http://sato-kick.cocolog-nifty.com/message/2010/06/post-6cd3.html
7月5日に山本優弥とのリマッチを控える佐藤嘉洋が、「あえて言おう私はムエタイが嫌いだ」というエントリーを書いたことがちょっとした話題になっています。
これまで打倒欧州キック、打倒ムエタイの柱のような存在だった佐藤嘉洋がこのような発言を発信することに意味を感じます。
詳しくはリンク先のブログを読んでもらうのが早いのでここでは説明はあまりしませんが、
早い話タイのムエタイはギャンブルであり、試合中に大方の勝負が決すれば勝っているほうは流すし、負けているほうは諦める。ダウンを奪われたら挽回を早々に諦めて立たない。
選手の態度も非常に良くない選手がおり、リングにつばをはいたり、試合の最中に勝利をアピールしたり(コヒ……)、する者もいるんだとか。だからムエタイは好きではないということです。
多少なりともキックやムエタイに興味を持った人間であれば、このようなことはよく知られたムエタイの「悪癖」であるわけですが、あえて素人にもわかり易い形で書き綴った佐藤嘉洋の心情とはいかなるものでしょうか。
ひょっとすると、彼の周囲にはムエタイを未だ神格化し、K-1やその他の格闘技より上であるという意識を持った人間が周りにいるのではないか。そういった人たちに「そんな凄いもんじゃないよ。実際はこんなんだよ」と言いたい気持ちをブログで表現したのではないか。
そんなふうに感じるわけです。
「尊敬できる選手」として引き合いにジョルジオ・ペトロシアンや山本優弥の名前を出したのも、そういった感情の発露でしょうか。
折しも、5月のIt's Showtimeでムエタイファイターであるパジョンスックに敗れたばかりですので、「なんだ負け惜しみか」と反発するムエタイファン・格闘技ファンはいることでしょう。
しかし、あえて反発を招くことを承知でこのようなことを書かれた真意にこそ、かかとおとし的には興味がありますね・・・。
そんなわけで、ムエタイの話題を。
http://news.livedoor.com/article/image_detail/4833157/?img_id=1129007
7月2日 スッグ・チャンプ ムエタイマラソン VIGO SMART&カラワーンCPF タイ・ナコンパトム
<ムエマラソントーナメント>
セーンチャイ・ソー.セーンチャイ(タイ)
島一生(イングラム)
ケビン・ローズ(アメリカ)
イムラン・カーン(イギリス) 他4名
65キロ以下の選手8名を世界中から集めて開かれるムエマラソン。今年はタイから一名。セーンチャイが代表として出場します。日本からは島一生が出場します。過去には小林聡、中村敏射などが出場している大会です。
タイでは最近K-1の影響でワンデイトーナメントが増えているとか。
6月19日 モアムエタイ 中国
<ワンマッチ>
○ブアカーオ・ポー.プラムック(タイ) vs シュー・イェン(中国)● 判定
先週、中国でブアカーオが試合をしました。
相手は自演乙を1RでKOしたシューです。
試合内容はブアカーオがコンパクトな試合運びを進め、ローキックでダウンを奪って完勝。
・追記・
こんな大会も。
8月1日 MUAY2010 グランドステージ 日本・京王プラザ八王子
<ヨードムエ チャンピオンズカップ51kg級決勝戦>
ノラシン・ルークバンヤイ(タイ) vs チャッチャイ(タイ)
<ヨードムエ チャンピオンズカップ60kg級決勝戦>
シンダム・ギャットムー9(タイ) vs オロノー・ウォーペットブーン(タイ)
K-1関連で言えば、オロノーはIt's Showtimeの61キロ以下級の現役王者ですね。
http://twitter.com/Ebi_Knight←ツイッター
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