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2009年 08月 08日 ( 2 )
世界最終予選 トーナメント出場者を探る② ~K-1 WGP in Tokyo~
世界最終予選 ~Tokyo survival~ 特集 

つづきです。

<世界最終予選 準々決勝第3試合>

「2009年未知との遭遇 in ウクライナ」セルゲイ・ラシェンコ
vs
「ドラキュラ伯爵日本上陸」セバスチャン・チオバヌ


現在のところ、5月のショータイムも含めて今年のヘビー級戦線一番の驚きはラシェンコに他ならないでしょう。ヨーロッパGPのノエル・カデット戦で初めてK-1ファンの前に姿を現した男は、暴走ファイトでポーランドの観衆をあっという間に味方につけました。続く準決勝でもベズースを圧倒。全く無名の男が一夜にして、その名をとどろかせる。これがまさにK-1なのです。
谷川氏曰く「まだ20歳? 将来ベスト8ファイターになりますよ!」と、興奮気味に語りました。

ラシェンコは、アルトゥール・キシェンコと同じキャプテンオデッサジムの選手で、欧州予選の前日に3試合を行っていたのはもはやマニアの間では伝説。ファイトスタイルに華があり、テクニックもある、K-1が求めていた人材です。主催者側も是非とも勝ちあがってもらいたいところでしょう。

ただ、難点はローキック耐性が低そうなこと。サメドフに蹴り倒されましたからねえ。

対戦相手にセバスチャン・チオバヌの名前が挙がった時には驚きました。予想外です。
ルーマニアの地元興業で良く見る名前です。

あんまり資料もないし、めんどくさいから下の動画でも見てください。もちろん、かかとおとしですからただのVTRなんか貼りません。
モロサヌ選手とチオバヌがドラキュラのコスプレしてじゃれてます。ルーマニアはドラキュラ伝説の国ですからね。


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<世界最終予選 準々決勝第4試合>

「未完のスーパーオランダ人」リコ・ヴァーホーベン
vs
「フランスのスパイダーマン」ブリース・ギトン


ブリース・ギドンは、高い身長と長い手足を振り回して戦う選手
リーチが長いので、小さな選手は懐に入れず、一方的にやられてしまうのです。
21歳のときに小さなフランス大会でK-1に出場し、トーナメントの決勝戦まで進みました。

正直、それ以外特に目立った成績はありません。目立っているのは、練習相手
フランスの英雄バンナのスパーリングパートナーとして目白ジムのアンドレ・マナートが推薦したとされていますが、それ以前にもフランスから単身ほK-1・ムエタイを練習するためにオランダに渡り、チーム・アーツやメジロジムなどを渡り歩いたそうです。従って、ギドンはホースト、アーツ、ボンヤスキー、バンナというK-1のトップファイターのほとんどと練習を一緒にしているのです。そのわりに、オランダではあまり試合をしていません。フランスでの出場がほとんどです。

ある意味ではミーハーな匂いのするこのフランス人。果たしてその実力は・・・・・・?

ラシェンコが20歳なら、ヴァーホーベンもまだ20歳。ホーストがその将来性を高く評価する男です。

が、が、が!

私は凄く不安です。なぜなら、この選手はKO率が異様に低いのです
勝率は高いのですが、ほとんどが判定。
試合の動画を見ると、それもそのはず。確かに20歳とは思えない巨大な身体とオランダ流のムエタイテクニックで手数を多く見せるものの、一発一発に説得力はさほどなく、いやそもそもKOを狙っているように見えないのです。
まぁ、しかし年齢を考えるとまだファイトスタイルも完成されていないのでしょうし、あの体ですから数年後にはバッタンバッタンなぎ倒すような選手になっているのかもしれません。

この二人の試合は、まったく予想ができません


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by the_kakato_otoshi | 2009-08-08 12:15 | K-1
世界最終予選 トーナメント出場者を探る① ~K-1 WGP in Tokyo~
世界最終予選 ~Tokyo survival~ 特集 

さて、いよいよ間近に迫った世界最終予選。フジテレビワンツーネクストで8/11 18:00〜23:00完全生放送です。
地上波組は16日(?)まで待ってください。

予想大会を開こうかどうか凄く迷ったのですが、地上波放送が当日ではないため、今回はパスすることにしました。CSを見れる人たちだけで盛り上がっても・・・・という懸念が一点と、まだK-1を見始めたばかりの方には知らない選手ばかりだということが理由であります。次回は9月ソウルでのK-1WGP開幕戦にさせていただきたいと思います。楽しみにしていてくれた方、申し訳ありません。

その代りと言ってはなんですが、「K-1をサカナにそこまで言って委員会②」をやりたいと思います。議題は考案中です。

今日からは、世界最終予選の対戦カードを紹介します。マニアには物足りないかもですが、丁寧に解説できればと思います。ニックネームもがんばって考えます。


<世界最終予選 準々決勝第1試合>

「惨劇を呼ぶ回転風車」メルヴィン・マヌーフ
vs
「地獄へ誘うボディブロー」ラマザン・ラマザノフ


この試合のポイントをかかとおとし的に読んでみたいと思います。

日本の格闘技ファンにとってマヌーフは有名人。皆さんの中には”猛獣”が優勝ではないかと思われる方も多いかと思います。しかし、マヌーフのようなMMAファイター(兼業ファイター)は今年に入ってK-1では全く勝っていません。マヌーフは前田慶次郎(現・京太郎)に敗れ、アリスターはレミーに敗れ、川尻は魔裟斗に敗れ・・・・・・。昨年のダイナマイトで武田幸三やバダが負けたことで、K-1ファイターがより慎重にMMA勢を迎え撃つようになった結果、当然のようにMMAファイターはK-1の舞台で勝てなくなりました。
そのうえ、マヌーフは80キロ台の選手であり、体重的な不利は否めません。

対戦相手のラマザン・ラマザノフは、ロシア出身の25歳。ムエタイをベースに持つイスラム教徒のファイターです。ロンポームエタイジム所属の選手で、ムエタイのK-1とも言えるS-1ヘビー級王者になった強豪です。ロンポームエタイジムは会長がムエタイのビッグ2であるルンピニースタジアムのプロモーターで、まさに由緒正しきジムのエースと言えるでしょう。

元々彼は軽い階級の選手でしたが、徐々に増量に成功。現在では90キロ台までアップし、このたびK-1WGPにデビューすることになりました。
ファイトスタイルはアグレッシブ。同じ東欧系だからなのか、あのアルトゥール・キシェンコに似ています
ボディへの強烈なフルスイングパンチで、相手の息を止めます。もちろん、右足の蹴りも非常に強力。さらにはムエタイがベースなだけに、膝蹴りも得意としています。

マヌーフはフックをぶん回して顔面を狙い、一撃KOを奪うスタイルなのに対し、ラマラマはボディから下の攻撃が得意。回転風車の一発が先に入るか、それとも戦闘意欲を奪い去る地獄のボディブローが風車の胴体を破壊するのが先か

殺傷能力に優れた二人のファイターの激突で、トーナメントは初戦からKO必至でしょう。

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<世界最終予選 準々決勝第2試合>

「ルーマニアのカタパルト」ダニエル・ギタ
vs
「暴君教師」アレックス・ロバーツ


小学校で英語の講師をしているというロバーツは、昨年のWGP横浜大会でK-1デビュー。ですが、グラウベのハイキックでマットに沈むという衝撃的な結果に終わりました。それもそのはず、RISEのヘビー級トーナメントでは3試合すべてを圧倒的なKO勝ちで優勝し、強豪ネイサン・コーベットや”ミスター闘争心”富平辰文にも勝利している「ヘビー級の期待の星」だったのですから。相手はベスト8ファイターグラウベとはいえ、強いはずのアレックス・ロバーツが完敗する姿に、K-1の奥深さを改めて感じるものでした。

今回は彼にとってリベンジの絶好の機会でしょう。失った評価を取り戻す為の戦いと言ってもいいかもしれない。2M近い体格から、「セーム・シュルトの再来」と言われたほどの男が、その威信をかけて勝ちを拾いに行きます。

しかし!

対戦相手のダニエル・ギタは只者ではない。

28戦25勝20KOという驚異的な勝率&KO率を刻むこの髭ダルマは、「ルーマニアのモハメド・アリ」と呼ばれるスター選手。しかし、2008年までは全く自国を出ずに国内でのみ試合を行うため「ビザの問題があって、国外では戦いができない・・・・もしや犯罪歴が?」とまで噂される「幻の大物」でした。そう、それはまるで釣り人にとってのイトウのような感覚だったのです。

ところが、昨年そんな日本のマニアのオカルトめいた定説をあっさりと裏切り、チェコで試合を行いました。

なぁんだ。国外に出れるんじゃん」とファンを安心させた途端に、ハンガリーやオランダでも試合を行い、ついに来日まで。
まるで解き放たれた蝶のように舞い、戦いを求めて日本にまで到来することになったのです。

彼のファイトスタイルについて、どうこう言うよりも、こうしてイトウ……じゃなかった、ルーマニアのような格闘後進国の英雄・幻の大物が日本で見られることをまずは喜びましょう。未知のまま観たほうが面白いじゃん。
うまいかまずいかは食ってみなきゃわからないじゃないか~。


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by the_kakato_otoshi | 2009-08-08 02:23 | K-1
  

「K-1」についての情報・コラム。ツイッターはEbi_Knight。ご連絡はkorgradiasアットマークmail.goo.ne.jp
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