なかなか手放しで盛り上がる気持ちになってきません。
それほどK-1の現状は深刻であり、
昨日の記事の顛末次第では6月の-63日本Tにも影響が出てくるのではないかと考えます。
昨年からどうなってるのかわからない上海の投資会社の話や、
アラブ方面への進出など出ては消え、出ては消える新ビジネスの話。
もう溺れる者は藁をもつかむのかなぁとしか思えませんよね。
とにかくここまで来て確実に言えることは
FEGというか谷川さんというか、日本のK-1関係者による単独での再生など絶対に不可能だということですよね。だって日本国内だけで格闘技を支えることが出来るスポンサーやファンを用意できないのですから、仕方ありません。
世界中に存在するプロモーターにK-1という競技名でルールの統一などを果たし、
各国持ち回りで開催するなどドラスチックな方向に転換し、
各プロモーターのパワーバランスをうまく取りながら運営していくしかないのではないでしょうか。
FIAやFIFAのように運営、商業面での統一窓口を作り、代表者を投票制するなどしてK-1を天秤にのせるようにしていくべきではないでしょうかね?
いつまでも破産寸前の一株式会社に商標権の使用を独占的に認めるなど、現段階ではナンセンスだと思うわけですね。ねえ館長?
ここまで来た以上、いまさら元に戻すなんてありえないんですから、
一株式会社や日本国内の一部の関係者のわずかな利益の保護などはもう諦めて、
K-1の名前で開催できる数を増やす方向にシフトレバーをチェンジしていけないんでしょうか。
ですが、「世界、世界」といいながら日本の市場に頼りきりだった旧体制には無理な話でしょう。
旧態然とした格闘技・プロレス村に風穴を開けたK-1ですが、
今は自分たちこそが旧体制の象徴になっていることに早く気づいていただきたいと思います。
幸いにも(?)、オランダのプロモーターに最後の決断を迫られている今こそ、
K-1が生まれ変わるチャンスであると信じたいと思います。
あっと驚く結果、一夜で評価が一転する結末こそがK-1の本来の姿ならば、
今度は運営側が大アップセットを起こして欲しいものです。
http://twitter.com/Ebi_Knight←ツイッター
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