どんな対戦があるのかを知っておきましょう!
日本で馴染みのある選手の出場する4試合を紹介します!!!!!!
「ニュータイプ」ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)
vs
「モロッコの猛牛」シャヒッド(モロッコ)
今や世界の70キロ以下級に敵なしのペトロシアン。
欧州人に敵がいないこの漢は主催者の用意したタイ人強豪ファイターも寄せ付けず、
無人の荒野を行くが如しです。
敵の攻撃が事前にわかっているかのように当たらない。まさにガンダムのニュータイプと言えるでしょう。
さて、対戦相手のシャヒッドは昨年のK-1 MAX FINAL16に出場し、
マイク・ザンビディスとこの日のベストバウトといえる戦いを魅せてくれた選手。
そのファイトスタイルは「突進」あるのみ。
打たれても打たれても前に出る。単調ではあるものの、噛み合ったときには名勝負になる選手です。
ペトロシアンはモロッコの猛牛をどのようにいなすのか。
イタリアが誇るマタドールの華麗なるグローブさばきに注目です!
「The ラストサムライ」ダニエル・ギタ(ルーマニア)
vs
「ムエタイからの刺客」フィクリ”ザ・アメージング”アメジアン(オランダ)
強豪ファイターがひしめくオランダに新たなる22歳の新星が登場か。
その名はフィクリ”ザ・アメージング”アメジアン。
キックボクシングファンにも馴染みのない名前ですが、シアムジムに所属するムエタイ系のファイター。体重は95キロという資料があります。
この若い力をいかにして刈り取るか。レミー・ボンヤスキー、ピーター・アーツらが最前線を退いた今、新たなるヘビー級のトップファイターとして認知されつつあるルーマニアのラストサムライが登場です。
2月のヘスディ・カラケス戦ではマーク・ハントばりのノーガードを披露し、K-1ナイズされてきているギタ。地味と言われたのは昔の話。今や一流のエンターテイメント戦士への階段を登っているのです。
今宵斬るのはどんな相手か。つまらぬ相手であれば容赦はしない。
名刀の切れ味を誇るギタの左ローはアメジアンを9分間立たせておくことを許すでしょうか!?
「ヘビー級に進化した百獣の王」タイロン・スポーン(スリナム)
vs
「東欧のハンター」イゴール・ミハイロビッチ(クロアチア)
2010年K-1王者アリスター・オーフレイムに最も迫った男はベスト8で戦ったタイロン・スポーンにほかなりません。アーネスト・ホーストの元で厳しいトレーニングを積み、もともと70キロそこそこだった体重もついに100キロを超えました。
あのアリスター・オーフレイムに真っ向勝負を挑み、弱点と読んだボディを執拗に狙ってあわやダウンというところまで追い込んだものの、驚異のスタミナに押し返されて惜敗。
それでも可能性を十分に感じさせる試合内容でした。
ショータイム95キロ以下級王者の座を捨て、ヘビー一本に絞ったスポーンが今年フランスで迎える相手はクロアチアのミハイロビッチ。主に東欧のリングで活躍するキックボクサーで、グッドリッヂなどとも戦ったことがある経験を詰んだファイターです。動きは速いとは言えませんが、追い込んだときのラッシュはさすがに東欧系らしい獰猛さを感じます。しかし、2009年にダニエル・ギタと戦った際には1Rわずか2分弱でローキックでのKO負けを喫しています。
スポーンが勝って次世代のエースを狙うべき試合と言えるでしょう。
「最強風雲児」バダ・ハリ(モロッコ)
vs
「世界最強のドアマン」トニー・グレゴリー(フランス)
メインイベントはやっぱりこの男。1年ぶりに帰ってきました。
ドアマン暴行事件の容疑者となってから約1年。
ついに、ついに「新世代の旗手」バダ・ハリが戻ってきたのです。
今や世界のキックボクシング界を背負う男にまで成長した彼は、
気性の荒さを武器にK-1WGPの決勝戦常連まで上り詰めましたが、
その性格は諸刃の剣であり、プライベート・リングの上を問わず問題を起こしまくりました。
今や世界の格闘技の主流はアメリカンMMA。ブロック・レスナーを頂点として、エメリヤーエンコ・ヒョードルなど1試合で億単位を稼ぎ出すスーパーファイターはアメリカを主戦としています。
この世界の潮流に背を向け、ひたすらに立ち技で己を磨くバダ・ハリの存在はキックボクシング、ひいては立ち技ファイターすべてにとっての道しるべと言えるでしょう。
とはいえ、ドアマン暴行事件の容疑者になったり、リング上で反則を犯したりするなどの荒さで反感を持つ者が多いのも事実。
今回の対戦相手、フランスのK-1ファイター兼ボクサーでMMAの試合も経験しているマルチファイタートニー・グレゴリーはその職業から「世界最強のドアマン」と言われています。
ドアマン? そう。
バダ・ハリがぶっ飛ばした(という容疑がかけられている)人物はドアマン。
これは・・・・
ドアマンによるリベンジマッチ!?
なのか?
そうなのか?
どうなんだ?
その答えはフランスで(笑)。
http://twitter.com/Ebi_Knight←ツイッター
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