橋下知事が大阪府を黒字にしてみせたことは、大変評価されてしかるべきであると思うのに、大手マスコミはさほど関心がないように見えます。いや、関心を無理に抑えているように思います。
大手マスコミは自分たちがあれだけ叩いて叩きまくった「言動の軽い若造」が、予想以上の成果を収めたことが悔しくて仕方ないのでしょう。彼らの「言論」とやらは、基本的に広告主の利益に供与することが主目的であり、彼らを構成するのはいわゆる「団塊の世代」というアタマのイカれた世代なのですから。
彼らは、自分たちよりも年齢が2周りも下の若造が知事になっただけでも腹立たしいのに、じじいどもよりもきちんと成果を上げた事実を報道したくないのです。自分たちの無能さを理解しているからこそ、年齢と能力は一切因果関係がないことを認めると、居場所がなくなることを熟知しているのでしょう(笑)。
しかも、テレビ・新聞のスポンサーである大企業様のターゲットは富裕層です。現在の日本では富裕層=老人です。老人の喜ぶ記事というのは、「若者は経験がないから駄目だ」と決め付けて叩くことです。自己を肯定され、老人は喜びますからね。
老人が金を抱えて働きもせず若者から搾取し、バラ色の年金生活を享受しているのに、医療費すら払いたくないとダダを捏ねている現状を全く批判しない。それどころか、後期高齢者医療制度を「老人いじめ」と批判する低脳ぶり。
現状は、醜悪な老人による「若者いじめ」のほうがよほど深刻だというのに。
本来子供を育てるはずの、20代~30代の一番大事な時期の人間が、今一番貧しいんですよ?
なんとか自分は子供一人育てる程度の所得を得てはいますが、例えば年間数兆円も注ぎ込んでいる天下り法人などを「来年から全部なくします」と言えばそれで多くの景気対策、雇用対策ができるでしょうに。
え? そこに今いる「優秀な」人材はどうするかって?
ハローワークに行けよ!
東大卒だろうが、旧高級官僚だかなんだか知らないが、血反吐啜って働けってんだ!
年収200万でさ。
まあ、話は逸れましたが、
いまこの国は老人が膨れ上がる「老人大国」になり、老人は大多数が自分のことしか考えない生き物なので、若い人(40歳以下はもう若い人だよ、この国は)はある程度徒党を組んで老人から権力と金を剥ぎ取っていくしかないんじゃないですかね。
橋下さんは、その先鞭をつける偉大な一歩を示したと思いますよ。
政治は「専門家」や「経験豊富」じゃないと駄目なんだというある種の常識を覆しましたからね。
これらかは政治は「専門家や経験のある年寄りにまかせると駄目」という新しい常識になるとよいですね。
少なくとも、麻生総理によって「政治家一家のボンボンでは駄目」という新しい常識が出来つつあるので(笑)。
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