「テクノゴリアテ」ことチェ・ホンマンが、軍入隊にむけて医師の診断書を提出しました。再検診だということです。
韓国の報道によれば、K-1の試合で腕や足に怪我を抱えており、また頭の中腫瘍と末端肥大症の診断が昨年アメリカで出たばかりであり、免除の可能性も残されているとしています。
入隊すれば韓国軍にとって強さの象徴的存在となり、国の内外にアピールすることができるというニュアンスのことも書かれています。
新政権は右派政権のため、これまでの親北朝鮮の政策から大きく方針転換していくことが予測されます。中国、北朝鮮寄りから西側諸国、日本寄りにベクトルも移行していくでしょう。
そうした中で、このチェ・ホンマンは一つの象徴的な人物として時代の流れ、激流に身をゆだねなくてはならないわけです。つまり、本人の意思とは関係ない部分での決定を強いられる……かもしれないということです。入隊をせずファイターとして過ごしたいのか、それとも祖国の為に軍人としての訓練を受けたいのかということは、韓国では意思表示することが難しいのです。というか、不可能です。
距離的にも近い国であり、特に最近では日本のファッション、文化などを物凄い勢いでパク……いや、吸収しており、町並みなども日本と似るようになった国ですが、根本的な部分、つまり国民の意識であるとか、そういったものは全く異なっているということがわかる象徴的な事だと思います。
強引に日本に例えてしまうなら、国民的有名スポーツ選手が突然「自衛隊に入ります」と宣言するようなものです。いや、日本では義務ではないから厳密には違うんだけど……あり得ないことですよね(笑)。
「同じアジア人話せばわかる」という風潮もありますが、私は全く違う人種、アイデンティティを持っている別人として、かの国を捕らえております。
話がそれてしまいましたが、ホンマン入隊が100%揺るぎ無い事実として、日本では伝えられていますが、診断と審査の結果によっては、未だ予断を許さない状況のようです。もちろん、私は免除されてほしいなぁと思っていますが、有名人であるスポーツ選手ですからそれが許されるかどうかは、もしかすると韓国軍の政治的判断のようなものが絡んでくるのでしょうか?
少なくとも、チェ・ホンマンに選択権はなく、意思表示もできないということだけは事実ですね。「入りたくない」なんて言ったら、それだけで非国民扱いでしょうから。
ま、韓国の事情の最新のところはよくわからないのですが、
国民はどう感じているんでしょうね。
「自由」というものが日本以上に制限され続けている国のこうしたケースを見て、日本人は「日本に生まれてよかった」と思うかもしれません。しかし、「自由」の先輩である欧米諸国から見れば、日本も「閉鎖的で自由がない」と思われているわけですから、同じようなものかも知れませんね。
いずれにしても、2年経てばホンマンは30歳になってしまうのです。スポーツ選手としては非常に重要な時期ともいえる期間を軍隊で費やしてしまうのは、激しくもったいないということだけは衆目の一致するところではないでしょうか?
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ミニミニコラム 娘と私 ~2~
最近、娘は黄色と青に反応します。黄色い布などを頭に被って、ニコニコと笑っている姿はそれはそれは愛らしいものです(笑)。
赤はあまりスキではないようです。私は名古屋グランパスやアレクセイ・イグナショフのファンなので、赤という色には激しく反応してしまうのですが。そういうのは似ないのかも知れませんね。
彼女はドラえもんのぬいぐるみを掴んだり引っ張ったり持ち上げるようになりました。
青いからです。
「ドラえもんがなんとかしてくれると思った」
将来そんなことを決して言わないで欲しいものです。
あらゆることが心配になるダメ親です。