエタイ」などの各種タイトルを持っている超強豪選手。昨年はK-1MAX現王者のジョルジオ・ペトロシアンとも試合をしており(判定負け)、国外での経験も豊富なファイターです。
ディフェンディングチャンピオンとなるフランスのファビオ・ピンカは、先日のショータイム日本版において魂の逆転劇を決めた「韓国の第一人者」イム・チビン。初戦から激しい試合になりそうです。
MAXでおなじみの70キロに出場する昨年S-CUPを制したブアカーオ・ポー・プラムック。
初戦は問題ない相手ですが、今回の目玉は反対ブロックにいるスペインのアブラハム・ロクエニでしょう。波乱がなければこの二人が決勝で戦うことになりそうで、世界の70キロ級のランキング決定戦とも言える戦いになります。
というのも、このロクエニはアンディ・サワーからダウンを奪って勝利しており、
間違いなく世界の強豪の一人に数えられる存在だからです。
ますますムエタイルールとK-1ルールの使い分けが難しくなってきている今日日のワールドキックですが、国が違えば同じK-1ルールでもいろいろと解釈の違いが出てきており、今後どのように勢力分布が変わっていくのかは注視していきたいと思います。
http://twitter.com/Ebi_Knight←ツイッター
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