私は、だからといって焦る必要があるとは思えないです。
そもそも、焦って対策を講ずるなら、結論として出てくるのは日本人選手の多用か、著名人の登場を願うしかなく、それでロクなコンテンツが出来上がるとは思えませんから。
それよりは、今の以前よりもストイックな路線を地道に続けていくことだと思ってます。
細かい修正(ジャッジ、演出など)以外は手を入れようとする必要はないです。
国民的スターなんてものは、作ろうとしなくても勝手に出てくるし、神のみぞ知る領域。
それよりは、「誰が出ているかは知らないけど、K-1なら外れがないから見る」という方向がベストだと私は思います。
1年2年結果(数字)が出ないからといって、テコいれなんぞしなくてもいいです。
11%というのは、私が再三申し上げているように「基本的に格闘技のもつ数字」です。
なので、格闘技が好きな人はこの二つのイベントをきちんと見ています。
ランダエダ戦第1回目で亀田兄弟が40%取りましたが、今は誰とやっても10%台に落ち着いています。これからもっと下がるでしょう。K-1はあのような一時的なイベントではないのです。サッカー、野球と同様、長く根付かせることが目的なのですから、亀田の手法を追っていてはいけません。まったく似て非なるものです。
いまはコンテンツは大量に生まれ大量に消えていく時代です。今年ブレイクしたお笑い芸人が来年ほとんど消えているのと同じです。
そんな中で、K-1と谷川IPが長いスパンを見ています。その目を私は信頼するしかありません。
ただ、今の数字も取らなくてはならないから、桜庭や船木などのロートルを使わなくてはならないのです。こういう数字目当てのロートルこそ、モンスター以上に必要ないと思いますが、これもマーケティングリサーチの結果だと思うので、仕方ないでしょう。
ただ、今年の流れを見て、
今の路線は間違っていないから、迷わず続けてください。いつか結果は出ます。
と、述べておきたいと思います。
ただ、システムの改変は毎年修正していくべきだと思います。WGPの世界予選については、一考の余地があるかも知れません。
たとえば、4人制のトーナメントを導入するというのも、ひとつの提案として述べておきたいところです。
考えがまとまり次第、私なりのWGPシステムも公表したいですね。
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今年はこれ以上視聴率の話はしません。