それは、彼がMAXにおいていかに発言力を持っているか、そしていかに必勝を義務付けられて試合に望んでいるかの証といえるでしょう。
じゃあ、本当に試合順が早いほうが有利なのか!?
という点について、誰か決定的な説明ができるでしょうか。
私は、過去のK-1グランプリを紐解いて調べました。
そこで、意外な事実が浮かび上がってきました。
以下がその結果です。
☆過去のK-1グランプリ決勝戦(WGP&MAXのみ。地方予選は除く)
における優勝者の試合順☆
第1試合 4名
第2試合 11名
第3試合 1名 (99年A・ホースト)
第4試合 5名
(2008年かかとおとし調べ)
という結果になりました。
なんと。驚くべきことに、第1試合よりも第4試合のほうが優勝者が多く、
なんと50%以上の確率で第2試合から王者が誕生しているのです。
(そういえば、シュルトも昨年第2試合でした)
この結果は、何を意味しているのでしょうか。
私も調べた後、首を捻りました。
第2試合が11人で、第3試合が1人。
これの意味がわからない。
けれども、たしかなこととして言えるのは、
決して第1試合が有利というわけでもない。
ということですよね。
裏をかえせば、第4試合からでも優勝できるというのが、
真の王者の中の王者といえるかも知れません。
昨年のMAX王者サワーも第4試合からの優勝でしたから。
このデータから見ると、第3試合というのが、K-1の鬼門中の鬼門と言えるでしょう。
そしてその第3試合で優勝したことのある唯一の選手が、あのホースト氏なんですね。21回の決勝戦の中で。
どんなジンクスも関係ない。彼こそが、K-1最強なのかも知れません。
……で、
第2試合の勝者は50%の確率で優勝できるが、
第3試合に入った選手は、まず優勝できないという奇妙な結論が出たわけです。
気の早い話かもしれませんが、今年のWGP決勝戦は、第2試合と第3試合に注目しましょう。
魔娑斗が常に第1試合を選んでいた、もしくは戦わせてもらっていたのは、全くの間違いでした。優勝したくば、第1試合ではなく、第2試合に出るべきだったのです!!!
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