WBCが延長で伸びて「TVタックル」が遅れたので、ずっとNHKを見ていたら・・・・
10時からNHK総合で放送された「NHKスペシャル|100年の難問はなぜ解けたのか ~天才数学者 失踪の謎~」が大変面白かったです(喜)。
本当にNHKのドキュメントは質が高いですねぇ! 番組の作り方が上手すぎる。これが予算の違いだ! って感じですね。
すでにコメント欄に寄せられていますが、K-1横浜大会についての情報です。
ヘビー級王者決定トーナメントに出場予定だったルスラン・カラエフが怪我のため出場を回避。代わってリザーブとして出場する予定だったタイロン・スポーンが本戦に繰り上がることになったようです。
こちらがスポーン↓顔を覚えよう!
これにともない、
1回戦は
タイロン・スポーンvsハリッド・”ディ・ファウスト”
グーカン・サキvsメルヴィン・マヌーフ
に、なるそうです。
カラエフの代わりにスポーンが入るならば、サキの対戦相手になるはずですが、実はこの2人、5月にアムステルダムで試合をするため、それと被らないようにするための処置です。怪我をしてしまったカラエフには申し訳ないですが、12月の再戦を観ずに済んだので結果的にはよかったのか? という見方もできます。
ただ、カラエフはファンの多い選手ですので、興行的には非常に痛いですかね。
スポーンには、カラエフの穴を埋める活躍を期待しましょう。
このトーナメントは実に面白いことになりそうですね。
その理由は、ここに参加している選手すべてが、100キロ以上から体重を落とした選手ではなく、もともと85キロ~95キロくらいがベストな選手ばかりだからです。ある意味では、「ライトヘビー級」世界最強決定戦のような印象すら受けます。
特に海外キックに詳しい人なら、このトーナメントのレベルの高さは理解できると思います。
ここに、オーストラリアのネイサン・コーベットあたりが加われば、ますますレベルは上がったかもしれませんが、今回はほぼ満足のメンバー構成ですね。ハリッドとルスランが入れ替わればいいのにとかちょっと思いますが、ハリッドも決して弱い選手ではなく、試合自体は面白いので楽しみであることに変りはありません。
とにかく、スポーンは今年一番の期待されるルーキーなので、ベスト16がギリギリのハリッドに負けるようでは興行自体が盛り下がってしまう可能性がありますね。ま、強いほうが勝つんですけど。
2試合目のサキvsマヌーフはオランダのファンが泣いて喜びそうなカードです。
スロウィンスキーを1RでKOしたマヌーフの評価は今うなぎのぼりで、その派手なパフォーマンスからオランダでも知名度があります。また、バダ・ハリのチームメイトで個人的なレミー・ボンヤスキーとの因縁などもあり、2009年のK-1をかき回してくれそうな選手です。
また、オランダで子供を対象にしたキックボクシングのトーナメントを開くなど、後進の育成にも力を尽くすナイスガイですからね。
彼はもともとスラムで暴れる「不良」だったみたいですが、亀田一家や我龍真吾のような「街のチンピラ」とは比較にならないほど怖ろしいですよね(笑)。あんなのに絡まれたらチビるな。
グーカン・サキはトルコで知名度が伸びているという情報があります。もともとトルコではキックボクシングが盛んで、K-1にはムラット・ディレッキー、セルカン・イルマッツのような選手がすでに登場していますよね。テレビ放送もあり、昨年グランプリでの3位という結果はサキの知名度を高めたことでしょう。
ハイスピードの攻撃を売りにしており、ローキックの説得力ではスロウィンスキー以上。爆発力も高く、マヌーフとの一騎打ちはまさにこの興行の目玉の一つと言って過言ではないかと思います。
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