<   2008年 04月 ( 33 )   > この月の画像一覧
「バダ・ハリを連れて来い!」と、グーカン・サキが吼える

http://www.fightnewz.net/id14.html

4月26日。オランダのアムステルダムアリーナで、K-1WGPの前に開催されたIt's Showtimeにおいて、昨年の欧州王者「地獄のローキッカー」ことポール・スロウィンスキーを1Rで下したグーカン・サキが試合後のコメントで大いに語りました。

グーカン・サキは日本での知名度があまりない、新しい選手なので簡単に紹介します。

セーム・シュルト、ステファン・レコ、ニッキー・ホルツケンなどを抱える「最強軍団」として名高いゴールデングローリージムに所属する1983年生まれの24歳のトルコ人。
180センチそこそこと、ヘビー級としては小柄な体格ながら、鋭いローキックとスピードで相手を霍乱するタイプのファイターです。
2006年、アレクセイ・イグナショフを破り頭角を現すと、
昨年の横浜大会ではハリッドの代役として天田ヒロミに勝利。日本デビュー戦を飾りました。
そこまでは特に特徴のない地味なキャラで、正直それほど注目していませんでした。
しかし、昨年マゴメド・マゴメドフ(2007年K-1WGP欧州予選3位)と試合後に乱闘騒ぎを起こし(きっかけはサキのちょっかい)、「危ないヤツ」という認識を持たれ始めています。

今回、サキが吼えた内容が上記のリンクには記述してありまして、
それらを彼の興奮を加えた訳を紹介してみます。

俺の出番だよ。 もちろん、俺は今すぐバダ・ハリをぶっ倒せる

と、まずは気勢を上げます。

「日本のテレビ局(フジテレビ)関係者に、スロウィンスキーを倒した後バダ・ハリとヘビー級タイトルを賭けて戦わせろと申し込んだ!」

「4、5年前俺はバダ・ハリに負けたが、それは怪我もあったし100%ではなかった。24歳となった今なら、誰とでも戦いたいんだ」

「俺は激しいトレーニングを積んで、バダ・ハリ以上の進化をしている。ヤツをノックアウトできるんだ。今、まさにスロウィンスキーをノックアウトしてみせただろ? それを、バダ・ハリは出来たか?(2006年バダ・ハリはスロウィンスキーに判定勝利している)」

「俺は日本で戦う準備ができていると感じている。今年は俺の年だ。ベスト8に残る確率は100%だ!」

また、5月31日にこの日の欧州GPのリサーブファイトで敗れたマックスウィーニーと戦うことについてこう語っています。

「マックスウィーニーはいいヤツだが、俺と戦う価値はないね

スロウィンスキーが天狗になってしまってセコンドの言うことを聞かなくなり、敗れてしまったとホーストは言っています。慢心は若さの特権ですが、同じことがグーカン・サキにも跳ね返ってくるのではないかと思うのは私だけでしょうか。

まあ、これまでは挑発する側だったバダ・ハリがこうして挑発される側に回るのだから、K-1は面白いものです。

いずれにしても、サキのレベルの高さは証明されたわけで、今後FEG&フジテレビが、そして多数の選手をかかえるゴールデングローリーがどのようなマネージメントをしていくのか。
そこに注目が集まります。

にほんブログ村 格闘技ブログへ

すっかりK-1の中心になったバダ・ハリ!→人気ブログランキングで、1票

ミニミニコラム 娘と私 ~3~

娘と妻が今、私の実家のほうに行っておりまして、私も仕事の休みを見ておっかけていくんですが、ふと久々に一人で住んでみると、「すげー暇」と思いましたね。

そういえば、家にいるときは、ずっと娘をかまっていたんだなぁと痛感しました。
娘が生まれる前、休日はどうやって過ごしていたんだろうと、考えてしまうんですね。

[PR]
by the_kakato_otoshi | 2008-04-30 10:41 | K-1
マーク・ハントが語る「シュルト戦」と「バダ・ハリの有望性」
http://www.roguemag.com/index.php?option=com_content&task=view&id=267&Itemid=86

マーク・ハントのインタビュー記事を見つけたので、
ざっと目を通しました。
シュルト戦や今後の展望について述べています。

完訳するほどの内容でもなかったので、適度にまとめます。


・シュルト戦について

ハント「最悪。俺、K-1ルールは長いことやってなかったから、あんまやりたくなかったんだもん。準備期間もそんなになかったし、ローキックを何度も受けたし。野球のバットで打たれたみたいだった……」

・DREAM参戦について

ハント「DREAMは5月11日にエメリヤーエンコ・アレキサンダーと戦えというんだよ。無茶ぬかせっての! 期間が短すぎてトレーニングできねえよ。そんなリスクはいらない。だけどまあ……彼ら(DREAM)がその金銭的な埋め合わせをしてくれるなら、俺はOKだ。戦うよ」

・エメリヤーエンコ・ヒョードルについて

ハント「一度は負けたが、今度は倒したいと思う。彼はとても強いが、今度は準備万端だ」

・アメリカ進出の可能性

ハント「お金さえ出してくれれば、UFCでなくても、出場するよ。UFCが俺に声をかけないのは、俺の戦う階級がないから」

・バダ・ハリについて

ハント「ハリは新しい最強クラスの選手だ。本当に強いし、速い。俺はシュルトを倒せる唯一の男だと思う。K-1はシュルトVSハリをやるべきだね。
将来的には、もう少し筋肉をつける必要があるだろうな。K-1の輝ける未来だ」

・今後K-1で戦うことはあるかどうかについて

ハント「正直、もうK-1はやりたくない。シュルト戦でこっぴどくやられたし。これで最後にしよう。……あ、ファイトマネー次第だけどね。マイティ・モーと先週はなしたんだ。彼とは互いに連絡を取り合っていてさ……K-1のファイトマネーは高くないんだよね~~って。イマイチ視聴率が伸びないからなんだけどね。俺はK-1で確かに王者に一度なったけど、それは無茶苦茶厳しい道のりだったんだ。MMAも結構厳しいけど、支払いはK-1より高い」



というわけです。
日本における視聴率不振のあおりで、ファイトマネーも安くなっているみたいですね。
しかし、彼の発言はPRIDEバブル時代を忘れられないだけなのか? という気もします。
一度もらったら、下がるのはモチベーションの低下になるでしょうね。バンナが最近MMAに出場する気になったのも、そういう原因があるのかな? そんな中でも、アーツは「シュルトを倒して、K-1を面白くする」と言えるんだから、谷川EPが感動するのもわかります。

そんな人間性やスタンスの違いが浮かび上がるインタビューでした。

にほんブログ村 格闘技ブログへ

ハントは5月DREAM.3な出場するのか!? それもすべてはお金次第→人気ブログランキングで、1票
[PR]
by the_kakato_otoshi | 2008-04-29 11:36 | K-1
世界の中心で格闘王国を叫んだオランダ
今日はアムステルダム大会を振り返ります。

まず、端的に述べれば、
これまでで最も成功したアムステルダム大会だったのではないでしょうか。

ここ2年サップに振り回された地元のプロモーター・サイモン・ルッツも満足でしょう。
結局、サップをこの2年無理やりねじ込んだのは、フジテレビが地上波で放送するにあたり、目玉となるカードが欲しかったからです。2006年のホーストVSサップ、2007年のアーツVSサップもどちらも結果的に成功せず、ルッツも激怒していましたが、今年は役立たずのサップの代わりに「暴れん坊枠」はマヌーフを投入。
言い方は悪いですが、勝ち負けを超えた感動的エキサイティングな試合となったことに、サップとマヌーフとの器の違いが現れていたと思います。

また、昨年はHIROYAや澤屋敷といった日本人の若手を起用したのも、地上波対策なわけで、オランダ人は別に澤屋敷の「さ」の字くらいしか知らないわけですから、こうしたことも今年はなくなりました。
そのおかげで、タイロン・スポーン(85キロ級で世界トップ2の一人と言われる選手)のような選手が出場できたこともプラスに作用しました。

結果的に「日本の」テレビ放送を気にせずマッチメイクができたことで、これまで以上に成功してしまった(収支的なものがどうかは知りませんが)ことは、皮肉と言ってしかるべきでしょう。

逆に言えば、フジテレビに頼らずとも、オランダではこのくらいの興行ができてしまうまでにK-1は成長しているということでしょうか?

ハワイ大会やアジア大会がどういう形になるのか、そもそも開催されるのかが不透明な現状に比べて、オランダ大会は昨年からすでにカードを一部発表するなど、非常にこの大会に賭けているイメージを持っていました。K-1WGPでは開催できない、MAX選手も積極的に自主興行で起用し、ブアカーオ、ペトロシャン兄、ドラゴ、スティーブルマンズというエース級が惜しげもなく投入されました。明らかに、この4月26日、「格闘技の世界の中心はオランダだ」と叫んでいました。

これは、別に日本のお株を奪われたというわけではなく、日本で生み出されたシステムを輸出したという理解を私はしています。
MLBの開幕戦を日本でやるというような海外リーグを呼び込むという大会だったアムステルダムですが、今回から、オランダ人がオランダの格闘技として、キックボクシングを楽しめる大会になったのです。
大きな一歩だと思います。

アムステルダムアリーナは観客の入りもかなりあったようですし、盛り上がりも素晴らしかった。
最後のサメドフVSジマーマンの判定だけはオランダ人に贔屓目があったと思いますが、それはサメドフを最後の16人に入れれば納得します。

オランダでこのような大会を開けたことで、では他の国ではどうかということになりますが、
まずオランダに次ぐ格闘大国となりつつある韓国の動向です。

韓国における格闘技のムーヴメントを生み出したのは、言うまでもなくチェ・ホンマンです。
チェ・ホンマンから、韓国の格闘技は今のような盛り上がりを見せたのは事実です。それは、いかなるアンチ・ホンマン勢力ですら、認めなくてはなりません。

デニス・カーン、秋山などがそれをさらに総合にまで拡充している最中ですが、ホンマンの韓国における存在感は彼らとは次元が違います。

そのチェ・ホンマンの徴兵、そして腫瘍による引退危機報道などが盛んにされています。最悪の事態として、ホンマンが引退してしまえば、格闘技バブルは消し飛んでしまうのではないかという懸念があります。
当然、ムーヴメントには必ず終わりがありますが、それが早いか、遅いかは重要な問題です。
開幕戦は今年もソウルで行われることが決定しておりますしね。

と、様々な問題を今年も含めつつ、次回は福岡大会。6月後半までK-1が見れないのは残念です。
福岡ではオランダ大会に負けない熱戦と、それこそジマーマンあたりと対等に戦える選手が登場してもらわないと困ります。


にほんブログ村 格闘技ブログへ

福岡までK-1は休憩……→人気ブログランキングで、1票
[PR]
by the_kakato_otoshi | 2008-04-28 18:49
6月14日「DREAM.4」でミルコ対バンナのMMAマッチの報道
格闘技に沸き立つ韓国では、日本のプロレス主体の格闘マスコミよりもよほど格闘技情報が充実しておりますな。大抵、韓国のほうが報道が一歩早いし、競技性を理解しているんだもの。
この状況はうれしくないですね。

......というわけで、34歳となり、流浪の格闘人生もそろそろ集大成に入りたいミルコ・クロコップ。DREAMにおける日本復帰戦では、「KISS」にオファーを断られたあげく実力差の大きい新米選手の相手をさせられるなど、芳しくない状況です。

そんなミルコの第2戦の相手は、ジェロム・レ・バンナだそうです。(ミルコ・クロコップのスポンサーによる情報

う~ん。

私は正直複雑な感想を持ちました。

何故、6月にK-1福岡大会があるにも関わらず、同時期にこれをぶつけるんだろう……

ということです。
バンナはやっぱりK-1の舞台で見たいですよ。シュルトとの防衛戦でもいいし、再び日本人と戦うのもいいでしょう。足の具合が芳しくないため、負担のかからない総合にシフトするということであれば、納得もいくんですけどね。
それでも、やはりバンナは総合格闘技においては「最高」の選手にはなれないと思います。

かつてアーネスト・ホーストが、K-1選手が次々と総合の舞台に立っていた時期に「総合はやらないのですか」としつこく聞かれ、「私は総合では最高の選手になれないからやらない」と答えたということです。それがK-1ファイターとして偽らざるアンサーなんですよ。ホーストの性格的に完璧主義者だから中途半端なものはやらないということもあると思いますけどね。

バンナにとっては、負けてもともと、勝って金星というチャレンジャーとしての立場を気に入るかも知れません。しかし、総合の舞台ではミルコの経験は大きく、一方的な展開になることも予測されます。

それに、やはりバンナは「K-1」の顔なんですよ。
明らかに視聴率をテコいれするため「だけ」のために組まれた試合を、好き好んで見る格闘ファンはあまりいないし、正直、今の段階でバンナVSミルコのMMAルールマッチがそこまで求心力を持っているとも思えない。
(韓国は別ですけどね。今あの国は何をやっても結構受けるみたいですから)

仮にミルコが勝っても、「まあ、バンナは総合の経験薄いし……」という感想になりますし、
バンナが勝てば「ミルコの力も落ちたのかねえ」ということになって、どちらにしても寂しい気持ちになりそうなんですよ。

さらに言えば、結局ミルコVSバンナをやるんだったら、本当にHERO’Sと何が違うの? っていう話ですよ。少なくとも、笹原EPという外様大名を迎え、新企画のイベントとして成立させようとしている段階で、この時計の針を元に戻すような動きは「どうなんだ!?」っと思われても仕方がない。K-1ルールで、ワンマッチ、もしくは開幕戦の1試合としてやるなら、理解できるカードですが、総合のワンマッチ、しかもおそらくメインでの扱いで……っていうのは刹那的すぎて評価できません。

バンナとミルコというのはK-1の生み出した「顔」であり、それがPRIDEではヒョードルやノゲイラであったし、MAXでは魔裟斗やブアカーオ。HERO’Sでは山本KIDや須藤元気という核となる選手を生み出しました。DREAMはPRIDEやK-1の顔を借りて始めたイベントではありますが、これからはDREAMの顔を自らプロデュースしていかなくてはなりません。

FEG&フジテレビは明確にバダ・ハリや澤屋敷純一という新しい「顔」を生み出そうと苦心している様子はわかります。自らプロデュースして、K-1そのものを売り込むのが仕事です。
バンナVSミルコは、DREAMの「顔」をプロデュースしようという意図は皆無。他イベントの顔が完全に主役になってしまってはこれから先どうなってしまうのでしょうか?


ま、結局強引に一言でまとめると「K-1でやれ」ってことなんですけどね(笑)。


にほんブログ村 格闘技ブログへ

これでいいのか?→人気ブログランキングで、1票
[PR]
by the_kakato_otoshi | 2008-04-28 10:52 | 総合格闘技
【感想】K-1&It's showtime オランダ合同開催
結果をYAHOO動画解禁の5月1日まで知りたくない人は読まないでください。


K-1のほうは、スーパーファイト、トーナメントは試合予想かなり的中(1試合は外れる)。初めてじゃないだろうか(喜)。It's showtimeのほうは1試合だけ外しました。
ま、それはともかくとして、韓国のYOUTUBEみたいなサイトでK-1は全試合観戦しました。それを踏まえての感想です。結果を知る前に、順番に見たので、ほぼリアルタイムと同じ気持ちで観戦できました。

第1試合◎ヨーロッパGP決勝戦 リザーブファイト/K-1ルール/3分3R延長1R
× ジェームス・マックスウィーニー(U.K./チームマシーンロンドン)
vs ○ブライアン・ダウヴィス (オランダ/トップチームヴィヴァレック)
1R1分10秒、KO ※右フック。1R、マックスウィーニーは左ヒザ蹴り、パンチ連打によるダウン2あり


マックスウィーニーは微妙です。ノソノソしていて、実力的にはノブ・ハヤシレベルと思われます。ダウヴィスはオランダ人らしい堅実な試合を進め、得意と思われるパンチでKOを奪いました。圧勝ですね。

第2試合◎ヨーロッパGP決勝戦:1回戦/K-1ルール/3分3R延長1R
× ダグ・ヴィニー(ニュージーランド/レイ・セフォーファイトアカデミー)
vs ○ザビット・サメドフ(ベラルーシ/チヌックジム)
3R判定3-0 ※30-24、30-27、29-26。3R、ヴィニーは右フックによるダウン1あり


サメドフはやはり当てるのが上手い。K-1屈指じゃないでしょうか。けど、やっぱりまだ体重が軽いですね。何度もいいパンチが当たるんですが、KOを奪える威力がありません。
私はダグ・ヴィニーをほとんど評価していませんが、今日に関して言えばそこそこ及第点の動きでした。とはいえ、ちょっと単発すぎて、KOの予感がしませんでしたね。

第3試合◎ヨーロッパGP決勝戦1回戦/K-1ルール/3分3R延長1R
○ フレディ・ケマイヨ(フランス/ファウコンジム)
vs ×カタリン・モロサヌ(ルーマニア/ローカルコンバットチーム)
1R0分35秒、KO ※右ヒザ蹴り


モロサヌは試合開始直後、ガンガン拳を振り回すも、ケマイヨは一瞬の隙をついて膝蹴り。それが目の付近に直撃し、大流血を起こしたモロサヌはそのまま立ちあがることが叶いませんでした。
しかし、モロサヌのボディブローでケマイヨは負傷し、2回戦進出はリザーバーの手に……。
モロサヌはもう少し体重を増やせば面白い存在になりそうですね。

第4試合◎ヨーロッパGP決勝戦:1回戦/K-1ルール/3分3R延長1R
○ エロール・ジマーマン(オランダ/ゴールデン・グローリージム)vs
×アティラ・カラチ(ハンガリー/ハンガリアン トップチーム)
1R2分10秒、TKO ※右スネ出血のためドクターストップ


打ち合いが始まり、さあこれから! というときにカラチが負傷してドクターストップ。無念。

第5試合◎ヨーロッパGP決勝戦:1回戦/K-1ルール3分3R延長1R
○ ビヨン・ブレギー(スイス/マイクスジム)
vs ×ヤン“ザ・ジャイアント”ノルキヤ(南アフリカ/フリー)
1R1分10秒、KO ※右ストレート


予想通り、ノルキヤはゴング&ラッシュでブレギーを追い詰めるも、激しい打ち合いの後あっという間に逆襲を食らい、膝と右ストレートでダウン。そのまま起き上がらず。最初の30秒は優勢だったんですけどね。ノルキヤ。ブレギーはラッシュができるようになっていました。

第6試合◎スーパーファイト:K-1ルール /3分3R延長2R
○ タイロン・スポーン(スリナム/ブラックレーベルファイトクラブF.F.C.)
vs ×アゼム・マクスタイ(スイス/ウィング タイ ジム)
2R0分45秒、KO ※タオル投入。1R、マクスタイは左ヒザ蹴りによるダウン1あり


注目のスポーンデビュー戦。
打たれ強いマクスタイを完膚なきまでに叩きのめす勝利でした。
幻想の広がる、凄い逸材だと思いますし、トーナメントに出ていたメンバーに全く引けを取らない選手だと感じましたね。パンチに説得力があるし、まだ五分の力しか出ていない感じです。まずは顔見せという試合。次はもう少し戦える相手を用意すべきですね。

第7試合◎ヨーロッパGP決勝戦:準決勝/K-1ルール/3分3R延長1R
○ ザビット・サメドフ(ベラルーシ/チヌックジム)
vs ×ブライアン・ダウヴィス(オランダ/トップチームヴィヴァレック)
延長1R判定3-0(本戦1-1ドロー) ※本戦 28-29、29-29、29-30。延長R 10-9、10-9、10-9。


歯がゆい試合。無名のダウヴィスを相手に、苦戦を強いられるサメドフがもどかしい。
両者クリーンヒットが出ないものの、徐々にサメドフペースに落ち着いていきましたね。サメドフはコンビネーションよりも一発を狙いすぎる傾向があり、それは改善したほうがいいと思います
ダウヴィスはパンチが強いものの、試合内容に説得力がなく、せっかくのリザーバーの権利を「生かしてのし上ろう」という気概がなかった。20000人の観衆を前に、もっとファイティングスピリッツを見せないと、K-1では戦えないでしょう。

第8試合◎ヨーロッパGP決勝戦:準決勝/K-1ルール/3分3R延長1R
○ エロール・ジマーマン(オランダ/ゴールデン・グローリージム)
vs ×ビヨン・ブレギー(スイス/マイクスジム)
3R2分59秒、KO ※ブレギーは2R右フック、
3R右フックによるそれぞれダウン1あり。ジマーマンは3R、右ストレートによるダウン1あり。


試合が進むにつれて、どんどんヒートアップする熱戦になりました。
この日のベストバウトでしょう。

特に3Rになってから、優勢に進めるブレギーが豪快なフックでダウンを奪うと、もうそれからはブレギーが仕上げに入るペース。ところが追い込むブレギーは油断したか、一発ストレートをもらいでんぐり返しをしながらダウンしてしまいます。
去年のスロウィンスキー戦の悪夢が蘇る。
そして、その悪夢をトレースするかのように、攻勢に転じたジマーマンが猛攻。ブレギーはラッシュを受け防戦になるも、スタンディングでダウンを奪われ、2度のダウンによるKO負け。

観客は大盛り上がり。ジマーマンはガッツポーズ。ここに新しいスター候補生が輝きを放ちました。

第9試合◎スーパーファイト:K-1ルール/3分3R延長2R
○ レミー・ボンヤスキー(オランダ/チーム ボンヤスキー)
vs ×メルヴィン・マヌーフ(オランダ/マイクス ジム)
3R2分32秒 KO ※レフェリーストップ。マヌーフは1Rにヒザ蹴り、右ハイキックによるダウン2、
2Rにヒザ蹴りによるダウン1、3Rに右ハイキックによるダウン1あり


マヌーフとレミーの因縁が選手紹介VTRとして紹介されました。
完全にマヌーフのための試合という印象でしたね。
マヌーフ、レミーともに入場から大歓声。特にマヌーフは、昨年このアムステルダムでカラエフをKOしてますから、その声援は凄いものがありました。
試合も物凄い熱気。
お互い千両役者ですよ。マヌーフが恐れを知らぬ特攻で、レミーを何度もコーナーに追い詰める。レミーはレミーで、得意の膝蹴りとハイキックで何度もマヌーフを地に這わせる。
大熱戦。大歓声。結局はレミーが貫禄を見せるんですけど、マヌーフがここまでやるとは思いませんでした。大健闘ですね。何度ダウンされても、そこから立ち上がってファイティングポーズを取る姿は、カッコイイという言葉しか思いつかない
歯が一本飛んだそうですが、5月のDREAMにも出るとか。。。。

トーナメントは緊張感があって、それはそれでよかったんですけど、このワンマッチはやっぱり他の試合とは違う、トップファイターのあるべき姿を見せてくれた気がします。
KO後のレミーはコーナーに登り何度も観衆に向かって右腕を突き上げます。
打倒シュルトを託したい男の一人です。

第10試合◎ヨーロッパGP決勝戦:決勝/K-1ルール/3分3R延長2R
エロール・ジマーマン
(オランダ/ゴールデン・グローリージム) vs ザビット・サメドフ ×
(ベラルーシ/チヌックジム)
3R判定2-0 ※29-28、29-29、29-28。サメドフは3Rにつかみで警告1あり


起こって欲しくないことがまた起こってしまったということでしょうか
はっきり申し上げれば、この試合が日本や韓国などで行われていれば、8割方サメドフの勝利でしょう。3Rにサメドフは何度もジマーマンの顔面にフックを叩き込んでおり、ジマーマンはダメージを受けているように感じました。サメドフは右足が全く前に出ていませんでしたが、それは1試合目か2試合目で痛めたものであり、ジマーマンの攻撃によるダメージではないと思います。

サメドフは正式に抗議するとコメントしましたが、これはかつてオランダで行われたレミーVSバンナの試合で、ジャッジはレミーを支持したものの、後に裁定が覆りバンナの勝利に変更されたことを意識していると思われます。

いずれにしても、ジマーマンがオランダ人で、サメドフがベラルーシ人ですよね。会場はオランダです。

それでも、この内容ではサメドフの勝利か、最低でも延長になるべきだったと強く感じます。

また、試合前にピーター・アーツがマイクアピールをしました。早口の英語でよく聞き取れなかったのですが、「9月に試合をする」ということと、「それはシュルトだ」みたいなことを言っていました。

それはシュルトと開幕戦でやりたいという意思表示でしょうか。本気なんでしょうか?

以下はIT'S SHOWTIMEの結果です。VTRは観ていませんので、結果のみの表示とさせていただきますが、スロウィンスキーがサキに1RKO負けというのは……ショックです

IT'S SHOWTIME第7試合◎K-1ルール/3分3R延長2R
○ ドラゴ(アルメニア/ショータイム)
vs×ウォーレン・スティーブルマンズ(南アフリカ/ボス ジム)
3R判定

IT'S SHOWTIME第6試合◎K-1ルール/3分3R延長2R
○ ブアカーオ・ポー.プラムック(タイ/ポー.プラムックジム)
vs ×ファディル・シャバリ(モロッコ/チームビーストオブイースト)
3R判定2-1

IT'S SHOWTIME第5試合◎K-1ルール/3分3R延長2R
× ユーリー・メス(オランダ/マイクス・ジム)
vs ○ニキー“ザ・ナチュラル”ホルツケン(オランダ/ゴールデン・グローリージム)
2R KO

IT'S SHOWTIME第4試合◎K-1ルール/3分3R延長2R
○ ジョージオ・ペトロシャン(イタリア/サトリ グラディアトリアム)
vs ×クリス・ナギンビ(コンゴ共和国/チーム カラマロ)
3R判定3-0

IT'S SHOWTIME第3試合◎K-1ルール/3分3R延長2R
× ポール・スロウィンスキー(オーストラリア/チーム ミスターパーフェクト)
vs ○グーカン・サキ(トルコ/ゴールデン・グローリージム)


にほんブログ村 格闘技ブログへ

来年は地上波で見よう→人気ブログランキングで、1票
[PR]
by the_kakato_otoshi | 2008-04-27 16:20 | K-1
【予想】K-1&It's showtime オランダ合同開催まとめて
4月27日K-1WGPアムステルダム大会&It's Showtimeのダブルヘッター
主要試合をまとめて予想!

It's Showtime

○ポール・スロウィンスキーVSグーカン・サキ●

ローキッカー同士の戦い。昨年シュルトに破れて、強くなったスロウィンスキーが見たいところ。サキはここで勝ってアピールしたい。。。。
私は昨年のアムステルダム王者スロウィンスキーの意地に期待したいです。
ホーストの元で練習するようになってから、スロウィンスキーは良くなったので、さらなる進化が望めるのでは?

○ブアカーオVSファディル・シャバリ●

シャバリ程度では、ブアカーオには歯が立たないでしょうね。

●ユーリ・メスVSニッキー・ホルツケン○

うーん。ニキー、ベテランのメスには負けてほしくないなぁ。

○ドラゴVSワレン・スティーブルマンズ●

MAXベスト8ファイター同士の対決を持ってくるとは……
実力は拮抗しているかもしれませんが、経験でドラゴかなぁ。


K-1 WGP

スーパーファイト

○タイロン・スポーンVSアゼム・マクスタイ●

85キロ以下級では欧州最強のタイロン・スポーンがK-1本戦デビューマッチ。ここでインパクトを残せば、日本行きもあるかな?

○レミー・ボンヤスキーVSメルヴィン・マヌーフ●

6年ぶり、マヌーフにとっては人生のリベンジマッチ。
なぜなら、レミーはK-1オランダ予選でマヌーフに勝ってからあれよあれよと王者になり、マヌーフは馬鹿をやって刑務所に入れられ、その塀の中で優勝するレミーの姿をテレビで見たのだから。これは戦争です。

トーナメント

●ダグ・ヴィニーVSザビット・サメドフ○

私の目から見ると、サメドフの言うとおりヴィニーには勝っていた(昨年のラスベガス予選)と思いますね。ローキックが有効に効いていたと思います。アメリカのジャッジはローを採らないですからねえ。
欧州で再戦すれば、サメドフのスピードにヴィニーはついていけないのではないかと思います。高速ステップからインを強襲するサメドフお得意の攻撃が決まれば、ヴィニーに勝機はないでしょう。

●フレディ・ケマイヨVSカタリン・モロサヌ○

正直、この試合はかなり難しいですね。
ケマイヨは非常にムラのある選手なので、良いときはグールやバリーなどに勝っていますが、駄目なときは天田ヒロミにすら負けてます。
「覚醒」ヴァージョン・ケマイヨでなければ、モロサヌの予測不能攻撃に一発食らう可能性が高いですね。

○エロール・ジマーマンVSアティラ・カラチ●

ファンの期待が高いジマーマンと、ハンガリーの暴れん坊カラチのハイレベルな戦い。
これも予想できない。ファイターとしては、カラチのほうが好き。

○ビヨン・ブレギーVSヤン・ノルキヤ●

どう考えてもブレギーにとってはボーナスステージな気が……。

トーナメント準決勝

○ザビット・サメドフVSカタリン・モロサヌ●

う~ん。
1回戦の消耗度によって、この試合の色合いは相当変わりますが、相手が誰であろうと1回戦ですべてを使い切るモロサヌは勝てないと思われ……。

○エロール・ジマーマンVSビヨン・ブレギー●

不幸体質のブレギーは、優勝→準優勝ときて、今年はベスト4止まり……。
そんな予感。

トーナメント決勝

●ザビット・サメドフVSエロール・ジマーマン○

サメドフは勝ち進むほどヘロヘロになっていくタイプで、正統派なキックボクサーであるジマーマンの戦い方であれば決勝戦は有利になるかも。
優勝はジマーマンってことで。

ま、横浜大会で外しまくった私の予想ですから、意味ないですけど。

予想といえば、

http://kakato24.exblog.jp/7353638/

去年の11月、ダイナマイトのカードを「こんなダイナマイトどうよ!?」遊びで組んだ時に、

マーク・ハントVSセーム・シュルト

澤屋敷純一VS武蔵


と、自分が書いているのを昨日見つけました。
あれ? 今回の横浜じゃん。

みたいな。

さらに、

http://kakato24.exblog.jp/7599471/
↑この記事を読んでみてください。

やれんのか!にFEGが手を貸すことを表明した直後の記事です。

自分の文なんですが、今の状況をほぼ正確に捉えていることに驚きました(笑)。

すごいよ、自分(謎)。

格闘界のノストラダムス」とでも名乗るか? という勢いです。





これからも、試合予想以外は結構的中する「かかとおとし」を宜しくお願いします。

にほんブログ村 格闘技ブログへ

オランダ大会で徹夜した去年が懐かしいぜ→人気ブログランキングで、1票
[PR]
by the_kakato_otoshi | 2008-04-25 17:23 | K-1
オランダ大会、5月1日からYahoo動画で配信
日ごろ「かかとおとし」をご愛顧してくださる皆様……いや、そういう狭い枠じゃないですね。すべてのK-1ファンに……に朗報です。











うちの娘が一回転しました………!










じゃなくて。


K-1オランダ大会がYahoo動画で見ることができるようになりました!



5月1日からということで、4日くらいはブランクが空くんですけど、見ることができるのとできないのとでは大違いですからね。

しかし、それだけでは当然飽き足らないわけで

フジテレビにおいて、もしくはフジテレビ721において、K-1ワールドグランプリシリーズを全戦観戦できるようになるまで、お願いしてみるつもりです。

正直なところオランダ大会では、フジテレビで放送されることはあまり期待していませんでした。テレビのプログラムは数ヶ月も前から決まっており、それを覆すにはよほどのことがなくてはならないからです。

それでも、このような形で試合観戦が可能になったことは、言うまでもなく一歩進んだと言えるでしょう。ハンガリー大会ではゼロだったわけですからね。

放送が決まったから持ち上げるわけじゃないんですけど、最近、YAHOO動画のK-1バトルスクランブルにおけるプログラムの作り方はなかなか進化しているんじゃないかなと感じていました。FEGがYAHOO動画に可能性を持っていることを示していると思われます。結果は微妙でしたが、DYNAMITE!USAでもソフトバンク(YAHOO)とは提携していたわけですから。

……現在は無料による配信がメインですが、ビジネスに乗せるためには課金していくか、広告料を取らなくてはなりませんけどね。

気になるのは、この配信決定が、かかとおとし他幾人かのブロガーの皆様、そしていろんな掲示板、そして実際に行動を起こしてくださったファンの声でそうなったのか、それとも最初から配信が決まっていたことなのかどうかがよくわからないということですね。

ま、どうでもいいか。そんなことは。

今はこの一歩前進を喜ぶことにします。




K-1ワールドグランプリ海外シリーズ・放送要求運動実施はこちらでしています
(オランダ大会以降も継続予定)
http://kakato24.exblog.jp/8677620/

にほんブログ村 格闘技ブログへ

Yahooありがとう。そして、次はフジテレビだ!→人気ブログランキングで、1票
[PR]
by the_kakato_otoshi | 2008-04-25 10:13 | K-1
武蔵はトーナメントに出なくてもいいと思う
K-1 WGP in FUKUOKAにおいて開催される予定の日本GP。
横浜で復活を果たした武蔵が桜庭化して「トーナメントなんて出ませんよぉ」と主張し、おそらく谷川EP、フジテレビあたりが説得しているものと思われますが、とにかく、武蔵が出ようと出まいと、トーナメントは開催されます
また、澤屋敷純一はトーナメントで優勝しようとしまいと開幕戦出場権利を持っているので、
彼にとっては力試しの舞台となることでしょう。

現在のところ、想定される日本人メンバーは、

澤屋敷純一
藤本祐介
前田慶次郎
野田貢
堀啓
佐藤匠
中迫強
武蔵(同意すれば)


の8名でしょうか。
また、噂では恒例外国人枠として、ルスラン・カラエフも有力視されています。
仮に武蔵が出場しない場合は、ロシアの速射砲復活はあり得る話でしょう。

VS澤屋敷戦を見れば、武蔵がやはり一枚このメンバーでは上手の感じがします。

あまり武蔵スタイルがスキではない私としては、彼をワンマッチでの開幕戦出場決定戦のようなものに回して頂きたいものです。なぜなら、3試合も武蔵の試合を見るのがキツいからです

武蔵が抜ければ混戦。まあカラエフがいればカラエフなんでしょうけど、澤屋敷と前田と野田の若手三銃士は見ていて面白い試合をするので楽しみなところです。

中迫、藤本との新旧ジャパン対決は、レベル的には「ん~~」って感じですが、日本人同士ならではプライドとプライドのぶつかり合い、緊張感が楽しめるでしょう。

私の敬愛する現名古屋グランパスエイトのストイコビッチ監督が、確かいい事を言ってました。
厳密に覚えているわけではないですが、

「守備的なセリアAの試合を見るくらいなら、Jリーグのアグレッシブな試合を見る」

つまり、レベル的に高いゆえに守備的な試合が多くなる(らしい)イタリアリーグよりも、少々荒くとも攻撃的なJリーグのチーム同士の試合のほうが面白いということです。
これが、一ファンではなく、選手としても超一流。監督としても一流であることを証明しつつある、日本&セルビアサッカー界の至宝ストイコビッチ氏の言葉なのであれば、重みがあります。
また、氏は「美しく攻撃的なサッカーをするには、ハードワークではなくスーパーハードワークが必要」という趣旨の発言をしています。
スポーツに限ることなく、仕事においても、恋愛においても、人生においてもそうなのですが、
守備よりも攻撃というのは非常に神経を使い、リスクもあり、また、エネルギーを何倍も消費するのです。そして、そこにあえて足を踏み入れることができる人間こそが「美しい」と言われるのでしょう。

これは当然K-1やその他の格闘技にも当てはまることではないでしょうか。
超ハイレベルのファイターでも、常に守備的な試合をするような選手にはファンも観衆も支持しないということですね。支持されないということは、必然的にビジネスチャンスを失っていくということでもあります。アマチュアならいざ知らず、プロ格闘技において「判定でもなんでも勝てばいい」という姿勢は、後に首を自ら絞める結果になるかも知れません。

そういう意味では、今回のジャパンGPは久々ということもあり、緊張感が漂うアグレッシブな試合が堪能できれば、観衆に支持され、一度は失われた「K-1ジャパン」という名のビジネスチャンスを再び掴むいい機会になるでしょう。

さて、この大会ではバダ・ハリのタイトルマッチが行われる予定です。昨年香港で行われる予定だったレミーとの試合が流れたため、初めての防衛戦になります。
相手はグラウベという噂ですが、レミー、もしくはトーナメントに出ない武蔵というセンもあるでしょう。

谷川EPの発言どおりにグラウベであれば、
バダ・ハリはその真価を問われるマッチメイクとなります。

これまで、ハリはデビュー戦のレコ戦と、横浜の微妙なセフォー以外にはトップファイターに勝っていません。
グラウベほどの強豪に勝てれば、誰も文句は言わないことでしょう

名実共に、打倒シュルトを宣言できるファイターに成長してほしいものです。

K-1ワールドグランプリ海外シリーズ・放送要求運動実施中!
(オランダ大会以降も継続予定)
http://kakato24.exblog.jp/8677620/

にほんブログ村 格闘技ブログへ

日本代表の称号は誰の手に?→人気ブログランキングで、1票
[PR]
by the_kakato_otoshi | 2008-04-24 19:02 | K-1
チェ・ホンマンが、軍入隊にむけて診断書を提出
音楽好きでもともと歌手になりたくて、身体の大きさを奇異の視線で見られながらスポーツの世界で結果を出し、ようやく夢を掴みかけている青年であるチェ・ホンマン。彼がずっと棚上げにしてきた韓国の「徴兵制度」。今年入隊を決意したホンマンの周囲にまだ動きがありそうです。

「テクノゴリアテ」ことチェ・ホンマンが、軍入隊にむけて医師の診断書を提出しました。再検診だということです。
韓国の報道によれば、K-1の試合で腕や足に怪我を抱えており、また頭の中腫瘍と末端肥大症の診断が昨年アメリカで出たばかりであり、免除の可能性も残されているとしています。
入隊すれば韓国軍にとって強さの象徴的存在となり、国の内外にアピールすることができるというニュアンスのことも書かれています。

新政権は右派政権のため、これまでの親北朝鮮の政策から大きく方針転換していくことが予測されます。中国、北朝鮮寄りから西側諸国、日本寄りにベクトルも移行していくでしょう。
そうした中で、このチェ・ホンマンは一つの象徴的な人物として時代の流れ、激流に身をゆだねなくてはならないわけです。つまり、本人の意思とは関係ない部分での決定を強いられる……かもしれないということです。入隊をせずファイターとして過ごしたいのか、それとも祖国の為に軍人としての訓練を受けたいのかということは、韓国では意思表示することが難しいのです。というか、不可能です。

距離的にも近い国であり、特に最近では日本のファッション、文化などを物凄い勢いでパク……いや、吸収しており、町並みなども日本と似るようになった国ですが、根本的な部分、つまり国民の意識であるとか、そういったものは全く異なっているということがわかる象徴的な事だと思います。

強引に日本に例えてしまうなら、国民的有名スポーツ選手が突然「自衛隊に入ります」と宣言するようなものです。いや、日本では義務ではないから厳密には違うんだけど……あり得ないことですよね(笑)。
「同じアジア人話せばわかる」という風潮もありますが、私は全く違う人種、アイデンティティを持っている別人として、かの国を捕らえております。

話がそれてしまいましたが、ホンマン入隊が100%揺るぎ無い事実として、日本では伝えられていますが、診断と審査の結果によっては、未だ予断を許さない状況のようです。もちろん、私は免除されてほしいなぁと思っていますが、有名人であるスポーツ選手ですからそれが許されるかどうかは、もしかすると韓国軍の政治的判断のようなものが絡んでくるのでしょうか? 
少なくとも、チェ・ホンマンに選択権はなく、意思表示もできないということだけは事実ですね。「入りたくない」なんて言ったら、それだけで非国民扱いでしょうから

ま、韓国の事情の最新のところはよくわからないのですが、
国民はどう感じているんでしょうね。

「自由」というものが日本以上に制限され続けている国のこうしたケースを見て、日本人は「日本に生まれてよかった」と思うかもしれません。しかし、「自由」の先輩である欧米諸国から見れば、日本も「閉鎖的で自由がない」と思われているわけですから、同じようなものかも知れませんね。

いずれにしても、2年経てばホンマンは30歳になってしまうのです。スポーツ選手としては非常に重要な時期ともいえる期間を軍隊で費やしてしまうのは、激しくもったいないということだけは衆目の一致するところではないでしょうか?



K-1ワールドグランプリ海外シリーズ・放送要求運動実施中!
(オランダ大会以降も継続予定)
http://kakato24.exblog.jp/8677620/

にほんブログ村 格闘技ブログへ

コリアンモンスターの悲哀→人気ブログランキングで、1票

ミニミニコラム 娘と私 ~2~

最近、娘は黄色と青に反応します。黄色い布などを頭に被って、ニコニコと笑っている姿はそれはそれは愛らしいものです(笑)。
赤はあまりスキではないようです。私は名古屋グランパスやアレクセイ・イグナショフのファンなので、赤という色には激しく反応してしまうのですが。そういうのは似ないのかも知れませんね。

彼女はドラえもんのぬいぐるみを掴んだり引っ張ったり持ち上げるようになりました。
青いからです。

「ドラえもんがなんとかしてくれると思った」

将来そんなことを決して言わないで欲しいものです。
あらゆることが心配になるダメ親です。

[PR]
by the_kakato_otoshi | 2008-04-23 13:06 | K-1
K-1の世代交代は何故三歩進んで二歩下がるのか
最近の新書のようなエントリータイトルですなぁ(笑)。


え~~、K-1は世代交代が三歩進んで二歩下がる状態であり、
その象徴的な大会であったのが、横浜大会だったような感じです。

バダ・ハリがセフォーを倒したものの、武蔵に澤屋敷が敗れる……。というような。

で、まあ私が思ったことですが、
結局のところ、なかなか進まない理由は何かというと、

1 30代の選手が強すぎる。

2 名前を持った選手を優遇せざるおえない。


という事情があります。

では、なぜ今の20代は容易に30代のトップファイターに勝てないのかというと
例えばバダ・ハリにしろルスラン・カラエフにしろ、そのときK-1で最強のファイターとの戦いが組まれていません。谷川貞治EPの「大事に育てる」という戦略のもと、勝てそうな相手との試合を組まされています。アーツとやるまでの澤屋敷にしても、そうですよね。

しかし、かつての、90年代のK-1は見込みのありそうな選手はガンガントップファイターと戦いました。新鋭とされた選手は必ず当時最強のアーツ、ホーストのK-1最強の二人と戦ったものです。レコしかり、セフォーしかり、グレコしかり、ミルコしかり、武蔵しかり、イグナショフしかり……
そんな中で淘汰されていき生き残ってきた選手だけが、K-1のリングに上がり続けることになりました。そういう選手はやはり強いのです。

振り返って現在新鋭の中でもエースと言われるバダ・ハリは3年K-1で戦っていながら、チャンピオンとは一度しか戦っていません(しかも敗戦)。大事に育てることも重要ですが、ビッグマッチのプレッシャーがないことで、才能があっても成長が遅くなってしまう危険性があると考えます。

ホーストやアーツがあれだけ強くなった背景には、常に試合がビッグマッチだったというプレッシャー、負荷を乗り越えてきたからだと私は思っています。彼らだって、最初からあれほどまでに最強ではなかったわけですし。

このままフジテレビ&FEGはリスクを恐れてアーツ、シュルトが引退するまでハリとは戦わせないつもりでしょうか。
時間だけが過ぎて、多くの年長者が引退し、繰り上がりで王者になったとしても、それでは、ハリ自身がレミーを「フェイク王者」と言い続ける資格がなくなってしまいます。ハリ自身がそれを望むのでしょうか?


また、世代交代というキーワードで言えば、K-1の音頭をとっているテレビ局とFEGの関係者……TVプロデューサー、谷川EP、角田師範、ジャッジ等の面子も10年前からあまり変化していません。もちろん、末端ではいろいろ人事異動があるのかも知れませんが、基本的に構成するトップの面子が変わっているという話はあまり聞かないです。収監中の石井元館長が抜けたくらいです。(館長の影響力はいまもあるでしょうし……)

もしかしたら、転換するにはここから手をつけていかなくてはならないのかもしれません。いわゆる昭和時代のプロレスブーム、極真ブーム世代の発想から抜け切れないと思われている現在の格闘関係者すべてに言えることなのかもしれませんが。

このままその発想を手にしたまま、K-1をつむぎ続けていくのか、もっと若い世代にチェンジしていくのかということです。
内部事情を知らない私のような個人が、おこがましいかもしれませんが、斬新にリストラチャリングしていくには、選手ではなくその上の人間に道を譲ってもらうことも必要になってきているかもしれません。

一般中小企業でもそうですが、あまりにも初代経営者が偉大すぎて二代目が苦労するということはよくあります。早いうちに、初代が元気なうちに2代目に任せてサポートに徹するという勇気も必要かと思います。
いまの話題で当てはめれば、選手ではなく、運営する側です。例えば横浜大会。マッチメイクも試合内容も充実していて素晴らしいものでした。しかし、あえて苦言を呈するなら、昨年の奇跡と言われた2007年横浜大会の幻影を追いすぎた部分は否めません。

2008年と2007年を対比してみますと、
モーVS前田は明らかにバンナVS澤屋敷の再現を狙ったものですし、
澤屋敷VS武蔵は、藤本VS武蔵を意識しているでしょう。
ハントVSシュルトは、モーVSホンマンの衝撃を意図して組んだものに違いありません。

ここに、谷川EP&フジテレビの保守的な、守りのマッチメイクが見て取れます。
組んだ本人に自覚があるのかないのかは定かではありませんが、
ある程度長いK-1ファンであれば、「守りの姿勢」に気が付いてしまうのではないでしょうか。
もちろん、悪いマッチメイクであるとは思いません。
特に、テイシェイラを引っ張り出してきたのは、谷川EPの交渉術とフジテレビが極真を常にサポートしてきた成果でしょう。

しかし、上記のような「運営側の攻め」が見えなかった点。ここにある種の限界が顔をのぞかせているかも知れません。

格闘ファンには評判の悪いボブ・サップと曙が戦ったあの大晦日。実力に懐疑的な声がありましたが、少なくとも当時の印象では、マッチメイクに「攻め」の姿勢があったと思います。
どうなるかわからないけど、やってみよう」という暗闇に足を踏み込む勇気のようなものです。

相次ぐ格闘技界への逆風。
2008年のK-1は国内の向かい風とどうやって向き合うかが一つの課題となっているような気がします。(海外はまた別)
そこで、守りの姿勢に入るのか、攻めの姿勢に入るのか。今年は亀ガードで嵐が過ぎるのも待つつもりかもしれません。

K-1のルールでは、よりアグレッシブで、攻撃的に行かなくてはなりません。
攻撃的ということは、リスクを犯しても攻めるということです。
それをルールミーティングで角田氏は常に選手に訴えているそうですね。
しかし。同じことが運営側に当てはまるのではないでしょうか。
選手がいかにアグレッシブでも、運営側が守りに徹するようではなりませんよね。
……もちろん、リスクに見合った効果があると判断できないものに、投資をする必要はありませんが!

で、ここからは私個人のあまりにも勝手な思いなんですが
今後、引退後の魔裟斗選手にK-1を預けてしまってはどうかと思っています
彼は賢く、カリスマもあり、利に聡く、ファンも多いです。なによりK-1への想いが言葉の端々に散見されます(思い込みかも)。
格闘技興行がプロモーター人気によっても人が集まるという日本国内特有の事情をかんがみても、良いほうへ行くのではないかと思います。むしろ、彼以外の適格者が見当たりません。(正道会館出身ではない本人がどう思っているかはさておき……)

それと、HIROYAくん、藤くんのような10代がムーヴメントを起こせるのかどうかも見逃せません。やはり、自分と同じ年代の選手を応援するのがスポーツですから。若い世代へ訴えるなら、彼らの奮闘は欠かせないのです。

K-1ワールドグランプリ海外シリーズ・放送要求運動実施中!
(オランダ大会以降も継続予定)
http://kakato24.exblog.jp/8677620/

にほんブログ村 格闘技ブログへ

まだまだ運動継続中。間に合わなくても、思いだけでも届けます→人気ブログランキングで、1票



今日からスタート ミニミニコラム

娘と私 ~1~

4ヶ月になる娘がいる私としては、光市の母子殺害事件で福田孝行に「死刑」の判決が出たことには、ほっと胸を撫で下ろしております。
しかしわが国では……例えばC型肝炎問題等で自分の利権と生活を守る為に数千人の患者を故意に生み出した製薬会社と厚生労働省という、大殺人集団がのうのうと生き延びているのもまた事実です。
彼らに国家から天罰が下ることは……おそらくないのです。

[PR]
by the_kakato_otoshi | 2008-04-22 14:24 | K-1
  

「K-1」についての情報・コラム。ツイッターはEbi_Knight。ご連絡はkorgradiasアットマークmail.goo.ne.jp
by the_kakato_otoshi
プロフィールを見る
画像一覧
検索
最新の記事
さらばゴールデンボーイ? バ..
at 2011-09-29 23:48
番狂わせあり、名勝負あり、7..
at 2011-09-25 21:58
ショータイム70kgトーナメ..
at 2011-09-25 17:10
ほほ笑みの国
at 2011-08-21 23:51
明日からちょっと
at 2011-08-19 22:49
アクセス
ファン
ブログジャンル
画像一覧