K-1 WGP in Taipei 考察 ~カラエフは対王者の秘密兵器か~
台湾に初上陸を果たしたK-1WGP。
各国メディアの反応をネット上でボチボチと確認しました。

いちいちめんどくさいのでリンク貼りませんが、
まず台湾では結構大きく関心を持たれたらしく、
特に地元ファイター二人の勝利を中心に伝えていました。

韓国のスポーツライターなどは、自国のパク・ヨンスとキム・ヨンヒョンの経験不足を指摘。

上原に敗れたパク・ヨンスについては、
「ファイターとしてのアイデンティティを作ってくれたテコンドーだが、K-1で戦う以上捨てなくてはならないことは諦める選択が要求される」

カラエフに鼻を折られたキムついにては
「状況判断能力と、自分の長所を生かした戦い方の開発が要求される」

と、厳しく評しています。

キム・ヨンヒョンを見ていると、ホンマンとの適応能力の差を見せ付けられますね。

アメリカのMMAウィークリーでは、
終始上機嫌のレミー・ボンヤスキーの勝利がトップニュースでした。

こっちは淡々とコメントと試合内容を紹介するのみで、あまり独自の考察などしないのであまり面白くないですね。

やっぱり韓国ヤフーが一番内容が充実してグッド。
これで竹島の領有権主張を撤回すれば言うことなし(関係ないか)。

例えば、ルスラン・カラエフについてはこのように評しています。

「ルスランの優勝は、K-1ファンと主催者にとって大きな意味を持つ。
攻撃一辺倒の熱いファイトに、派手な技術、そのうえ秀麗な外貌と小奇麗なマナーまで兼ね備えた彼は、2006年にはK-1の最も確かな新世代だった。いまや株が高騰しているバダ・ハリよりも先に注目されたのがルスランなのだ。

(中略)

最近相次いで苦杯をなめてしまったことは、彼の高い商品性を勘定したときに、主催側がとても残念がっていたという話だ。

今大会でルスランがもっとも引き立った部分は、堅くなった身体だ。過去とは確実に差があるほど筋肉質の肉体を披露し、「パワーが一段階上昇したのではないか」と評価されている。
しかし、ルスランの復活の可否を即断することはできない。弱みであるガードと防御力はまだ確認されていない。
対戦した相手たちはルスランの技量とまともに太刀打ちできなかったからだ。

本戦で素晴らしい活躍をしてこそ、再点火を立証することができる。台湾大会を基点にルスランが派手に復活するのか、帰ってきた「神童」の今後の歩みにファンの関心はますます大きくなっている」

とのこと。ま、もっともなんですけどね。
韓国でもルスランのファンが多いみたいですね。と。言いたかったのは、それ。


さて、今大会のかかとおとし的考察としては、

1 ルスランは対シュルトの秘密兵器たりうる!

2 レミーは磐石。今年こそGP優勝候補。

3 アジアGPは建て直しが急務。

です。

まず、ルスランの可能性について。
いままで、谷川EPはシュルトに「一発系」の選手ばかり当ててきました。タイトルマッチでは。
こないだのバンナにしろ、横浜のハントにしろ、去年のモーにしろ。
とにかくK-1トップクラスのハードヒッターを挑戦させてきましたね。

これが、そもそも間違いだったのでは?

と、思いました。

確かに、チェ・ホンマンはモーのフックで沈みましたが、シュルトも同様とは思えないですよ。

シュルトは一発を狙う選手は怖くないんじゃないですかね。もう。
前蹴りで距離をとって、ぶん回す一発を避ける。これで十分なんですから。
絶対王者にとって怖ろしいのは、実は一発避けた後に来る二発目、そして三発目なんじゃないかな。
その証拠に、シュルトは3年前ボンドラチェックのラッシュで背中を見せていますから。

当然今のほうが強くなっているとは思いますが、シュルトは大きいだけに絶対的なスピードは100キロそこそこの選手より遅いわけです。アーツ、バンナのような110キロ超えの選手のスピードでは捕らえられませんが、もっと速い選手なら……?
グラウベも100キロくらいですが、すでに35歳であることを考えると、スピードに期待はできない。

対カラエフを想定すると、あのヨンヒョンを倒したフック。これを避けたとしても、シュルトが得意の前蹴りもしくはジャブを出す前に、バックハンドブローや後ろ回し蹴りが速射砲から飛び出すのではないでしょうか。

一発二発と攻撃が続いて、王者が防戦になると、スピードで勝るカラエフが一気に攻め込むことも不可能ではないのでは??
などと考えると、自分のサイズを生かした理詰めの闘いをするシュルトにとってはカラエフの変則ラッシュは最悪の相性なんじゃないかという感じがしてきました。

しかも戦うなら、シュルトに研究の暇を与えない今のほうがよいと思われます。

ま、開幕戦はアーツで決まっているんで仕方ないですが、
カラエフは対シュルトの最終兵器になりうる! そう思った次第です。


次にレミーについて。

まあいまさら語ることも少ないですが、レミーは普通に強いです。。。。
亀ガードをしながらのキックが出る点は強みですね。

もう強いことは十分わかっているんだから、この人はあとシュルトと戦うだけなんですよね。
でも、いまいち打倒シュルトに興味ない様子。。。。。。

今のレミーは自叙伝の売り上げと、新しいガールフレンドがもっぱらの関心事ですから(笑)。
プライベートがモロに試合に出る選手なので、
いま幸せな内にシュルトとやっといたほうがいいんじゃないの?


最後。アジアGPについて。

正直、カラエフ以外はレベルが微妙でした。例年の藤本が優勝していたグランプリもそうだったのですが、なかなかヘビー選手が出てこないですね。

ピチュクノフなどは、今回のパフォーマンスを見てるとジャパンGP準優勝の前田慶次郎や今回澤屋敷に勝ったカタリン・モロサヌでも十分勝てるのではないかと思いました。

特に問題が多かったのは韓国人二人。キム・ヨンヒョンとパク・ヨンスは日本でも微妙な富平やノブ・ハヤシのパフォーマンスを下回っています。
キム・ミンスのほうがいい試合をしますよ。まだ。


え? 澤屋敷くん?

う~ん。何が原因なんでしょうね。今回の不振は。
この程度の選手じゃないと思うのですが。。。。。

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by the_kakato_otoshi | 2008-07-15 19:31 | K-1

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