秋山VS桜庭の試合を検証するのはいいんですけよ。それはもう徹底的にやってもらいたい。
しかし、
それは「格闘技界をいい方向に持っていきたい」「今後、不正をなくしていきたい」という気持ちがあればこそです。
スポンサーに撤退を促したり、不買運動を起こすということは絶対方向性が違う!
と、私は思います。
格闘技を盛り上げたい、格闘技をよくしたいという心が到底あるとは思えない行動をどうして彼らは取るのか。
それは「FEG憎し」という感情だと思います。(FEGとはK-1を主催する会社デスね)
おそらくは「Pからはじまる某マイナー格闘技団体」のコアファン層らが中心になっていると予測できます。と、いうかPRIDEなんですけどね(笑)。他にはボクシングなどK-1に良くない感情をもってる同業他種的な競技のファンとかもいるんでしょうね。
なぜ、私が「PRIDE」の名を出したか。
この問題の根底にあるのは、やはり昨年の「フジテレビがPRIDE放送を突然中止」した事態があげられると思います。
この問題で、日本における総合格闘技の第一人者として自他ともに邁進し、素晴らしい興行を行っていたPRIDEは、いきなり名声もそして財政的にも地に堕ちました。
衝撃でしたね。私も。
PRIDEの熱心なファン層にとっても致命的でした。当初は「地上波なんていらない。すぐに復活できる」という向きでしたが、徐々にPRIDE本体であるDSE社が厳しい状況に陥り始めるにしたがって「やはり地上波がないと」という風向きにかわってきました。
そんななか、PRIDEよりも選手層やレベルの面で劣るFEG主催の「Hero's」がのうのうと活動し、地上波でも放送されているわけですから。。。。
……嫉妬です(笑)。
ミルコ・クロコップを他団体に奪われて失い、ヒョードルも微妙なスタンス。人気の源である二選手の動向に、そして絶望的な未来しか提示できないDSE。
わずか1年であっというまの凋落。
こりゃもう「死なばもろとも」な、わけです。捨て身の攻撃というのは怖い。なにしろ失うものがないのですから。彼らにとっては「格闘技の未来」とか「格闘技の一般化」とかどうでもいいんですね。
PRIDEのない格闘技に彼らは未来を見出せず、そして他者への攻撃になるわけです。
日清やNIKE、FIELDSらK-1系スポンサーへの嫌がらせ。
K-1の本丸である「地上波」への攻撃なわけです。彼らの「動機」は以上のように読解できます。
私は言いたい。
すこしでも格闘技への愛があるなら、自分たちの行動を立ち止まって考えてください。
と。
男の嫉妬ほどみっともねえものはないぜ。