K-1MAXの判定に関する韓国格闘記者の反応 ~世界仕様に脱皮すべき~
昨日、「かかとおとし」3年間の歴史で、もっとも多いアクセス数が記録されました。
これが今回のMAXの効果なのかと、ただただ驚いております。

反響も凄いので、
いつものようにみなさんにコメントを返すことが難しいです。
非常に残念に思っています。。。。

もう少し空いている時に寄ってくれれば、なんでも返すんですけどね(笑)。

ここらで海外の地味興行でも紹介してやろうかと思いつつも、もう少しこの熱狂に身を委ねていたい自分もいます。良くも悪くも、久々にこんな凄い興行を見たからだと思います。

今日は、「頭の悪いKヲタの典型」と某掲示板で揶揄されていたらしい(笑)、かかとおとしが珍しくK-1を批判します。


まずは、イム・チビンが16強で敗れたことで全く蚊帳の外にあった韓国の格闘記事を紹介しましょう。抜粋ですが。

http://kr.news.yahoo.com/service/news/shellview.htm?linkid=343&articleid=2008100216390416194&newssetid=28

客観的に見ても主催側の思いやりを感じるという思いを消すことができない。
Masatoは 準決勝と決勝で延長ラウンドまで行く激闘の末に、判定勝ちを拾った。
それも正規ラウンドで一回ずつダウンにあったにも関わらず、引き分けが宣言された。
MasatoはYoshihiroとの準決勝では、3ラウンドに決定的なストレートでダウンし、キシェンコとの決勝戦でも、2ラウンドに力強い左右のフックで倒れた。

しかし K-1の副審はそのたびに「ラウンド後半にMasatoが不利さを取り返した」と言いながら 1点差劣勢のみを認めた。
普通ダウンが出る場合 2点を減点することが一般的だが K-1 副審たちはMasatoの競技で 1点のみを削った。(かかとおとし注意・この記述は間違え。2点減点されている……と思われたがK-1公式では10-9になってる?)
おかげさまでMasatoは引き分けとなり、延長戦勝負のあげく二試合とも判定で勝つことができた。
もちろんMasatoが凄い回復力を見せたことは事実だが、結果的に判定の助けを借りたと思うしかない。

判定だけではない。Masatoをチャンピオンにあげるために大会全体を動かしたという疑惑はあちこちに現われる。今度大会に先立って K-1は一日に 8強トーナメントのワンマッチを別に行って、追後に4強戦と決勝戦を広げる新しい方式に変わった。名目上理由は「選手保護」であったが、その本音には他の最高級の選手に比べて体力が弱くて負傷をよく負うMasatoを気配りする目的があった.

Masatoチャンピオン化」への疑惑は、他にもある。
サワーvsキシェンコの対決で全般的にサワーが主導権を持って試合を導いたが結果は延長ラウンドあげくキシェンコの勝利が宣言された。
サワーは去年決勝でMasatoを破って優勝を占めた最高実力者。
競技を有利に進めながら、敗北に喫したサワーは公式インタビューまで拒否した。
サワーとしては自分がずっと着ていたシュートスパッツが禁止になるという規定が出来たことで、気持ちがあまり良くない状況だったのもある。

K-1で判定に対する不満がでたことは、今度が初めではない。
9月 K-1 ソウル大会において、バダ・ハリとの試合に取り組んだホンマンはハリのスピードに翻弄されつづけた。 しかし、副審たちはホンマンの手をあげた。ホンマンは2ラウンドにパンチが運が良く当たり、ダウンを一つ得たがそのおかげで副審の1人からは 29-28 優勢を宣言受けた.

もしMasato戦の場合のような「定規」を突き付けられれば、一ラウンドもまともに優勢に競技(景気)を導くことができなかったホンマンはダウンを勘案しても、内容で勝ってはいなかった。その上にホンマンはハリの集中的な攻撃にあって、肋骨負傷の疑いがるほどの状況だった。ハリは試合後インタビューで「ホンマンをKOできなかった」と認めながらも、 「審判判定は正しくなかったのでは?」と言った。

大会周辺ではホームアドバンテージがすぎるほど適用された判定という非難が殺到した。
ファンはホンマンの優勢が宣言されると、むしろ露骨的にやじを飛ばした。幸いに(?) ホンマンが自ら棄権してハリの勝利で決まったからよかったものの、ややするともっと大きい論争の種を生む所だった」

以上が、韓国の李記者が書いたMAXの感想です。
まあ多少事実誤認というか、間違えがありますが、的を得た意見の一つじゃないかと思います。

私も、魔裟斗の判定自体は許容範囲だと思いますが、これが「規準」になるならば、バダ・ハリvsホンマンは10-9、9-8、10-9で、バダ・ハリの勝利。もしくは、1ラウンドを引き分けと見ても、10-10、9-8、10-9でドローではないでしょうか。一人としてホンマン勝利とすることはありえません。

実はK-1WGP開幕戦後の記事において、「アーツvsシュルトがアーツ勝利なのは問題ないが、その規準であればハリvsホンマンはどう考えてもハリだろう」という趣旨の意見を書かせていただきました。

今回も、同様です。これではホームアドバンテージといわれても、まあ仕方ないんですね。

K-1側には、赤塚富士夫のように「これでいいのだ」ではなく「これでいいとしないでおこう」と思って次回以降何か新しい方針を考えて欲しいものです。

他の記事では、魔裟斗を追い詰めたキシェンコを賞賛しているものがありました。また、韓国ではキシェンコの人気が高いそうです。ルスラン・カラエフも韓国では人気者ですが、イケメン系が韓国人は好きなようです。

また、別の記事ではこんなことも書いてあります。

「トーナメント方式外にも今度大会直前変更されたルールはすぐ服装制限だ. シュートスパッツを着て出たアンディ・サワーは他の選手たちとまったく同じく四角トランクを着て出て競技に臨まなければならなかった.

服装制限の理由は最近新しい素材が発明されるによって、ロングパンツがローキック衝撃を緩和させる可能性があるということだ。

これは、Masatoの優勝に最大の障害物と作用するアンディ・サワーを牽制するための布石という意見が多い。総合格闘技 「ドリーム」と 「K-1 WGP」には適用されないで、K-1 MAXにだけ当たるルールだったからだ。「公正性」を重要視したら明白に利点がある「ドリーム」の青木こそ、スパッツは禁止されるべきだ

この文書も、その通りだと思います。客観的に見れば、そう思われても仕方がないと私も感じるからです。

しかし、こんなパンツを禁止にする程度の、「ある種のひいき」なんて、K-1、PRIDE、その他過去を紐解いても、幾度もあるし、「この程度」のことで大騒ぎしてもなぁ・・・・というのが、過去の私の意見でした。

でした。

というのは、これは考えを改めたからです。

コメントを下さった方が「欧州では(今回の判定は)受け入れられているが、アメリカのファンは納得していない」というものがありました。欧州ではサッカーのジャッジなどを見ても、「ホームディシジョン」は当たり前のものとして感じているので、不満も出にくいのかと思います。

今回見ると、韓国人は少なくとも納得していません。それどころか、「この判定にするなら、ウチのホンマンも負けじゃないのか」と言っているのです。

つまり、そうしたことが論争になるということは、K-1が、格闘技がスポーツライクなものとして認知されているということに他なりません。

日本の格闘ファンは、「著名選手へのひいき」に慣れすぎてしまったのかも知れません。
もう一度気持ちを改めたいと思います。興行として大成功だったMAXですが、もっと公平化、競技化していかなくてはならないのでは? と、改めて思います。

たとえばスパッツを禁止にするとか、1ラウンドごとに採点を見せるなどの発表は、もっと前にできたはずです。

私は、これまで「ゴタゴタ含めてのK-1」というある種割り切ったところを持っていたのですが、今回、海外での反響、そしてMAXがラスベガスや欧州に色気を見せているということを考えると、そういう耐性のない海外のファンは拒否反応を起こすことでしょう。一部の古い格闘ファン(?)がもっとプロレス的な演出を・・・・などと言っているのは、全く論外です。そんなことをすれば身の破滅です。せっかく、K-1はプロレス団体などと距離を置いたのだから、もう二度と接近するなと言いたい。年寄りは黙ってろ!(閑話休題)

・・・で、今回の魔裟斗戦2試合の判定結果に異を唱えるつもりはありませんが、
大会3分割形式、スパッツの禁止など、魔裟斗のためのルール作りを整えていったと思われるのは間違えないんですよ。

特にスパッツについては、大会関係者は、サワーやSB関係者にも十分事前に説明し、納得してもらってからリングに上がってもらうべきでした。それが、仮にもシュートスパッツで2度王座を獲った選手と団体に対する礼儀というものです。
いきなり、「新しい素材が出来たから禁止」では、11月のS-cupにも悪影響が出る可能性があります。
少なくとも、SBとは選手交換などで良好な関係を保っているはずなのですが、今回のことでそっちが険悪にならないよう祈るだけです。

・・・とまあ、以上のことをきちんと考えないと、
世界進出を果たして人気を博しても、どこかで躓いてしまうことでしょう

ただ、この件に関して一部格闘ファンと思われる連中が谷川氏を叩くのは何か違う気がします。「まともな」格闘ファンならば、K-1はイベント面を谷川氏が、ジャッジ面を角田氏が面倒を見ているのは知っていると思います。確かに谷川氏の解説は魔裟斗寄りでしたが、彼は審判ではありません

今回の議論の的になっていることについては、
イベントではなく、すべてルール作成側の問題です。

なので、批判すべきは、谷川氏ではなく、角田氏と審判部です。
この責任は大きいと思います。

海外の人は、「DREAM=PRIDEの続き」ではなく「DREAM=K-1のMMA興行」と見ています。いかに旧Pファンが抵抗しても、それが事実なんです。
だから、「何故、K-1で禁止なのにDREAMでは禁止ではないのか」という疑問が生まれるのです。極論から言えば、アンディ・サワーよりも青木を大事にしているのかと思われるのです。
どちらの選手がより格闘家としてのグレードが高いかといえば、あの自称「大黒柱」よりもはるかにアンディ・サワーが上なのです。
国内脳ではもうK-1はやっていけないということを、審判部は理解していません。杜撰と言ってもいいでしょう。公式HPのルールに書いていませんでしたなんて言い訳は下の下です。

これまでのように角田氏得意の「大岡裁き」は、海外では理解されないと思ってほしいです。
英語に精通し、海外の友人も多いはずの角田氏に、それが理解できないはずはないと期待しています。


乱文、乱筆失礼しました。


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by the_kakato_otoshi | 2008-10-03 12:17 | K-1

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