<   2008年 08月 ( 23 )   > この月の画像一覧
絶品チーズバーガーと北海道マラソン
普段日曜日は忙しくて更新しないんですけど、
今日は比較的余裕あり。

K-1の携帯サイトによれば、今週中にWGPの組み合わせが発表されるそうですね。
それが発表されれば、シリーズの残り半分が書けるようになるでしょう。

どうでもいいことですが、ロッテリアの前を車で通ったときに、
絶品チーズバーガー」ののぼりをみつけまして。

かかとおとし(妻)が、

「これを見るたびにアンディ・サワーを思い出す」

と言います。

そういえば、MAXのFINAL8でサワーのシュートスパッツの、左足に「絶品チーズバーガー」って日本語で書いてあったなぁ。

そうか、ロッテリアだったのか。。。。。。。

っていうか、うちのよめ・・・・

今日は北海道マラソンを見てしまいました。
男子で優勝したのは、高見沢という選手なのですが、
この選手は高校の先生だそうです。フルマラソンで現役教員が、しかもかなりの好タイムでゴールしました。

解説を聞くと、去年まで企業おかかえの選手として走っていながら、競技成績も上がらず、当然オリンピックも選手されなかったため、企業を退社したそうです。

今年は母校で先生をしながら、招待選手として参戦しての本人も全く予想しなかった優勝。それも圧勝。練習は学校の駅伝部で生徒と走る程度だったとか。。。。

プレッシャーから解放されて強くなる人間というものが、世の中には存在するんだなぁ。

キュウキュウとして結果のみを求められる21世紀ですから、こういうセミリタイア(?)した選手が企業選手を倒してぶっちぎることに何か爽快さを感じますね。

ウラ番組でなんかやってたらしい、無理やり芸能人の感動芸を見せるだけの、アホみたいな24時間テレビと感動の質が違うなぁ。

やっぱりテレビというメディアにおいて、スポーツ中継に勝るコンツンツはないですね。

北京でなければ、オリンピックももっと楽しめたんだろうなぁ。。。。

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狭い所が好きな娘。かわいい。
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by the_kakato_otoshi | 2008-08-31 20:49 | 格闘技以外
K-1甲子園開幕! 愛を知る県の刺客が藤を撃破
K-1甲子園開幕!

ということで、ディファ有明が満員になったそうですね。
高校生たちで格闘技の大会を開き、この人数集まったことって史上あるんでしょうか?

さて、
試合内容は放送が来月なので見ることができませんし、まあ北海道はその放送すらないので、誰かが動画をアップしてくれるまで見ることができません。

結果だけを見ての感想ですが、
主催者推薦4選手のうち、1回戦で2人が消えるとは思いませんでした。

特に私が注目選手として挙げた藤くんが敗退するとは。
たしか、自分の所属団体では王者であるはずですよね。
勝ったのは平塚大士くん(愛知県)で、なんと中部地区予選3位だというのだから驚きです。

優勝した日下部竜也くん、準優勝の坪井悠介くんの成績を確認すると、きっちり勝っています。
つまり、ベスト8の中、3人は中部地区なのですね

平塚くんの出身県愛知といえば、ブアカーオを倒し一躍格闘界の目玉になった佐藤がいますよね。
愛を知る県、愛知県のパワーは恐るべし。

K-1甲子園の中心選手HIROYAは判定で勝った後、「こんな試合をしてごめんなさい」言ったとか。

KOで勝ちたかったのでしょうが、こだわりすぎるのもどうかな。KOは流れの中で出るもので、大振りになりすぎるから狙いすぎても。。。って気はします。

それに、2001年のマーク・ハントVSレイ・セフォー戦のように判定でも盛り上がる試合はあるし。

それでも、メインイベンターとしての自覚をこの年齢で持つということは本当に素晴らしいことだと思います。これからどこまで大きい選手になるのか、楽しみですね(体重・クラス的にも)。

ベスト8は10月1日日本武道館で行われるMAXのFIANLで行われます。

■「K-1甲子園 KING OF UNDER18~FINAL16~」
8月29日(金)東京・ディファ有明

<第11試合 K-1甲子園 FINAL16 2分3R>
○HIROYA(主催者推薦/セントジョーンズインターナショナルハイスクール)
(3R判定3-0 30-26、30-26、30-26)
●園田顕悟(九州・沖縄・四国地区優勝/宮崎県立門川高校)

<第10試合 K-1甲子園 FINAL16 2分3R>
●藤 鬥嘩裟(主催者推薦/勇志国際高校)
(3R判定1-2 29-30、30-29、29-30)
○平塚大士(中部地区3位/愛知県立安城農林高校)

<第9試合 K-1甲子園 FINAL16 2分3R>
○日下部竜也(中部地区優勝/愛知県立豊田高校)
(3R判定3-0 30-27、30-28、30-27)
●戸邊隆馬(関東地区ベスト8/神奈川県立荏田高校)

<第8試合 K-1 WORLD YOUTHスペシャルマッチ 60キロ契約 3分3R>
△才賀紀左衛門(大誠塾)
(3R判定ドロー 30-30、30-30、30-30)
△谷山俊樹(谷山ジム)

<第7試合 K-1 WORLD YOUTHスペシャルマッチ 60キロ契約 3分3R>
○卜部弘嵩(西山道場)
(3R2分33秒 KO)
●石橋真幸(名古屋JKファクトリー)

<第6試合 K-1甲子園 FINAL16 2分3R>
●小林幸太(主催者推薦/埼玉県立大井高校)
(3R判定0-3 29-30、29-30、29-30)
○佐々木大蔵(関東地区準優勝/東京都立山崎高校)

<第5試合 K-1甲子園 FINAL16 2分3R>
○卜部功也(関東地区優勝/千葉県立岬高校)
(3R判定3-0 30-27、30-27、30-27)
●林 恭平(西日本地区3位/大阪府立東百舌鳥高校)

<第4試合 K-1甲子園 FINAL16 2分3R>
●山本宣明(東北・北海道地区優勝/宮城県立仙台東高校)
(2R1分04秒 KO)
○坪井悠介(中部地区準優勝/静岡県立竜林業高校)

<第3試合 K-1甲子園 FINAL16 2分3R>
●木谷典史(西日本地区優勝/近畿大学付属高校)
(3R判定0-3 26-30、26-30、27-30)
○村越 凌(関東地区3位/神奈川県立平塚農業高校)

<第2試合 K-1甲子園 FINAL16 2分3R>
○嶋田翔太(主催者推薦/私立西武台高校)
(3R判定3-0 30-27、30-27、30-27)
●山口裕人(西日本地区準優勝/大阪府立平野高校)

<第1試合 K-1 WORLD YOUTHスペシャルマッチ 53.5キロ契約 3分3R>
○瀧谷渉太(全日本新武道連盟桜塾)
(3R判定3-0 30-29、30-28、30-28)
●江幡 塁(伊原道場)


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by the_kakato_otoshi | 2008-08-30 17:21 | K-1
K-1 MAXリザーブマッチ決定! 日本王者が挑むは、アルバート・クラウス!
2008年のMAX最終決戦となる10月1日のファイナル。
そのリザーブマッチが決定いたしました。

城戸VSクラウスという予想されたとおりのカードです。
準々決勝でブアカーオはKO負けをしており、これは落選と思われていましたが、やはりそうなりました。

自分としては、城戸はチャンプクラスとやるのは早いのではないかと思います。じっくり1年鍛えたほうがよかったような気がするのです。キシェンコに完封されていることから考えても、クラウスに歯が立つとは思えません。

クラウスは勝てば優勝の望みがわずかに残るので、死ぬ気でくるでしょうしね。

小比類巻太信に改名した(理由はなんでしょう?)元日本王者の相手はオランダ人のユーリ・メス。
年齢的にももう呼ばれないだろうと勝手に思ってましたが、まさかのチョイスですね。
戦績は一時期に比べ完全に低迷中で、小比類巻復活にはちょうどよい相手・・・なんでしょうか。

もう一つのスーパーファイトには、来日が2007年開幕戦以来となるニキー・ホルツケンが登場し、カラコダと戦います。よく意図のわからないカードです。FEGは欧州に強いメディアエージェントとの契約が最近あったばかりなので、欧州向けのカードということでしょうか?

これ以外の試合はまだ未発表ですが、もう数試合は組まれるでしょう。オリンピックが終わり、これから発表ラッシュになるでしょうね。
個人的には、60キロもいいけどMAX階級の外国人をもう少し呼んでほしいのですが。
特にドラゴ、もしくはヨーセングライ・フェアテックス………。

■K-1 WORLD MAX 2008 World Championship Tournament FINAL
10月1日(水)東京・日本武道館 開場16:30 開始18:00

【発表対戦カード】

<リザーブファイト K-1ルール 3分3R延長1R>
城戸康裕(日本/谷山ジム)
アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ)

<スーパーファイト K-1ルール 3分3R延長1R>
小比類巻太信(日本/BRAVI RAGAZZI)
ユーリ・メス(オランダ/イッツショータイム)

<スーパーファイト K-1ルール 3分3R延長1R>
二キー“ザ・ナチュラル”ホルツケン(オランダ/ゴールデングローリージム)
ヴァージル・カラコダ(南アフリカ/ウォーリアーズミックマーシャルアーツアカデミー)

【既報対戦カード】

<FINAL準決勝(1) K-1ルール/3分3R延長1R>
魔裟斗(日本/シルバーウルフ)
佐藤嘉洋(日本/フルキャスト/名古屋JKファクトリー)

<FINAL準決勝(2) K-1ルール/3分3R延長1R>
アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシング オランダ)
アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ/キャプテン オデッサ)



え~と、それから今日はK-1甲子園が開かれます。
テレビが1ヵ月後の関東ローカル放送のみということで、北海道の私は完全に見ることをあきらめちゃってます。
どこかでDVDとか出してくれないかなぁ。

私の応援したいのは、藤鬥嘩裟くんですね。
いつも強気なくせに、「プレッシャーで胃腸炎になった」って、かわいらしいですね。
前蹴り以外の必殺技は身に付いたでしょうか。若いので頑張って欲しいし、K-1ライト級がもし定着するならば、そこで頑張って欲しいですから。

あと、以前にも紹介した才賀紀左衛門くん。
漫画とコラボしており、これからの注目株ですよ。きっと。

■「K-1甲子園 KING OF UNDER18~FINAL16~」
8月29日(金)東京・ディファ有明 開場15:30、開始18:30(オープニングファイト開始16:00)

<第11試合 K-1甲子園 FINAL16 2分3R>
HIROYA(主催者推薦/セントジョーンズインターナショナルハイスクール)
園田顕悟(九州・沖縄・四国地区優勝/宮崎県立門川高校)

<第10試合 K-1甲子園 FINAL16 2分3R>
藤 鬥嘩裟(主催者推薦/勇志国際高校)
平塚大士(中部地区3位/愛知県立安城農林高校)

<第9試合 K-1甲子園 FINAL16 2分3R>
日下部竜也(中部地区優勝/愛知県立豊田高校)
戸邊隆馬(関東地区ベスト8/神奈川県立荏田高校)

<第8試合 K-1 WORLD YOUTHスペシャルマッチ 60キロ契約 3分3R>
才賀紀左衛門(大誠塾)
谷山俊樹(谷山ジム)

<第7試合 K-1 WORLD YOUTHスペシャルマッチ 60キロ契約 3分3R>
卜部弘嵩(西山道場)
石橋真幸(名古屋JKファクトリー)

<第6試合 K-1甲子園 FINAL16 2分3R>
小林幸太(主催者推薦/埼玉県立大井高校)
佐々木大蔵(関東地区準優勝/東京都立山崎高校)

<第5試合 K-1甲子園 FINAL16 2分3R>
卜部功也(関東地区優勝/千葉県立岬高校)
林 恭平(西日本地区3位/大阪府立東百舌鳥高校)

<第4試合 K-1甲子園 FINAL16 2分3R>
山本宣明(東北・北海道地区優勝/宮城県立仙台東高校)
坪井悠介(中部地区準優勝/静岡県立竜林業高校)

<第3試合 K-1甲子園 FINAL16 2分3R>
木谷典史(西日本地区優勝/近畿大学付属高校)
村越 凌(関東地区3位/神奈川県立平塚農業高校)

<第2試合 K-1甲子園 FINAL16 2分3R>
嶋田翔太(主催者推薦/私立西武台高校)
山口裕人(西日本地区準優勝/大阪府立平野高校)

<第1試合 K-1 WORLD YOUTHスペシャルマッチ 53.5キロ契約 3分3R>
瀧谷渉太(全日本新武道連盟桜塾)
江幡 塁(伊原道場)


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by the_kakato_otoshi | 2008-08-29 11:27 | K-1
KARATEリアリスト……エヴェルトン・テイシェイラ【FINAL16 FIGHTERS】
FINAL16出場者ファイル9  「KARATEリアリスト

エヴェルトン・テイシェイラ

出身国・ブラジル 身長・188センチ 体重・105キロ
2005年以降の成績・4戦4勝。2KO(TKO含む・K-1WGPのみの成績)。
所属・極真会館ブラジル支部
タイトル・K-1WGPジャパン2008優勝/第9回全世界空手道選手権大会優勝
ニックネーム・ウイリー・ウイリアムスの再来

<最後の幻想>

いわゆる「幻想」なる言葉が好きではありません。
それは、私が潜在的な唯物論者であることに起因しているかも知れません(物語としてのファンタジーは大好きです)。幻想=ファンタジーは、あくまでもフィクションだからこそ楽しめるわけであって、これが現実の世界とごちゃまぜになると大抵はロクなことがありませんよね。
最近の例に挙げれば、「オーラの泉」というテレビ朝日の番組で、江原なる詐欺師が大きな面で「前世がどうたら。スピリチャアルな世界がどうたら」と1ナノグラムの根拠もないでっちあげを公共の電波で流した結果、同様の物言いで詐欺を働く者が多数続出し、多くの無知な被害者を生み出しました。放送倫理に反する可能性があるとテレビのチェック機関に指摘を受けたにも関わらず、いまだあのような毒電波は世間に流され続けています。
幻想というのは、あくまで想像の世界でしか楽しめないのです。
これは格闘技の世界でもよく言われることですが、「幻想」とか「ストーリー」とか、そういう言葉を格闘技に用いるのは私が間違っていると感じます。
かつて、情報の少ない時代、格闘技間の交流が珍しかった時代、本気で中国拳法が一番強いとか、軍人が一番強いとか、プロレスラーが一番強いとか、無根拠な論争が交わされていた時期がありました。それは、情報が少ないゆえに、格闘技に興味を持つ者が想像で情報を補完した結果、実際に戦ってもいないのに、脳内で補強され続けた結果としての「最強」がそれぞれに出来てしまったのです。これがいわゆる格闘技における「幻想」の正体ではないでしょうか。

<フランシスコ・フィリオの衝撃>

K-1も、世界の格闘技情報が今よりも遥かに少ない時期に始まり、空手が強いか、キックボクシングが強いか、ムエタイが強いのか? という部分があったことは言うまでもないでしょう。バックボーンが今よりも遥かに重要視された時代です。
しばらくはアーツとホーストがキックボクシングを代表し、佐竹やフグが空手を代表していました。しかし、時は流れてどうやらキックボクサーのほうが強そうだとなったときに、彗星のごとく空手界最後の砦が開きました。極真世界王者、フランシスコ・フィリォの参戦です。
フィリオは元極真で正道会館に移ったアンディ・フグを倒し、一躍「極真幻想」に火をつけました。その後も並居る大型ファイターを一撃の名の下に倒していき、K-1の普及に一役買ったのです。ただ、その後研究されつくすと、豪快なKO勝利は鳴りを潜めていきました。
結局のところ、同じルールの上、リングの上で戦う以上研究されてしまえばジャンルの利点というのはなくなってしまうことをフィリオは証明してしまったのです。
そして21世紀に入り、テクニックは並のK-1ファイターでも、2M超で130キロの身体を自在に操り、その使い方をパーフェクトにマスターしたセーム・シュルトという空手家によって、ヘビー級ではボックボーンやジャンルよりも、もって生まれた体格にこそ強さが左右されるのだということが証明されつつあります。
「体格」をもって「適応」すること。これが現在におけるK-1の「最強」ではないでしょうか。

話をテイシェイラに戻さなくてはなりません。2008年。10年の時を経て再び極真世界王者がK-1のリングに足を踏み入れることになりました。
フィリオが空手のスタイルをもったままK-1に登場したのに対し、テイシェイラは最初からK-1ファイターであろうとしているように思えます
これが時代の流れであると感じました。10年前であれば、誇りある老舗のエースが、負ける前からこれほどまでに「適応しよう」などと考えなかったはずです。
空手のスタイルをK-1に持ち込んでも、百戦錬磨のキックボクサーたちには勝てない
そのことを極真勢が理解したからこそ、理解してしまったからこそ、テイシェイラは空手時代のスタイルを封印し、新たな「K-1仕様のテイシェイラ」をハナから模索している……そう言えるでしょう。

<極真幻想の持ち主ではなく>

ゆえに、テイシェイラは極真を背負った王者という幻想的な側面を持たなくなりました。
前田戦ではすばしこく動き回る相手に対し、自慢のスタミナを消費させられるシーンも目に付きました。これまでの4試合すべてが日本人相手の勝利であることも、評価上昇に繋がらない原因でしょう。極真好きの谷川EPを満足させるような、フィリオ、フグのような存在には未だ遠いといわざるおえません。90年台極真選手の幻影を求めたオールドK-1ファンにとっても、ジャパンGPでの戦いは失望に値するものだったかもしれません
しかし、私は逆の見解を持っています。空手スタイルの限界にぶつかる前に、K-1仕様に転換することを決意したテイシェイラには逆にK-1で現実的に戦う覚悟を感じるのです。
それは主催者側が極真王者に求めたモノではないでしょう。しかし、私は「空手家」ではなく、「K-1ファイター」としてのエヴェルトン・テイシェイラには多大に期待できるのです。オランダ勢天国である現在のK-1に、風穴を開ける存在として、このブラジル生まれの巨漢にはグランプリをかき回してもらいたいと思っています。

<ソウルから横浜へ>

とはいえ、谷川EPの彼への期待は単に「空手」幻想を継承する存在としてだけではないでしょう。テイシェイラ自身が放つ「気配」は只者ではなく、いるだけで威圧感を与える風貌と存在感があります。それは、現在参戦中のK-1ファイターにはない新たな雰囲気です。
このただならぬ空気を横浜に持ち込みたいと考えるのは必定ですので、対戦相手はそこまで厳しい相手ではない可能性が高いと思われます。
ただ、果たしてどのくらい強いのか、前田戦や藤本戦だけでは全く判断ができないのも事実です。この「未知」具合もまた、K-1ファンの楽しみとなるのではないでしょうか。
幻想」を捨てた「現実主義者」。エヴェルトン・テイシェイラのK-1ファイターとしての真のスタートは、このソウルからなのです。凝視せねばなりません。


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「FINAL16 FIGHTERS」シリーズリンク

第1回鋼鉄の魔城……セーム・シュルト【FINAL16 FIGHTERS】
第2回不遇の王様……レミー・ボンヤスキー【FINAL16 FIGHTERS】

以下続々

バダ・ハリ篇 
グラウベ
アーツ
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サキ
カラエフ
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by the_kakato_otoshi | 2008-08-28 19:51 | K-1
ちょっとした海外ニュース
最近シリーズを書くために海外サイトを回っていませんでした。

主に海外情報を取り扱うブログで、
すでに既報であるのですが。。。。

http://www.mat-magazine.com/mat/index.php?option=com_content&task=view&id=5536&Itemid=16

スポーツマーケティングエージェンシーであるMP3&シルバという会社と、FEGが5年契約したという話。
簡単に説明すると、世界135カ国で放送されているK-1ですが、そのアメリカ、日本、韓国以外での放送権をこのMP3&シルバにまかせるということですね。この会社はサッカーなどの放送権も持っているようですから、結局早い話が、この契約は欧州狙いです。

欧州ではMMAの放送ができない地域が非常に多いので、
MP3&シルバの狙いはK-1ヘビー級とMAXでしょう。DREAMとダイナマイトはおまけに過ぎません。ただ、MMAの興行も持っているということがマイナスに働くことはありません。MMAの認知度も徐々に上がっているでしょうから。

今回の大きな、信頼性のある代理店との契約は、FEGに利益をもたらすのではないでしょうか。谷川EPの世界戦略は口だけではありませんね。。。。。

もちろん、私のような多少アレなファンを除いて一般のファンは気にするようなハナシではないでしょう。
欧州や韓国などでFEGが独自に利益を上げることができるなら、フジテレビやTBSの影響は小さくなります。日本の地上波向きのコンテンツから、海外のコア層にむけて大きく舵を切っているような可能性もないとはいえません。

自分としては、そのような方向性はちょっと違うと思いますがね。まあ、どうなるかわかりません。

あと、海外大会の詳報も徐々に入っていますので、そのうちまたまとめて。



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by the_kakato_otoshi | 2008-08-27 10:53 | K-1
ハンターRU……ルスラン・カラエフ【FINAL16 FIGHTERS】
FINAL16出場者ファイル8  「ハンターRU

ルスラン・カラエフ

出身国・ロシア 身長・188センチ 体重・95キロ
2005年以降の成績・16戦10勝。5KO(TKO含む・K-1WGPのみの成績)。
所属・フリー(未確認ながらゴールデングローリーに加入したとの噂もある)
タイトル・K-1WGPタイペイ2008優勝
ニックネーム・ロシアの速射砲

<ハンターRU>

私が最も期待しているK-1若手ファイターは、いまでもこのルスラン・カラエフであることはまず先に述べておかねばなりません。
2008年8月、ロシア軍が「平和の祭典」オリンピックが開催中にも関わらず武力をもって制圧したグルジアという国のすぐ真北。隣接した場所にあるのが、オセット人が住む「北オセチア共和国」です。
ルスラン・カラエフはこの北オセチアで生まれ、そしてキックボクサーとしてその素質を開花させていくことになります。
カラエフは10代前半のころから、喧嘩に明け暮れました。「名誉」そして「誇り」をなによりも重んずる東欧の小国では、自分が軽んじられることをなによりも嫌います。それゆえに、喧嘩をしなくてはならなかったとカラエフは述べますが、そのせいで両親よりキックボクシングジムに入門することを勧められました。
アマチュアキックボクサー時代、カラエフは169戦160勝というとんでもないレコードを残しております。Wikipediaによれば、当時のニックネームが「ハンターRU」というものでした。私はフジテレビがつけた「ロシアの速射砲」よりも断然カッコイイと思います。
さて、どういうわけかポール牧の仲介でプロデビューとなった2005年。レイ・セフォー戦では開始数秒でフックの餌食になりますが、後の話では、そのわずかな試合時間だけでも「あのロシア人は強い」とスタッフおよび関係者が感じたそうです。

カラエフは返す刀でラスベガス世界最終予選にエントリー。関係者の感じたとおり、これまでヘビー級では全くお目にかかったことがないスピードと、躊躇なく敵に飛び込む戦闘本能でケマイヨ、マクスタイ、ライティの3名を下して優勝してしまいました。アメリカのオーディエンスですら、ロシア人であるカラエフに大歓声を送ったことは記憶に新しく、「これは凄い選手が現れたものだ」と、誰もが感じたのです。
新星のロシア人はこう語りました。
リングの上で長いこと見合ってるだけで何も仕掛けない人たちもいますが、私はそういう試合が嫌いなんです

<ライバルはヘビー級王者>

ルスラン・カラエフを語る上で欠かせないのは、同年代のライバルであるバダ・ハリの存在でしょう。カラエフと時を同じくしてK-1に参戦したオランダキック界の風雲児との対戦は、2006年の開幕戦で実現しました。
選手の高年齢化が悩みの種のひとつであるK-1ヘビー級は、開幕戦で若手同士をぶつけて確実にどちらかを決勝戦に残そうとしたのです。
しかし、これが遺恨になりました。カラエフはストレートでダウンを奪った後、勢い余って蹴りを叩き込んでしまったのです。結果はカラエフの勝利になりましたが、ハリは抗議。しかし、裁定は覆ることがありませんでした。
そのため、2007年の横浜大会において、早速二人のリベンジマッチが組まれたことは不思議ではありません。

そして、ここで詳しく語るのは野暮なので遠慮しておきますが、このカラエフVSバダ・ハリ戦はまさしくK-1の歴史に残る名勝負になったのです。
見てない方は、いますぐ見るべきです。
競技は違いますが、内藤や亀田兄弟のフェザークラスのスピードをはるかに上回る攻防が繰り広げられました。ヘビー級に辛口である魔裟斗が「MAXより速い」と最大級の賛辞を送りました。
試合はカラエフが壮絶にKO負けで散りましたが、勝者バダ・ハリもまたカラエフを称えました。雑誌のインタビューでは、カラエフが不調であった時期にも関わらず「俺のライバルはカラエフ」と発言しています。
ハリはK-1を面白くしたいと考えており、カラエフはまさしく「面白い試合をする」選手としてこれからも戦いたいと思っているのでしょう。

K-1新時代の節目として記憶される戦い。そう私は考えております。
いずれまた二人は戦うことになるでしょう。それはグランプリの決勝戦であってほしいと夢想します。
こんな極上のマッチメイクは、ぜひとも最高のシチュエーションで再戦してほしいのです。

<モスクワ移住から復活へ>

2007年、メルヴィン・マヌーフに敗れてから、カラエフは行方不明になりました。実際は北オセチアに帰って母の病気を見ていたらしいのです。らしい、、、、というのは、実はいろいろな情報があり、その真偽はわからないからです。2007年の開幕戦はジェロム・レ・バンナ戦が決まっていながら、ギリギリになって欠場します。公式発表では交通事故ということになっていましたが、真相は不明です。

北オセチアのような小国では、十分な医療機関もなく、ノブ・ハヤシ戦を母の病気で欠場すると、カラエフは母とロシアの首都モスクワに移住。新しい練習環境も作り、ようやくにして復帰となりました。そしてK-1台湾予選に出場し、以前よりもビルドアップされた肉体を披露します。
高速の「ハンターRU」がそこで復活しました。初戦の富平戦では試合勘が戻らずKOするまでに時間がかかりましたが、準決勝キム・ヨンヒョン戦では15秒でキムの鼻をへし折り、決勝では実力者の空手家アレクサンダー・ピチュクノフをわずか1R。自慢の速射砲でノックアウト

ハリッド・“ディ・ファウスト”に勝ったばかりで勢いのあったピチュクノフが、まさか何もできずにリングを去ることになるとは、誰もが予想しない結果でした。
休養前の印象と、長いブランクで忘れかけていた単純な真実……「ルスラン・カラエフは強い」という真実が、再びK-1ファンの前に示された瞬間だったのです。

<開幕戦の相手は誰だ>

彼の強いときの戦いぶりは、華麗にして美しく、立ち技格闘技を一個の芸術へと引き上げるものです。これこそ、まさにK-1の戦いそのものであり、MMAと視覚的に最も明確な違いがあるファイターなのです。
ヘビー級離れしたスピードと、シャープなルックスでファンも多いルスラン・カラエフ。彼が戦線に復帰するということであれば、我々K-1を見続ける者にとっては僥倖です。もちろん、主催者にとっても同様です。さて、開幕戦の相手は誰になるでしょうか。
サキ、ジマーマンらゴールデングローリー退治に乗り出すか、それともお流れになったバンナ戦か、はたまた、セフォー、武蔵らベテランへのリベンジ戦か。誰と戦っても面白い「名勝負製造機」ルスラン・カラエフへの期待は高まるばかりです。



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「FINAL16 FIGHTERS」シリーズリンク

第1回鋼鉄の魔城……セーム・シュルト【FINAL16 FIGHTERS】
第2回不遇の王様……レミー・ボンヤスキー【FINAL16 FIGHTERS】

以下続々

バダ・ハリ篇 
グラウベ
アーツ
ジマーマン
サキ
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by the_kakato_otoshi | 2008-08-26 18:02 | K-1
ジェロム・レ・バンナインタビュー「俺も賢くなったもんだぜ!」
あーやっと共産党オリンピックおわった。
開催国のエゴだけが見えた。実に空虚なイベントでしたな。
もし東京で開催することになるなら、アレよりははるかにマシなものを作るでしょう。ま、東京に限ったことじゃないですけどね。アレよりひどいものを見せられることはないでしょう。
選手のみなさんはお疲れ様でした。
マスコミのみなさんは中国様に尻尾を振りすぎてクタクタなことでしょう。
チベットのチの字もいわねぇし。

ジェロム・レ・バンナのインタビューが入ってきましたので、シリーズは一回お休みです。
アメリカのMMAサイト「パンチドランクゲーマーズ」より。

******************

―7月のシュルト戦以来、どうしていたんだい?
バンナ:バケーション! 来年二つの映画に出る交渉をしていたんだ。だけど、今日はフランスの山をマウンテンバイクで走るつもりさ。こいつは楽しみだぜ。

―最近のトレーニングスケジュールは?
バンナ:一1日2回にわけてトレーニングしている。持久やウェイトは朝。スパーやキックは夕方。

―ソウルでの開幕戦は誰と戦うことになるんだい?
バンナ:まだ決まってねえな。決まったら教えるよ。ま、誰だろうと、ぜんぜん問題ねえけどな。

―ミルコ・クロコップが最近、きみがDREAMで自分と戦うことを選ばなかったと表明しているけど、この対戦の可能性はあるのかい?
バンナ:そいつぁ違うぜ! 俺はな、この試合に合意したんだ。だがミルコが怪我をしたことを理由にして、止めになったんだぜ。その後、DREAMはマーク・ハントに対戦相手を変えてきたが、俺のマネージャーたちはこれに合意しなかったんだ。3週間の間に2試合と2回の時差ボケとで試合をするのはクレージーだと忠告するんだよ。だから、今回だけは、俺はマネージャーたちの意見を聞くことにした。少し怪我もしていたから、100%で戦えなかっただろうしな。
俺も、賢くなったもんだよ!

―きみの見解では、誰が世界中でベストなファイターだと思う?
バンナ:自分にランキングはつけたくねえから、俺を除いてってことでな。K-1ヘビー級なら、シュルト、アーツ、ボンヤスキー、バダ・ハリ……五人目が思いつかねえぜ。MMAなら、ヒョードル、アンダーソン・シルバ、GSP、BJペン、そしてクートゥアだ。

―K-1を離れて、他の興行で戦うとしたら?
バンナ:UFCのオクタゴンで一度戦ってみてえな。ありえねえけどよ。あいつらは、俺に一度興味を持ったが、1試合契約のシングルファイトでなければダメだというんだぜ。それなのにK-1から離れて独占契約を結ばなくてはならないというんだよ……

―過去、あなたとティム・シルビアは言葉を交わしていましたね。最近の対ヒョードル戦をどう見ましたか?
バンナ:ヒョードルは、彼がナンバーワンと呼ばれる理由を見せてくれた。彼のスキルと実力のすばらしいデモンストレーションだった。俺はヒョードルとレッドデビルのメンバーとトレーニングをしたこともある。信じられないほど強く、爆発力がある。
今俺はシルビアとコンタクトをとっていないが、彼のことはリスペクトしているし、挑戦の名のもとに行われた試合だった! 彼とアフリクションで戦ってみたいし、その可能性はあるね! トム、この試合を作ってくれよ。すげえ乱打戦になるぜ。

―きみはこれまで、K-1やMMAでもビッグネームと何度も戦ってきました。ハント、シュルト、ホースト、アーツ……もっともタフだった相手は、そしてもっとも楽しかった戦いを挙げてもらえるかい? 
バンナ:そうだな。その4人はおそらく俺に大きなチャンスを与えてくれた! 俺にとって最もタフな相手だったのは、アーツとホーストだ。ハントとの4試合もグレートだった。シュルトはとんでもなくでかく、カンペキに自分の大きさの使い方を知っている。ヤツはタフな相手というより、難しい相手だ。本当に楽しめたのは、ハントと最後に戦って勝った試合かな。

―練習や試合をしていないとき、何をして楽しんでいるんだい?
バンナ:家族や友人と過ごしたり、自転車に乗ったり、映画の俳優の仕事もあるし、それから犬の世話もな。

―今日はありがとう。なにか、最後に付け加えたいことがありますか?
バンナ:俺のファンと、その継続的なサポートに感謝している。特に、どんなときも応援してくれる日本のファン! 多くのファイターは、ファンなくしてスポーツが成り立たないことに気が付かないんだ。
アメリカのファンへ。俺は来年2、3回アメリカに行くことになるだろう。カリフォルニア、フロリダ、他にもいくつかの州でセミナーを開く予定がある。ジムの関係者は、俺が主宰するセミナーに興味があるなら、エージェントに連絡をくれ。それから、俺のスポンサー、バッドボーイ、フェアテックス、アフリクション、そしてブルロットにも礼を言いたい。みんな、俺の公式HPにも来てくれよ。

http://www.punchdrunkgamer.com/index.php?view=article&catid=30%3Ainterviews&id=251%3Ajlb-aug08&option=com_content&Itemid=72

******************

相変わらずのジェロム節
日本のファンへの感謝は、アメリカ人記者のインタビューでも欠かさないのは、我々日本としては嬉しいかぎり。
なんとしても、開幕戦を突破してもらい、日本への切符を掴んでもらいたいものですね。

ところで、関係ないですが、土曜日のJリーグ。
ついに我らがグランパスが鹿島アントラーズのホームで勝ちました。
Jリーグの歴史のなかで、初のことだって。
何連敗してんねん!
現在2位。狙えるかもしれない!

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by the_kakato_otoshi | 2008-08-25 15:53 | K-1
ザ・反逆者……グーカン・サキ【FINAL16 FIGHTERS】
FINAL16出場者ファイル7  「ザ・反逆者

グーカン・サキ

出身国・トルコ 身長・180センチ 体重・97キロ
2005年以降の成績・9戦8勝。4KO(TKO含む・K-1WGPのみの成績)。
所属・ゴールデングローリー
タイトル・K-1WGPハワイ2008優勝
ニックネーム・トルコの星

<代理出場で優勝したハワイGP>

K-1選手の世代交代は、劇的に進められるという形ではなく、徐々に進行している印象です。
三歩進んで二歩下がる。そんなイメージですね。
ところが、グーカン・サキの存在はこれを一気に推し進めるものになるのではないか。そんな予感が漂います。
事実上の世界最終予選。ハワイでのトーナメントでは、ハリッド“ディ・ファウスト”の代役として出場し3連続KOで優勝しましたが、これは谷川EPも驚くべき結果ではないという発言をしており、その実力から考えると当然の結果でした。ニコラス・ペタス、マイティ・モーがトラブルで勝ちあがれなかったことを考慮しても、サキ優勝の結果は覆らなかっただろうというのが、谷川EPの予想でもあったようなのです。
それにしても、トーナメント前はハリッド、ペタス、モーのうちの誰かが優勝するだろうとされていましたが、蓋をあけてみればサキはこの3人のうちの誰とも戦うことなく優勝してしまいました。正直に言って、ハワイGPの対戦相手ではサキの実力は図れません。

<現在14連勝中>

トルコ出身の有色人種で、身長も180センチと低め。しかし、それを覆す負けん気の強さとテクニックは、日本人ファイターの指針のひとつではないかと思います。

サキの気の強さは、様々な場面で表れます。まずは昨年地元トルコで行われたK-1イスタンブール大会で、判定勝利の声を聞いた後、すれ違いざまに「おらよっ」と軽く対戦相手にローキックをくれてしまいます。相手は激昂し、両セコンド入り乱れての乱闘祭りになりました
また、今年のK-1アムステルダム大会では、ベスト16フィイターのスロウィンスキーをKOで葬った後、フジテレビスタッフに「日本に呼べ」とアピール。試合後はバダ・ハリとのK-1ヘビー級タイトルマッチを要求するなど、吼えに吼えまくりました。
それもそのはず、欧州でのニックネームは「The Rebel」。「反逆者」の意味です。

所業は狂犬ですが、試合内容は鋭いローキックとフットワークを武器にしたオーソドックスなスタイルです。180センチのサキが大型選手の中で戦うために選んだ「下から崩す」戦法なのでしょう。
これによってトルコの新星は、2006年のK-1アムステルダム大会決勝戦・ビヨン・ブレギー戦以来負けていません。14戦全勝。つまり、2年間無敗なのです。小柄なファイターであるサキが欧州のヘビー級戦線で長い間負けていないことの意味を考えてもらえると、いかにこの選手が強いかということがわかるでしょう。
特に、2008年になってから小さな大会も含めて7戦7勝7KO。破竹の快進撃を続けているのです。

<開幕戦に挑む>

2008年KO率100%。スピードでかく乱し、ローキックで崩す。このオーソドックスでかつ効果的な戦術を使いこなすグーカン・サキを対戦相手にして嬉しい選手はひとりもいないことでしょう。しかも、24歳とまだまだ伸びしろがあり、大舞台でどう変化してくるのか想像もつきません。
なによりも、誰と戦ってもほぼ初対戦なのですから、マンネリと言われて久しいK-1WGP戦線に一陣の風を巻き起こすかもしれません。これまで実力が知られながらも、ゴールデングローリーという王者を抱えるビッグチームに埋もれていた「反逆者」がついに覚醒のときを迎えるのです。
こうした選手を見るのが、K-1ファンのなによりの楽しみと言えるでしょう

<趣味・戦い 夢・王者>

個人的な印象を述べれば、今年のK-1アムステルダム大会で優勝した同僚ジマーマンよりも上の実力と、私は見ています。昨年のアムステルダム王者スロウィンスキーを1ラウンドKOで下しており、その試合内容は完勝といえるものでした。
ジマーマンが、滅法打ち合う、テクニックよりも気合で圧す荒いファイティングスタイルなのとは裏腹に、このサキは非常に冷静に戦っている印象を受けます。
シュルト、アーツ以外の13人では、レミーかバダ・ハリでないとサキを止められないのではと思うほどです。
ただ、ゴールデングローリーばかり決勝戦に行くのをプロモーターは興行的に避けたいでしょうから、生半可な相手と戦うことはないと断言できます。
しかし、それを乗り越えてこそ、彼の挑戦には価値があるというものです。

最後に・・・・グーカン・サキのウェブサイトには、以下のようなプロフィールが公表されています。

趣味:ムエタイ・戦うこと。
人生の目標:K-1WGPで王者になり、王者であり続けること。


サキの視線は、あくまでもまっすぐです。
舐めてかかると、トップファイターでも痛い目をみることでしょう。


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「FINAL16 FIGHTERS」シリーズリンク

第1回鋼鉄の魔城……セーム・シュルト【FINAL16 FIGHTERS】
第2回不遇の王様……レミー・ボンヤスキー【FINAL16 FIGHTERS】

以下続々

バダ・ハリ篇 
グラウベ
アーツ
ジマーマン
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by the_kakato_otoshi | 2008-08-22 16:16 | K-1
最年少の若武者……エロール・ジマーマン【FINAL16 FIGHTERS】
FINAL16出場者ファイル6  「最年少の若武者

エロール・ジマーマン

出身国・オランダ 身長・190センチ 体重・100キロ
2005年以降の成績・4戦4勝。3KO(TKO含む・K-1WGPのみの成績)。
所属・ゴールデングローリー
タイトル・K-1WGPアムステルダム2008優勝
ニックネーム・ゴールデングローリーの若武者

<未知の破壊者>

K-1WGPパリ大会において鮮烈なデビューを果たしたナオフォール・“アイアンレッグ”・ベナゾーズがその華麗な足技で異国日本のK-1ファンを魅了したのは2005年のことでした。
未来の王者とまで幻想が膨らみながら、2006年ブレギーに敗れたあたりを最後に、K-1に登場しなくなりました。「干されたのでは?」という噂、根拠のない憶測が飛び交うなか、海外キックマニアらの情報によってナオフォールが試合に出なくなった理由が徐々に明らかになっていきました。
「復帰戦でとある若い選手と対戦し、頭蓋骨骨折の大怪我を負って引退状態」
というのが、どうやら事実らしい……のです。
その若き対戦相手の名が、今回紹介したいエロール・ジマーマン。スリナム出身オランダ国籍の黒人選手である彼は当時二十歳になったばかりの新鋭でした。

<ビヨン・ブレギーとの死闘>

オランダをはじめとして、欧州からは有望と思われる若手選手が数多くK-1を狙っていますが、その中でも本戦に辿り着けるのは一握りの選手だけです。毎年非常に厳しいトーナメントとして知られる欧州予選に2008年、ついにこの若武者がエントリーされました。この大会には、欧州不動の巨塔ブレギーや、ハンガリーの死神カラチ、そしてスピードスターのサメドフなど、いずれ劣らぬ強豪が揃っていました。
ハンガリーでの1回戦を難なく乗り切ったジマーマンは、ベスト8を相手のアクシデントで勝ち抜きました。続く準決勝では、自分より20センチ近く身長が大きいビヨン・ブレギーが相手となります。

ジマーマンは序盤から、相手の丸太のような太い腕と脚から繰り出される重い攻撃を受け続け、ダメージを蓄積させていきます。誰の目にも、体格に勝るブレギー有利は明らかでした。しかし、2ラウンド目にはリーチを生かした伸びのあるパンチで応戦。最初にダウンを奪います。ところが、ブレギーはここから猛プッシュ。コーナーに詰めて、豪腕をぶん回します。離れては膝とローキック。ブレギーが欧州の覇権を取り戻すためにプレッシャーをかけてきたのです。

3ラウンド目。なおも続く敵の攻撃に、ジマーマンは枯葉のように左右に振られ、ついにはダウンを奪われました。もはや余力はないと思われました。けれどもジマーマンの目は全く死んでいません
ブレギーがフィニッシュに向けて圧力をかけますが、ジマーマンも完全に顔面へのパンチ一本に絞ってこれに応戦します。
ブレギーは前進し、パワーのあるフックをジマーマンの顎に、テンプルに叩き込みました。並みのファイターなら……一発でノックアウトとなるところですが、この日のジマーマンはたえず動くことで微妙にクリーンヒットを逸らし、かろうじて耐えました。完全に有利となって勢いづいたブレギーの大振りのフックに合わせて、ジマーマンはカウンター右ストレートを放ちました。これが見事顔面にヒットし、巨塔をぐらつかせます。若武者は一気呵成に追い討ちを狙い、左右のフックで見事ダウンを奪うと、試合再開後にラッシュをしかけ、ブレギーは背中を向けて後退しそこでスタンディングダウンにより試合終了……となったのです。

アムステルダムアリーナは割れんばかりの大歓声。
何処の国でも、大きい相手に立ち向かう小さな選手を応援するのは普遍の人間心理なのです。

オランダの観衆を味方につけたジマーマンは、サメドフとの決勝戦を微妙な判定で下しましたが、このブレギー戦で観衆をとりこにしたことがジャッジメントに影響したのではないでしょうか。
だって、スポーツは生き物なのですから。

<開幕戦での可能性は?>

22歳という若さで開幕戦への切符を得たエロール・ジマーマンのファイトスタイルは、ムエタイスタイルをベースにしつつも、オランダ流のキックボクシングが加わった正統派K-1に近いものがあります。
そして、気の強さは隠しようもなく、チャンスと見るや相手を粉砕するまでラッシュを続け、またモーションが少ないのにバネのある飛び膝蹴りは、まるでマイク・ザンビディスやレミー・ボンヤスキーのようです。
開幕戦は相手次第ですが、ゴールデングローリージム所属なだけに同門セーム・シュルトとの対戦は避けることができます。20世紀最強のキックボクサー、ピーター・アーツはそのシュルトと戦うので、ジマーマンと当たることはありません。
レベルの高い欧州予選覇者は、イコール優勝候補という扱いを受けるのがK-1です。簡単な相手と当てられることはないでしょうが、例えレミー・ボンヤスキーやバダ・ハリが相手だったとしても面白い勝負を展開できるのではないかと思っています。

<スターは突然振ってくる>

とはいえ……欧州王者にしては、まだK-1トップファイターとの対戦がないジマーマンの躍進を予測する声が上がらないのもまた事実です。その沈黙がまた、非常に不気味なのです。
K-1における「スター」というのは、主催者やファンが想像もしないところから振ってくる歴史があります。ゴールデングローリーの若武者が、勢いを味方にトップファイターへの道を駆け上がる可能性が、今年ないとは言えません!!

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「FINAL16 FIGHTERS」シリーズリンク

第1回鋼鉄の魔城……セーム・シュルト【FINAL16 FIGHTERS】
第2回不遇の王様……レミー・ボンヤスキー【FINAL16 FIGHTERS】

以下続々

バダ・ハリ篇 
グラウベ
アーツ
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by the_kakato_otoshi | 2008-08-21 11:43 | K-1
ごめんなさい。今日はシリーズはおやすみ。
ちょっと筆休みをしたいので、今日はあのシリーズは休憩。楽しみになさってるかた、ごめん。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080820-00000042-mai-soci

大野病院医療事件>判決に被告は安堵 遺族は目を閉じ…

という上記リンクの記事なんですが、帝王切開で出産した母親が直後に死亡し、医師が逮捕されたというハナシ。
裁判の結果は医師無罪だったのですが、どーにもこういう子供や母親や出産の関わる事件事故は悲しくて読めないですなぁ。。。

切迫した状況でできる範囲のことを精いっぱいやった」と無罪を主張したそうですが、これがホンマかどうかは本人でないとわからないし、その場で出産を見ていたのは病院関係者なのだから、公平な視点なんてありえないだろうし、結果的には灰色はシロということなんでしょうかね。わからないですけど。

最後の遺族側の状況として

【孫に「母親」を意識させたくないと、家族連れが集まる場所には連れ出さないという。】

というくだりはあれですな。
きっと、孫じゃなくて遺族の方が、つまり大人のほうが亡くなった母親を意識したくないのでしょうね。いつか向き合わないとならないときがあるでしょうね。大人のほうが

とはいえ、さらに大きな事件が世の中では起こっておりグルジアではロシア軍との武力衝突で町や村が破壊され、2000人以上死んでいるのもまた事実で、選手でもないに500円玉3枚程度の大きさのメダルの色に一喜一憂し、熱病のように浮かれている人たちがいるのが大変滑稽ですね。

だってねえ。
少数民族に非人道的な政策を押し付け「絶滅政策」を取る国が、
地上げで住民を強制的に追い出して作った会場で、
大国のエゴにより小さな国がミサイルの犠牲になっている状況下で、
平和の祭典」って言うんですよ。

これがジョークでなくて、なんだっていうんだろう?



・・・・・・・・・・・・・・




私が女子サッカーの米国戦でゴールに一喜一憂し、大騒ぎしていたのはナイショの方向で。


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by the_kakato_otoshi | 2008-08-20 14:21 | 格闘技以外
  

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