実は、自分のブログのカテゴリをまた整理しようと、過去のエントリを見ていました。
昨年の3月、HERO'S開幕戦があって、マイティー・モーが総合でミンスをKOしたりとか、
結構懐かしい興行の記事もありました。
それでピンと来たんですが、テレビ局って4月と10月に大きな改変期があって、そこで半年のスケジュールを立てるわけですよね。だから、3月の日程ってその前の年の10月には決まっているわけですよ。きっと。
だから、先週のDREAM.1はもともとHERO'Sを放送する枠だったんですよね。
で、去年3月の視聴率は12%強だった、と書いてありました。すっかり忘れてたけど。
視聴率の算出って、確か600軒くらいを抽出してはじき出しているんですよね。600軒ってことは、実は相当誤差がある数字ですよ。高校でやった数学の統計学によれば。
詳しい記事を見つけたんで、リンク貼ってみます。
http://www.audience-rating.com/kiso-sansyutu/kiso-sansyutu.html#anker3
だから、本当は10%だったかも知れないし、15%だったかも知れない。だいたいその位という目安なんですね。
でもねえ。。。。。。。
これって、もう一般的に言われていることだと思うんだけど、
いまやテレビってご家族みんなで見るってもんでもないし、
そもそも一家で一台ってよりも一人一台の時代でしょ?
ビデオリサーチ社も、複数テレビがある家には複数つけているみたいですけど、
パソコンでテレビ見る人も多いし、
録画機器もどんどん性能が良くなっているし、
本当に単なる目安の一つでしかないと思う。
じゃあ、なんで新しい基準を作らないのか、作っても浸透しないのかっていうと、
これも道路財源の利権と同じで
「変えると困る利権者がいるから」
という永遠普遍の真理があるんじゃないですか?
例えば、視聴率という商売を独占しているビデオリサーチ社。
もしくは、これまで視聴率が高いとされている番組のスポンサーとか。
本当に大切なのは、何世帯のテレビでそのチャンネルが合わさっているか、ではなく、いったい合計何人が見ているのか? でしょうに。
例えば、100人の村で、全世帯をリサーチしたとして、それで20%だったら、その番組を20人が見ていたってことには絶対にならない。世帯主一人が仮に「Aチャンネル」見ていて、それ以外の妻や子供たちがほかの事をめいめいにやっていた、つまりテレビを、見ていなかったとしても、その世帯が「Aチャンネル」を見ていたということになるわけですよね。
また、60分番組で最初の30分の視聴率が40%でも、途中でみんなつまらないことに気づいて最後の30分が0%だったとしても、その番組の視聴率は20%になる。
だから、一家で団欒しながら、一つの番組を見るというような、
そういう時代ではないのですから、
意味の薄い数字になっていると思いますね。
それに、最近は若い人がテレビをみないですよね。
私の弟も(現在高校生)、
「テレビは、基本、意図的に事実を歪曲しているから」と、信用しないことを前提に見ています。それでいいと思います。新聞報道やテレビ報道は、『事実を類推する』材料の一つとして使わなくては。。。。
テレビは、今後年配のテレビ漬けで育った世代(30代~60代くらい?)の王様であり続けるでしょうが、若い世代はもはやテレビに対する信頼を失っているってことですよ。
結局、テレビのもっとも大きな役割ってのは、映像がその日のうちに届くってことでしょ?
生放送、スポーツ、ニュース以外の番組って、なんか意味あるんですかね?
ああ、なんか格闘技とは関係のないところに話が反れてしまったけど、
結局、気にしても仕方ないよってことで。
また違うことで、しかも非常に個人的なことを一つ。
支那の中国人によるチベット民族虐殺が始まっています。
スポーツを愛する者としては、大変残念。北京オリンピックとか、もう正気じゃないよ。
「自国民」を平気で戦車で轢き、銃でぶっ殺し、トラックに死体を積んでいくような連中の国に、日本のトップアスリートを連れて行って、汚い空気の中で競技をさせることが本当に良いのでしょうか?
私はJOCに、選手の安全確保ができない上に、人道上も問題がある国のプロパガンダに無条件で協力することに良心の呵責はないのか、選手を引き上げるつもりはないのかということについての質問をメールしました。
JOCが単なる一市民に返信してくれるとは思いませんが、
何か一つ小さな行動を起こす事が大事だと考えました。
・・・・・春分の日の札幌は肌寒いです。
北京政府に何もいえない日本政府とマスコミ・・・・→人気ブログランキングで、1票