【感想】K-1 WORLD GP2008 IN TAIPEI ~速射砲が台湾の夜空に三連発KO劇~
K-1 WGP台湾大会はパンドラTVで視聴。いつもありがとう。パンドラ。
とりあえず、一見しての感想です。






まだ試合を見てない人はいますぐ「戻る」を押して下さい。


第1試合◎スーパーファイト:K-1ルール/3分3R延長2R
●澤屋敷純一(日本/チーム・ドラゴン)
vs
○カタリン・モロサヌ (ルーマニア/ローカルコンバットチーム)
1R2分04秒、KO ※左フック、3ノックダウン。澤屋敷は左フック、左ミドルでダウン2あり

いや~~~。
いつもこのブログでは澤屋敷を推しているので、なんというか私まで面目が立たないというか。
正直言って、勝てた相手だと思いますよ。真面目にやれば。
多分、澤屋敷というかジム自体がカタリンを舐めてましたね
猪突猛進タイプの選手なので、冷静に1ラウンドは様子を見ていけばよかったんだと思いますよ。得意のカウンターで試合を組み立てて、カタリンのスタミナ切れを待って、後半で攻めに転じれば特に問題のある相手ではなかったでしょう。
しかし、いきなり相手のペースに合わせて打ち合って……。3回ダウンとられてゲームオーバー……。打ち合いならば相手に分があるのはわかっていたんだと思うのですが。

澤屋敷はもしかしたら、パワーファイターだということで、昨年開幕戦で対戦した藤本祐介のようなファイターだと思ったのでしょうかね。カタリンのことを。違う違う。全然違う。
いや、そもそもチームドラゴンはカタリンの資料を集めていたのかすら微妙。。。。。

試合後の澤屋敷のコメント「自分の弱さにビックリしました」。

だったら次はきっちり相手を研究してやろうぜ~。

第2試合◎ASIA GPトーナメント(1):一回戦:K-1ルール/3分3R延長1R
○ルスラン・カラエフ(ロシア/フリー)
vs
●富平辰文(日本/SQUARE)
3R2分20秒、KO ※左フック、2KO。富平は3Rに左ストレートでダウン1あり

富平はクリンチが多いですな。
後半、顔面に攻撃を受けると、どんどん後ろから持ってきている前髪と頭頂部の髪が戻っていって、落ち武者のようになるのが恒例なんですが、そろそろ潔く剃ったらどうなんだろ
その煮え切らなさが、彼のファイトスタイルにも影響しているような。。。。真面目な話ね。
ルスランは久々のK-1でペースをつかめなかった様子でした。それでもきっちりKOでしとめるあたりはさすが天才。

第3試合◎ASIA GPトーナメント(2):一回戦:K-1ルール/3分3R延長1R
○キム・ヨンヒョン(韓国/テウン会館)
vs
●サイシーレック・ノーシープン(タイ/チューワッタナジム)
3R判定3-0 ※30-28、30-29、30-28

ヨンヒョンのローキックでぶっ飛ぶサイシーレック。弱い選手じゃないと思いますが、いかんせん体格差が……。ダメージらしいダメージを与えられずサイシーレックは判定で負けてしまいましたが、めげずに立ち向かう姿に観客は大盛り上がり。これもまたK-1。
ヨンヒョンは昨年ペタスにKOされたときに比べると、かなり進化してましたね。
動きはホンマンより速いかも。

やっぱり2Mオーバーの相手を小さな選手が倒すのは難しいのかな。と、この試合を見ていた時点では思っていました。しかし……

第4試合◎ASIA GPトーナメント(3):一回戦:K-1ルール/3分3R延長1R
○アレキサンダー・ピチュクノフ(ロシア/極真会館)
vs
●ノブ・ハヤシ(日本/ドージョー・チャクリキ ジャパン)
延長R判定3-0 ※10-9、10-9、10-9。本戦1-0…30-30、30-30、30-28(ピチュクノフ)

う~む~。
ピチュクノフに進化が見られない
相手は超久々のハヤシですよ。
それが、打ち合いでも互角。時には攻め込まれることもあり、挙句に延長戦。
得意の華麗な蹴りも不発。先行き不安。なにより単調な試合になってしまったのは残念でした。

第5試合◎ASIA GPトーナメント(4):一回戦:K-1ルール/3分3R延長1R
●パク・ヨンス(韓国/KHAN GYM)
vs
○上原誠(日本/TRYOUT/士道館村上塾)
延長R1分25秒、KO ※左フック。本戦0-0…29-29、29-29、29-29

元来リザーバーで、突如本戦に呼ばれた上原が正規出場者のパク・ヨンスを失神KOで下す大番狂わせ。ヨンスは予想以上に力をつけていなかったです。

第6試合、第7試合で行われた地元ファイターVSオーストラリア人の試合は割愛します。

第8試合◎ASIA GPトーナメント準決勝戦(1):K-1ルール/3分3R延長1R
○ルスラン・カラエフ(ロシア/フリー)
vs
●キム・ヨンヒョン(韓国/テウン会館)
1R0分15秒、TKO ※左フックでキムがダウン、鼻骨骨折のためドクターストップ

開始直後、体の暖まってきたルスランがいきなりのラッシュ。1回戦でサイシーレックがあれほど苦戦した身長差を、ルスランはわずか15秒で克服し得意の変則的な左フックをヨンヒョンの顔面に叩き込む。この一撃でヨンヒョンは鼻を骨折して終了でした。
圧倒的な差を見せ付けて「ロシアの速射砲」が、決勝進出。
強いルスランが帰ってきた!

第9試合◎ASIA GPトーナメント準決勝戦(2):K-1ルール/3分3R延長1R
○アレキサンダー・ピチュクノフ(ロシア/極真会館)
vs
●ボーン・アンダーソン(カナダ/Taiwan Brazilian Jiu-Jitsu/ Boxing Land)
1R2分58秒、KO ※左フック、2ノックダウン。アンダーソンは左フックでダウン1あり

上原が欠場したらしいので、リザーブマッチを勝ったアンダーソンが代理出場。
ヘビー級ではちょっと小さすぎる体格ですが、パンチを上手く使い、距離をつめてピチュクノフに詰め寄るアンダーソン。っていうか、リザーバーに詰め寄られるピチュクノフってどうよ?
最後は自力の差でピチュクノフが勝ちますが、やっぱり不安。

第10試合◎スーパーファイト:K-1ルール/3分3R延長2R
●レイ・セフォー(ニュージーランド/レイ・セフォーファイトアカデミー)
vs
○ザビット・サメドフ(ベラルーシ/チヌックジム)
延長2R判定2-1 ※9-10、10-9、10-9。
本戦1-0…29-29、29-29、29-28(セフォー)。延長1R0-0…30-30、30-30、30-30

ここ最近のK-1で5ラウンドまでやるのは相当珍しいですね
二人のこの試合に賭ける思いが伝わりました。
一進一退の攻防で、最後まで差らしい差がつきませんでした……。
出入りのあるヒットアンドアウェイでセフォーのパワーに対抗するサメドフですが、クリンチが多くなってしまいました。セフォーは自慢のフックで距離をつめますが、若手のディフェンス・スピードについていけてない印象です。

私は、4ラウンド目でサメドフが勝ったかと思いましたが、結果はドローで5ラウンド目突入。
5ラウンド目もほとんど差がなく、難しい判定は2-1でサメドフになりました。
ダメージをもらわず最後まで元気だったサメドフと、最後はスタミナが切れて一発を狙うだけになってしまったセフォーのスタミナの差でしょうか。

しかし、この試合で「開幕戦確定」といえるほどのパフォーマンスをサメドフが見せたとも言えませんね。
かといって、「じゃあセフォーか?」といわれると、やっぱり開幕戦で見たい印象ではないです。
正直、この後試合をしたカラエフ、レミーにセフォーが勝てるとは全く思えないからですね。。。
スピードが落ちすぎてます。

第11試合◎ASIA GPトーナメント決勝戦:K-1ルール/3分3R延長2R
○ルスラン・カラエフ(ロシア/フリー)vs
●アレキサンダー・ピチュクノフ(ロシア/極真会館)
1R2分03秒、KO ※左フック

ついにルスラン節全開。あのラッシュ。パンチ連打から流れるような後ろ回し蹴り。
天才ルスランの面目躍如でした。
途中、金的にダメージを受けて試合が止まりましたが、その後はやっぱりハイスピードラッシュでピチュクノフを完全に心まで折るノックアウト。最後の右アッパーから左フックはルスランの成長の証明でしょうか。
開幕戦が楽しみな選手ですね。
それにしても、3試合全部KO。いやぁ、相手のレベルが多少低かったにしても、楽しめました。本当にいい選手だ。
これがK-1ですなぁ。
やっぱりルスランこそが、バダ・ハリのライバルであってほしいですね。

ピチュクノフは私の中では評価を落としました。。。。圧力に弱すぎます。

第12試合◎スーパーファイト:K-1ルール/3分3R延長2R
○レミー・ボンヤスキー(オランダ/チーム・ボンヤスキー)
vs
●ヴォルク・アターエフ(ロシア/CLUB VOLK HAN)
3R0分33秒、KO ※右ヒザ蹴り

アターエフは意外とK-1に対応していました。
まあ、最後はレミーが得意のフライングニーで止めを刺しましたが、この王者もようやくこのレベルの選手になったかと嬉しいかぎりですね。
開幕戦ではシュルトとアーツがつぶしあってくれるので、一番漁夫の利を得て優勝に近づくのはこの人でしょう。笑いが止まらない?




総括。

ハワイ大会もまたネット視聴なんでしょうか。。。。
それはともかく、ルスランの復活が凄く嬉しかったです。
もう一度、バダ・ハリのタイトルに挑戦するまでになってほしいと思います。
ヨンヒョンを15秒で倒したときはちょっと震えましたね。もしかしたら、こういう選手に弱いんじゃないかな。え? 誰がって?

シュルトですよ。

あと澤屋敷クン?
いやマジでそろそろ頑張ってもらわないと~。
ここ数試合は実力云々の前に、経験不足がモロに出てますからね。
K-1以外の試合も出たほうがいいんじゃない? 
試合数こなせば、もっと強くなると思いますから。

最後に、台湾のお客さんは凄い盛り上がってましたね。
そのうち台湾で開幕戦、韓国で決勝戦やるようになるんじゃないかな。
それはそれで困るんだけど。とても。

日本も負けられないし、
今年はFINALに観戦行くしかないかなぁ。


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by the_kakato_otoshi | 2008-07-14 01:31 | K-1

「K-1」についての情報・コラム。ツイッターはEbi_Knight。ご連絡はkorgradiasアットマークmail.goo.ne.jp
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