オランダ、アムステルダム大会といえば、地元の英雄ピーター・アーツですよね。
2006年はボブ・サップ逃亡で、解説にきていたのに急遽出場。
2007年はそのサップを膝で一撃KO。
今年はメルヴィン・マヌーフ相手にその雄姿を見せてくれる予定でしたが、
残念ながら昨年のグランプリ決勝戦でひねった靭帯が治りきっていないので欠場します。
その代わりに、もう一人の王者レミー・ボンヤスキーが登場。マヌーフと戦うことになります。
これで大体主役が揃った印象のアムステルダム大会。
ハンガリー大会を勝ち抜いた6名+ポール・スロウィンスキー+ダグ・ヴィニーによるワンデイナイトトーナメント。
超実力者タイロン・スポーンが、アゼム・マクスタイ相手にワールドグランプリにデビュー。
そして、レミーがマヌーフと「戦闘機VS猛獣」合戦。
うーん。自分的には面白いんだけど、同時期に超豪華な横浜大会もあるし、メンバー的にもこりゃ深夜か放送なしのどっちかっぽいなぁ……。
ま、日本で放送する用に弱小日本人を投入したり、サップ入れたりするのは、オランダの主催者もFEGも嫌気がさしているだろうし、フジテレビがいなくても欧州だけで収支が取れる開催ができることを証明してくれるのはうれしいんですけどね。
日本のファンとしては寂しい限りだけど、日本は日本のK-1のあり方ってのを考えればいいし。
世の中には波があって、今ブームといわれているお笑いも「第5次お笑いブーム」と呼ばれているらしいです。つまり、5回目なんですよ。上がっては下がり、下がっては上がる。そういう波というか、空気の流れがある。これは、逆らっても仕方がない。継続して何かをやるってことは、この波を何度も、無限に乗り越えていくってこと。
フィギュアスケートのように、浅田真央ちゃんがいなくなったら誰も放送しないというような、一人のスターのみに立脚した興行じゃないのがK-1のいいところ。見直される時期は必ず来るんで、自信を持って「覚醒した」谷川さんのプロモートを続けてもらいたいですよ。
旧P信者やK-1敵視の勢力が発する雑音に耳を貸さず、
やれることを100%やってほしいです。

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