厳しく問われる欧州王者の実力
この3年間、アムステルダムではK-1WGP欧州予選が行われており、セーム・シュルト、ビヨン・ブレギー、ポール・スロウィンスキーという3人の王者を生み出しています。

このうち、3タイムス王者であるセーム・シュルトに関してはもはや説明不要ですが、
その後の二人の王者……ビヨン・ブレギー、ポール・スロウィンスキーに関しては、初代王者であるセーム・シュルトと対戦し1ラウンド終了のゴングを聞くことすら適いません。

世界最大激戦区である欧州の王者が、ちょっとなさけないのではないかというのが私の考えです。コアなK-1ファンほど欧州の選手をプッシュする傾向にあるわけですが(私もその一人でした)、去年は欧州出身選手6人がそろいながらも、オセアニアのスロウィンスキーに優勝をさらわれるという「失態」を演じてしまいましたね。
すでに欧州からはレ・バンナ、レミー、アーツ、シュルト、バダ・ハリ(K-1での登録国籍はモロッコですが、生まれも育ちもオランダ)という最強の5人が今年は開幕戦出場が決まっています。その最強の5人に加える意味のある選手でなくては、欧州王者としての価値はないと思います。

藤本より強いとか澤屋敷より強いからとか、そういう理由で一流半の実力を持つ欧州選手を押すのは無理があると思います。K-1は世界大戦なのですから、欧州偏重である現在はただでさえよろしくない。(世界中にテレビで発信する意味がなくなるため)無理にでもアジア、アメリカ、オセアニアから選手を発掘しなくてはならない時期であるというのに、昨年でいえば議論になったブレギーを推薦でベスト8に入れる意義って薄いのかなぁと思います。
国籍を無視した完全実力主義をK-1の視聴者全員が望むのであれば、話は別ですが、少なくともオセアニアでのPPVなども考えると、ブレギーよりもセフォーを選ばざるおえなかった事情は理解できます。結果的、かつ個人的にはセフォーを選ぶべきではなかったと思いますが。

今年のK-1ハンガリーは欧州予選のそのまた開幕戦という位置づけで、実験的な大会でした。アムステルダムに進出した6名は、欧州予選の位置づけを高めるためにも、「打倒シュルト」を目指して欲しいと思います。ザビット・サメドフの「シュルトをぶっ殺す」という発言に大喜びしたのは、そのためです。
特に20代の選手……サメドフ、ジマーマン、カラチあたりはまずブレギーという高い壁を乗り越え、シュルトの頂まで目指すべきですね。容易な道ではありませんが、期待したいと思います。

http://www.youtube.com/watch?v=7j85FzUcCPE
↑おまけ。K-1WGP2008inブダペスト サメドフVSミランダ

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↑一番左はレミー・ボンヤスキー。スタイルもいいし、かっこいい。
一番前でクラウチングスタイルなのがサップにあこがれるモロサヌの模様。目立ちたいんだね。
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by the_kakato_otoshi | 2008-02-11 22:33 | K-1

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