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Pヲタの心情も理解できるが。
ダイナマイトの感想というエントリーにコメントが殺到しており、もう収拾がつかないので、あとはみなさんでテキトーにやってください(苦笑)。

それにしても、にわかにPヲタが復活してきたのは面白い現象ですね。

心情はわかりますよ

人気絶頂の時期に突然のフジテレビから決別を宣言されると、
信じていた榊原が実は単なるゼニゲバで、資金繰りが厳しくなると、アメリカ資本に売り逃げ。
当初威勢のいいことを言っていたアメリカ資本も一向に継続して興業を続ける努力をせず、選手だけ引き抜かれて事実上の解散状態。
しまいにゃ憎きFEG資本のもとでほそぼそと別企画として再開するものの、
MMAブームは過去のものになっていた、と。
その別企画DREAMも憎きK-1の傘の下で、ほとんどの興業は関東ローカルのみでの放送となり、いつの間にか誰も知らないスパッツが大黒柱になってる。
しょうがないから多少言動がイタいけど、消去法でスパッツを応援しつつ、秋山でもいじめて空しい心を満たす毎日。
……そんな悲しい状況で、愛するP出身選手がK-1ルールでK-1に参戦する選手に勝ったということが引き金となり、これまでのうっぷんが爆発したんでしょうね。さんざんな目にあわされてきた(と思い込んでいる)思いがあったんでしょう。
で、最近ブログでずっと言い返せなかった、ちょこまかとうるさいかかとおとしとかいう馬鹿ものに、目にもの見せてくれようと、意気揚揚と乗り込んできたと。

わかるわかる。背景を知ってるから、私にはなんとなく気持ちはわかるよ。
行間からにじみ出る積年の恨みとか、感じるもの
「今だ! やっと言い返せる!!」

だけどこのブログを普通に読んでる人には、MMAファンが粘着な気持ち悪いカキコミを大量にしているとしか思われないのが悲しいところ。
普通のMMAファン、もしくは格闘技全般のファンは単なる誹謗中傷でしかない文章を読んでどう思うんでしょうね?

もちろん、
こいつらと一緒にされたくねえ
と思うでしょうねぇ。

選手も感じるでしょうね。負の感情の渦を。応報感情ってやつですね。
秋山や宇野がこういう連中の大挙して押し寄せる会場で、試合やりたくないのもうなずけるというものです。

せっかくFEGや旧DSEスタッフが前に進もう、新しいことをしようと思っても、ファンが過去の区別を引きずって、こだわっているようでは、この世界の発展はないんじゃないですかね。

で、アンチかかとおとしのみなさんは、さぞ私ががっくりしているだろうと思っているんでしょうねえ。なんかそんなカキコミ多くて、微笑ましかった。有名になったなぁ(笑)。

それに対する真面目な回答なんですけど、
私は別にバダ・ハリがアリスターに負けたからといって、K-1の価値などに影響があるとは思えないわけ。そもそもK-1においては、ワンマッチよりもトーナメントの王者こそ真の王者という風潮がありますから。今はワンマッチの王者を決める試合も用意されてますが、基本的に王者はトーナメントの覇者のことを指します。ジェロムが何度王者を倒しても、王者とは呼ばれなかった理由です。

というか、MMAもそうだと思うのですけど、K-1とかDREAMとかっていうのはイベント名であって、競技名ではなかったわけですよね。(K-1はK-1というルールの競技になってきつつありますが)
だから、K-1ルールで戦う選手であれば、普段どこで戦っていようとK-1の選手なんですよね。
川尻もムサシもアリスターも、みんなK-1ファイターなわけです。(そもそも私は川尻の総合の試合を見たことがないし)
で、川尻なんかがMAXの日本代表決定トーナメントに出ても面白いし、ムサシ、アリスターはぜひとも3月横浜でのWGPに出場してほしいと思っています。(DREAMのイベントプロデューサーがやめて~って言うでしょうけど・・・)
アリスターはK-1ルールには慣れているし、ゴールデングローリーの背景があるから、可能でしょう。ムサシもホーストの練習を受けたんだっけ? しっかりと予習をしている。真面目に練習して、継続参戦をすれば、二人ともベスト16に進出できるかもしれません。

つまるところ、私は今例に挙げた3人をK-1ルールでのファイターとしてしか判断しません(できません)ので、それぞれに「有望な選手が出てきたなぁ」というのが本音です。
もちろん、ダイナマイトの結果をもって、K-1ファンの中には悔しい思いをしている人が多いと思いますが、私はちょっと違う視点です。
願わくば、継続して参戦し、もっと新しい打撃のカタチを提示してほしいとすら思っているのです。それこそK-1の発展と進化に帰依すると思います。そして、いずれは誰かが彼らを倒すことでしょう。しかし、歴史とはそういうことではないのでしょうか

みなさん指摘されていることですが、ダイナマイトでのK-1ルールマッチは「ボクシング?」と思うほど足が出ていなかった
最近のことでいえば、確かにK-1はアグレッシブさを奨励し、ラウンドも3つしかないので、一発顔面に入れば印象点がよいパンチに偏重しています。
K-1甲子園の選手ですらそうなのです。
アグレッシブな試合が増えたのは歓迎すべきことではあるのですが、美しい蹴り、強烈な膝など、せっかく認められている武器を使わず、単調な打ち合いに行ってしまうのは問題だと感じます。
今回いつもの調子で殴りあいに行って倒された選手は、今一度K-1の戦いは何かということを考える機会を得たと思いましょう。主催者もそのことには気づいたのではないかと思います。
そして、2月のMAX、3月のWGP、5月のオランダ予選につなげてほしい。それで充分です。


とにかく、以上が私が今回のダイナマイトについて一番思ったことです。


それでもひとつK-1ファンとして付け加えることがあるとすれば、バダ・ハリとジマーマンを出場させたのは間違いだったということです。
負けたからという結果論を抜きにしても、あの過酷なトーナメントで少なくとも2試合以上し、お互い二回以上のダウンを頭部に食らってしていることを考えれば、この間隔での試合は真剣にトレーニングすることができないことが目に見えています。
もし、WGPの選手を出すならば、今回のDREAM勢のように、最後の大会を9月くらいにして、2か月は間隔をあけるべきでしょう
谷川EPはバダ・ハリに苦言を呈する暇があるなら、自分のプランニングを見直して大いに反省するべきですね。



え? MMAマッチのほう?
キン肉万太郎の全身スーツとマスクって、あれルール上どうなの?
やってはいないと思うけど、あれこそワセリンとか素材とかで滑らせることも自由自在だし、硬いものを仕込んでおくこともできそうなんですけど。
まあ、K-1ではあんなお遊びはできないので、別にどうでもいいことなんですが。MMAのルールの緩さを感じました。
青木のスパッツも同じ理由でクエスチョンですね。
そのくらいかな。


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by the_kakato_otoshi | 2009-01-07 02:48 | 総合格闘技

「K-1」についての情報・コラム。ツイッターはEbi_Knight。ご連絡はkorgradiasアットマークmail.goo.ne.jp
by the_kakato_otoshi
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