ところが選手の名前を覚えていなかったり、VTRの内容を忘れたり、終始上から目線だったりと「現役視点」は面白かったとしても「解説者」としてはどうだったのか?
いまのところは周囲も「魔裟斗様」と持ち上げてくれるからよいかと思いますが、
2年後、3年後になって活躍の場が与えられるかどうかはこれからどこまで「解説者」としての腕を磨けるかにかかっているとおもいます。
第1回の放送はIt's Showtimeを日本語で解説・実況するという画期的なものだっただけに、それだけで驚きだったわけです。しかし、今後とも継続的に放送するなら、地味な実況とレジェンドヒーローの上から目線の解説だけではどうかな? という気がします。番組もIt's Showtimeという西欧最高の格闘プロモーションにしては淡々としていて「渋い」という印象があり、そこは日本の数多あるキックボクシング興行とは違うわけですから、しっかりとやって欲しいわけです。
やはりキックマニア向けに番組を作るとこうなるという見本のような地味さは否めず、
K-1地上波放送、特にフジテレビの豪華さってやっぱり大事だなと思わされます。
視聴者を意識した実況ができるアナウンサーや、マニアには評判の悪い女性タレントが素人目線の感性で驚きや喜びを表現することの重要さ。ベタですが、重要な要素なのだなと思いましたね。
私がこの低予算番組を仕切るなら、やはり実況担当者と女性タレントにはチカラを入れるんだけどなぁ。
魔裟斗しか豪華さがないという……まぁ、実にCSっぽい作りにはある種の諦めを持って視聴するしかないかもしれませんね。
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