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4月26日。オランダのアムステルダムアリーナで、K-1WGPの前に開催されたIt's Showtimeにおいて、昨年の欧州王者「地獄のローキッカー」ことポール・スロウィンスキーを1Rで下したグーカン・サキが試合後のコメントで大いに語りました。
グーカン・サキは日本での知名度があまりない、新しい選手なので簡単に紹介します。
セーム・シュルト、ステファン・レコ、ニッキー・ホルツケンなどを抱える「最強軍団」として名高いゴールデングローリージムに所属する1983年生まれの24歳のトルコ人。
180センチそこそこと、ヘビー級としては小柄な体格ながら、鋭いローキックとスピードで相手を霍乱するタイプのファイターです。
2006年、アレクセイ・イグナショフを破り頭角を現すと、
昨年の横浜大会ではハリッドの代役として天田ヒロミに勝利。日本デビュー戦を飾りました。
そこまでは特に特徴のない地味なキャラで、正直それほど注目していませんでした。
しかし、昨年マゴメド・マゴメドフ(2007年K-1WGP欧州予選3位)と試合後に乱闘騒ぎを起こし(きっかけはサキのちょっかい)、「危ないヤツ」という認識を持たれ始めています。
今回、サキが吼えた内容が上記のリンクには記述してありまして、
それらを彼の興奮を加えた訳を紹介してみます。
「俺の出番だよ。 もちろん、俺は今すぐバダ・ハリをぶっ倒せる」
と、まずは気勢を上げます。
「日本のテレビ局(フジテレビ)関係者に、スロウィンスキーを倒した後バダ・ハリとヘビー級タイトルを賭けて戦わせろと申し込んだ!」
「4、5年前俺はバダ・ハリに負けたが、それは怪我もあったし100%ではなかった。24歳となった今なら、誰とでも戦いたいんだ」
「俺は激しいトレーニングを積んで、バダ・ハリ以上の進化をしている。ヤツをノックアウトできるんだ。今、まさにスロウィンスキーをノックアウトしてみせただろ? それを、バダ・ハリは出来たか?(2006年バダ・ハリはスロウィンスキーに判定勝利している)」
「俺は日本で戦う準備ができていると感じている。今年は俺の年だ。ベスト8に残る確率は100%だ!」
また、5月31日にこの日の欧州GPのリサーブファイトで敗れたマックスウィーニーと戦うことについてこう語っています。
「マックスウィーニーはいいヤツだが、俺と戦う価値はないね」
スロウィンスキーが天狗になってしまってセコンドの言うことを聞かなくなり、敗れてしまったとホーストは言っています。慢心は若さの特権ですが、同じことがグーカン・サキにも跳ね返ってくるのではないかと思うのは私だけでしょうか。
まあ、これまでは挑発する側だったバダ・ハリがこうして挑発される側に回るのだから、K-1は面白いものです。
いずれにしても、サキのレベルの高さは証明されたわけで、今後FEG&フジテレビが、そして多数の選手をかかえるゴールデングローリーがどのようなマネージメントをしていくのか。
そこに注目が集まります。
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ミニミニコラム 娘と私 ~3~
娘と妻が今、私の実家のほうに行っておりまして、私も仕事の休みを見ておっかけていくんですが、ふと久々に一人で住んでみると、「すげー暇」と思いましたね。
そういえば、家にいるときは、ずっと娘をかまっていたんだなぁと痛感しました。
娘が生まれる前、休日はどうやって過ごしていたんだろうと、考えてしまうんですね。