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K-1 WORLD GP 2006 決勝戦の視聴率
K-1WGP2006決勝戦の視聴率が16%ということでした。例年に比べれば、低いほうかなと思います。

しかし、日本人がトーナメントに不在。モンスター系不在(チェ・ホンマン、ボブ・サップ、曙)、芸能人系不在と、近年のK-1にしては非常にストイックなメンバー構成で、格闘技に興味のない層がチャンネルを合わる要因がないことを考えると、Kの底力を見せたなという気がしますね。
私はこれでいいと思っています。
とにかく、今年のGPは緊張感が高く、おおむねネット上でも、友人などの間でも「感動した」という声(主にピーター・アーツ)が聞かれました。
谷川プロデューサーが「やはりK-1の決勝はハズレがない」と自賛していましたが、私も同感です。
日本国内での視聴率が水準レベルであったとしても、世界120カ国以上で放送するコンテンツとなった今年のグランプリは、高評価を持ってむかえられるでしょう。
これが次回へとつながるのです。

これでフジテレビが「やっぱりモンスターや芸能人がいないと……」と、思わないでくれればと思います。
いや、別にモンスターを否定しているわけじゃないですよ。強ければ。
弱いモンスターがいらないと言っているだけで。チェ・ホンマンは強いと思うし。
ただ、曙とかボビー・オロゴンとかは勘弁してほしいってだけで。昔のK-1ならよかったんですよ。まだゴールデンタイムに進出する前の、黎明期のころなら。あのころはとんでもなく弱い選手が平気で開幕戦に出てましたからね。

今現在の、平均レベルが上がってしまったK-1では、弱いファイターがまぐれで勝ってしまうこともなくなりましたので、意味がないんですよね。
ストイックなだけのK-1も、K-1らしくないし、話題や知名度のみで実力のない選手ばかりのK-1でも、K-1らしくならない。そのベストミックスというか、K-1らしい混ざり具合こそが魅力のコンテンツだと思っています。

私はプロモーターではないので、外野から意見をブログで述べる程度のことしかできませんが、
今回の決勝はほぼ同じ視聴率だった開幕戦よりも反響が著しく大きい(このブログのヒット数ですら3倍くらいになったんですよ)ので、
同じような意見が集まれば大きな後押しになるかもしれない。

さて最後に。
史上最も評価されながら、史上最も好かれていない稀有な王者シュルトのことです。
ネット上では「シュルトの体格は反則」「試合がエキサイティングではない」と酷評されてますね。
しかし、そういう悪役的な立場の絶対王者っていうのも、面白い存在だと私は肯定的に捉えています。
最凶(よく言ったものだ)シュルトが誰かに倒されたとき、また凄いムーブメントが起こるのだと思います。そのときがまた楽しみでもありますね。
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by the_kakato_otoshi | 2006-12-04 13:53 | K-1
K-1 WORLD GP2006 決勝戦 レビュー
予想は完全に外れましたが、とにかく

感動しました。

何にって、とにかくピーター・アーツ。

今日は準優勝でしたが、もの凄い気迫。14年分の「K-1」を背負って戦っていたと思います。
あの「ランバージャック」「20世紀最強のキックボクサー」と呼ばれ現役にして伝説のキックボクサーであるアーツの、36歳にして見せた蒼白いオーラ。
シュルトの顔面に打ち込んでいったラッシュは最高です。
決勝戦の2R、アーツがシュルトに意地だけで反撃するあの姿に、涙腺が緩み、そして思わず「アーツ! アーツ!」と叫んでいました。言葉もありません。

なんだか、ノスタルジックというか、走馬灯のように、アーツとK-1の歴史がずっと頭の中を駆け回りました。CSのライブ中継を見ていたのですが、決勝での東京ドームは揺れてましたね。千両役者というか、あの地鳴りのような歓声。素晴らしかった。

そして、ホーストの引退。やっぱりシュルトには及ばなかったけれども、それもまたK-1。Mr.パーフェクトと呼ばれながら、完璧な試合をするかと思えば壮絶に散ることもあるホースト。パーフェクトと呼ぶにはあまりにも人間臭い王者でした。
最後の試合後、花道で「ホーストホースト」と、ファンが悲鳴のような声をあげていたのは、絶対オールドファンだったでしょうね。わかります。気持ち。

バンナとボンヤスキーの意地。グラウベとディ・ファウストの成長も見逃せない。
カラエフとレコはもう一度頑張ってほしいですね。

スーパーファイトのスロウィンスキーとバダ・ハリは新時代の正統派K-1ファイター同士の試合。面白かったです。彼らがあのアーツの魂から何かを学んでくれれば、と思います。

とにかく2006、予想ははずれたけど、予想以上に泣ける壮絶な大会でした。
やはり、K-1の決勝トーナメントは何かが違う。何か他の格闘技にはない、神聖な空間だと思います

来年はストップ・ザ・シュルトという明確なテーマがありますね。2007年のK-1GP。今から楽しみです!!
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by the_kakato_otoshi | 2006-12-02 22:32 | K-1
K-1 WORLD GRAND PRIX 2006 決勝戦の予想
連日連夜「逆転裁判」(DS)をプレイし、すっかり弁護士気分を味わっております。

さて、今週土曜日に迫ったK-1決勝戦の予想を予告どおりにやりますよ。

まずはリザーブファイト&スーパーファイト。

バド・ハリVSスロウィンスキー

この試合は若手技巧派対決といったあたりでしょうか。思えばハリのK-1デビューは去年のドームだったわけで、それ以来2戦して2敗とKの洗礼を味わっていますね。まだ線が細い印象ですが、同じぐらいの年齢であるスロウィンスキーとの試合はある意味試金石です。二人とも正統派のファイトスタイルですので、かみ合えば面白い試合になること請け合い。ビッグマウスとニヒルキャラ、どちらが時代を掴むか。完成度ではスロが上かと思いますが、ハリには何かをやらかしそうな「気配」がある。私は期待通りの技術戦でハリの判定勝ちと予想します。

セフォーVSマヌーフ

20キロの体格差(セフォーのほうが重い)が気になる一戦。総合が主戦場ながらマヌーフはK-1ルールでも富平を1ラウンドKOし、レミーといい勝負をした隠れた強豪です。
でも、さすがに体重の違いが明らかに……。セフォーのKO勝ちを予想します。

武蔵VSアーツ

2003年の準決勝以来のカード。今年は不調を伝えられる武蔵と病み上がりのアーツ。どちらも100%とはいかないでしょうが、これほどまでのベテラン同士ですから、きっちりまとめてくるでしょう。精神的に弱い部分がある武蔵が、ハリッド戦での敗退からどこまで立て直しているのか。そこがポイントでしょう。実力的にはアーツが上ですので、アーツ判定勝ちと予想しています……。

次はトーナメントのほうにいきます。

シュルトVSバンナ

いきなりクライマックス。おそらくドーム観衆のほとんどがバンナに大声援を送るでしょう。この声援がバンナの力をアップさせるはずです。しかも、婚約者まで来場しているのであればそのエネルギーは倍加します。
冷静に見れば、この試合でのKO決着はないような気がします。バンナはああ見えてディフェンスに優れていますし、試合の組み立てもうまい。シュルトはあの通りの背丈で、慎重に1回戦を戦いたいでしょうからリスキーな攻撃はしないと思います。
優勝したいシュルトと、1回戦にすべてを賭けるバンナ。ひょっとする大番狂わせ、気迫とファンの後押しを受けてバンナの判定勝利が見えてきます。ああ、ドームに行きたい。

ハリッドVSホースト

残酷な見方をすれば、ホーストに不利な材料は多いはずです。まず試合勘。藤本には勝ったものの、いまいち迫力不足だった開幕戦。何よりもスピードが年齢によって削がれていました。
やはり衰えは隠せないかと。対してハリッドは失うものは何もない立場です。ここでも、さっきの試合と同様、優勝したいホーストと、ホーストに勝てればとりあえずOKなハリッド。この試合に全力を出せるのはハリッドのほうですよね。
ホーストは自分の中の英雄でありますが、ここは「予想」に徹してハリッド判定勝ち

フェイトーザVSカラエフ

なによりも言いたいのは、この二人が強いということです。しかし、勝負ですから勝者は一人。選ぶとすれば、カラエフです。なぜなら、私のどうしても思い出してしまう試合があります。2002年、グラウベがマーティン・ホルムと戦った試合。ラッシュ系のスピードファイターでカラエフと似たスタイルのホルムに対して、グラウベはなすすべもなくKO負けを喫しました。この記憶が蘇ってしまうので、カラエフKO勝ちと予想します。

レコVSボンヤスキー

難しい1戦。非常に難解ですね。二人とも今大会に対するモチベーションが非常に高い。
前回戦ったときにはレコが勝っていますが、かなり昔の話ですし参考外でしょう。技術戦であり、おそらくKO決着はないと思われます。延長フルラウンドまでもつれこんでわずかの差でボンヤスキー判定勝利かな。理由はプレッシャーをかけ続けるための上背の差。

準決勝 バンナVSハリッド

ここからは仮にこの二人が勝ちあがったと仮定した上でさらに仮定の話をしなければなりませんね
1回戦でシュルトを下したバンナに準決勝を戦う余力はあまりないでしょう。対して、ホーストを判定で下したハリッドですが、ダメージは受けていないと予想されます。
ここはKOか判定かは判断せず、ハリッド勝利だけを予想

準決勝 カラエフVSボンヤスキー

こちらも仮定の仮定。延長2R含めて5ラウンド戦ったボンヤスキーに対し、グラウベをKOで下したカラエフ。ここでもすばやいラッシュでボンヤスキーを攻め立てる。ボンヤスキーもフライハイで迎撃。試合は判定でしょう。印象点の良さと若さでカラエフ勝利を予想

決勝 ハリッドVSカラエフ

仮定の仮定の仮定の話。まあここまでくると妄想の世界ですね
決勝がこの組み合わせになるなんて予想は、おそらく世界広しといえども私だけじゃないだろうか? 
小兵ハードアタッカー対決ですが、ダメージの蓄積度でいえばカラエフのほうがキツいでしょうね。しかし、昨年のラスベガスで魅せたド根性でハリッドを瞬殺! ということにしておけば勝ってもいいのかな? 私の優勝予想はカラエフということで。うーん。無理がないか? ま、いいでしょう。

K-1の予想、当たったためしがないんで!
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by the_kakato_otoshi | 2006-11-30 11:05 | K-1
今週はK-1
今週12/2(土)はお待ちかねのK-1 WORLD GRAND PRIX 決勝戦 in TOKYOです。

今年でもう14年目ですね。1995の開幕戦から見ている私としては、12度目のグランプリとなります。
近年、PRIDEをはじめとする総合格闘技にマスコミの目が行きがちですが、私は戦いの真髄とは立って行うことだと思っています。ねっころがって関節を取ったりなんだりってのは、1対1では強いかもしれませんが、複数の敵と戦うには適当ではないし、見ていてタルい。男の戦いはやはり立ち技です。総合系の選手に比べて、立ち技系の選手のほうがスタイリッシュだし、どこか超然とした雰囲気がありますよね。ミルコのように両方イケるってのはそれはそれで凄いことだと思いますが。
つまり、誰がなんと言おうと、K-1のチャンプが世界一強いという称号に最も近い。そう確信しているわけです。

今年はアーツがリザーブに回り、ホーストが41歳の今年で引退大会。気を吐くバンナは強いシュルトと一騎打ち。創世記のファイターたちにとっては非常に厳しいグランプリですね。

私が今年期待をかけるのはグラウベとルスランです。
グラウベは今年本当に充実しているし、ルスランは若いし面白い。この二人が1回戦で激突することは楽しみな反面残念でもあります。どちらかが1回戦で消えるのですから……!!

次回の日記ではきっちり展開面含めての勝敗予想を行います。

<追記>

最近バド・ハリに触発されたのか、レコのビッグマウスっぷりが気になります。あんな人だったっけ? ちなみにレコはカジノの経営もしている大変なお金持ちだとか。ハリッドとキャラ被りすぎですよ……。
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by the_kakato_otoshi | 2006-11-28 10:29 | K-1
K-1 WORLD GRAND PRIX 開幕戦レビュー
ジェロム・レ・バンナァァァァァ!!!!

はぁはぁ。いやぁ、熱い男ですな。
さて、妻が日記をお休みしたので、9月30日分を書くことになった夫です。内容はK1のレビュー。

○ジェロム・レ・バンナVSチェ・ホンマン●

解説の谷川貞治氏も言っていたように、バンナは狙っていけばローキックでコツコツ粉砕することもできたでしょうね。しかし、あえてホンマンの顔面を狙いにいった。途中左足を痛めても、最後までKOを狙い続けた。これぞ、K1が誇るハイパーバトルサイボーグですよ。やっぱりね、男ってぇのは立って戦わねばならない。ねっころがって関節を取り合うなんて、どこが面白いのだろう。戦いとは立ってするもの、それが有史以来の人間の生き様です。
正直、4ラウンド目の攻防は、ダメージ面ではバンナのほうがもらっていたかもしれない。しかし、闘争心、精神性での勝敗は完全にバンナでした。ホンマンはもう一歩そこが足りなかったです。

●武蔵VSハリッド”ディ・ファウスト”○

武蔵の今日の出来は正直がっかりです。谷川氏がせっかく当ててくれた「イージー」な相手に、手も足も出ずに完敗。プレッシャーのかかる開幕戦だったというのもありますが、ちぐはぐな動きに武蔵流の真髄は発揮されず。
逆にハリッドは負けてもともとの気楽な立場だったのが功を奏した印象です。ガンガンKO狙いで攻めて、判定で圧勝。
この前の試合で藤本も負けていたので、日本人はここで全滅でした。うーん。

○アーネスト・ホーストVS藤本祐介●

藤本は善戦しましたが、ホーストの牙城は破れませんでしたね。完全に試合を支配していたのは藤本だったのですが、ホーストはなんというか23年の経験だけで勝ちました。もはや名人芸の粋に達していますが、おそらく今日は60%程度の出来だったのではないかと思います。いまさらホーストに対する思いをここに書き記すことはしませんが、東京ドームでは納得のいく試合をして、引退の華を飾っていただきたいです。CS放送ではこの試合の「試合前紹介ビデオ」があったのですが、ホーストが本当に引退してしまうのか、と思うと本当に寂しい気持ちにさせられましたね。

●レイ・セフォーVSステファン・レコ○

一言で表現するなら凡戦。原因はセフォーの徹底したカウンター狙いでしょう。この試合に関しては私の予想通りになってしまったようですね。最後までレコを警戒してのカウンター攻撃を待っていたセフォーでしたが、さすがにベテランのレコはその手には乗らない。じっくりと早くて軽い攻撃を当て、手数で圧勝でした。セフォーは一撃を狙いすぎ。判定に不満を漏らしていましたが、妥当だったのではないでしょうか。地上波では全面カット。まぁ、無理もないか……。

○セーム・シュルトVSビヨン・ブレギー●

「事実上の決勝戦」と思っていた試合。しかし、蓋をあけてみれば、セーム・シュルトは強かった……。ブレギーはもっと落ち着いて試合をしたかったところでしょうが、完全に最初にダウンした左ストレートで怪我をしてしまったようでした。しかし、欧州内では無敵のブレギーを1RでKOとは、本当にシュルトはどこまで強いのか!!

○グラウベ・フェイトーザVSポール・スロウィンスキー●

強くなったなぁとは思っていましたが、本当に強いですなぁグラウベ。スロウィンスキーは決して弱い選手じゃないし、心の折れるタイプではないのですが。谷川氏がデビューから全くいいところなく負けを繰り返したグラウベを「潜在能力はあるんですがねー」と、使い続けたのが良いほうに出たんでしょうかね……。札幌大会で生で見て、すっかりグラウベファンなんですが、東京ドームでも是非がんばってほしい。いまならホーストにもバンナにも勝てるのでは!? と、思わせますね!!

○レミー・ボンヤスキーVSゲーリー・グッドリッジ●

予想通りの一戦。レミーのフライハイ、お披露目試合。ゲーリーは開幕戦を勝てるレベルにないですね。

○ルスラン・カラエフVSバド・ハリ●

ビッグマウスのバド・ハリと平井堅そっくりのカラエフ。私が最も期待していた試合だったが、意外にもあっさり一分で決着。バド・ハリはひじが入ったとアピールしていたようだったが、真相はどうなんだろう? ちょっと消化不良の試合。バド・ハリは地区予選から出直してきたほうがいいとは思いますが。素質はよさそうなだけに。

総括
バンナはやっぱり1000両役者だな、と。こういう試合を見せることができる本物のファイターを、私はもっと見たい! それと、ベルナルドの引退セレモニーもありました。私はあなたを忘れないぞ、ベルナルド。
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by the_kakato_otoshi | 2006-09-30 23:59 | K-1
K-1 WORLD GRAND PRIX 2006 開幕戦直前
K-1 GRAND PRIX開幕戦を明日に控えて、すでに興奮気味な夫のほうです。

私は、95年からK-1を欠かさず見ているわけでして、ピーターの連続出場記録は途絶えてしまいましたが、自分の観戦記録は今後も伸ばしていきたいと思っています。

最注目試合はなんといっても、”ゴールデンボーイ”バド・ハリVS”ロシアの速射砲”ルスラン・カラエフ!!!
今、最もイキのいい若手二人が決勝を賭けて激突。圧倒的なスピードで相手を翻弄するカラエフと、均整のとれたスタイルでキレのあるキックとパンチを持つハリの一騎打ちは、これぞ、あの熱かったK-1だと語れる名勝負になるかもしれない。
知名度では劣る二人ですが、今後のK-1を背負っていく選手だけに、この試合の持つ意味は重いですよ。自分は若干ハリ有利かと思います。

次の注目試合は、"2005年K-1王者"セーム・シュルトVS"アルペンタワー"ビヨン・ブレギー!!!
2メートルを超す二人の対決は、「事実上の決勝戦」と言えるかもしれないレベルの高さ。昨年王者のシュルトに関してはいうに及ばず、相手のブレギーもオランダ予選をぶっちぎりの全試合KOで制し、その後韓国で開幕戦にも顔を出すスロウィンスキーを、札幌で中迫強を、それぞれKOで勝利。まさに破竹の勢いで快進撃を続けています。
ただ、この二人はスーパーヘビー級のためにスピードの面では見るべきところがなく、比較的カウンターを待つ面もあるので、大凡戦になる可能性も否定できないんですけどね。それを含めて、当日の会場の雰囲気とかが大事かなと感じてます。ガンガンいけよっていう雰囲気が。

他にも、どっちが勝つのかわからないという勝負論的な興味で、スロウィンスキーVSフェイトーザ、武蔵VSハリッド”ディファウスト”、セフォーVSレコは気になります。
この3試合は勝者の予想が立てづらい。フェイトーザもようやく本領発揮してきたとはいえ、トップクラス予備軍から頭ひとつ出た程度。好きな選手なんで勝ってほしいのですが、相手もすんなり勝たせてくれるイージーな選手ではありません。
武蔵はハリッドという主催者から見れば「精一杯の弱い相手」をぶつけてもらったものの、強気なラッシュがウリの選手だけに、一発のパンチでダウンを奪われる可能性は多いにあるでしょう。そうなれば、ダウンの取れない武蔵は辛い。折しも亀田こともあって「判定」に厳しい目を向けられるとなれば、いままでの派手なホームタウンデジションは望めません。
セフォーVSレコ戦は、セフォー有利の雰囲気がありますが、私は決して安泰ではないと思っています。レコはかつてアーツを倒し、優勝できる選手と期待されていましたが、契約問題でこじれPRIDEに参戦し、そこで勝てずに株を大きく下げました。もともとはかなり強い選手であることは間違えなく、トップファイター以外にはほとんど負けたことがありません。復帰後、ハリとルスランに負けたものの、ようやく上り調子まで来たと思いますし、まだまだ戦える選手だと思います。セフォーはムラのある選手なので、一発のパンチをもらわなければレコの完封勝利もあるのではないか。あとは、移籍前の闘争心をどこまで取り戻せるのか、でしょうね。

ホーストVS藤本は全盛期の七割の力を出せればホーストの完勝。バンナVSホンマンはおそらくバンナがローキックで勝つでしょう。ボンヤスキーVSグッドリッジはボンヤスキーがコツコツと判定勝利と見ました。

以上のように、ざっと全試合を予測してみましたが、どうでしょうか!? 
結果はともかく、熱い試合をみせて感動させてほしいですね。どこぞの亀猿親子馬鹿劇場みたいな茶番じゃなくね!! 

ちなみに、地上波中継は30日21時から。フジTV系で。
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by the_kakato_otoshi | 2006-09-29 15:11 | K-1
K1 WORLD MAX 世界王者対抗戦 解説
格闘好きの夫のほうです。(写真右)

月曜日に放送されたK-1 WORLD MAX 世界王者対抗戦は視聴率15%強という堅調な数字を出しました。ヤクザ親子亀猿劇場の40%以上という数字に比べれば低いじゃないかという方もいらっしゃるだろうが、K-1は裏がスマップ&報道ステーションで、エース魔娑斗が不在、日本人選手が軒並み敗戦という内容を踏まえれば合格点といえるでしょう。

さて、そんななかで試合内容について記録の意味も込めて、少しだけ解説してみたいと思います。TVの放送があった試合のみ。

安廣一哉 VS アンディ・オロゴン

安廣一哉の試合後のコメントが「ちゃんとした選手だった」。これはアンディ・オロゴンにしてみれば最大級の賛辞だったのではないでしょうか。空手家の安廣に対し、アンディは完全なムエタイスタイル。将来性を感じさせる選手です。試合は終始安廣優勢でしたが、アンディも最後まで折れずに戦いました。さすがアフリカ人らしい身体能力。とはいえ、レベル的に疑問の残る試合。オープニングファイトにちょうどよいくらいかな。

宍戸大樹 VS ブアカーオ・ポー.プラムック

シュートボクシング最後の大物宍戸。戦前から某巨大掲示板などでは「延長まで行く」とか「ラッシュで勝つ」とか、シュートボクシングファンと思われる方々の書き込みがあり、期待感を増していたのです。本人も「今のMAXに戦いたい相手はいない」「ブアカーオとなら戦ってもいい」とか吹くもんですから。雑誌で特集組まれちゃったりして……・。
結果は左フック一撃で担架出動のKO負け。宍戸がどうとか、シュートがどうとかもう関係ないですね。ブアカーオは強い。以上。
ただ、宍戸大樹はこれで完全にネタキャラになってしまいました……。

前田宏行 VS ヴァージル・カラゴダ

前田という国内3階級制覇のボクサーがK1挑戦。大抵ボクサーはローキックに弱いけど、この男は一年かけて鍛えてきたらしく、カラコダのキックにもひるまない。試合は序盤に前田がダウンを奪う激しい展開。これまでの試合でさんざんローキックに苦しめられてきたカラコダが逆にローで攻める。前田は逆に焼き付け刃のキックをまじえつつ、基本パンチで戦いました。技術うんぬんより気持ちで攻める二人の男の殴り合い。これぞK1。これぞ格闘技という好試合になりましたが、前田がまぶたをカットしてあえなくドクターストップ。ボクサーの心意気だけは見せてくれた。亀猿なんぞより、よほどかっこいい。

TATSUJI VS マイク・ザンビディス
判定でザンビディスに軍配。MAXを背負っていける逸材ではないでしょうか。このTATUSJIという男。K1常連の豪腕、マイク・ザンビディスを相手に火の出るような熱き殴り合い。拳と拳で己を確かめ合っているかのようなすばらしい戦いでした。
豪腕で小次郎やクラウスをKOしてきたザンビに対してもひるまない。殴られても殴られても殴り返す打たれ強さは素直に賞賛です。ザンビディスはトップ2(サワー、ブアカーオ)には及ばないものの、それに順ずる実力はあるわけですから、今回のTATSUJIの健闘が日本勢にとって本当に大きな収穫だったのではないでしょうか

佐藤嘉洋 VS アルバート・クラウス
佐藤の限界か。長い手足で距離をとって、休まずに攻め続けるという佐藤の「地味ながら負けることない」ファイトスタイル。前回のトーナメントでブアカーオに一蹴されたものの、クラウスには通じるのではないかと思わせました。しかし、ふたを開けてみれば、初代王者クラウスは伊達じゃない。欧州のキック界で無敵だった佐藤だが、MAXのレベルは彼の想像を超えていたということでしょう……。

須藤元気VSシャファー、HAYATO VS キシェンコ
他の試合に比べたら、レベルの落ちる試合。須藤元気は日本予選からやり直したほうがいいですね。HAYATOは気持ちが前に出ていてよかったですが、キシェンコはまだ19歳。これから強くなりそうです。

小比類巻貴之 VS アンディ・サワー
「名勝負製造機」アンディ・サワーと「痛くなったらすぐ背デス」小比類巻のリベンジマッチ。
アンディ・サワーの進化を見せつけられました。1ラウンド、小比類巻が積極的にこないと判断するや、2ラウンドに入って猛攻開始。小比類巻にクリンチしか取らせない爆発的なラッシュを6分間、持続。ものすごい基礎体力。何十年かかっても、小比類巻はサワーに勝てないでしょう。
それにしてもなんで小比類巻はすぐ背中を向けるんだろう。昔の武蔵のようだ……。

以上です。総合的に見てとても面白い試合が多く、やっぱりMAXはアツい!
今年はもう終わりですが、来年の日本トーナメントから始まる2007MAX戦線に期待しましょう。
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by the_kakato_otoshi | 2006-09-06 11:49 | K-1
K1 WORLD MAX 世界王者対抗戦
格闘好きの夫のほうです。

K1のミドル級「K1 WORLD MAX」世界王者対抗戦が本日夜21:00よりTBS系全国ネットで放送されます。

今回は今年のMAXシリーズの最後を飾るということで、「日本対世界」の構図で試合が組まれております。
基本、K1はリアルファイトで、しかも連れてくる外国人のレベルが異常に高いということもあって(亀猿劇場とはえらい違いだ)、日本人で活躍できる選手は限られてきます。しかもエース魔娑斗が欠場(こないだのトーナメントでアンディ・サワーに破れて以来、試合をする気がなくなったという印象)ということもあり、メインにはアンディ・サワーVS小比類巻というカードが。これも正直、小比類巻には申し訳ないけどアンディ・サワーが負ける要素はほぼないと思われます。

自分の知識の確認のためにも、本日のMAXに出場する外国人について知りたい人のためにも、メモ程度に紹介します。

ブアカーオ・ポー.プラムック
現在、MAX最強でムエタイ使いのタイ人。本名はぜんぜん別の名前。ブアカーオも本名ではなくリングネーム。ポー.プラムックはジムの名前。リングネーム+ジム名がタイでは一般的らしい。ちなみにタイ人に苗字という概念はそもそも存在しない。得意技は前蹴りとミドルキック・・・だったはずだが、2006年のトーナメントではパンチのみで優勝した。ムエタイが強いというよりは、「ブアカーオが強い」と言ったほうが正しい認識だと思われます。

アンディ・サワー
シュートボクシング最強のオランダ人。シュートは投げ技や立ち間接技ありの格闘技。その世界一を決める「S-CUP」というドリンクみたいな名前の大会で圧倒的な強さをもって王者に輝きました。
得意技は小気味よいコンビネーションをもつラッシュ。パンチを中心に組み立てつつもローキックを織り交ぜて相手を霍乱します。ミドルキック、ハイキックも使うが、散らし技程度。
しかしこの男の最大の武器は「決して最後まで手を緩めない」こと。劣勢を挽回し、最後までKOを取りに行くファイトスタイルは人をして「名勝負製造機」と呼ぶのです。

アルバート・クラウス
MAX初代王者にして魔娑斗のライバル。そもそもアンディ・サワーの代わりに第1回K1WORLDMAXの欧州予選に出場。代打ながら優勝してしまい、本戦へ。そこでなんと魔娑斗やガオランを倒し、頂点に駆け上る。それ以降、優勝こそできていないものの、ブアカーオ、アンディ・サワーらを破るなどの活躍。ムラはあるが、実力は超一流です。
ファイトスタイルは元ボクサーらしくパンチ中心。破壊力はMAXでも上位。KO勝ちも多いが、KO負けも多い、TV向けファイターですね。

ドラゴ
映画ロッキーに出てきた同名のファイターから名前をもらったらしい。アルメニア(中央アジア)人ですが、難民となってオランダにやってきた。ということで、基本的にはオランダで活躍中のファイター。ヘビー級のバド・ハリが所属する「イッツショータイム」の看板選手の一人。
ところでこの人、ファイトスタイルがとにかく。パンチ、キック、膝どれもセオリーがなく、どこからどう技を出してくるのかわからない。ゆえに必殺技もよくわからない。最近空手を学んでいたという過去を知ったのですが、「何の流派だ!?」と疑わずにはいられない。
見たままを述べれば、「我流は無形!!(by雲のジュウザ)」という感じ。とりあえず生まれて初めてみたアルメニア人が私にとってはこのドラゴなのです。

ヴァージル・カラコダ
南アフリカのボクサー。父はベルナルドやノルキヤの師匠であるあのカラコダさん。
これまで数多く参戦してきたボクサーのなかで、最も適応した選手。決してあきらめず前にいく姿勢は好感が持てます。

アルトゥール・キシェンコ
出ましたK1得意の「主催者もよく知らない海外の強豪」シリーズ。東欧予選で優勝したらしいが、とりあえずベビーフェイスの20歳。ファイトスタイルは不明。K1は世界中で予選を定期的に開催し、選手発掘に余念がないですね。どこぞのヤクザが主催をやってる総合格闘技団体とは大違い。彼らは金にものをいわせて引き抜くことしかできないですから。
その金も地上波がなくなって大分減ったようですが・・・・。
ミルコ、帰ってこーい。……無理?

アンディ・オロゴン
ボビーの弟。まあ、どうでもいい。

他にもいますが、主要選手はこんなところでしょうか。
いやー、楽しみですね。TBSがきちんと放送してくれさえすれば、ね。
なんたって亀猿茶番劇場を放送している局ですから・・・。
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by the_kakato_otoshi | 2006-09-04 12:03 | K-1
K1ワールドグランプリ開幕戦
リアルファイト限定で格闘技好きの夫のほうです。

グラップラー刃牙は認めません。プロレスなんぞはお遊戯だ。
亀田? だれそれ。

さて、格闘技といえばK1ワールドグランプリの開幕戦が始まります。

今年は昨年のベスト8ファイター+各国の予選王者+主催者推薦で16名が切符を手にしてます。
ここで勝てば来年の開幕戦出場も手にすることができる、重要な試合です。
昨日、未発表だった3カードもようやく決定し、いよいよと気分が盛り上がってきました。

それにしてもK1グランプリはもう14年続いており、グランプリは日本の秋の風物詩として定着してきました。これは凄いことです。かつてボクシング、プロレス以外の格闘技はアンダーグラウンドなスポーツでありました。空手とキックボクシングを融合させたような「K1」がこうして日本格闘界のトップのステータスにいるということが素晴らしい。

ヤクザが運営していることがバレて、TVから追放された総合格闘技「PRIDE」で、人気を誇るミルコも、ハントも、元を正せばK1が見出した選手。日本格闘界はK1がここまで引っ張り上げたといってもいいのですよ。

そんな中、今年はTBS親子亀猿八百長物語が格闘界の話題をさらっているのは見ていて不快です。
特に同じ局で放送しているK1ワールドマックスの選手まで同じように見られるのは絶対に避けなくてはならないと思っています。

で、今年のワールドグランプリの見所ですが、まずはメイン(多分)の「コリアンモンスター」チェ・ホンマンVS「バトルサイボーグ」ジェロム・レ・バンナでしょうか。
最近すっかりキック主体の選手になったバンナに、圧倒的な威圧感でチェがどこまで迫れるか。下馬評は完全にバンナですが、僕はチェにもチャンスがあると思ってます。

他の7カードすべてが面白いのですが、長くなるのでもう1カードだけ語ります。
それは「ゴールデンボーイ」バド・ハリVS「ロシアの速射砲」ルスラン・カラエフです。
この二人に共通するもの、それは「俺が盛り上げてやる」という若いハートです。
ベテランの存在が若手にとって厚い壁であるK1にとって、いまのところこの二人は未来の王者最有力候補。この二人をぶつけてきたのはある意味「どちらかを決勝に残したい」という主催者の意図ですが、それだけに面白い対決といえるでしょう。
K1を創ってきたベテランの意地というものは恐ろしいものがあります。復活してきたアーツ、40歳で最後のGPに賭けるホーストの二人は特に「俺がミスターK1だ」という執念が凄い。
この二人を倒さずして、チャンプとはいえないと思います。カラエフとハリの勝者には、是非、決勝の舞台で二人と戦って欲しい。切にそう願うのです。

リアルファイトがそこにはある。K1ワールドグランプリ開幕戦がいまから楽しみです。
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by the_kakato_otoshi | 2006-08-31 11:10 | K-1
  

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