待ちに待った感じです!
今年はさらに多くの国からの参加もあり、また昨年の「GORI」のようなお茶濁しキャラもいなくなり、世界最強クラスの16人が参加したと言って問題ないでしょう。魔裟斗欠場で前年度王者がいない状態ですが、出ない選手のことを口にしても仕方ないので、新しい王者誕生に期待したいところです。
しかし、ここまでのメンバーが揃うと、アンドレ・ジダが浮きますね……。
魔裟斗、ブアカーオ、クラウス、サワーのMAX四天王のうち、一番最初に抜けるのが魔裟斗だとは想像していませんでしたけどね。。。。
魔裟斗がいないなか、日本人選手のトーナメント出場は3名となりました。
佐藤嘉洋と自演乙と小比類巻です。
3人とも、魔裟斗の後釜になれるかどうかは微妙です。みんな一長一短。
佐藤は実力はピカ一だけど、魔裟斗と違って自己プロデュース、魅せ方が上手くない選手。
実力はほどほどにあるが、空気が読めなさ過ぎて、自分のアピールポイントを間違えている小比類巻。
そして、自己プロデュース能力は高いものの、まだ実力的に未知数な部分が多い自演乙。
さて、佐藤の実力と小比類巻のナルシズムと自演乙のプロデュース能力を兼ね備えた選手がいればいいんですけどね。
さて、新規追加カードについて一言。ここに出ている選手がよくわからない! という方も多いでしょうから、是非私とともに勉強してみましょう!
<FINAL16/K-1ルール/3分3R延長1R>
アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシング オランダ)
リーロイ・ケスナー(オランダ/チーム アーツ/アファファ)
ヨーロッパ予選王者、ケスナーが望んだ試合とか。一回戦でいきなりケスナーの人生最大のチャレンジになりましたね。
相手は魔裟斗抜きでもありでも、グランプリ最強だと思います。いまさらここで何を言っても仕方ないでしょう。現役最強のキックボクサー(シュートボクサー?)の一人ですよ。
サワーは先月、ペトロシャンに判定負けして、借りを返したいでしょうから、ここで負けるわけにはいかないですよね。
それにしても、ケスナーは情報が少なすぎる。
<FINAL16/K-1ルール/3分3R延長1R>
ニキー“ザ・ナチュラル”ホルツケン(オランダ/ゴールデングローリージム)
シャヒッド<シャヒッド・オラド・アラフ>(モロッコ/ゴールデンチーム)
モロッコ出身のシャヒッド・オラド・アラフは、昨年から好調を維持しておりなんとムラット・ディレッキーとドラゴを負かしています。「It's Showtime」以外にも多くのプロモーションで試合を重ねている猛者です。 年齢は21歳。若い!
ニキー・ホルツケンは2007年の開幕戦以来の登場。ヘビー級で猛威を振るうゴールデングローリージムのホープです。2007年はブアカーオに手も足も出なかったのですが、どれだけ成長しているでしょうか?
2008年はカラコダ、ユーリ・メス、ディンダーなどMAX出場経験のある強豪を次々とKOで下しています。一発一発に説得力があり、試合巧者です。イケメンぶりも注目。年齢は25歳。
2人ともオランダで実力を認められている選手ですね。
結末が一番読めない試合ではないでしょうか?
<FINAL16/K-1ルール/3分3R延長1R>
アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ/キャプテン オデッサ)
アルビアール・リマ(カーボヴェルデ共和国/チームスーパープロ ビーストオブザイースト)
ホルツケンもイケメンですが、いまやMAXイケメン部門のトップレートは間違えなくこのキシェンコでしょうね。昨年は魔裟斗に続く準優勝で、世界的にも注目度を増しています。また、この選手はいわゆる「欧州キック」の主流であるオランダの外で活躍していることも特筆すべきことでしょう。どっちを向いてもオランダ系の選手ばかりになっているKの世界では貴重な男です。
昨年、一昨年と魔裟斗に敗れて王者を逃していますが、天敵のいない今年は優勝候補でしょう。まだ22歳!
対戦相手のリマは、2008年のヨーロッパ予選で優勝候補といわれながら一回戦で散ってしまいました。もともと75キロ級の選手ですが、一昨年あたりから70キロで戦うようになっています。多分、K-1を狙ってのことだったのでしょう。
とはいえ、戦い方もあまり器用なタイプではなく、ホルツケン、シャヒッドあたりに比べると一枚落ちるかと思います。キシェンコにとって、そこまで危険な相手ではありません。
<FINAL16/K-1ルール/3分3R延長1R>
小比類巻太信(日本/BRAVI RAGAZZI)
イム・チビン(韓国/KHANジム)
2006年の開幕戦の再戦になりますかね。
ローキックに弱いチビンは、コヒにとって相性の良い相手だと思います。また、身長が他の選手に比べて小さいので、膝蹴りの餌食になりやすいのも難点です。
しかし、チビンの今年に賭ける想いは凄まじく、韓国予選決勝戦では2度ダウンを取られた後に起死回生の逆転カウンターで勝利を手繰り寄せました。
コヒが全く持ち合わせていない「メンタルの強さ」を持っている選手です。九分九厘楽勝だったはずの山本優弥戦を接戦の名勝負にしてしまったコヒを追い詰めることができるかも知れませんね。
魔裟斗欠場で日本人選手を2人はベスト8に送りたいFEGですけど、
個人的には是非イム・チビンに勝ってほしいと思っています。
<FINAL16/K-1ルール/3分3R延長1R>
ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア/サトリ・グラディエートリウム・ネメシス)
ジャバル“チンギスハン”アスケロフ(UAE/WMC キャンプ ラマイ)
当初リマとの試合が決まっていた(はず)のペトロシャン(表記ではペトロシアンなんだ……)。サワーを判定で下しての日本初上陸になります。サワーを倒して……とはいっても、多分にホームタウンディシジョンが含まれていたような気がする判定でしたけどね(汗)。
とにかく凄いのはその戦績!
60戦近く行い、負けたのはわずか一回。それも、タイのルンピニースタジアムでタイ人に判定で負けているだけ。手堅い戦法とキレのあるカウンターで勝利を重ねているファイターです。
この選手の来日を楽しみにしていただけに、感慨深いものがあります。まだ23歳。どいつもこいつも若い~。
対戦相手はジャバル・アスケロフ。もともとロシアの選手だったはずなんですけど、いつのまにかUAEに国籍が変わっていました。アラブ進出を目指しているK-1ですので、UAEの選手を出したかっただけって感じがじます。
北欧・スウェーデンでよく試合をしているのをネット上では目撃しますが、正直戦い方を注目していなかったのでそれほど知識はないです。すみません。
■K-1 WORLD MAX 2009 World Championship Tournament FINAL16
4月21日(火)福岡・マリンメッセ福岡 開場16:00 開始18:00
<FINAL16/K-1ルール/3分3R延長1R>
佐藤嘉洋(日本/フルキャスト/名古屋JKファクトリー)
ドラゴ(アルメニア/チームSHOW TIME)
<FINAL16/K-1ルール/3分3R延長1R>
ブアカーオ・ポー.プラムック(タイ/ポー.プラムックジム)
アンドレ・ジダ(ブラジル/ユニバーシダデ・ダ・ルタ)
<FINAL16/K-1ルール/3分3R延長1R>
アルバート・クラウス(オランダ/チーム・スーパープロ)
長島☆自演乙☆雄一郎(日本/魁塾)
<FINAL16/K-1ルール/3分3R延長1R>
アンディ・サワー(オランダ/シュートボクシング オランダ)
リーロイ・ケスナー(オランダ/チーム アーツ/アファファ)
<FINAL16/K-1ルール/3分3R延長1R>
ニキー“ザ・ナチュラル”ホルツケン(オランダ/ゴールデングローリージム)
シャヒッド(モロッコ/ゴールデンチーム)
<FINAL16/K-1ルール/3分3R延長1R>
アルトゥール・キシェンコ(ウクライナ/キャプテン オデッサ)
アルビアール・リマ(カーボヴェルデ共和国/チームスーパープロ ビーストオブザイースト)
<FINAL16/K-1ルール/3分3R延長1R>
小比類巻太信(日本/BRAVI RAGAZZI)
イム・チビン(韓国/KHANジム)
<FINAL16/K-1ルール/3分3R延長1R>
ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア/サトリ・グラディエートリウム・ネメシス)
ジャバル“チンギスハン”アスケロフ(UAE/WMC キャンプ ラマイ)
<リザーブファイト/K-1ルール/3分3R延長1R>
山本優弥(日本/青春塾)
イ・スファン(韓国/KHANジム/仁川ムビジム)
<オープニングファイト/K-1ルール/3分3R/60キロ契約>
山本真弘(日本/藤原ジム)
裕 樹(日本/リアルディール)
<オープニングファイト/K-1ルール/3分3R/60キロ契約>
濱崎一輝(日本/シルバーアックス)
晴 矢(日本/リアルディール)
<エキシビションマッチ/K-1ルール/3分1R>
魔裟斗(日本/シルバーウルフ)
HIROYA(日本/フリー)
<オープニングファイト/K-1ルール/3分3R>
TATSUJI(日本/アイアンアックス)
龍二(日本/リアルディール)
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