カテゴリ:立ち技全般( 195 )
サワー狩りを果たしたスペイン人選手の次の相手はドラゴ!
MAXの常連ファイターさん複数に「ブログ見てますよ〜」と言われると、
更新しないわけにはいかないなぁと感じるかかとおとしです。

とはいえ!

今日も平常運転です。

6月11日 BFN Group presents: It's Showtime Warsaw ポーランド・ワルシャワ

<95Kg級タイトルマッチ>
【王者】ダンヨ・イルンガ(コンゴ民主共和国)vsネナード・パゴニス(セルビア)【挑戦者】

<スーパーファイト>
ダニエル・ギタ(ルーマニア) vsエルハン・デニス (トルコ)
マルセル・グロエンハルト(スリナム)vsエロール・クーニン(オランダ)
ラファル・ドゥーダック(ポーランド)vsミハウ・グロガフスキー(ポーランド)他


ショータイムのワルシャワ大会の情報です。
今年になって開設された95キロ級のタイトルマッチが行われます。
王者イルンガはレミーの元で修行を積む売り出し中の選手で、試合中のモーションがレミーのコピーのようです
マイクスジムで練習しているセルビア人ファイター・パゴニスを相手にタイトルを守れるでしょうか。

ダニエル・ギタは今年すでにカラケスと激戦を繰り広げ、マーク・ハントばりのノーガードで客を大いに沸かせました。
5月のフランス大会にも出場を予定しており間隔が詰まっています。
対戦相手のデニスはそれほどの選手ではないため普通なら楽勝でしょうが。。。。

昨年のK-1MAXでタイのサガッペットからダウンを奪って勝利したグロガフスキーがショータイム初登場です。日本では佐藤嘉洋をベスト8で苦しめており、今後に期待ができるファイターです。注目しましょう。

6月18日 Fix Events & Fightclub Group presents: It's Showtime 2011 スペイン・マドリード

<61Kg級タイトルマッチ>
【王者】カリム・ベノウィ(フランス)vsハビエル・ヘルナンデス(スペイン)【挑戦者】

<スーパーファイト>
ウィリアム・ディエンダー(オランダ)vsラフィー・ゾウヘイル(スペイン)
ドラゴ(アルメニア)vsアブラハム・ロクエニ(スペイン)
ウェンデル・ロシェ(カーボベルデ)vsMoises Ruibal(スペイン)
ローレン・ハビエル・ホルヘ(スペイン)vsタイロン・スポーン(スリナム)


スペイン大会はショータイム常連vsスペイン地元選手という組み合わせ。
スペインはなかなかにキックボクシングが盛んで、今回はオランダのトップファイターとがっぷり四つの対抗戦が堪能できそうです。

注目は今年初頭にアンディ・サワーを破った(!!)アブラハム・ロクエニ
スペインではナンバーワンの実力を持ったファイターの一人であり、空手やムエタイでも実績を持っています。2004年には国内でMAXルールのワンデイトーナメントも制しています。
さて、その対戦相手はショータイムの顔役であるドラゴです。

キシェンコに圧倒的な力差を見せられたばかりでこの強敵を迎えるのは不安ですが、
2011年も試合間隔があまりない印象。打たれ弱くなってきているので、少し休んではどうかと。。。

また、”百獣の王”スポーンも登場。地元のホルヘを相手に華麗なテクニックを見せてほしいものです。昨年のK-1WGPではアリスターをかなり苦しめていますからリベンジの機会も狙って欲しいと思います。

ーーーーーーーーーー

ところで、一つ残念なニュースです。
昨年K-1オセアニア予選で優勝したベン・エドワーズ(オーストラリア)が、FINAL16のファイトマネーを受け取っていないとフェイスブックで告白しました。

http://liverkick.com/index.php?option=com_content&view=article&id=473:add-ben-edwards-to-the-list-of-fighters-k-1-has-yet-to-pay&catid=34:demo-content

僕がオーフレイムと試合をしてから6ヶ月になるが、まだファイトマネーは受け取っていない。言葉に表しきれないほど残念だ。僕は子供の頃からK-1で戦うのが夢だったし、それがついに叶ったというのに。(中略)FEGは僕に2試合目を約束したがそれも果たされていない。プロフェッショナルとはかけ離れているんじゃないか

長年K-1を注視してきた私としては申し訳なくて身が張り裂ける思いです。
自分よりも遥かに実績のある相手に真っ向勝負、KOされたもののアリスターのパンチでダウンを取られてから2回も立ち上がりました。
エドワーズのような将来性のある素晴らしい選手にこの仕打ち。
日本人として頭を下げたい気分です。

日本格闘技の根幹であるK-1ヘビー級の選手にファイトマネーを支払わず、
Dynamite!!で野球選手や塩100%の石井慧に金をばら撒く神経が理解できませんよね。

http://twitter.com/Ebi_Knight←ツイッター

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by the_kakato_otoshi | 2011-04-21 10:28 | 立ち技全般
It's Showtime王者ヘスディ・カラケス5月出陣
It's Showtimeオランダ大会が新しく発表されたので、お伝えします。

5月21日 It's Showtime  オランダ



<ヘビー級ワンマッチ>
ヘスディ・カラケス(エジプト)vsクリス・ノーウェルズ(イギリス)
アンダーソン”ブラドック”シウバ(ブラジル)vsジャマール・ベン・サディック(モロッコ)

<85キロ級ワンマッチ>
ヤソン・ウィルニス(スリナム)vsローラン・アトリフィ(フランス)

<77キロ級ワンマッチ>(?)
アミール・ゼヤダ(エジプト)vsシャハック・パルパリアン(アルメニア)

<70キロ級ワンマッチ>
ハフィッド・エル・ボウスタティ(モロッコ)vsモハメド・メダール(モロッコ)
ロビン・ファン・ルースマレン(オランダ)vsモハメド・カマル(モロッコ)


It's Showtimeヘビー級王者、ヘスディ・カラケスが出陣!
相手はイギリスのヘビー級選手であるクリス・ノーウェルズ。
カラケスから見ればかなりの格下選手ですね。

また、カラケスと同じくトム・ハーリック会長の元で修行するブラジル人のシウバはベルギー大会でリコ・フェルホーフェンをKOで倒した売り出し中のベン・サディック。粋の良い若手同士の対決となりましたね。

70キロ級では昨年のK-1MAXベスト8ファイアーであるカマルが登場。ベテランの域に入ったルースマレンを相手に手堅く勝利を納めて70キロ戦線で上に上がっていきたいところでしょう。
この階級は「絶対王者」ジョルジオ・ペトロシアンの存在もあって、今後の成り行きが非常に楽しみです。

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by the_kakato_otoshi | 2011-04-05 10:28 | 立ち技全般
あくまで噂話
It's Showtimeの公式HPによれば、
K-1の新体制が近々発表されるとのこと。

谷●氏に代わる新代表と極秘に会談したIt's Showtimeのサイモン・ルッツ代表は「中抜き業者を一掃しては」と現実的な提案を行った。

新代表は「世の中がこのような状況で互いに傷つけあう競技と思われている格闘技が受け入れられる余地がどこまであるか」と不安を口にしながらも、
選手の最大の供給源であるオランダをないがしろにすることはないと明言した。

今後の予定だがWGPは各地で予選を行った後、
ムエタイ人気の盛んなオーストラリアで開幕戦を、決勝は投資家の集まる上海、もしくはマカオで行うとした。「アジア・オセアニアとK-1の親和性は高い。現状では、米国でやっても埋没するだけ」とK氏はルッツ代表に伝えたという。
MAXは63キロと70キロの世界トーナメントをオランダとイタリアで行うとしている。
日本での開催については未定とのこと。

注目の新代表だが、北海道札幌市在住のブロガーであるK氏が就任したとの噂がある。

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by the_kakato_otoshi | 2011-04-01 14:35 | 立ち技全般
ゴールデングローリー興行にキシェンコ登場
サキ、シュルト、アリスターなど強豪ファイターを多数抱えるゴールデングローリーがロシアで興行を開きます。

8人制トーナメントの決勝戦となるサキvsギドン以外の2カードが発表が公表されています。

5月28日 United Glory Finals ロシア・モスクワ

<グローリーワールドトーナメント決勝戦>
グーカン・サキ(トルコ)vsブリース・ギドン(フランス)

<ワンマッチ>
エロール・ジマーマン(キュラソー島)vsムラッド・ボウジディ(モロッコ)
アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ)vsニキー”ザ・ナチュラル”ホルツケン(オランダ)


ジマーマンvsボウジディはジマーマンにとってのリベンジマッチとなります。
前回はカットによるドクターストップで消化不良の試合でしたが、今回は決着をつけたいところでしょう。

盟友セルゲイ・ラシェンコとともにマイクスジムで稽古をし、
さらなるパワーアップを成し遂げたキシェンコも登場。
ドラゴをパワーで圧倒してみせた勢いを、ホルツケン相手にも見せてくれるでしょうか?



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by the_kakato_otoshi | 2011-03-31 10:07 | 立ち技全般
It's Showtimeフランス大会でバダ・ハリとペトロシアンが共演!!
3月26日 BFN GROUP PRESENTS IT'S SHOWTIME  ベルギー・ブリュッセル

●セフェリアノ・リィッセル(オランダ)vsマラト・グリゴリアン(アルメニア)◯ KO
●セルジオ・ヴィールセン(スリナム)vsカリム・ベノウィ(フランス)◯ 判定
61キロ級タイトルマッチ 他


小粒な大会。山本真弘を下したヴィールセンがフランス人のベノウィに敗れました。

次回のリヨン大会はJスポーツで生放送が決定。
なんとあのバダ・ハリが復帰戦を迎えます!!!
何度かお伝えしていますが、もう一度カードを観てみましょう!

5月14日 It's Showtime 2011 Lyon フランス・リヨン

<ヘビー級ワンマッチ>
バダ・ハリ(モロッコ)vsグレゴリー・トニー(フランス)
ダニエル・ギタ(ルーマニア)vsポール・スロウィンスキー(ポーランド)
タイロン・スポーン(スリナム)vsイロール・ミハイロビッチ(クロアチア)

<70キロ級ワンマッチ>
ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)vsシャヒッド(モロッコ)

<70キロ級タイトルマッチ>
クリス・ナギンビ(コンゴ民主共和国)vsウィリー・ボレル(フランス)

<新設73キロ級タイトルマッチ>
マラト・グリゴリアン(アルメニア)vsヨハン・リドン(フランス)


今回は73キロ級タイトルマッチが新設されて、
そのタイトルに地元フランスのファイターを挑戦させるという大胆な策に打って出ました。
いつもの日本の格闘ヲタであれば「なんで初出場のファイターがタイトルに挑戦するんだ。こんなものは競技ではない」と意気軒昂なところですが、現在のところそのような反応は見られません(笑)。どうしちゃったんでしょうね。

一時期噂ではフランスの番長レ・バンナが出るという話もあったんですが、
どうやらなくなったようです。

ペトロシアン、ギタ、スポーン、そしてハリと日本のファンにもすっかりおなじみになったファイターたちが共演するフランス大会は見逃せません。
この大会は当ブログでも注目していきたいと思っています。

また、
今年のショータイム最大の大会はロシアのソチ大会になりそうなのですが、
すでに2カードが公表されております。

7月23日 Expo presents: It's Showtime Sochi ロシア・ソチ

ヘスディ・カラケス(エジプト)vsアレクセイ・イグナショフ(ベラルーシ)
ルシネ”アウジー”オズニ(モロッコ)vsアルトゥール・キシェンコ(ウクライナ)



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by the_kakato_otoshi | 2011-03-29 09:59 | 立ち技全般
地獄からの生還。グーカン・サキ、骨折から復活勝利!
3月18日 Wako-Pro World Grand Prix 2011: Romania vs Italy ルーマニア・ルムニクヴルチャ

<イタリアvsルーマニア対抗戦>
○アンドレイ・ストイカ(ルーマニア) vs アレックス・ロッシ(イタリア)● 判定
●マリウス・ティータ(ルーマニア) vs ルベルト・コッコ(イタリア)○ 判定 他

<スーパーファイト>
●イヌオット・イフティモアイエ(ルーマニア) vs ゼバット・ポトラック(ボスニア・ヘルツェコビナ)○ 判定
○カタリン・モロサヌ(ルーマニア) vs アイディン・ユークセル(トルコ)● 判定
●セバスチャン・チオバヌ(ルーマニア) vs フレディ・ケマイヨ(フランス)○ 判定
○Benny Adegbuyi(ルーマニア) vs ゼナン・ポトラック(ボスニア・ヘルツェコビ)● 1RKO



ルーマニアvsイタリアの対抗戦は5試合行われ、4vs1で地元ルーマニアの勝利。
ヘビー級ファイターが多数参戦したスーパーファイトでは、モロサヌやチオバヌといった地元勢とポトラックやケマイヨら外国人ファイターが対戦。

特に昨年のK-1WGP欧州予選決勝と同じカードになったチオバヌvsケマイヨではケマイヨが返り討。
また、昨年10月以来となったポトラックも半年ぶりに復帰。勝利で飾っています。

3月18日 United Glory 2nd Round  ベルギー

<United Glory トーナメント準決勝>

○グーカン・サキ(トルコ) vs ウェンデル・ロシェ(カーボベルデ)● 判定
○ブリース・ギドン(フランス) vs ムラッド・ボウジディ(モロッコ)● 2RKO


グーカン・サキの復帰戦。昨年のK-1WGP準決勝で骨折してしまったサキですが、いよいよ復活。大会自体がサキの怪我の具合に合わせて延期されたほどですから、まさに「サキの為の大会」だったのでしょう。
It's Showtime95キロ級タイトルにも挑戦したロシェを判定で下しました。

決勝の相手はボウジディをKOで下したギドン。バンナのスパーリングパートナーだったこのフランス人は徐々にキャリアを積み上げています。去年はカラケスに勝っていますし、2009年にはリコ・ヴァーホーベンを下しています。

It’s Showtime以外にもいろいろ頑張っている欧州キックでした。

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by the_kakato_otoshi | 2011-03-21 14:55 | 立ち技全般
”21世紀最高のキックボクサー”へ。ペトロシアンが進化の完封勝利!
3月13日 FightCode  イタリア・ミラノ

◯ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)vsコスモ・アレクサンドラ(ブラジル)● 判定
●佐藤嘉洋(日本)vsアーメン・ペトロシアン(イタリア)◯ 判定
◯ジャバル”チンギスハン”アスケロフ(UAE)vsクリス・ファン・フェンローイ(オランダ)● 1RKO

ジョルジオ・ペトロシアンはカウンターファイターだったはず。
相手のプレッシャーを下がりながら交わし、「神の目」でパンチを避けてカウンターの一撃をお見舞いする。そんな男だったはずです。

しかし、この日もともと77キロ級の選手で規定体重を明らかにオーバーしている(前日に75キロあったという噂)コスモ・アレクサンドラとの試合では全くカウンターファイターという印象をもたせなかった。
*追記:佐藤選手のツイッターによれば、コスモの体重は69キロだったが体重計自体が1,2キロ軽く表示されるものだったといういい加減なものだったとのこと。さすがイタリア。
佐藤嘉洋もこの日は前に出たが、ジョルジオ・ペトロシアンはさらにその一歩前を歩いている印象すら受けたのです。

マイクスジムらしい筋肉質な肉体改造を果たした上に体重も大きいアレクサンドラに対し、全く圧力負けせずに前に出て行く姿勢はこれあでの印象を覆すものでした。パワー負けするシーンはありましたが、近距離のフック等は全く被弾せず一方的に攻撃を当てていきました、

前に出ながらも被弾しないというペトロシアンにしかできない神業で前It's Showtime77キロ級王者を下しました。またひとつ、伝説への階段を登ったと言えるでしょう。

日本から参戦した佐藤嘉洋はペトロシアンの弟アーメンと対決。投げや組み付きに苦しみながらも前に出る姿勢を貫きましたが、最後はアウェーの常で判定負けを喫しました。
日本でやっていればおそらくは延長という試合だったと思います。

とはいえ、
日本人として佐藤の挑戦は応援していますが、
今回の正直な感想を述べればペトロシアン兄と佐藤嘉洋の間にはかなりの差があると思いました。

ペトロシアン弟のようなパワーのある外国人選手と戦った時に、力負けしている部分が佐藤にはありました。しかし、ペトロシアン兄はタイ人や階級が上の選手が相手でも投げられて転がることがほとんどありません。

この差は埋まるのでしょうか。

ジョルジオ・ペトロシアンvsコスモ・アレクサンドラ


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by the_kakato_otoshi | 2011-03-14 11:31 | 立ち技全般
アンディ・サワーの巨人狩り、キシェンコ大復活など見どころたっぷりだったショータイム
It's ShowtimeのTV観戦。感想です!

3月6日 FIGHTING STARS PRESENTS IT'S SHOWTIME  オランダ・アムステルダム

◯ロビン・ファン・ルースマレン(オランダ)vsシャヒッド(モロッコ)●

シャヒッドは昨年ザンビディスとベストバウトと評価される殴り合いを演じて評価を上げています。相手のルースマレンは日本では戦ったことのない選手です。
両者とも体格が近く、パンチ中心の選手。シャヒッドは大振りのフックでガードの上からダメージを効かせていきます。ルースマレンは的確にワンツーからローでセオリー通りに崩していく構え。激しく打ち合うもなかなか戦況は動かず、手数の差でルースマレンに軍配。

●ラヒッド・ベラーニ(モロッコ)vsウィリアム・ディエンダー(オランダ)◯

ルッツがそのファイトスタイルを気に入って負けても負けても使い回すディエンダー。数年前にルッツのインタビューを和訳した際、一番好きな選手はディエンダーだと言っていたのを思い出しました。
試合は激しい打ち合いで最後はふたりともスタミナを削ってしまう消耗戦になりました。
ディエンダーの判定勝ち。

●ウェンデル・ロシェ(カーボベルデ)vsダニヨ”ディブバ”イルンガ(ドイツ)◯・・・95キロ級王者決定戦

タイロン・スポーンが王座を剥奪されたことで組まれた95キロ級のタイトルマッチ。
ロシェは最近になってステファン・レコを破るなど好調です。イルンガはアフリカ系ドイツ人で、あのレミー・ボンヤスキーの元で修行しているとのこと。KO率は90%を超える新星です。
序盤、パワーで勝るロシェが距離を詰めて攻勢にでます。イルンガは自分の距離を得られず苦しい試合展開になります。
しかし、4ラウンド以降ロシェの体力が落ちてきたところをローキックでコツコツダメージを与えていたイルンガが反転攻勢。何度かロープまで追い込むラッシュを見せ、判定で勝利。王座獲得です。
それにしてもこの両者、同じ黒人選手で体型も似ており、しかもこの日はトランクスまで同じデザインのものを着用していたため、グローブの色で見分けなくてはならなかったのです

●ローシン”アウジー”オズニ(モロッコ)vsアンディ・サワー(オランダ)◯

ルシネ・オズニとこれまで表記していましたが番組に合わせてローシンとします。
さて、身長194センチで70キロという反則のような体格を持ったオズニ。昨年はニキー・ホルツケンをパワーで圧倒しKOで沈めるなど飛ぶ鳥を落とす勢いがあります。
サワーは1Rオズニの高さに苦しみます。打ち下ろすようなストレートを何度か被弾し、非常にやりにくそう。離れれば前蹴り、近づけば膝が飛んでくる。このリーチの差でサワーは若干劣勢です。
しかし2R。スロースターターサワーが目覚めます。相手を遥かに上回る回転力でボディに攻撃を集中。芸術的コンビネーションの中からフックでオズニのテンプルを打ちぬき、ダウンを奪います
その後、ガードを固めて背中を丸めてしまったオズニに対して、試合を流すのではなく最後までKOを狙って攻め続けるサワーの気迫たるや……さすがは魔裟斗のライバルだった男でしょう。
もちろん結果はサワーの大差圧勝。
KOへの意欲、勝利への執念。体格に勝るオズニでしたが、超一流との差をまざまざと見せつけられてしまいました。

◯アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ)vsドラゴ(アルメニア)●

マイクスジムに移ったキシェンコに貴公子と言われた頃の弱々しさがなくなりました。日菜太やモハメド・カマルに敗れた2010年を経て心機一転、サウスポースタイルにチェンジし、マイクスジムに入門。環境を変えて蘇ったウクライナの若武者は、3ラウンド攻め続けてドラゴを圧倒。
実力差を示しました。ドラゴも持ち前のど根性でKOこそ免れましたが、さすがにこれだけの差があるとは思っていなかったことでしょうね。ふたりともKOを狙うスタイルなので、試合内容は引き締まっており非常に素晴らしい内容でした。

●ダニエル・ギタ(ルーマニア)vsヘスディ・カラケス(エジプト)◯

冤罪で逮捕されてしまったカラケスはコンディションが心配でしたが、序盤はカラケスのペース。ミドル級と大差ないスピーディなパンチのラッシュとローキックでギタを痛めつけます。
2R、ギタは不甲斐ない自分に喝を入れるためか、突如ガードを下げます。カラケスは躊躇わずパンチをギタに打ち込みますが、ギタはもっと来いとアピール。会場が大いに沸きます
ここからギタの反撃が始まりますが、不運にもカラケスの攻撃がローブローにヒットします。しかし、ここで審判がダウンをコール。ギタは文句を言うでもなくファイティングポーズを取り、戦い続けます。某日本人ファイターであれば苦痛に顔を歪めて時間を稼いだかもしれませんが、ここは「侍」ギタの真骨頂。静かに闘志を燃やします。
3Rはダウンを取られているギタのほうが優勢。ミドルキックでカラケスのボディは大きなダメージを受け、ギタはそのボディに攻撃を集中させます
その後、ギタは完全に口を開けてガード一辺倒になったカラケスを攻め立てましたが仕留め切れずに時間切れになってしまいました。

ローブローのダウンでカラケスが逃げきりましたが、まともなジャッジであればギタの勝利は明確。試合に負けて勝負に勝ったという鮮烈な印象を残しました。
試合内容にはアムステルダムのお客さんも大いに満足したようで、大きな歓声が二人に送られていましたね。

ーーーー

総括としては、非常に面白い大会でした。
これだけのものを見せることができるなら先が楽しみだと言えるでしょう。

特に印象的だったのはカラケス、ギタ、キシェンコ、サワー。K-1でチカラをつけたファイターたちのオランダでの戦いはやはり図抜けていたと思います。
逆にイルンガやシャヒッドなど日本で揉まれた経験のないファイターとは「客に魅せる」意識の違いすら感じました。

オランダでのハイレベルな興行ももちろん観たいですが、それプラス客に魅せることを意識して戦うことも要求される日本の舞台(K-1)もキックの世界にはまだまだ必要なんだと感じました。

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by the_kakato_otoshi | 2011-03-08 11:34 | 立ち技全般
K-1甲子園祭になるか!? Krushトリプルトーナメント
今日、夜It'sShowtimeを観るまでは結果を観ません!!

なので、今日は海外の話題は避けて国内の興行です(笑)。

3月19日 Krush初代王座決定トーナメント ~Triple Final Round~ 東京・後楽園ホール

<70キロ級スーパーファイト>
山本優弥 vs 郷野聡寛

<-55キロ級トーナメント>
KENJI vs 瀧谷渉太
水原浩暁 vs 日下部竜也

<-60キロ級トーナメント>
卜部弘嵩 vs DYNAMITE祐太
野杁正明 vs “狂拳”竹内裕二

<-63キロ級トーナメント>
梶原龍児 vs 才賀紀左衛門
卜部功也 vs 白濱卓哉


こうしてみると、後楽園ホールのエースも様変わりしたものだと思うわけです。
山本真弘が優勝した2年前のKrushトーナメントの時代にくらべて、さらに若返った印象。
2年前主役級だった竹内は甲子園史上最強の王者を迎え撃つ立場となり、上松、石川や山本は出場すらしていません。

見どころ一杯ですが、
あえて注目選手挙げるとすればやはりK-1甲子園で同世代の若者たちと切磋琢磨した選手たちでしょう。

第1回のK-1甲子園に代打出場した才賀はいまやそのビッグマウスぶりで63キロの台風の目になっています。
対戦相手の梶原は34歳という高齢のベテランですが昨年は石川直生を下すなどまだまだ好調。干支でひとまわり以上離れた対戦ということで、注目されています。
才賀は昨年のMAXで韓国の高校生に敗れており、ここで負けるようなことがあればK-1という言葉を口に出すのも難しくなりそうです。
決勝でおそらく当たるであろう卜部功也はK-1甲子園準優勝の経験を持つハーフブラッドファイター。昨年のMAXで63キロ級を制したペンキ職人からダウンを奪って勝利しており「63キロ級暫定王者」とも言える存在です。

60キロ級はもちろん”和製ペトロシアン”野杁vs”狂拳”竹内の対戦が注目です。昨年の甲子園ではわずか試合時間2分というルールの前に敗れたものの、その技術の高さはトップレベルにあることは間違いない。現在高校2年生。まだこれからという年代ながら大人相手に上から目線の技術差を見せつける選手です。相手の竹内は昨年泥沼の4連敗を記録しましたが、復活できているのでしょうか。

55キロ級は小さな天才空手家・日下部竜也がもちろん最注目。K-1甲子園以外ではプロ負けなしで、シュートボクシングのタイトルホルダーです。今後順調であれば10年後には伝説レベルのファイターになるのではと勝手に期待しています。

ひょっとするとK-1甲子園勢だけで3トーナメント制圧してしまうのではないかとすら思わせる充実ぶり。テレビ局さんや各格闘技マスメディアのみなさんはこれを観て、K-1甲子園という企画をもう一度大きく取り上げるべきと考えます。日本人のK-1ルールズマッチの未来はを彼らに託したいです。

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by the_kakato_otoshi | 2011-03-07 06:31 | 立ち技全般
”革命の旗手”バダ・ハリ復帰戦はフランス! 伝説の第2章はリヨンで幕開け
It's Showtimeの直近のイベントはマッチメイクが決まってきているようなのでご報告です。
こんなことじゃ、そのうちK-1ブログじゃなくてIt's Showtimeブログになるかも(苦笑)。
いろいろ発表があったKrushについてはいずれまとめて記事を書きます。さすがにKrushよりはIt's Showtimeのほうが大事なんで、現状では。

3月6日 FIGHTING STARS PRESENTS IT'S SHOWTIME  オランダ・アムステルダム

ロビン・ファン・ロースマレン(オランダ)vsシャヒッド(モロッコ)
ラヒッド・ベラーニ(モロッコ)vsウィリアム・ディエンダー(オランダ)
ウェンデル・ロシェ(カーボベルデ)vsダンヨ”ディブバ”イルンガ(ドイツ)・・・95キロ級王者決定戦
ルシネ”アウジー”オズニ(モロッコ)vsアンディ・サワー(オランダ)
アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ)vsドラゴ(アルメニア)
ダニエル・ギタ(ルーマニア)vsTBA

緒戦のオランダ大会はアムステルダム市の格闘技興行禁止条例が現実味を帯びてきている中での大会になります。
ダニエル・ギタと対戦予定だったヘスディ・カラケスは現在警察に拘束中。麻薬を自宅に所持していた疑いですが、実際に取引していたのは兄でありヘスディは無関係という関係者もいます。トレーナーのハーリックはすぐに釈放されるだろうと自信をみせていますがカラケス本人はこのような事態になっているため、おそらく対戦相手は変更されるでしょう。TBAとさせていただきました。

3月26日 BFN GROUP PRESENTS IT'S SHOWTIME  ベルギー・ブリュッセル

アンディ・リスティ(ベルギー)vsヤバス・カヤバシ(トルコ)
ヘンリー・ファン・オプスタル(オランダ)vsマラト・グリゴリアン(アルメニア)
セルジオ・ヴィールセン(スリナム)vsカリム・ベノウィ(フランス)・・・61キロ級タイトルマッチ 他

続くベルギー大会は非常に小ぶりな興行。小さな会場で比較的体格の小さい選手による勝負が展開されそうです。メインは昨年山本真弘を返り討ちにした61キロ級王者ヴィールセンによるタイトルマッチ。

5月14日 KADER MAROUF PRESENTS IT'S SHOWTIME フランス・リヨン

クリス・ナギンビ(コンゴ共和国)vsウィリー・ボエル(フランス)・・・70キロ級タイトルマッチ
シャヒッド(モロッコ)vsジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)
ポール・スロウィンスキー(ポーランド)vsダニエル・ギタ(ルーマニア)
イゴール・ミハイロビッチ(クロアチア)vsタイロン・スポーン(スリナム)
バダ・ハリ(モロッコ)vsトニー・グレゴリー(フランス)

第3弾はフランスで大きな大会を行うようです。
ここの目玉はなんといってもバダ・ハリの復帰戦
対戦相手は地元の大ベテランでボクシングでも結果を残しているトニー・グレゴリー!!
K-1ルールでは2002年と2003年のK-1フランス予選で連続優勝しています。最終予選ではマイケル・マクドナルドに敗れたものの、中堅レベルには強い選手です。さらにボクシングルールでは12勝1敗というレコードを持っています。
このポリバレントな曲者を相手にバダ・ハリは圧倒的な実力を見せることができるのか。楽しみなカードです。

また、昨年のベスト8ファイターアリスターと名勝負を繰り広げたタイロン・スポーンも登場。ダニエル・ギタは最近打たれ弱くなってきたスロウィンスキーとのマッチアップです。

さらにはMAXの絶対王者ペトロシアンがモロッコの暴れん坊シャヒッドと対決。ぶんぶん振り回すタイプのシャヒッドですから、一発が入ればあわやというシーンがあるかもしれませんね。

日本で行われても結構な会場で出来そうな大会ですよね。

しかしペトロシアンやサワーも参戦してきている昨今、70キロ級の王者がナギンビってなぁ(笑)

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by the_kakato_otoshi | 2011-02-23 11:01 | 立ち技全般
  

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