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東欧の未知強vs元UFC王者!これぞ予測不能、新時代到来 ~K-1WGP~
19時よりUSTで全カード発表。

10月2日 「K-1 WORLD GP 2010 IN SEOUL FINAL16」 韓国・ソウル オリンピック第1体育館

<FINAL16>

セーム・シュルト(オランダ) vs ヘスディ・カラケス(エジプト)
エヴェルトン・テイシェイラ(ブラジル) vs ピーター・アーツ(オランダ)
エロール・ジマーマン(キュラソー島) vs ダニエル・ギタ(ルーマニア)
グーカン・サキ(トルコ) vs フレディ・ケマイヨ(フランス)
ルスラン・カラエフ(ロシア) vs タイロン・スポーン(スリナム)
アンドレ・アルロフスキー(ベラルーシ) vs ラウル・カティナス(ルーマニア)
ジェロム・レ・バンナ(フランス) vs 京太郎(日本) ・・・既報カード
アリスター・オーフレイム(オランダ) vs ベン・エドワーズ(オーストラリア) ・・・既報カード

<スーパーファイト>

ハリッド”ディ・ファウスト”(ドイツ) vs ジャバット・ポトラック(ボスニア・ヘルツェコビナ)
セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア) vs 佐藤匠(日本)

――

うん。

いいカードが揃ったと思う。

レミー、バダ・ハリの不参加はもちろん残念ですが、カラケス、カティナス、スポーン、エドワーズ、アルロフスキーなど面白い新参者が揃ったと思います。

特にカラケスとアルロフスキー。カラケスはIt's Showtimeの現役王者。また、アルロフスキーは実際にどれだけK-1ルールに対応できるかとかそうい技術的な問題はどうでもいいので、とにかく元UFC王者を引っ張りだしてきたという一点において評価できると思います。去年からずっと私は「アメリカで活躍しているMMAファイターを出すべき」と主張しており、ようやく実現してくれたと思っています。まぁ、アルロフスキーがUFC王者だったのは4,5年前なんですけどそんなことは関係ないです。メジャー感が大事です。

バダ・ハリ欠場は不可抗力としても、あらゆる格闘技の頂点を決めるというコンセプトを死守したと言える決定だったと思います。

さて、

新カードの簡単な解説を。来週以降、1カードずつ吟味したいです。

<セーム・シュルト(オランダ) vs ヘスディ・カラケス(エジプト)>

K-1現役王者vsIt's Showtimeヘビー級王者。という図式で語るのが一番分かりやすいかもしれない。
シュルトは今年5度目の王者になるべく死角はなさそうですが、年齢が36歳と高いだけに若手の勢いに押される可能性はあると思います。非常に楽しみなカード。カラケスにとってはキャリアの分岐点になりそうです。

<エヴェルトン・テイシェイラ(ブラジル) vs ピーター・アーツ(オランダ)>

オランダ遠征で実力をつけた極真世界王者vs20世紀最強のキックボクサー。カラケスがIt's Showtimeの王者なら、テイシェイラも王者ですからね。アーツを乗り越えなくては、今後K-1参戦する意味がなくなります。アーツは京太郎にKOされて以来の試合。捲土重来を期待します!

<エロール・ジマーマン(キュラソー島) vs ダニエル・ギタ(ルーマニア)>

ジマーマンは2年連続ベスト8。ギタは昨年のFINAL16でシュルトに敗れましたが、実力的にはベスト8に入れると言われています。これも楽しみなカード。勝負論があります。

<グーカン・サキ(トルコ) vs フレディ・ケマイヨ(フランス)>

比較的小さいファイター同士で、スピードのあるカードになりそう。サキはトルコのキックボクサーの頂点に立っており、国民的な知名度の高いファイターです。ケマイヨはフランスの黒アゲハと呼ばれる華麗なテクニックで知られる選手で、今年の東欧州予選王者。ケマイヨはここでの活躍次第で京太郎の持つ100キロ以下級の挑戦者候補になれるかも。

<ルスラン・カラエフ(ロシア) vs タイロン・スポーン(スリナム)>

これは非常に楽しみなカード。K-1で結果を残せていませんが、スポーンはオランダで人気のあるスーパーテクニシャン。今はホーストのチームで練習しており、サメドフあたりを問題にしない強さは折り紙つきです。今年まだ試合をしていないカラエフはFINAL16では無敗。過去、この開幕戦でバダ・ハリ、京太郎、ハリッドなどの選手を退けています。スピードvsテクニックという典型的な試合。キックボクシングの醍醐味を観れそう。これは注目ですよ!

<アンドレ・アルロフスキー(ベラルーシ) vs ラウル・カティナス(ルーマニア)>

元UFCヘビー級王者をついにK-1に引っ張り出してきた点で、今回FEGは非常にいい仕事をしたと言えるでしょう。サンボ出身のアルロフスキーはその自慢の打撃でKOの山を築いています。ファイトスタイルもアグレッシブでK-1向きでしょう。たとえ一瞬でも、バダ・ハリの穴を少しでも埋めてくれることを期待します。バダ・ハリ欠場で出番が回ってきたラウル・カティナスは16人の中でも未知数の選手。もちろんアルロフスキーもK-1ルールでは全くの未知なので、まさに「予測不可能」という言葉がぴったり合いそう。「外敵」vs「未知の強豪」という組み合わせはまさにK-1の歴史そのもの。

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by the_kakato_otoshi | 2010-09-19 19:57 | K-1

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