【総評】K-1 WORLD MAX 2011 ~-63kg Japan Tounament Final~
6月25日 K-1 WORLD MAX 2011 ~-63kg Japan Tounament Final~ 日本・東京・代々木第二

<-63kg Japan Japan Tounament Final>

◯大和哲也(K-1 MAX 2010 -63Japan王者)vs HIROYA(K-1甲子園2008王者)● 判定
◯卜部功也(K-1甲子園2008準優勝)vs 祐樹(RISE初代ライト級王者)● 判定
◯久保優太(K-1 MAX 2010 -63Japan準優勝)vs 才賀紀左衛門● 判定
◯野杁正明(K-1甲子園2009王者)vs 梶原龍児(Krush-63初代王者)● 判定

●大和哲也(K-1 MAX 2010 -63Japan王者)vs 卜部功也(K-1甲子園2008準優勝◯ 判定
◯久保優太(K-1 MAX 2010 -63Japan準優勝)vs 野杁正明(K-1甲子園2009王者● 判定

◯久保優太(K-1 MAX 2010 -63Japan準優勝)vs 卜部功也(K-1甲子園2008準優勝)判定

<スーパーファイト>

◯佐藤嘉洋(日本)vsアルバート・クラウス(オランダ)● 判定


先週土曜日に行われたK-1の感想というか総評です。

超節約バージョンの会場設備、無名の63キロ選手中心のラインナップという非常に制限された素材を使ってどれだけ「K-1っぽく」演出できるのか。という実験的な大会であると同時に、FEGの置かれている現状がどれだけ逼迫しているか……を現実として眼前に突きつけられましたね。

この哀しい会場に耐え、果たしてファンはK-1とともに復興の道筋を歩めるのか。
そういう意味ではファンにとっても試練の大会となりました。

大会を見終わった後、
やはり私自身「もはやこれまで……」と一旦は思いました。

ですが、二日を経てやはりこの大会のこともK-1のこともブログに記していかねばならないと決意を新たにした所存です。

大会の方向性が端的に現れていたのは佐藤嘉洋vsアルバート・クラウス戦。
審判団はまさかの佐藤支持で、多くのファンが「はぁ?」と思いましたよね。

佐藤は何も悪くないのですが、なぜあの試合内容で佐藤なのか。
むしろ押していたのはクラウスであり、クラウス勝利もしくは延長戦ならわかるのですが……。
おそらく審判団の思惑は「判定続きで客がダレている」空気を察知し、
延長戦を望まなかった。
その上この状況で70キロの日本エース・佐藤が負ければ興行、MAX全体がさらに盛り下がってしまう……という点まで考慮したのではないかと疑われても仕方有りません。

そもそもこの二人をぶつけた以上KO決着は想像しにくいのです。
どうせ呼ぶならシャヒッドやザンビディスのようなブルファイターを出すべきでしたね。そうすれば佐藤のテクニックも活きたでしょう。クラウスは上手いので佐藤の持ち味が100%出ないんですよね。

ということで、
70キロの世界大会も都合がつかない中、
クラウスと佐藤という大物同士が削りあう意味がさほど見いだせません。佐藤自身にとっては連敗中での強敵ということで、かなり気合が入っていたようですが、K-1MAXというストーリーの中では「ここで戦うべきなのか??」という組み合わせでした。その結果があのホームディシジョンでは70キロのK-1に希望はなくなってしまいます。
ですが、70キロは本当にいい選手ばかりなんです。ペトロシアンもサワーもクラウスも日菜太もいる、面白い階級なんですよ!

さて、63キロの日本トーナメント。試合内容そのものは面白かったです。
各々のこの大会にかける想いが伝わるいい勝負ばかりでした。
HIROYAvs大和、野杁vs梶原などは63キロの中での勝負論があり、
非常に興味深く、内容のある試合だったと思います。

ただ。

キックボクシングの大会としては面白かったかもしれませんが、
K-1としては非常に微妙な大会になりました。

K-1の代名詞であるKOは1試合もなく、
ポイントを取ったらそのまま勝ち逃げに入る試合もありました。
特に卜部功也vs裕樹では、ダウンを取った後、露骨に判定勝利を狙った卜部には少しがっかりです。
また、選手自体も才賀紀左衛門を除いてキックボクサーとして完成されており、
驚くような攻撃を仕掛けたのは野杁正明のスイッチングローキックくらいでしたね。
Krushで見慣れた景色をわざわざK-1という名前で見せてくれなくてもいいや……という感じはあります。
シャヒッドvsザンビディスのような火が吹くような打ち合いも、
アーツvsシュルトのような魂の入ったアップセットも、
自演乙優勝のような驚くべき結末もありませんでした。

さて、次回予定されている63キロの世界大会ですが……
これがまたワクワクしない。

ヘビー級には「人類最強」、70キロには人間の平均体重から考え出された「人類最激戦区」という「最強」の名を冠するにふさわしい「大義名分」がありました。
しかし、63キロにはそれがない。このままでは「63キロ最強」でしかない世界大会が小さな会場で開かれることになるわけです。
それでも今回の大会よりは興味深いのですがね(笑)。

選手の中にはK-1の大会に出場したことで大いに満足している方もいるかもしれません(特に高齢のファイター)。ですが、優勝した久保や大和、卜部、才賀、野杁あたりはショータイムや東欧系に出場しているような同級ファイターと互角以上に戦って初めてK-1に参加する意義があると思いますので、今後頑張ってほしいと思います。
とにかく世界大会が行われていない63キロは「まだ始まってもいない」んです。それなのに、圧倒的な優勝候補として日本トーナメントに優勝し、号泣した優勝選手のメンタルは心配です。ようやくスタートラインにたどり着いただけなのに。
去年長島☆自演乙☆雄一郎が優勝したときに涙の絶叫をしましたが、あれは全くの圏外、ノーマークの存在だったからこその感情の爆発でした。久保くんは優勝候補筆頭! 立場が違う。
2年前ペトロシアンが優勝した際、嬉しそうな顔はしましたが振る舞いそのものは非常にクールでしたよね。ああいう鉄のメンタリティこそが王者には必要なのだと思います。

ひとまず63キロの序章は幕を降ろしました。選手の実力差ははっきり出たと思います。
久保優太が頭ひとつ抜けており、卜部が次点。野杁、大和、HIROYAがそこに続き、残りはちょっと離れているでしょう。

63キロは久保を中心に進めていくしかありません。現状では「久保くんイコール63キロの未来」と同じです。
また、若いHIROYA、卜部、野杁のK-1甲子園三羽烏。この男達が久保に通用するようになれば、ようやくジャンル全体に光明が見いだせることでしょう。

彼らが戦うことになる相手は、あの山本真弘を61キロ契約で全く寄せ付けなかったセルジオ・ヴィールセンのようなパワーある外国人たちです。果たしてどこまで通用するのか不安と期待が混ざります。

また、今後の予定について谷川氏がなにやら発表していたようですが、
どうせその通りにはならないので、ここではなにも論評しません。

試合前にエントリーした予想については、
初戦のHIROYA大和戦以外は全部的中しました。
HIROYAは実力的に大和を越していましたので、
あの一発のポカがなければなぁ。

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# by the_kakato_otoshi | 2011-06-27 17:27 | K-1
K-1 WORLD MAX 2011 ~-63kg Japan Tounament Final~ 予想です!
6月25日 K-1 WORLD MAX 2011 ~-63kg Japan Tounament Final~ 日本・東京・代々木第二

<-63kg Japan Japan Tounament Final>

大和哲也(K-1 MAX 2010 -63Japan王者)vs HIROYA(K-1甲子園2008王者)
卜部功也(K-1甲子園2008準優勝)vs 祐樹(RISE初代ライト級王者)
久保優太(K-1 MAX 2010 -63Japan準優勝)vs 才賀紀左衛門
野杁正明(K-1甲子園2009王者)vs 梶原龍児(Krush-63初代王者)

<スーパーファイト>

佐藤嘉洋(日本)vsアルバート・クラウス(オランダ)


ぼつぼつ63キロ以下級トーナメントの予想をしますかね〜。

大和哲也(K-1 MAX 2010 -63Japan王者)vs HIROYA(K-1甲子園2008王者)

さて、1試合目から素晴らしい組み合わせ。”魔裟斗の後継者”とされたHIROYAとディフェンディング・チャンピオンの大和哲也の対決です。
FEGによって発掘され、育てられた……いわばK-1の為に戦ってきたHIROYAと、山本真弘の対戦相手として全くのノーマークの存在から下克上を果たした大和。このコントラストは色鮮やかです。

HIROYAはムエタイを学んでからややスロースターター気味になっており、1ラウンドからバチバチと行かないイメージ。大和は手数は多くないものの一発の破壊力が魅力。
つまり、両者とも手数で攻めるタイプではないだけにどっしりとした試合展開が予想されます。

私の考えでは大和は蹴りをあまり打たないので、HIROYAはローキックを中心にじっくりと組み立てていけば勝てる相手なのではないかと思っています。大和の重いパンチも「当たらなければどうということはない」ので、ローでダメージを与えて、パンチの威力が鈍ったところでラッシュに行けばよいのです。
谷川氏の「打ち合え!」という視線を無視して勝ちに徹すれば、
HIROYAは1回戦で勝てるんじゃないかと思っています。

HIROYAの判定勝利を予想しておきます。

卜部功也(K-1甲子園2008準優勝)vs 祐樹(RISE初代ライト級王者)

昨年大和からダウンを奪った卜部は今回のダークホースと言えます。1回戦の相手が裕樹というのもラッキーかも知れません。

裕樹はこのメンバーの中では実績的に一枚劣りますし……
というのも、卜部功也が11戦して10勝という90%以上の勝率に対して、
裕樹は43戦して30勝
と、結構負けも多いのです。

とはいえ強いローキックには注意が必要で、
ダメージが蓄積すると卜部にとっては2回戦以降が辛い

早めにダウンを取って逃げきるか、KOで勝てれば卜部にとって最高の1回戦になるでしょう。

卜部の判定勝利を予想します。

久保優太(K-1 MAX 2010 -63Japan準優勝)vs 才賀紀左衛門

実績の差が大きい組み合わせ。久保はプロで25戦してわずかに4敗。しかも、大和や山本真弘、海外での試合などでの負けであり、KOされたことは昨年のMAX決勝戦しかありません。その試合も一度はダウンを奪い、逃げていれば勝てた試合をKOを取りに行っての負けですから単なる実力とも言えません。

対して才賀はプロ5勝3敗。
キャリアも浅く、まだこれからの選手という印象です。しかし、昨年のトーナメントでナオキックに圧勝しており大舞台に強い印象です。
いつもなら試合前に相手の悪口を言いまくっているところですが、今回は先輩の久保優太ということで自慢のビッグマウスも火を吹けず今のところ存在感を出せていません。

冷静な久保があっさりKOで勝ちそうです。

野杁正明(K-1甲子園2009王者)vs 梶原龍児(Krush-63初代王者)

高校生vs34歳という異色のマッチメイク。

梶原は今年のKrush63キロ以下級Tで下馬評を覆して優勝し、
このトーナメント参戦を決めました。
本来ここに出てくるような流れではなかった選手だと思いますが、
現在6連勝と好調。才賀紀左衛門と卜部功也も破っており、勢いはあるんだと思います。

野杁は高校3年生。すでにプロ選手としての風格を持つこの秀才ですが、4月30日に失神KO負けを喫しており、体調が万全かどうか、ダメージの有無も含めて心配されています。

野杁は1年生のときのK-1甲子園で3年のHIROYAを下した実績があります。
高校生の2年間というのは非常に大きな差があるはずなのですが、
華麗なテクニックで完全に試合を制し「和製ペトロシアン」と騒がれました。

私はやはり渋い大人の魅力も良いのですが、
野杁の逆襲に期待したい。
彼こそ63キロを背負って立つエースになるのではないかと密かに思っておりますので。
ダウンも取れるし、冷静で、しかも若い。こんな選手を応援しない手はないのです。

2RKOで野杁勝利を予想

さて、この時点で準決勝は

HIROYA vs 卜部功也
久保優太 vs 野杁正明

の4人が勝ち上がっております。

【準決勝第1試合】HIROYA vs 卜部功也

両者とも第1試合で力を使い果たしており、気力の勝負となる試合。
特にHIROYAは大和戦で燃え尽きてしまう可能性があるため、
優勝を見据えている卜部の勝利は堅いか……。
判定で卜部

【準決勝第2試合】久保優太 vs 野杁正明

1回戦であまり力を使わずに勝ち上がった二人。バチバチの消耗戦になることは間違えなく、この組み合わせは大いに観たいアメージングな1戦になりました。
キャリアで久保が有利ですが、野杁が勝てば昨年の才賀紀左衛門以上のインパクトを残しそう!

とはいえ、判定で久保勝利を予想します。

【決勝】久保優太 vs 卜部功也

まぁここまで来たらよくわからんです。

心情的には去年優勝を手にしかけて敗れ、号泣した久保に勝って欲しいかな。とも思いますが、卜部のようなテクニシャンも嫌いではなく(笑)。
どちらでもよいのですが、久保の判定勝利にしておきます。

以上、優勝は久保優太!

どうです?

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# by the_kakato_otoshi | 2011-06-23 18:35 | 立ち技全般
6月25日K-1MAX視聴方法各種
いつの間にか「Mages.(母体は5pb.みたいだけどね)」がプレゼンツするらしいK-1MAXの視聴方法をここで確認しよう! 今回はTBSでの放送はないけど、いろいろな媒体で放送してくれるぞ!

http://live.nicovideo.jp/watch/lv53972551
その1 ニコニコ動画 ニコニコ生放送
今や押しも押されぬスーパーコンテンツに成長したニコニコ動画。

ニコニコでIDを取得(無料)すれば、世界中のユーザーとブツブツ言いながら試合を観られます。
さすがにここまで出張して嫌がらせをしてくるMMAヲタのアンチK-1はそんなにいないと思いますが、不快ならコメントを消しましょう。
プレミアム会員(月会費必要。500円だっけ?)なら高画質で重くならない、らしい。

http://www.youtube.com/user/K1
その2 YOUTUBEのK-1チャンネル

こちらも無料で。特にIDなどを取得するわずらわしさもなく視聴可能。
海外のファンはここで見るかも。
前日会見はここでしかやりませんので、チェックプリーズ。
前日会見 日時:2011年6月24日(金)12:30~


http://www.ustream.tv/channel/k1-channel
その3 UstreamのK-1チャンネル

YOUTUBE同様、アカウント無し視聴でき、ツイッターと連動しているのでリアルタイムのコメントが表示されます。もちろんツイッターを使えば書きこむことも可能。

http://www.pplive.com
その4 支那からはPPLiveで

検閲大国の中国はYOUTUBE等が自由に観られません。
従って、中国人が放送を見るには中国人向けの動画サービスを使うしか無いということです。
これで理論的には中国全土でK-1が観られるわけですが、
中国人が全く出ていない日本人限定の63キロ以下級の大会を観る人なんているの??


ネットの無料放送でこれだけできるそうです。
ちなみに実況は英語(マイケル・シャベロー?)とのことなので、
ヒアリングの勉強中の方にもうってつけ。


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# by the_kakato_otoshi | 2011-06-22 15:03 | K-1
ショータイム、スペイン上陸! T・スポーンも大パワーアップを果たす!
6月18日 Fix Events & Fightclub Group presents: It's Showtime 2011 スペイン・マドリード

<61KgMAXタイトルマッチ>
●【王者】カリム・ベノーイ(フランス)vsハビエル・エルナンデス(スペイン)【挑戦者】◯  判定

<スーパーファイト>
【70kgMAX】◯ゼべン・ディアス(スペイン)vsヤフース・カヤバシ(トルコ)● 判定
【70kgMAX】◯マルセル・グローエンハルト(スリナム)vsラフィー・ズーヘイル(スペイン)● 1RTKO
【73kgMAX】●ドラゴ(アルメニア)vsアブラハム・ロクエニ(スペイン)◯ 判定
【85kgMAX】◯サハーク・パルパリアン(アルメニア)vsモイセス・ルイバル(スペイン)● 判定
【ヘビー
級】●ローレン・ハビエル・ホルヘ(スペイン)vsタイロン・スポーン(スリナム)◯ 判定

<ショータイムJ-SPROTS観戦記>

最大の注目だった”サワーを倒した男”ことアブラハム・ロクエニ。今回ドラゴというショータイムの人気選手と対戦しました。

日本での知名度は当然ドラゴが優っているのですが、相変わらず大振りで一発狙いの戦い方を繰り返すスタイル。単調なドラゴとは対照的に、ロクエニは高度なテクニックでドラゴを翻弄し、そのパワー封じます。
的確なコンビネーションと時折見せる力の入ったローキックでドラゴの注意を逸らし、何度もふらつかせるシーンを演出しました。
判定は地元びいきということもなく、素直にロクエニ。ドラゴはショータイムで5連敗。

ドラゴやサワーといったK-1MAXのトップ選手を次々に倒したことになるロクエニですが、
選手価値が高騰する前にKrushなどで日本に呼べないんでしょうかね?

また、ヘビー級に完全転向したスポーンはウエイトトレーニングの成果か上半身が大きくなった印象でした。アリスター・オーフレイム戦でパワー不足を痛感したのか、スピードよりもパワーにウエイトを置いている印象です。2度ダウンを奪って、結果的に判定ではありましたが、地元のホルヘに自力の違いを見せつけました。

また、この日唯一のKO決着となったのはディエンダーの緊急欠場で代役としてリングに上がったグローエンハルトの試合。地元のゾーヘイアをパワーで吹き飛ばし、会場をどよめかせました。

大熱戦となった61キロ級タイトルマッチはダウンを取って取られての熾烈なバトルに。
久保優太をして「強い」と言わしめたベノーイがスペインの無名選手エルナンデスに判定で敗れたことで、この階級は誰が強いのか全くわからない大混戦になりました。
山本真弘に勝ったヴィールセンに勝ったベノーイに勝ったエルナンデス。
どこまでの器でしょうか!?

スペイン軍団nvsショータイム常連の6試合は、仲良く3勝3敗のドロー決着。
スペインキックのレベルは日本人が予想していた以上に高かったようです!!

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# by the_kakato_otoshi | 2011-06-22 09:59 | 立ち技全般
It's Showtimeスペイン大会、ドラゴvsロクエニに名勝負の予感!!
6月18日 Fix Events & Fightclub Group presents: It's Showtime 2011 スペイン・マドリード

<61KgMAXタイトルマッチ>
【王者】カリム・ベノーイ(フランス)vsハビエル・エルナンデス(スペイン)【挑戦者】

<スーパーファイト>
【70kgMAX】ゼべン・ディアス(スペイン)vsヤフース・カヤバシ(トルコ)
【70kgMAX】ウィリアム・ディエンダー(オランダ)vsラフィー・ズーヘイル(スペイン)
【73kgMAX】ドラゴ(アルメニア)vsアブラハム・ロクエニ(スペイン)
【85kgMAX】サハーク・パルパリアン(アルメニア)vsモイセス・ルイバル(スペイン)
【ヘビー級】ローレン・ハビエル・ホルヘ(スペイン)vsタイロン・スポーン(スリナム)

6試合すべてがスペイン人vsショータイム常連選手という構図。
今後日本で行われるショータイムの興行もこんな感じで「日本人vs本家ショータイム勢」という形になっていくと思うので、それを想定してこの大会も観ていきましょう。

注目はタイロン・スポーンでしょうか。昨年のWGP決勝戦でアリスターをあと一歩まで追い詰めて以来の2試合目。前回はあまりにも相手が弱すぎたため消化不良でしたが……。

今回の対戦相手はローレン・ハビエル・ホルヘ。
うーん。なんというか、バダ・ハリやレミー・ボンヤスキーのような一流のヘビー級ファイターを知っている日本のファンにとってはごく凡庸なキックボクサーとしか感じないでしょう。
スポーンが1ラウンドで圧勝してしまう可能性は非常に高いです。

もう1試合は日本でおなじみのアルメニア人”悲劇の難民ファイター”ドラゴ。
今回のスペイン勢の目玉といえるアブラハム・ロクエニとアウェーで激突です。

ロクエニは今年アンディ・サワーからダウンを奪って勝利しており、
一気にコアファンの間で知名度を上げました。

トップファイターであるサワー相手に全く引かない、前に出るファイトを展開し客を沸かせました。
ダウンを取った後もでもポイントに逃げず、サワーの猛攻を正面から受けて立った男気あふれるファイトスタイルにはスペインのキックも捨てたものではないと思わさせられます。3Rはダウンを取り返そうと必死になるサワーの攻撃でグロッキー寸前になるも、最後まで立ち続けました。
ムキムキの上半身から繰り出される荒いフックは非常に危険。
サワーより一枚落ちるドラゴが相手でお互い引かない気性の持ち主。これは名勝負になりそうな予感が漂います!!

その他61キロ級タイトルマッチにはK-1の久保優太選手が谷川氏との対談の中で「とても強い。戦いたい」と世界トーナメントでの対戦相手として指名したフランスのカリム・ベノーイが登場。地元のハビエル・エルナンデスの挑戦を受けます。
その他、85キロ級王者のパルパリアン、トルコの若手カヤバシ、ベテランのディエンダーらがそれぞれ地元の選手と戦います。

日本での放送はJ-SPROTSで、19日(日曜日)の21時から。

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# by the_kakato_otoshi | 2011-06-17 10:40 | 立ち技全般
さらば!ステファン・レコ。欧州の稲妻の軌跡を振り返る!
ショータイムジャパンやらなんやらの話や、K-1MAX-63の話題が多かったのですっかり忘れられていますが、先日スイスでジェロム・レ・バンナvsステファン・レコのワンマッチが行われました。

これはK-1で長く活躍した「欧州最強の伊達男」ことステファン”ブリッツ”レコの引退試合だったのです。

今日はそんなレコの軌跡を振り返りたいと思います。

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レコは17歳でマスタージムに入門し、K-1に現れたのは1997年。23歳のときでしたね。
デビュー2戦目で開幕戦の16人に抜擢され、当時既にトップファイターとして君臨していたホーストと激突。わずか2ラウンド、0:34でノックアウトされてしまいました。まざまざとK-1のレベルの高さを見せつけられたレコでしたが、石井館長に才能を認められて継続参戦します。

レコの持ち味はアグレッシブで前後の出入りの多いステップ。そして強烈な右ストレート。
また、バックハンドブローも得意としており、トリッキーなその軌道で独特のリズムを創りだしていました。体重の軽さをテクニックでカバーするクレバーなファイターという印象です。

そんな中、98年のヨーロッパGPではアグレッシブなファイトでワンデイトーナメントを優勝!
開幕戦出場権を獲得しました。
しかし、開幕戦で同じく売り出し中のレイ・セフォーと対戦。判定にもつれ込みましたが、惜しくも敗れてしまいます。

99年は名古屋で行われた開幕出場決定トーナメントに出場。シリル・アビディやサミール・ベナゾーズという若いファイターとしのぎを削り、彼らを破って3年連続開幕出場を決めます。

今年こそはという意気込みで臨んだ開幕戦。強敵サム・グレコを相手に回し、互角の内容であったもののまたしても判定負け。
なかなか開幕戦の壁を突破できない状況が続きます。

2000年はワンマッチで全勝。この年、ジェロム・レ・バンナとマイク・ベルナルドという二人の豪腕が怪我によって参加できなくなり、ファイナルの推薦選手に抜擢されます(この年は開幕戦がなかった)。

ここで戦ったのがアンディ・フグをKOして衝撃的デビューを飾ったフランシスコ・フィリオ。未だ無敗のこのブラジリアンと準々決勝で対戦しましたが、延長まで行っての判定負け。やはり差のない戦いを見せますが、体重不足からかトップファイターからダウンを奪えないことがネックになっていました。

4年目にして始めてベスト8に入ったレコですが、2001年にはさらに上を目指します。
ラスベガスで行われたワンデイトーナメントの決勝戦でピーター・アーツを撃破。得意の右ストレートでリング中央、大の字に寝かせました。この勝利で気を良くしてファイナル進出。
ベスト8では好調アーネスト・ホーストに敗れるものの、レコとの激戦で骨折しており敗者復活でベスト4に進出します。ここでハントに敗れましたが、トップファイターとして十分に客を楽しませました。

2002年は手応えを得て飛ぶ鳥を落とす勢いになります。
新人レミー・ボンヤスキー、アーツ2世と言われたアレクセイ・イグナショフを続けて破り、3年連続ベスト8に顔を出すことになりました。
準々決勝の相手は昨年敗れたハント。今度こその挑戦でしたが、左フック一発でKO負けを喫します。

2003年もワンマッチでは無敵。アーツ、ベルナルド、フィリオを下してこの年もベスト8まで駆け上がりましたが、ファイトマネーの釣り上げで主催者を揺さぶるなど思い上がったとも思える行動に出ます。
しかし、主催者から逆に契約を切られ、優勝候補とさえ言われたトーナメントに出場することもできませんでした。
”K-1モンスター時代”と呼ばれたボブ・サップの影響が色濃い時代。軽量でKO率の高くないステファン・レコの揺さぶりに主催者は嫌悪感を示したのです。

ここで失意のレコに手を伸ばしたのは総合格闘技PRIDE。この団体はこれまでにもミルコ・クロコップをK-1から獲得して成功を納めており、実績あるK-1ファイターを引き抜こうと虎視眈々狙っておりました。
レコはPRIDEのヘビー級トーナメントに参戦することになり、総合格闘技デビュー戦で柔道家の小川と対戦します。腰痛持ちのレコはこの時参戦できる状態ではありませんでしたが、痛み止めの注射を打って出場し、1分程度で敗れました。

この後、2戦しますがいずれも全く新競技に対応できず全敗。ミルコにも「やめたほうがいい」と言われ、挑戦を断念します。

2005年、PRIDEとの契約も切れ、谷川氏に詫びを入れてK-1に戻ったレコは夏にオランダで倒したばかりの新星バダ・ハリに豪快なKOでリベンジに遭いました。
2006年、そんな不運な復帰でしたがレコはめげずにラスベガストーナメントで優勝。開幕戦でセフォーを倒して再びベスト8に戻ります。
ですが、どうしても勝てない準々決勝。やっぱりレミー・ボンヤスキーに判定で負けてしまいます。しかもこの試合ではレミーの金的を何度も蹴り、試合が中断する異常事態になりました。

2007年は開幕戦で因縁のレミーと再戦します。しかし衰えはじめたか、1ラウンド目にあっさり飛び膝蹴りを顎に食らって仰向けに沈んでKO負け。

この試合以降、K-1の前線から離れ欧州を中心に戦い始めます。かつてのスピードは鳴りを潜め、勝ったり負けたりを繰り返しながらキャリアを積んでいき、2011年。ついに引退を決意。

2011年6月11日、スイスのジュネーブでかつてK-1で共に戦ったジェロム・レ・バンナと拳を合わせました。バンナと5ラウンド、フルに戦い抜き、手数では押していたものの判定で敗れました。ここに稲妻”ブリッツ”の名で親しまれたテクニシャン、ステファン・レコの格闘技人生は幕を閉じたのです。

-----------------------------

抜群のテクニックを持ち日本の格闘技全盛時代に活躍しながら、
武運に恵まれなかった印象の強いレコ。

しかし、
K-1の90年代後半から2000年代前半を支えた貴重なテクニカルファイターであったことは言うまでもありません。息の長い活躍をしたこの小柄で気の強いドイツ人を我々は忘れないでいたいと思います。

2003年、優勝候補と言われたあの時にトーナメントに出ていれば……
とたまに思うことがありますね。たまに、ですけど。

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# by the_kakato_otoshi | 2011-06-15 17:29 | K-1
ショータイムジャパンについてちょっと掘り下げてみるとこうなる
昨日、ツイッターでメモ8さんにいろいろ教えてもらいました。

自分の興行に対する個人的な疑問がいくつか解消されたのでツイッターを使っていない方々にも是非読んでもらいたいな思い、こちらに文章をまとめた上で転載させていただきます。

-----------------------------

かかと 「It's Showtime Japanの記者会見「誰が世界で一番強いのか、という選手の夢や目標を作っていきたい」という下りが気になった。揚げ足取りかもしれないけど、選手やジムの為に大会を開きたいという意図を口にするのはいかがなものか?

例えば飲食店が開業するとして、「従業員の夢や目標を作りたい」と真っ先に口にする経営者がいるだろうか? まずいない。「お客さんに夢を与えたい」と言うのが普通なんです。だって、お客さんからお金を取って見せるんだから客商売。客をどう楽しませるかを語るのが当然。

「競技化を進めていくためにやってます」と仰るが、お客さんに何を観て欲しいのかを語らず、自分たちのやりたいことだけを一方的に言うだけでは、早晩立ちゆかなくなるのは明白。STJ様はお客さんの視点を持ち込めるアドバイザーを雇われることを提言したいですね」

メモ8さん「フォローもされてないのに失礼。その指摘は概念としては圧倒的に正しいんです。けれど、ひとつだけ間違いがあって。今の日本の興行のほとんどにおいては、一番のお客さんとは選手なんです。そういう収支構造になっているので。

チケットを買ってくれる人を抱えているのは選手なので。営業力を持っているのも選手なので。だから選手が出たいと思える舞台を作る。そういう発想になる。選手売りで入る金額より放映権料で入る収入の方が少ないんだから。

そんな構造は間違っていると思います。けれど誰もが霞を食っては生きていけないので。選手上がりの人達が選手の事を思って興行を作っていく。それが興行と呼べるものなのかは別として。当たり前の組織としてそれを選択せざるを得ない現実があります」

かかと「ご教授ありがとうございます。確かに現実は仰る通りなのでしょう。自分が関わっていたこともあるインディーズバンドの対バンライブがそのような感じでした。ただそれは小さな箱の話でした。しかしSTJはアリーナクラスで開催する予定だと言ってます。

アリーナクラスの興行を指向する方々が、果たして選手=お客さんという現状のままのスタンスであってよいのかなぁ。という点が僕の最大の疑問というか、腑に落ちなかったところです。

蛇足ですが、本体であるIt's Showtimeは深夜の短時間でありますがオランダの地上波で放送していますし、欧州・北米各国のテレビ局とも交渉しているようです。大衆化を目指してない組織ではありません。そこらへんも齟齬があるような気がしました」

メモ8さん「音楽業界も格闘技業界も、かなり大きなハコまでそういうレベルに構造が変わってきています。浮動票狙いは安定しませんし、何より不景気なので。いわゆるメジャーの実券率の低さはびっくりしてしまうレベルになってます。決して誰も良い事だとは思ってないんですが」

かかと「はい、それもわかります。メジャーとは名ばかりで普通に路上で演奏している「メジャー」も沢山います。僕は少しバブル脳なのかもしれませんが、旗揚げ目標としては高いものをみせて欲しかった」

メモ8さん「メジャーを目指す為には、まずは選手サイドが集まらないと目指しようがなく、バブルははじけているので、カネで釣れない。だから、やりがいで釣るわけですね。一定の効果はあると思います。そうしてしっかり足固めしてから上を目指すと。続かないと意味ないですから。

ひとつ朗報としては、J-SPORTSさんがついている模様である事。何が朗報なのかと言われると、説明が難しいんですが」

かかと「J-SPROTSさんは本体の放送もやってくれてますし、そういう流れになると思ってはいました。頼もしいです。

宜しければ一つお尋ねしたいのですが、格闘技興行ってプロモーションに対する予算は付いているのですか?大半、youtubeに告知動画も上がっていないし、ホームページも見難い所が多い印象なんです。もし付いているのであればどこに使っているのかと。もし宜しければ」

メモ8さん「ケースバイケースなんじゃないですかね。ただ採算考えたら広報に予算はあまり割けないのも確かで。つまり投資と割り切らないと無理なケースが多いんじゃないかと。それが無理なら広報の協力をしてくれるような兼スポンサーを探すとかですね

自分の場合は、ネット広報はあまり効果が上がらないという経験を自分のカネ使って学びました。時間とカネ使って動画作るより、スポナビで文字で扱われる方が、まだチケット伸びたりするので。オフィシャルって中々みにきてもらえないんですよ」

かかと「広報は2年3年経たないと結果が出ないこともありますし無理もない話かと思います。しかし、Fリーグの試合を観に行ったことがありますが、選手がお祭りやイベントにいつも出張ってPRしておりそれでチームの存在を知ったのです。きっかけ作りは大事なんだと思うわけです」

メモ8さん「そうですね、そういう構造を作る事をどのスポーツも目指していると思います。格闘技の場合は、選手や選手関係者の方々の意識がもう少し変わらないと無理だと漠然と思います。強くなる練習だけしてればいいというのが本来あるべき姿なんですけどねえ」

そうそう自分はあくまで、総合主体で考えてしまいますけど、キック系はいくらか状況はいいと思いますよ。あくまで総合に比較すればの話ですが。やはりK-1以前を経験している方も多いのでわかっている方が多いというか」

かかと「うーん。いずれにしてもある万人が楽しめる存在に格闘技を戻していかないとならないですよね。反応が身内だけだと動機付けが弱いと思うわけです。特にプロ選手なら……。難しい」

メモ8さん「そう思いますし、そう思ってない関係者の方が少数派だと思います。ただ戻すという表現が正確なのかと言ったら、それは微妙だと思いますけど」

かかと「そうなると話がターンするんですが(笑 STJの記者会見で「俺達はK-1とは違う。選手とジムのために真面目に競技化するんだ」と宣誓したので「内向き志向で失敗しそう」と思い最初のツイートになったわけです」

メモ8さん「ところが、外向き志向のK-1が明らかに失敗しているというのは、業界内部では既に常識なんですよね。あっちこっちに迷惑かけまくって。ところが後楽園レベル(苦笑)は、そこまで行ってないので、二者択一なら内向きになるんですね」

かかと「業界の方からもそのように伺ってます。しかしそれは結果であって方向性が間違っているわけじゃないですよね。キック系はK-1の恩恵があった部分もありますし。

で、まぁそうなると、いつもとやることが同じなら何故ショータイムと手を組むの?ってことがよくわからないわけです」

メモ8さん「ごくごく個人的な感想をひとつ。ファン時代にですが、谷川さんと話した事があります。インサイダーになってからも色々な人と知り合いましたが、あの人より頭のいい人と話したことないです。あの人がやってダメな方法は方法として間違っているとしか自分には判断できません。

提携の話はバランス問題だと思います。内向きだけではいけない事をわかっているからこその。なので、かかとおとしさんが批判した部分は自分には「うちはせめてギャラは払いますよ」宣言に読めるわけです。そんなのがアピールになってしまうのは悲しい話ですが」

かかと「なるほど得心がいきます。それにしても寂しい話ですが……谷川さんで駄目なら誰がやっても駄目っていうのは説得力がありすぎて思考停止になりますねぇ……」

メモ8さん「勿論、おれなら谷川さん以上に出来る! と野心持つ若い奴が、出来れば選手サイドからガンガン出てきてくれないと。老兵は去った方がいいと思います。少なくとも自分はそう考えています」

かかと「もちろん明日からテレビでやれとかそういう話じゃないですよ。SBなどがいろいろ試みているような少しでも外向きな話題の提供って絶え間なく続けていって欲しいなぁと思うわけです。取り上げられなくても、数を打てば何かは響くんじゃ」

メモ8さん「そう思いますけど、だからこそ体力勝負、つまりどんだけカネ引っ張って来れるかの勝負になるんですね。格闘技とは何の関係のない能力ですけど、そこが一番重要になってきて、今の時代それが一番難しいと」

かかと「話はずれますが、行き着くところ最低5000円のチケットをどう買わせるのかって話になるじゃないですか。キックなら9分、下手したら1分で終わっちゃうコンテンツに。それで「選手は試合をやってればいい」「強けりゃOK」っていう発想にはならないのではないかと思います。

それを考えれば、既存プロスポーツ以上のサービス精神が選手にも関係者にも求められると思うんですよ。リピーター増やさなきゃいけないわけですよね。選手には髪型ひとつでも強烈にこだわって欲しいと思うんですよ。強さだけじゃなくて、ルックスも。

そういうところを含めて、つまり金の掛からない部分でもクオリティに拘っていけるんじゃないかと思うんです。まぁ僕が選手ではないので、単に外からの感想なんですが」

メモ8さん「自分もまったく同意します。それを説得力もって選手サイドに伝えられる主催者サイドはあまりいませんねえ。少なくとも、自分はお願いする事は出来ても指示は出来ませんでした。だからこそ、主催者サイドも選手に説得力を持つ選手上がりがいいと思うわけです。

コスチュームひとつだってカネかかるんだ、なのにこんなに安いギャラで割り合わないと怒られた事ありますね(苦笑)。

新入社員が会社の経営考えてくれないのと同じで、若い選手にそこまで考えさせるのは無理な話なんですよ(と自分は思います)。だから主催者と選手の間に立つ人間、つまり指導者やマネージメントをする人間がそこをわかって指導してくれないと厳しいんですね。

結果として、同じ選手でもすごく意識に差が出てきます。かと言って、意識の高い選手が恵まれるのかといえば、状況はそうなっておらず。結果として、意識の低い選手も高い選手も違う方向から文句を言い出します。その辺の儲かってない会社以下の状況というか」

かかと「注目されるようになれば自然と意識していくんだと思いますが…ってはい、堂々巡りですね。いずれにしてもトップの人の方針が大事かと思ってます。「このイベントで何をお見せしたいのか」っていう」

メモ8さん「それはその通りだと思います。そして、立場が人を作るのは主催者側も一緒ですね。とにかく個人的には、主催者側も若い世代に期待です。ジジイは引っ込んでろって感じですね。なので自分も引っ込もうと(自虐オチ)」

かかと「今、格闘技は日本で消費しつくされてしまい、どの興行でもにわかもの(?)が5000円以上出せるスペシャル感がなくなってしまいました。失礼ながら若いプロモーターが目線を変えた別の見せ方をしていかないとならないと思っております。それが何かは、わかりませんが」

メモ8さん「全面的に同意します。お付き合い、ありがとうございました。絡んですいません」

かかと「非常に面白いお話ありがとうございました。感謝します」

-----------------------------

ほぼ同様の文面をルシフさんがトゥギャザってくれてます。
http://togetter.com/li/149324

かかとおとし常連の方々にもお目通しいただいて、
実際のプロモーターさんの生の感覚に触れていただければと思います。
んでもって、もしあれでしたらコメント欄に感想でも残していただけると嬉しいです。

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# by the_kakato_otoshi | 2011-06-15 10:03 | 立ち技全般
ギタがワルシャワでKO! バンナがレコの引退試合で判定勝利
6月11日 It's Showrtime ポーランド・ワルシャワ

<スーパーファイト>
◯ダニエル・ギタ(ルーマニア)vsエルハン・デニス(トルコ)● 2R TKO
◯ラファウ・ドゥデック(ポーランド)vsミハウ・グロガフスキー(ポーランド)● 判定
●エロール・コニング(オランダ)vsマルセル・グロエンハルト(オランダ)◯ 判定

<95キロ以下級タイトルマッチ>
◯【王者】ダンヨ・イルンガ(コンゴ共和国)vs【挑戦者】ネナド・パゴニス(セルビア)● 4R TKO


ショータイムのワルシャワ大会、主役はルーマニアのダニエル・ギタでした。
トルコのエルハン・デニスを貫禄のKO勝利。

レミーの弟子、イルンガもTKOで挑戦者を下してタイトル防衛です。
次回はスペイン大会。

6月11日 ISKA スイス・ジュネーブ

<スーパーファイト>
◯ジェロム・レ・バンナ(フランス)vsステファン・レコ(ドイツ)● 判定
◯ニコラス・ワンバ(フランス)vsフランク・ムニョス(スペイン)●判定


こちらはステファン・レコの引退興行。
引退試合の対戦相手はジェロム・レ・バンナでした。
判定でバンナ勝利という結果ですが、動画を見る限り終始レコが優勢に試合を進めていたと思います。レコの引退特集はブログ上でやりたいと思いますので、今回は軽く結果だけ。

それから、日本でIt's Showtime Japanの記者会見がありました。
ショータイムとして興業するなら今後はムエタイルールは廃止し、
ショータイムルールで統一して試合を進めていくことを望みます。

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# by the_kakato_otoshi | 2011-06-14 07:39 | 立ち技全般
MAXを煽ってみる。
久々にオリジナル煽りV作りました。
技術的にはプロじゃないのでアレですけども、
K-1ファンのために作りました。
手作り感満載です。暇な方はご笑覧ください。
キャッチコピーに一番悩みましたが、TBSのセンスよりは・・・と思って頑張ってます(笑



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# by the_kakato_otoshi | 2011-06-09 19:05 | K-1
本田が足りない
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110609-00000001-sanspo-socc

日本代表で現在ロシアリーグの本田圭佑に、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティが1500万ユーロのオファーを出したそうです。

上記の記事によれば、
2500万円のスーパーカーで登場し、シルバーのスーツに金色のサングラスで成田空港を出国したとか。

三浦カズ、中田英寿に続くスターサッカー選手として本田圭佑の存在感は増すばかりですが、
このように自らをスターとして振る舞える選手には共通して子供たちへの影響を考えるという気質があります。

子供たちが自分たちへの憧れを持ってくれるには、実質的な財力が伴っていることをアピールし、
この道の先には栄光と名誉とあふれんばかりのお金が待っていることを教えることが一番なのでしょう。
プレイのみならず光り輝く存在があるからこそ、日本のサッカーが成長してきたと言えます。

翻って格闘技、立ち技の世界では、今子供たちが目指すべき指標がありません。
K-1甲子園等であふれんばかりの若い才能が開花しましたが、彼らは魔裟斗やアンディ・フグ、ピーター・アーツらのスター性とK-1の壮大なスケール感に惹かれて強くなってきました。

いまその成果が開花しているのに、肝心の興行自体が開けないので非常に勿体無い。
今度は彼らが若い世代の目標にならなくてはいけないのに……。

30人の中堅選手ではなく、独りのスター選手がいればよいのです。
そこからすべては始まるはずなんですが……。

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# by the_kakato_otoshi | 2011-06-09 10:13 | 格闘技以外
  

「K-1」についての情報・コラム。ツイッターはEbi_Knight。ご連絡はkorgradiasアットマークmail.goo.ne.jp
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