エネルギー切れかなぁ?
今週末、KOワールドシリーズと、K-1ワールドグランプリが同時に開幕します。
果たして初めての興行となる「KOワールドシリーズ」がどれだけの演出でどれだけの大会を行えるのか。
マクアイバーの地元ともいえるオークランドでの開催に、私も少なからず注目をしています。
もちろん、フジテレビに配慮してのことか、単なる取材力不足かは知りませんが、スポーツ紙始め、日本人による報道は一切といっていいほどありません。英語がある程度わかるコアなK-1ファンのみがその実態を知っているといっても過言ではありません。
果たして、どれほどの力をこのKOワールドシリーズは持っているのでしょうか?
それはふたを開けてみるまで、マクアイバー氏もわからないのかもしれません。
単なるK-1を模倣した地方イベントで終わるのか、K-1に脅威を与えるニュースタンダートとなるのか……?
現在、日本では山本KIDくんの裁定が覆らなかったことで、
議論が巻き起こっているようです。
私は総合には詳しくないので、言及を控えることにしますが、
「三崎がノーコンテストでKIDがそのままってことはないだろう!」
アンチFEG勢がてんやわんやですね(笑)。
どうせ大晦日はお祭りなんだから、別になんだってええやん(笑)。
それに裁定している機関が違うんだし。「あれがだめならこれもだめ」的な議論になること自体が可笑しい。
とまあ、なんでそんなことになるかというと、
正直言えば何の話題もないんですね。今の格闘技界には。
総合格闘技のTV局付メジャー興行がHERO'Sだけになった上に、結局大連立はおじゃんになって、吉田VSバーネットがどうたらって話になってますし。(じょーしき的に考えて、吉田がバーネットに勝てるわけないやんか……)
そんな話題しかなくて、フラストレーションが秋山やKID、そいでもって結局谷川IPに拳が行くという構図(笑)。おつかれさまです。
そんなわけで、一部のK-1ファンの世界では、「KOワールドシリーズVSK-1ハンガリーGP」で小さく盛り上がっている様子です。大きなムーヴメントには絶対ならない話題ですがね。
で、私がなんだかなぁと思っているのが、日本の格闘ファンが完全に分裂状態なことです。
かつては「格闘ファン」という塊だったような気がするんですよ。そこそこ反目などあれどね。
でも、現在は完全に分裂状態。「あれしか認めません」「これしか認めません」的な流れ。
そういう人に限って「格闘技ファン」を自認したがるんですよね。「いや、違うだろ、お前単なる●●のファンだろ」って。
私は空手やK-1のファンで、他の格闘技は特にファンじゃないから、それでいいんですけど、なんだかね~。
団体の大連立もいいけど、ファンが大連立して、「今週K-1見て、来週総合見て、来月はボクシングを見よう!」みたいな雰囲気が全体として戻ってくるといいですね。
PRIDEのヲタたちがHERO'Sの会場に押し寄せてあの「熱」とやらを無理やり作ってみてもいいんじゃないの? そうすれば、なにか進展があるかも知れないよ。
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