【結果】K-1 WORLD GP in Amsterdam ホーストの内なる戦い
今回のMVPはやっぱりポール・スロウィンスキー
スロウィンスキーの足技とコンビネーションに、K-1レジェンド・アーネスト・ホーストの姿をしっかりと見ることができました。

私はCS放送で観戦し、ついでに地上波も見ました。両方見てからの感想です。

「自称通」ブロガーが谷川批判で塗り固めそうな興行ですが、私の見方は一線を隔しています。(本当か?)

(赤が勝利。○●は私の勝敗予想)

【スーパーヘビー級タイトルマッチ】
○王者 セーム・シュルト vs 挑戦者 マイティ・モー●

予想も的中。体調が万全ではなかったというモーですが、仮に万全だったとしても勝ち目はなかったと思います。チェ・ホンマンのように「油断」をしない男ですからね、シュルトは。前蹴りとローキックでモーの前進を封じる危なげない戦い方。王座はまったく揺るがない。マイティはおそらく今日準優勝のブレギーとどっこいか、ちょい下かな。


【スーパーファイト】
○ピーター・アーツ vs ボブ・サップ●

予想は的中。アーツが開始15秒で膝蹴り悶絶KO勝ち。谷川氏が試合直後に(地上波解説ではカットされてた)「また裏切られました」と発言。サップは試合後インタビューも受けずに撤退。こんな試合をしておいて、何食わぬ顔で「和解」ってのはなくなったような気がしますが、どうなんだ? サップ!
にしても、私が気になったのはセコンドにいたピーター・グラハムです。

○ルスラン・カラエフ vs メルヴィン・マヌーフ●

カラエフが得意の(?)秒殺KO負け。おねがいだからディフェンスして! 予想は外れ・・・。この試合で勝ってしまったことで、マヌーフの扱い方がどうなるか注目です。

○澤屋敷純一 vs ニコラ・ヴェルモン●

まあなんともいえず。相手は弱かった・・・。

【ヨーロッパGPトーナメント】

○ビヨン・ブレギー vs ブレクト・ウォリス●

復活したウォリスは、実力を発揮しきれませんでしたね。本来もっと動くはずなんですが。
もっさりしたようなブレギーですが、膂力はK-1でもナンバーワンかもしれません。ダウンを奪ったラッシュは見事。それにしてもものすごい筋肉。レミーと戦った4年ほど前に比べると、本当に別人ですよ。体重が試合の結果を決める重要な要素であることを、彼は体現している存在ですね。

●マゴメド・マゴメドフ vs マキシム・ネレドバ○

ローキッカー・ネレドバと本当に大接戦。延長でもよかったのではと思いましたが、派手な打撃のモーションの分だけマゴメドフにジャッジがあがってしまいました。ネレドバは期待しましたが、トリッキーな動きとローキックはいいのですが、一発の威力がなかったですね。
かといって、マゴメドフも体重が軽く、もうひとつインパクトがなかったです。この選手にレコが負けたとは考えにくいのですが・・・・・・。

○ポール・スロウィンスキー vs 天田ヒロミ●

天田はもう無理。心が折れているし、体もぶよぶよ。予想的中。かかとおとしから、引退勧告します。さようなら。

●ジェームス・フィリップス vs ザビット・サメドフ○

予想的中。サメドフが圧倒的かと試合前は思っていましたが、ジェームズ・フィリップスの鞭のようにしなやかなキックが意外とサメドフを苦しめましたね。1回戦の中ではもっともいい試合でしたが、フィリップスもパワー不足。若いので、もっと一撃を強くしないとK-1では活躍できないでしょう。サメドフは優勝を狙っているらしく、深追いせず。ヨーロッパはレベルが高くて面白いなぁ。

準決勝

ビヨン・ブレギー vs マゴメド・マゴメドフ

パワーの差はいかんともしがいたのか!? 会場は全員マゴメドフを応援してました。
ブレギーは本当に強い。強いんだけどねぇ……。

●ポール・スロウィンスキー vs ザビット・サメドフ○

まさかホーストの元で練習しているとは知らず、スロウィンスキーがここまでの選手になっているとは思いませんでした。サメドフは数年間負け知らずで東欧では比類なき選手。この選手に一時はダウンを奪われながら、ローキックで逆転した冷静さはまさにホーストそのもの。素晴らしい。これがチーム・パーフェクト! 予想は外れました。それにしてもサメドフも好きな選手ですね。強くなりそうです。

決勝

ビヨン・ブレギー vs ポール・スロウィンスキー

この大会のベストバウト。パワーに勝るブレギーが圧力をかけて攻めます。一回ダウンを奪われながらも、スロウィンスキーがここから大逆転。ローキックからストレートがブレギーの顔面を捉え、ついに大巨人狩り達成。ぐらっという倒れ方が非常に印象的でした。
試合後、ホーストが、自分の指導するスロウィンスキーの下ではなく倒れたブレギーの心配にいったのも、感慨深いものがありましたね。
ブレギーはいまでこそマイクスジムですが、以前はホーストとともにボスジムで練習し、「ホースト2世」と言われていました(古いK-1ファンなら知っているでしょうね!)。
そんな自分と一緒に練習し、頂点を目指したブレギーを、自分が育てた若い選手によって倒してしまった。
ホーストが決勝戦後に見せた涙の理由は、そんなところにあったような気がします。
ロッキーを髣髴とさせるヒューマンドラマがそこにあったのではないかと、想像してしまうのです。
素人目には、サップの逃亡劇&禊が話題になったオランダ大会ですが、真のドラマはこの欧州GP決勝戦にあり、そして、その主役はホーストだったのです

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by the_kakato_otoshi | 2007-06-24 22:11 | K-1

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