<61KgMAXタイトルマッチ>
●【王者】カリム・ベノーイ(フランス)vsハビエル・エルナンデス(スペイン)【挑戦者】◯ 判定
<スーパーファイト>
【70kgMAX】◯ゼべン・ディアス(スペイン)vsヤフース・カヤバシ(トルコ)● 判定
【70kgMAX】◯マルセル・グローエンハルト(スリナム)vsラフィー・ズーヘイル(スペイン)● 1RTKO
【73kgMAX】●ドラゴ(アルメニア)vsアブラハム・ロクエニ(スペイン)◯ 判定
【85kgMAX】◯サハーク・パルパリアン(アルメニア)vsモイセス・ルイバル(スペイン)● 判定
【ヘビー級】●ローレン・ハビエル・ホルヘ(スペイン)vsタイロン・スポーン(スリナム)◯ 判定
<ショータイムJ-SPROTS観戦記>
最大の注目だった”サワーを倒した男”ことアブラハム・ロクエニ。今回ドラゴというショータイムの人気選手と対戦しました。
日本での知名度は当然ドラゴが優っているのですが、相変わらず大振りで一発狙いの戦い方を繰り返すスタイル。単調なドラゴとは対照的に、ロクエニは高度なテクニックでドラゴを翻弄し、そのパワー封じます。
的確なコンビネーションと時折見せる力の入ったローキックでドラゴの注意を逸らし、何度もふらつかせるシーンを演出しました。
判定は地元びいきということもなく、素直にロクエニ。ドラゴはショータイムで5連敗。
ドラゴやサワーといったK-1MAXのトップ選手を次々に倒したことになるロクエニですが、
選手価値が高騰する前にKrushなどで日本に呼べないんでしょうかね?
また、ヘビー級に完全転向したスポーンはウエイトトレーニングの成果か上半身が大きくなった印象でした。アリスター・オーフレイム戦でパワー不足を痛感したのか、スピードよりもパワーにウエイトを置いている印象です。2度ダウンを奪って、結果的に判定ではありましたが、地元のホルヘに自力の違いを見せつけました。
また、この日唯一のKO決着となったのはディエンダーの緊急欠場で代役としてリングに上がったグローエンハルトの試合。地元のゾーヘイアをパワーで吹き飛ばし、会場をどよめかせました。
大熱戦となった61キロ級タイトルマッチはダウンを取って取られての熾烈なバトルに。
久保優太をして「強い」と言わしめたベノーイがスペインの無名選手エルナンデスに判定で敗れたことで、この階級は誰が強いのか全くわからない大混戦になりました。
山本真弘に勝ったヴィールセンに勝ったベノーイに勝ったエルナンデス。
どこまでの器でしょうか!?
スペイン軍団nvsショータイム常連の6試合は、仲良く3勝3敗のドロー決着。
スペインキックのレベルは日本人が予想していた以上に高かったようです!!
http://twitter.com/Ebi_Knight←ツイッター
人気ブログランキングに1票
K-1歴代大会のDVDを購入する
【音声ブログ】かかとおとしポッドキャスト公開中