DREAM.3に出場予定の「猛獣」が激白。メルヴィン・マヌーフが「人生の転機」を語る!
かつて、小さな会場で戦った無名の男は、いつしか王者となって賞賛を浴びる存在になっていた。





さて、メルヴィン・マヌーフによれば、
オランダのアムステルダムアリーナでレミー・ボンヤスキーとのK-1ワンマッチ(4月26日)を行った後、
5月11日にDREAM.3でミドル級GPのトーナメントに参加するとのこと。

しかも、その6日後、5月17日にはイングランドで試合をするらしいのです。
なんと、わずか3週間の間に3試合!!
大丈夫なのか? 「猛獣」マヌーフ?

ということで、メルヴィン・マヌーフのインタビューが入ってきました。完訳は時間がかかるので、要点のみを訳します。
レミーとの試合について、総合格闘技について、そして、これからについてまで。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

記者:アーツに代わって、レミーが相手になりましたが?

マヌーフ:自分のキャリアの中でも最も大きなチャレンジとなるはずだったアーツ戦が消滅して残念でならない。
アーツはK-1を3度制した偉大な王者であり、このスポーツにおける伝説だ。大変尊敬している。
俺は、彼の戦いを見て育ったんだ。チャクリキジムにいたときに一緒に練習したこともある。
日本でも、フレンドリーに声をかけてもらった。彼は素晴らしい男であり、偉大な男だ。

もちろん、戦いに私情は持ち込まない
観衆のために戦うまでだ。

レミーについても同じことだ。俺がはじめて戦ったヘビーウエイトの試合(K-1ルール)で、俺は彼に判定で負けた。長年、リマッチの機会を伺っていたんだ。
火花の散る激しい試合を期待してくれてかまわない。俺はヤツをぶっ殺すつもりだし、レミーも俺をぶっ殺すつもりで戦うはずだ。

記者:今年のスケジュールは?

マヌーフ:5月11日に、「DREAM」のミドル級トーナメントに出場する。5月17日には、多分イングランドでも戦うことになる予定だ。

記者:今、あなたにとって物事は良いほうに回っているようですね。しかし、過去、常に物事はスムーズに運ばなかった?

マヌーフ:俺は昔ちょっとしたワルの仲間だった。
今になって思えば、なぜ、あんなことをやっていたのかわからんよ。

過去の話を聞かせよう
俺の人生の転機の一つは、レミー・ボンヤスキーと試合をして負けたことだった(K-1の地区予選トーナメント)。

その後、ワルさをして収監されてしまった俺は、刑務所の中でレミー・ボンヤスキーがK-1王者になる瞬間を見ちまったんだ。

俺は思った。
なんてザマだ。俺と戦っていたあの男が……俺が、アイツに道を開いてしまった。こんなことが人生には起こるのか?」

その瞬間、俺は前を向いて生きなくてはいけないと感じた。
出所した2004年以来、俺はトレーニングと試合以外のことは何もしていない。まっすぐに生きているつもりだ

そんな過去も、俺の人生の一部さ。今俺のことを「オランダのマイク・タイソン」と呼んでいるファンたちも、みんな知っていることだ。だが、過去と未来は違うものだ。

これが俺の人生の転機だった。
レミーに負けた後、、、、俺は戦う続けた。毎週、毎月。たとえ、俺がノックアウトで負けたとしてもだ。
「来い、俺はまだやれるぜ」……ってな。

俺はこのジムで、トレーナーのマイクとハードな練習を続けていくつもりだ。

なぜなら、ここの仲間とマイクがいるから、このまっすぐな道を歩み続けられるんだ

記者:今はどのくらいハッピー?

マヌーフ:自分を見つめなおすために、刑務所に入るのは必要なことだったと考えている。

俺は、ジムでトレーニングしている子供たちやみんなの模範になりたいんだ。
自分の経験を伝え、そしてワルに手を染めるなと言っている。

コレが今俺にできることだし、自分の夢に向かって集中するように子供たちにアドバイスをすることが重要だ。
そして、子供たちや、みんなが、正しい道を歩み続けることで、俺は幸せを感じるんだ

記者:ケージレージ(英国の総合格闘技イベント)での戦いはどうですか?
ケージレージでは全勝ですね。ライトヘビー級の王者を決める壮絶なエヴァンジェリスタ・サイボーグとの試合も含めて。

マヌーフ:ケージレージはイイね。雰囲気や観衆も含めて。
いろいろ良くしてもらったし、ロンドンではまた戦いたい。サイボーグと戦ったことは自分にとってステップになった。

その後PRIDEがサイボーグに注目し、K-1が俺に注目したっていうのは、興味深いことだ

サイボーグとの試合はとても印象に残っている。試合の2週間前につま先を骨折していた。
K-1やHERO’Sともコンタクトを取っていたし、本当に大変だった。ガス欠寸前さ。

最も心に残っている試合だ。だけど、他にもいくつか思い出の試合がある。

HERO’Sでの秋山との決勝戦と、昨年のアムステルダムでのルスラン・カラエフとの試合だ。

とはいえ、すべての勝利が俺にとっては本当にスペシャルなことさ。

記者:あなたのキャリアの終着は?

2年前秋山に敗れて取り逃した王者を獲得しなくてはならない
K-1の100キロ以下級のタイトルは、友人のバダ・ハリが持っているし、彼と戦いたくはない。だけど、ハリがそのタイトルを手放したときは、俺がやらせてもらうつもりさ。

そして、あと5、6年は戦って、偉大な戦士として人々の記憶に残るようになりたいね。

それから、ミルコ・クロコップとDREAMで戦える可能性もあるんだ。だが、そのためには俺は体重が軽すぎる。

記者:チームメイトのバダ・ハリについては?

彼はベストファイターになるだろう。また若すぎて成熟しきっていない。
2、3年後はすごいことになっているはずだね。

彼はすでにハイレベルだし、ノンストップで練習している。多くのことを学んでいて、ハードにトレーニングをやっているんだ。

記者:トレーニングしていないときはどうしてる?

俺はいくつかのイベントを組織しているんだ。今は、子供のためのK-1イベント「キックボクシングキッズチャンピオンシップ」で忙しい

一人50ユーロの参加費で、100人~150人の大きな予選会を開くんだ。そして、まさにK-1のように16人もしくは8人のトーナメントを行う。参加者は8歳から15歳で、優勝者には2500ユーロの賞金が出るだろう。それを、今年やるんだ。

だが、その金は使うことができない。車の免許を取ったり、学費にあてるために、銀行に預けることになるんだ。

俺のような過ちを、子供たちにさせたくない。路上でたむろするようにならず、夢を持つ。それが重要だ。

人生を振り返って……みんなには、俺が過去やってきたことじゃなくて、今取り組んでいることを評価してほしい。俺は過去ではなく、未来のために生きているんだ。

今、俺は問題のある子供たちがいるグループと知り合い、話をすることができる。
俺は子供たちの模範となり、彼らが俺を信じることで俺の言葉を聞きたいと思ってもらえるようになっていきたい。

俺は学校にいき、やるべきことをすべてやるように言いたい。

戦いとは浮き沈みがある人生のようなものだと。

俺は子供たちにいろんなことを伝えることができる。
ジムでの生活をエンジョイしているが、最も大きな満足を得るために子供たちと忙しく動いている。

もし、将来を変えたいなら、子供たちと一緒に始めなくてはね

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


うおおおおおおおおおお!

適当に流し読みしていたんですけど、だんだんマヌーフの熱い男気に触れていくうちに、目が離せなくなってしまいました。

コレでも結構はしょったんですが、大筋はこんな感じです。

レミーとの人生の交差点。
マヌーフの人生のその後。
過去への決別と子供たちへの想い。
オランダでのK-1の普及への努力。

こんな素晴らしい男が、いるんだなぁ。。。。。。

がぜん、マヌーフVSレミーの再開には注目してしまいますね。

どんな結果になったとしても……!

……熱い……。

私の感動がちょっとでも伝わればいいんですが……。


にほんブログ村 格闘技ブログへ

熱き魂! ある格闘家さんには、原稿用紙10枚まとめてほしいね。→人気ブログランキングで、1票

c0093563_13264969.jpg


K-1WGP in オランダ

スーパーファイト

レミー・ボンヤスキー VS メルヴィン・マヌーフ

タイロン・スポーン VS アゼム・マクスタイ


トーナメント

ヤン・ザ・ジャイアント・ノルキヤ VS ビヨン・ブレギー

エロル・ジマーマン VS アティラ・カラチ

フレディ・カマヨ VS カタリン・モロサヌ

ダグ・ヴィニー VS ザビット・サメドフ

[PR]
by the_kakato_otoshi | 2008-04-05 12:49 | K-1

「K-1」についての情報・コラム。ツイッターはEbi_Knight。ご連絡はkorgradiasアットマークmail.goo.ne.jp
by the_kakato_otoshi
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30
検索
最新の記事
さらばゴールデンボーイ? バ..
at 2011-09-29 23:48
番狂わせあり、名勝負あり、7..
at 2011-09-25 21:58
ショータイム70kgトーナメ..
at 2011-09-25 17:10
ほほ笑みの国
at 2011-08-21 23:51
明日からちょっと
at 2011-08-19 22:49
アクセス
ファン
ブログジャンル
画像一覧